南雲長官はもっと評価されるべき(39代目)
前スレ
[38代]南雲忠一中将を再評価するスレ(散)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/
(>>107〜 通常爆弾の威力の章、>>487〜 米空母の夜間行動考察の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
支隊スレは、お亡くなりに・・・靖国で会おう!
探検
南雲忠一中将を再評価するスレ(機)
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
1GF長官
2020/06/17(水) 23:59:55.20ID:fdkkK6U52名無し三等兵
2020/06/18(木) 02:15:52.99ID:KzUnZNzH 南雲 忠一(なぐも ちゅういち、1887年(明治20年)3月25日 - 1944年(昭和19年)7月6日)
日本の海軍軍人。海兵36期。太平洋戦争初期から中期にかけて第一航空艦隊および第三艦隊(南雲機動部隊)司令長官を
務めた後、サイパンの戦いで自決。死後一階級特進により、最終階級は海軍大将。
正三位勲一等功一級。
日本の海軍軍人。海兵36期。太平洋戦争初期から中期にかけて第一航空艦隊および第三艦隊(南雲機動部隊)司令長官を
務めた後、サイパンの戦いで自決。死後一階級特進により、最終階級は海軍大将。
正三位勲一等功一級。
3名無し三等兵
2020/06/18(木) 14:29:23.69ID:KzUnZNzH 兵力に勝ったが大敗北
今川義元(桶狭間、大軍の総大将が戦場で討ち取られる大敗)
ミッドウェー海戦(凡将南雲、愚将五十六。大日本帝国を駄目にした張本人)
アスターテ会戦(同盟軍3個艦隊中2個艦隊壊滅。1個艦隊は帝国軍が消耗戦を嫌い撤退)
今川義元(桶狭間、大軍の総大将が戦場で討ち取られる大敗)
ミッドウェー海戦(凡将南雲、愚将五十六。大日本帝国を駄目にした張本人)
アスターテ会戦(同盟軍3個艦隊中2個艦隊壊滅。1個艦隊は帝国軍が消耗戦を嫌い撤退)
2020/06/22(月) 23:57:28.72ID:PWLmo19B
2020/06/23(火) 00:01:35.68ID:/g1Xa8pb
前スレ埋まりましたので、あらためてご挨拶を。
ここは南雲忠一中将を再評価するスレです。
機動部隊指揮官としての南雲長官を見直すことが目的なので、
当時の階級である中将をスレタイとしています。
現在は、ミッドウェー海戦における南雲中将とスプルーアンス少将とを
比較しています。ただし二日目
このままだと、
「スプルーアンス君、君は空母部隊指揮官に向いてないから、水雷屋に戻った方がいいよ」
になりそう・・・
果たして、名将の地位を守れるのか。
よろしくお付き合いください。
ここは南雲忠一中将を再評価するスレです。
機動部隊指揮官としての南雲長官を見直すことが目的なので、
当時の階級である中将をスレタイとしています。
現在は、ミッドウェー海戦における南雲中将とスプルーアンス少将とを
比較しています。ただし二日目
このままだと、
「スプルーアンス君、君は空母部隊指揮官に向いてないから、水雷屋に戻った方がいいよ」
になりそう・・・
果たして、名将の地位を守れるのか。
よろしくお付き合いください。
7GF長官
2020/06/23(火) 00:12:36.54ID:/g1Xa8pb https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/991の続き
だいぶ遅れてしまいましたが、6月6日0800時、
スプルーアンス少将は、「炎上する日本空母2隻発見」の
索敵報告を入手しました。
彼我の距離は、約240浬。
さて、どうしますか?
もちろん、即時発進ですよね!
だいぶ遅れてしまいましたが、6月6日0800時、
スプルーアンス少将は、「炎上する日本空母2隻発見」の
索敵報告を入手しました。
彼我の距離は、約240浬。
さて、どうしますか?
もちろん、即時発進ですよね!
2020/06/23(火) 00:13:37.36ID:/g1Xa8pb
>>7の続き
しかし、エンタープライズ及びホーネットから攻撃隊が発進したのは、1212時
なんと、4時間も経過した後です。
これは現地時間で言うと1512時で、日没まであと3時間といったところ。
いったい何をやってたんでしょうねぇ
しかし、エンタープライズ及びホーネットから攻撃隊が発進したのは、1212時
なんと、4時間も経過した後です。
これは現地時間で言うと1512時で、日没まであと3時間といったところ。
いったい何をやってたんでしょうねぇ
2020/06/23(火) 22:06:45.40ID:/g1Xa8pb
[ミッドウェー海戦](6月6日0500時頃)日本時間
(6日)0500時
×(D)日本空母1隻炎上中(北西方向に約240浬)
(5日)1400時
×(B)日本空母1隻撃破(飛龍)
北西方向に約180浬
(5日)0730時 ┌┘
×(A)日本空母3隻撃破(赤城・加賀・蒼龍) ┌┘
西方に約190浬 △北緯31度・西経176度
←┘ 米空母部隊(スプルーアンス少将)
(エンタープライズ・ホーネット)
(5日)2320時
×(C)日本重巡衝突(最上・三隈)
南西方向に220浬
■ミッドウェー島
※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
(6日)0500時
×(D)日本空母1隻炎上中(北西方向に約240浬)
(5日)1400時
×(B)日本空母1隻撃破(飛龍)
北西方向に約180浬
(5日)0730時 ┌┘
×(A)日本空母3隻撃破(赤城・加賀・蒼龍) ┌┘
西方に約190浬 △北緯31度・西経176度
←┘ 米空母部隊(スプルーアンス少将)
(エンタープライズ・ホーネット)
(5日)2320時
×(C)日本重巡衝突(最上・三隈)
南西方向に220浬
■ミッドウェー島
※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
10GF長官
2020/06/23(火) 22:30:29.21ID:/g1Xa8pb >>8の続き
仮にスプルーアンス少将が、日本空母のことなんか眼中に無く、
ミッドウェー島の西方で発見された日本巡洋艦追撃だけに
目を奪われていたとしても、
重巡を攻撃するために、対艦装備で攻撃隊を準備していたはず。
というか、そもそも米空母機はGP爆弾※一択なので、
日本海軍の陸用爆弾や通常爆弾といった兵装の選択に
悩む必要はありません。
※GP=General Purpose(汎用)
仮にスプルーアンス少将が、日本空母のことなんか眼中に無く、
ミッドウェー島の西方で発見された日本巡洋艦追撃だけに
目を奪われていたとしても、
重巡を攻撃するために、対艦装備で攻撃隊を準備していたはず。
というか、そもそも米空母機はGP爆弾※一択なので、
日本海軍の陸用爆弾や通常爆弾といった兵装の選択に
悩む必要はありません。
※GP=General Purpose(汎用)
11GF長官
2020/06/23(火) 22:31:06.85ID:/g1Xa8pb >>10の続き
格納庫内で、爆装したドーントレスが準備されていれば、
あとはそれを飛行甲板に上げて整列させ、風上に立つだけですから、
30分程度で十分でしょう。
それなのに4時間経っても、まだ攻撃隊を出せないなんて、
不可解ですよねぇ
格納庫内で、爆装したドーントレスが準備されていれば、
あとはそれを飛行甲板に上げて整列させ、風上に立つだけですから、
30分程度で十分でしょう。
それなのに4時間経っても、まだ攻撃隊を出せないなんて、
不可解ですよねぇ
12名無し三等兵
2020/06/24(水) 19:17:30.45ID:RdcMh0Jb 中部太平洋方面艦隊 歴代司令長官 南雲忠一中将:
1944年4月1日 戦時編制
直属
第5根拠地隊(サイパン島)
測天・第21駆潜隊
第54〜56警備隊・第5通信隊・第5輸送隊
第30根拠地隊(パラオ)
第21・22号掃海艇・第31駆潜隊
第45・46警備隊・第30潜水艦基地隊・第3通信隊・第6輸送隊
第四艦隊(トラック島)
第十四航空艦隊(司令部要員は中部太平洋方面艦隊司令部要員が兼任)
附属:五十鈴・第23魚雷艇隊
第59・60・82・83・91防空隊・第205・214・217・218・223・233設営隊
1944年4月1日 戦時編制
直属
第5根拠地隊(サイパン島)
測天・第21駆潜隊
第54〜56警備隊・第5通信隊・第5輸送隊
第30根拠地隊(パラオ)
第21・22号掃海艇・第31駆潜隊
第45・46警備隊・第30潜水艦基地隊・第3通信隊・第6輸送隊
第四艦隊(トラック島)
第十四航空艦隊(司令部要員は中部太平洋方面艦隊司令部要員が兼任)
附属:五十鈴・第23魚雷艇隊
第59・60・82・83・91防空隊・第205・214・217・218・223・233設営隊
13GF長官
2020/06/24(水) 22:54:39.48ID:1p9+mIfP 栄光の機動部隊指揮官も、最期は陸上でしたね。
せめて海上で・・・
せめて海上で・・・
14GF長官
2020/06/24(水) 23:26:00.63ID:1p9+mIfP >>11の続き
さてここで、前日(6月5日)の戦闘で、南雲長官が山口少将の
即時発進を却下した時、何と言われたかを振り返ってみましょう。
「兵理からいっても、指揮官の決断としては妥当といえよう。
古来より”兵は拙速を聞く”との言葉がある。
『孫子』作戦篇に出てくる言葉だが、兵ハ拙速ヲ聞ク、未だ巧ミノ久シキヲミズ
が、その本文である。
さてここで、前日(6月5日)の戦闘で、南雲長官が山口少将の
即時発進を却下した時、何と言われたかを振り返ってみましょう。
「兵理からいっても、指揮官の決断としては妥当といえよう。
古来より”兵は拙速を聞く”との言葉がある。
『孫子』作戦篇に出てくる言葉だが、兵ハ拙速ヲ聞ク、未だ巧ミノ久シキヲミズ
が、その本文である。
15GF長官
2020/06/24(水) 23:26:56.16ID:1p9+mIfP >>14の続き
完全に準備がととのわなくて、出来上がりは拙くとも、迅速果敢に事をなせ。
即戦即決こそが勝利につながり、未だ巧みに戦争を展開して勝利した例がない、
という意味である。
航空戦では、相手よりは一歩先んじた者が勝負を制する」
(『ミッドウェー海戦』第二部運命の日)p110
どうですか?
索敵報告が入ってから、4時間もぐずぐずして攻撃隊を出せなかった
スプルーアンス少将は論外ですよね。
完全に準備がととのわなくて、出来上がりは拙くとも、迅速果敢に事をなせ。
即戦即決こそが勝利につながり、未だ巧みに戦争を展開して勝利した例がない、
という意味である。
航空戦では、相手よりは一歩先んじた者が勝負を制する」
(『ミッドウェー海戦』第二部運命の日)p110
どうですか?
索敵報告が入ってから、4時間もぐずぐずして攻撃隊を出せなかった
スプルーアンス少将は論外ですよね。
16名無し三等兵
2020/06/24(水) 23:27:48.02ID:1p9+mIfP >>15の続き
一部の界隈で異常な人気をみせる、この『孫子』の言葉ですが、
本来は長期戦による国力の疲弊を戒め、短期決戦を勧めた言葉であり、
文中にあるような”即決主義”は、むしろ慣用的な用法です。
短期決戦のためには、徹底した情報収集と、十分な兵站、
講和を想定した外交など、周到な準備が必要であり、
なんでもかんでも迅速果敢が良いなどという解釈は
思考停止に等しく、大怪我につながる生兵法と言えるでしょう。
一部の界隈で異常な人気をみせる、この『孫子』の言葉ですが、
本来は長期戦による国力の疲弊を戒め、短期決戦を勧めた言葉であり、
文中にあるような”即決主義”は、むしろ慣用的な用法です。
短期決戦のためには、徹底した情報収集と、十分な兵站、
講和を想定した外交など、周到な準備が必要であり、
なんでもかんでも迅速果敢が良いなどという解釈は
思考停止に等しく、大怪我につながる生兵法と言えるでしょう。
17GF長官
2020/06/24(水) 23:37:42.95ID:1p9+mIfP 明日は、送別会第二弾でお休みです。
業務の引き継ぎもだいたい終わって、
暇をもてあます毎日ですねぇ
実はコロナの影響で、予定より一ヶ月遅れてるんですけど、
今年2020年は歴史の教科書に載る一年でしょう。
我が国が感染者を抑えられたのは、色々と理由が挙がっていますが
本職は、神仏の加護と思っています。
んふふ〜
それではまた金曜日にノシ
業務の引き継ぎもだいたい終わって、
暇をもてあます毎日ですねぇ
実はコロナの影響で、予定より一ヶ月遅れてるんですけど、
今年2020年は歴史の教科書に載る一年でしょう。
我が国が感染者を抑えられたのは、色々と理由が挙がっていますが
本職は、神仏の加護と思っています。
んふふ〜
それではまた金曜日にノシ
18名無し三等兵
2020/06/26(金) 19:07:04.16ID:nIjbgGgR >>16の続き
仮に、攻撃隊の準備が何もできてなくて、1から始めたとしても
4時間もかかるはずはありません。
それこそ、雷装→爆装→雷装の兵装転換競争でもやらない限り。
ということは、4時間もかかったというのは、攻撃隊の準備の話ではなく、
目標までの距離が原因ではないかと予想がつきますね。
仮に、攻撃隊の準備が何もできてなくて、1から始めたとしても
4時間もかかるはずはありません。
それこそ、雷装→爆装→雷装の兵装転換競争でもやらない限り。
ということは、4時間もかかったというのは、攻撃隊の準備の話ではなく、
目標までの距離が原因ではないかと予想がつきますね。
19GF長官
2020/06/26(金) 19:07:52.26ID:nIjbgGgR20GF長官
2020/06/26(金) 19:08:38.45ID:nIjbgGgR >>19の続き
さらに、攻撃隊の準備に関しては、こんな話も残されています。
「ブラウニング(参謀長)は、攻撃計画を作成し、1千ポンド(545kg)爆弾
を装備した急降下爆撃機をもって、14時(日本時間11時)攻撃を開始する
ように意見を具申した。
スプルーアンスはブラウニングのような古参の飛行将校の考えたことだからと
その意見具申を受け入れた。
そしてブラウニングが攻撃計画の発動を命じた」
(『提督スプルーアンス』ビュエル/著)p177
さらに、攻撃隊の準備に関しては、こんな話も残されています。
「ブラウニング(参謀長)は、攻撃計画を作成し、1千ポンド(545kg)爆弾
を装備した急降下爆撃機をもって、14時(日本時間11時)攻撃を開始する
ように意見を具申した。
スプルーアンスはブラウニングのような古参の飛行将校の考えたことだからと
その意見具申を受け入れた。
そしてブラウニングが攻撃計画の発動を命じた」
(『提督スプルーアンス』ビュエル/著)p177
21GF長官
2020/06/26(金) 19:10:08.83ID:nIjbgGgR22GF長官
2020/06/26(金) 19:16:39.91ID:nIjbgGgR >>21訂正
すみません、現地時間と日本時間がごっちゃになっていました。
時系列は下記の通り、日本時間(現地時間)
0500(0800) PBYが炎上する日本空母1隻を発見
0815(1115) 空母エンタープライズが索敵報告を受領
「敵空母2隻炎上中」
1100(1400) 当初の攻撃隊発進時刻
1212(1512) 実際の攻撃隊発進時刻
ブラウニング参謀長の攻撃計画よりも、発進が1時間以上遅れて
しまったことになります。
すみません、現地時間と日本時間がごっちゃになっていました。
時系列は下記の通り、日本時間(現地時間)
0500(0800) PBYが炎上する日本空母1隻を発見
0815(1115) 空母エンタープライズが索敵報告を受領
「敵空母2隻炎上中」
1100(1400) 当初の攻撃隊発進時刻
1212(1512) 実際の攻撃隊発進時刻
ブラウニング参謀長の攻撃計画よりも、発進が1時間以上遅れて
しまったことになります。
23GF長官
2020/06/27(土) 19:29:50.45ID:GZXWnEaG >>22の続き
これだけでは終わらなかった。
「すると数分もしないうちに、ウエイド・マクラスキーが血相を変えて
指揮所へやってきて、ブラウニングの計画に抗議を申し立てた」
マクラスキー少佐は、エンタープライズの飛行隊長で、
前日に赤城と加賀を仕留めた殊勲者でもあります。
これだけでは終わらなかった。
「すると数分もしないうちに、ウエイド・マクラスキーが血相を変えて
指揮所へやってきて、ブラウニングの計画に抗議を申し立てた」
マクラスキー少佐は、エンタープライズの飛行隊長で、
前日に赤城と加賀を仕留めた殊勲者でもあります。
24GF長官
2020/06/27(土) 19:31:37.47ID:GZXWnEaG >>23の続き
その主張はこうでした。
・ブラウニング参謀長の計画は現実的ではない。
・目標までの距離が遠く、1千ポンド爆弾では、搭載燃料が不足する。
・500ポンド爆弾に変更し、燃料搭載量を増やすべき。
・それに合わせて、発進時刻を1時間遅らせる。
しかし、ブラウニングが頑として受け付けず、二人は怒鳴り合いの
喧嘩を始めてしまった。
その主張はこうでした。
・ブラウニング参謀長の計画は現実的ではない。
・目標までの距離が遠く、1千ポンド爆弾では、搭載燃料が不足する。
・500ポンド爆弾に変更し、燃料搭載量を増やすべき。
・それに合わせて、発進時刻を1時間遅らせる。
しかし、ブラウニングが頑として受け付けず、二人は怒鳴り合いの
喧嘩を始めてしまった。
25GF長官
2020/06/27(土) 19:33:25.34ID:GZXWnEaG >>24の続き
スプルーアンス少将は、放置しておくわけにもいかないので、
仲裁に入り、「パイロットたちの意見を容れようと思う」と発言。
それに怒ったブラウニング参謀長は、拗ねて私室にひきこもってしまったとさ。
・・・なんかもう、ねぇ(笑)
小学校の学級会を見ているようだ。
スプルーアンス少将は、放置しておくわけにもいかないので、
仲裁に入り、「パイロットたちの意見を容れようと思う」と発言。
それに怒ったブラウニング参謀長は、拗ねて私室にひきこもってしまったとさ。
・・・なんかもう、ねぇ(笑)
小学校の学級会を見ているようだ。
26GF長官
2020/06/29(月) 22:51:42.91ID:+ixsZzQf >>25の続き
ここで問題となっているのは、爆弾の搭載量と航続距離。
当然ながら、重い爆弾を積めば、遠くまでは飛べなくなります。
米空母の艦爆といえば、SBDドーントレスですが、
SBとは、Searching Bomber(索敵爆撃機)
(Dは製造会社名で、Douglasダグラス社)
ここで問題となっているのは、爆弾の搭載量と航続距離。
当然ながら、重い爆弾を積めば、遠くまでは飛べなくなります。
米空母の艦爆といえば、SBDドーントレスですが、
SBとは、Searching Bomber(索敵爆撃機)
(Dは製造会社名で、Douglasダグラス社)
27GF長官
2020/06/29(月) 22:52:33.95ID:+ixsZzQf >>26の続き
日本海軍では艦攻が索敵を行うのが通例ですが、
米海軍では艦爆がその役割を担います。
ただの索敵ではなく、「索敵爆撃」とあるように、
爆弾を積んで行って、敵を見つけたら、
行き掛けの駄賃とばかりに投下して帰る。
実際、南太平洋海戦では瑞鳳がやられていますね。
日本海軍では艦攻が索敵を行うのが通例ですが、
米海軍では艦爆がその役割を担います。
ただの索敵ではなく、「索敵爆撃」とあるように、
爆弾を積んで行って、敵を見つけたら、
行き掛けの駄賃とばかりに投下して帰る。
実際、南太平洋海戦では瑞鳳がやられていますね。
28GF長官
2020/06/29(月) 22:53:20.08ID:+ixsZzQf >>27の続き
そのため、
索敵任務のときには、爆弾を軽くして航続距離を伸ばし、
攻撃任務のときには、航続距離が短くなることは承知の上で
重い爆弾を搭載すると使い分けているのです。
具体的には、
索敵:500ポンド=227kg爆弾、行動半径325浬、
攻撃:1千ポンド=454kg爆弾、行動半径250浬
ブラウニング参謀長とマクラスキー少佐とが喧嘩していたのは、
まさにこれでした。
そのため、
索敵任務のときには、爆弾を軽くして航続距離を伸ばし、
攻撃任務のときには、航続距離が短くなることは承知の上で
重い爆弾を搭載すると使い分けているのです。
具体的には、
索敵:500ポンド=227kg爆弾、行動半径325浬、
攻撃:1千ポンド=454kg爆弾、行動半径250浬
ブラウニング参謀長とマクラスキー少佐とが喧嘩していたのは、
まさにこれでした。
29名無し三等兵
2020/07/01(水) 19:20:50.11ID:3tt/Ss+G30GF長官
2020/07/01(水) 22:53:27.37ID:BVx9Z1R1 >>29
燃料を満タンにしないと、もっと航続力が落ちますね。
機体が重くなると、その分上昇時に燃料を多く消費することになります。
巡航時も最も燃費の良い経済速度(巡航速度)では高度を維持できないため、
さらにガソリンを食うことに・・・
燃料を満タンにしないと、もっと航続力が落ちますね。
機体が重くなると、その分上昇時に燃料を多く消費することになります。
巡航時も最も燃費の良い経済速度(巡航速度)では高度を維持できないため、
さらにガソリンを食うことに・・・
31GF長官
2020/07/01(水) 22:59:38.98ID:BVx9Z1R1 >>28の続き
ブラウニング参謀長の主張は、破壊力の大きい爆弾を積んで
敵空母を確実に仕留めるというもので、真っ当な内容ですが、
マクラスキー少佐がそれに抗議したのは、
それだと航続距離が不足する懸念があるから。
ブラウニング参謀長の主張は、破壊力の大きい爆弾を積んで
敵空母を確実に仕留めるというもので、真っ当な内容ですが、
マクラスキー少佐がそれに抗議したのは、
それだと航続距離が不足する懸念があるから。
32GF長官
2020/07/01(水) 23:01:11.93ID:BVx9Z1R133GF長官
2020/07/01(水) 23:07:31.57ID:BVx9Z1R1 >>32の続き
特にマクラスキー少佐の場合、前日の戦闘では
(自ら航法を誤って)無駄に遠回りした結果、
燃料不足に陥り、ガス欠寸前で帰投した苦い経験が
あるから、なおさら無理はしたくなかったのでしょう。
スプルーアンス少将は、搭乗員側の主張を採用しましたが、
これも妥当な判決だと思われます。
特にマクラスキー少佐の場合、前日の戦闘では
(自ら航法を誤って)無駄に遠回りした結果、
燃料不足に陥り、ガス欠寸前で帰投した苦い経験が
あるから、なおさら無理はしたくなかったのでしょう。
スプルーアンス少将は、搭乗員側の主張を採用しましたが、
これも妥当な判決だと思われます。
34GF長官
2020/07/01(水) 23:08:26.85ID:BVx9Z1R1 >>33の続き
南雲長官も真珠湾攻撃の際、海が荒れて機体が重い艦攻の発艦が
あやぶまれ、艦爆のみの出撃に変更しようかという検討がなされたとき、
艦攻隊員に対し、「この状況で魚雷を抱えて発艦できるか」と尋ね、
「やれます!」との返事を確認した後に、認めたという話が残っています。
実際に飛んでいくのは彼らですから、
彼らの意見を尊重するのは当然ですね。
事件は会議室で(ry
南雲長官も真珠湾攻撃の際、海が荒れて機体が重い艦攻の発艦が
あやぶまれ、艦爆のみの出撃に変更しようかという検討がなされたとき、
艦攻隊員に対し、「この状況で魚雷を抱えて発艦できるか」と尋ね、
「やれます!」との返事を確認した後に、認めたという話が残っています。
実際に飛んでいくのは彼らですから、
彼らの意見を尊重するのは当然ですね。
事件は会議室で(ry
35GF長官
2020/07/02(木) 22:23:47.95ID:OaGzL4ij [ミッドウェー海戦](6月6日1230頃)日本時間
(6日)0500時
×(D)日本空母2隻炎上中(北西方向に約140浬)
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←△北緯30度・西経179度 ┌┘
└──┐ ┌┘
└───────┘
←▲━━
重巡最上・三隈
(南西方向に約60浬)
■ミッドウェー島
※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
(6日)0500時
×(D)日本空母2隻炎上中(北西方向に約140浬)
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←△北緯30度・西経179度 ┌┘
└──┐ ┌┘
└───────┘
←▲━━
重巡最上・三隈
(南西方向に約60浬)
■ミッドウェー島
※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
36GF長官
2020/07/02(木) 22:36:51.49ID:OaGzL4ij >>34の続き
スプルーアンス少将がマスクラスキー少佐の具申を容れて
発進時刻を15時過ぎまで遅らせた結果、
その間、米空母エンタープライズとホーネットは西進、
後に北西に針路を変えたため、
炎上する日本空母2隻との距離は約140浬まで短縮。
スプルーアンス少将がマスクラスキー少佐の具申を容れて
発進時刻を15時過ぎまで遅らせた結果、
その間、米空母エンタープライズとホーネットは西進、
後に北西に針路を変えたため、
炎上する日本空母2隻との距離は約140浬まで短縮。
37GF長官
2020/07/02(木) 22:37:41.00ID:OaGzL4ij >>36の続き
同時に、衝突した重巡最上と三隈は、12ノットの速力で
ひたすら西へ避退していたので、この頃には、米空母の
南西方向、わずか60浬程度まで追い付かれてしまった。
艦載機なら30分程度で攻撃可能な超至近距離ですが、
日本空母攻撃に専念するスプルーアンス少将の眼中には
ありません。
同時に、衝突した重巡最上と三隈は、12ノットの速力で
ひたすら西へ避退していたので、この頃には、米空母の
南西方向、わずか60浬程度まで追い付かれてしまった。
艦載機なら30分程度で攻撃可能な超至近距離ですが、
日本空母攻撃に専念するスプルーアンス少将の眼中には
ありません。
38GF長官
2020/07/02(木) 22:38:15.23ID:OaGzL4ij39GF長官
2020/07/04(土) 21:44:53.04ID:9CTfBsz/ >>38の続き
さすがに、彼我の距離が140浬まで接近していれば、
2千ポンド爆弾を積んでいっても大丈夫でしょう!
(発艦できるのかは知らんけど)
つまりここから、米司令部は、日本空母との距離を
誤って認識していたと推測されます。
140浬になるまで発進時刻を遅らせた、とは考えにくい。
実際は「200浬先」くらいの感覚だったのではないかと。
さすがに、彼我の距離が140浬まで接近していれば、
2千ポンド爆弾を積んでいっても大丈夫でしょう!
(発艦できるのかは知らんけど)
つまりここから、米司令部は、日本空母との距離を
誤って認識していたと推測されます。
140浬になるまで発進時刻を遅らせた、とは考えにくい。
実際は「200浬先」くらいの感覚だったのではないかと。
40GF長官
2020/07/04(土) 21:46:06.39ID:9CTfBsz/ >>39の続き
かくして1212時、エンタープライズとホーネットの両空母から
SBD58機が発艦した。
日没は1543時なので、あと3時間半といったところ。
巡航速度を130ノットくらいとすると、片道200浬は1時間半
往復+戦闘時間を考慮すると、帰投は夜間になることも
考慮しなければなりません。
これは索敵発見の遅れと通信の混乱で、発艦時刻が午後遅くに
なったからですが、元はといえば、スプルーアンス少将が索敵を
実施しなかったことに、根本原因があります。
かくして1212時、エンタープライズとホーネットの両空母から
SBD58機が発艦した。
日没は1543時なので、あと3時間半といったところ。
巡航速度を130ノットくらいとすると、片道200浬は1時間半
往復+戦闘時間を考慮すると、帰投は夜間になることも
考慮しなければなりません。
これは索敵発見の遅れと通信の混乱で、発艦時刻が午後遅くに
なったからですが、元はといえば、スプルーアンス少将が索敵を
実施しなかったことに、根本原因があります。
41GF長官
2020/07/04(土) 21:46:58.87ID:9CTfBsz/ >>40の続き
そして索敵を軽視した結果、敵発見が遅れ、攻撃隊発進も遅れ、
出撃機数の割にはたいした戦果も出せずに、夜間収容となり、
不時着機を多く出すという悪循環は、
ちょうど2年後のマリアナ沖海戦でも、繰り返されることになります。
そして索敵を軽視した結果、敵発見が遅れ、攻撃隊発進も遅れ、
出撃機数の割にはたいした戦果も出せずに、夜間収容となり、
不時着機を多く出すという悪循環は、
ちょうど2年後のマリアナ沖海戦でも、繰り返されることになります。
42GF長官
2020/07/04(土) 21:49:13.06ID:9CTfBsz/ >>41の続き
これまで繰り返してきた通り、
本職は、”空母部隊指揮官”としてのスプルーアンス提督を
あまり評価していません。
空母の基本的な運用を理解していないと思われる行動が多く、
決断力にも乏しい。
もっと言うと、彼の作戦指導からは、
「空母の戦いは、こうあるべき」といった思想が感じられない。
これまで繰り返してきた通り、
本職は、”空母部隊指揮官”としてのスプルーアンス提督を
あまり評価していません。
空母の基本的な運用を理解していないと思われる行動が多く、
決断力にも乏しい。
もっと言うと、彼の作戦指導からは、
「空母の戦いは、こうあるべき」といった思想が感じられない。
43GF長官
2020/07/04(土) 21:49:43.17ID:9CTfBsz/ >>42の続き
ただし、”名将”としては高く評価しています。
軍人にとって、ある意味「結果がすべて」ですので。
スプルーアンス少将は、運の良い男だったのでしょう。
これは馬鹿にしているわけではなくて、
指揮官にとって、幸運と言うのは欠くべからざる要素の一つで、
畢竟、名将=幸運の持ち主と言っても過言ではありませんね。
ただし、”名将”としては高く評価しています。
軍人にとって、ある意味「結果がすべて」ですので。
スプルーアンス少将は、運の良い男だったのでしょう。
これは馬鹿にしているわけではなくて、
指揮官にとって、幸運と言うのは欠くべからざる要素の一つで、
畢竟、名将=幸運の持ち主と言っても過言ではありませんね。
44名無し三等兵
2020/07/05(日) 20:27:43.29ID:HkNaBjri 空母戦の事例が第二次世界大戦の太平洋戦域の数例しか無いので、日米の空母部隊指揮官(定義が曖昧ではある)で対象となるのは南雲と原と山口と角田と小沢とフレッチャーとスプルーアンスとハルゼーとキンケイドとミッチャーくらい?この中で優劣をつけるという話になるのですよね。
45名無し三等兵
2020/07/06(月) 18:17:26.79ID:f7m/nEqa47名無し三等兵
2020/07/06(月) 21:03:59.96ID:qIXYF5Bk48GF長官
2020/07/06(月) 22:41:16.40ID:sCgumdrV49GF長官
2020/07/06(月) 22:59:55.30ID:sCgumdrV >>43の続き
前スレで少し紹介しましたが、
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/809
>有能な怠け者は指揮官にせよ
>有能な働き者は参謀に向いている
>無能な怠け者は連絡将校か下級兵士が務まる
>無能な働き者は銃殺するしかない
スプルーアンスといえば「怠け者」で有名です。
前スレで少し紹介しましたが、
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/809
>有能な怠け者は指揮官にせよ
>有能な働き者は参謀に向いている
>無能な怠け者は連絡将校か下級兵士が務まる
>無能な働き者は銃殺するしかない
スプルーアンスといえば「怠け者」で有名です。
50GF長官
2020/07/06(月) 23:01:39.43ID:sCgumdrV >>49の続き
かつて戦艦ミシシッピの艦長だったときのこと。
乗艦して初めての航海、しかも夜間航行なのに、
出港時に艦橋にいただけで、すぐに私室に戻って
ベッドにもぐりこんでしまった。
その後、当直将校が、民間商船と衝突しそうになったことを
報告にいったところ、
かつて戦艦ミシシッピの艦長だったときのこと。
乗艦して初めての航海、しかも夜間航行なのに、
出港時に艦橋にいただけで、すぐに私室に戻って
ベッドにもぐりこんでしまった。
その後、当直将校が、民間商船と衝突しそうになったことを
報告にいったところ、
51GF長官
2020/07/06(月) 23:02:57.97ID:sCgumdrV >>50の続き
「スプルーアンスは、”彼らはいつでもそうするのだ※
もし必要だと思ったら、少し速度を落せばいい、お休み”
そう言って、寝返りをうつと、毛布を肩の上まで引き上げ、
枕に顔を埋めて眠ってしまった」
(『提督スプルーアンス』ビュエル/著)p98
(※)軍艦と商船が遭遇した場合、商船側が譲るのが世界共通の
ルールだが、それを守らない船もたまに出てくる。
「スプルーアンスは、”彼らはいつでもそうするのだ※
もし必要だと思ったら、少し速度を落せばいい、お休み”
そう言って、寝返りをうつと、毛布を肩の上まで引き上げ、
枕に顔を埋めて眠ってしまった」
(『提督スプルーアンス』ビュエル/著)p98
(※)軍艦と商船が遭遇した場合、商船側が譲るのが世界共通の
ルールだが、それを守らない船もたまに出てくる。
52GF長官
2020/07/06(月) 23:04:00.43ID:sCgumdrV >>51の続き
その当直将校は、後にこう回想しています。
「私はとても驚いた。戦艦の艦長に着任したばかりで、
初めての航海だというのに、よく知りもしない若い将校に
委ねて寝てしまい、報告に行っても起き上がって来ないとは」
まさに指揮官の器ですね。
ミッドウェーでも、6月5日の夜、朝までの行動を指示した後は、
さっさと眠ってしまっています。
その当直将校は、後にこう回想しています。
「私はとても驚いた。戦艦の艦長に着任したばかりで、
初めての航海だというのに、よく知りもしない若い将校に
委ねて寝てしまい、報告に行っても起き上がって来ないとは」
まさに指揮官の器ですね。
ミッドウェーでも、6月5日の夜、朝までの行動を指示した後は、
さっさと眠ってしまっています。
53GF長官
2020/07/07(火) 22:39:23.04ID:+jH3zHR/ >>52の続き
ハルゼーや多聞丸に代表されるような猛将タイプとは
対照的で、どちらかと言えば、日本の組織に好まれる
調整型の指揮官と言えるでしょう。
部下のやることに細かく介入せずに、器量の大きさで統べる、
というわけです。
ハルゼーや多聞丸に代表されるような猛将タイプとは
対照的で、どちらかと言えば、日本の組織に好まれる
調整型の指揮官と言えるでしょう。
部下のやることに細かく介入せずに、器量の大きさで統べる、
というわけです。
54GF長官
2020/07/07(火) 22:40:53.87ID:+jH3zHR/ >>53の続き
ただし、これでうまく回していくためには、ひとつ条件があります。
それは「部下が優秀であること」
ただ部下に任せれば良いのではなく、
有能な部下を見出した上で、すべてを任せて、その能力を
存分に発揮できるように、周りの障害を取り除いてやるのが、
上司の役割と言えるでしょう。
例えば、大山巌と児玉源太郎、東郷平八郎と秋山真之のように。
誰でもいいから任せてうまくいくのなら、誰も苦労はしないでしょう。
ただし、これでうまく回していくためには、ひとつ条件があります。
それは「部下が優秀であること」
ただ部下に任せれば良いのではなく、
有能な部下を見出した上で、すべてを任せて、その能力を
存分に発揮できるように、周りの障害を取り除いてやるのが、
上司の役割と言えるでしょう。
例えば、大山巌と児玉源太郎、東郷平八郎と秋山真之のように。
誰でもいいから任せてうまくいくのなら、誰も苦労はしないでしょう。
55GF長官
2020/07/07(火) 22:41:54.08ID:+jH3zHR/ >>54の続き
ミッドウェーの戦いを見る限り、第16任務部隊の幕僚たちは
「有能な働き者」ではなかったようです。
前日の5日の戦闘では、スプルーアンス少将の攻撃命令を
僚艦ホーネットに伝え忘れるという大ポカをやらかしてますしね。
もしかしたら、それまでハルゼーの強烈な個性のリーダーシップ下で、
戦うことに慣れ過ぎてしまって、全く対照的なスプルーアンスと
うまく意思疎通がとれていなかったのかもしれない。
ミッドウェーの戦いを見る限り、第16任務部隊の幕僚たちは
「有能な働き者」ではなかったようです。
前日の5日の戦闘では、スプルーアンス少将の攻撃命令を
僚艦ホーネットに伝え忘れるという大ポカをやらかしてますしね。
もしかしたら、それまでハルゼーの強烈な個性のリーダーシップ下で、
戦うことに慣れ過ぎてしまって、全く対照的なスプルーアンスと
うまく意思疎通がとれていなかったのかもしれない。
56名無し三等兵
2020/07/08(水) 00:42:54.69ID:r26e1Vfi >ただ部下に任せれば良いのではなく、
>有能な部下を見出した上で、すべてを任せて、その能力を
>存分に発揮できるように、周りの障害を取り除いてやるのが、
>上司の役割と言えるでしょう。
その有能な部下は大抵は役職持ち、つまり有能な部下の下にさらに部下がいると考えられるわけで
A上司「有能なBに全て任す」
B有能な部下「イエサー」
↓
B上司(B有能な部下)「有能なCに全て任す」
C有能な部下「イエサー」
↓
以下略
有能な部下が見出され次第、全て下に投げっぱなしジャーマンわろた
>有能な部下を見出した上で、すべてを任せて、その能力を
>存分に発揮できるように、周りの障害を取り除いてやるのが、
>上司の役割と言えるでしょう。
その有能な部下は大抵は役職持ち、つまり有能な部下の下にさらに部下がいると考えられるわけで
A上司「有能なBに全て任す」
B有能な部下「イエサー」
↓
B上司(B有能な部下)「有能なCに全て任す」
C有能な部下「イエサー」
↓
以下略
有能な部下が見出され次第、全て下に投げっぱなしジャーマンわろた
58GF長官
2020/07/08(水) 23:13:08.37ID:jIdQ8Os8 >>55の続き
なにしろ、朝から何もやらずに燃料を消費していただけで、
午後遅くなってようやく攻撃隊発進ですからね。
指揮官と参謀、どちらの責任なのかは分かりませんが、
あまりに無為無策と言われても仕方ないでしょう。
なにしろ、朝から何もやらずに燃料を消費していただけで、
午後遅くなってようやく攻撃隊発進ですからね。
指揮官と参謀、どちらの責任なのかは分かりませんが、
あまりに無為無策と言われても仕方ないでしょう。
59GF長官
2020/07/08(水) 23:14:14.22ID:jIdQ8Os8 >>58の続き
さて、米空母攻撃隊と言えば、洋上航法の未熟さとともに、
分散進撃の弊害が指摘されます。
異なる空母の攻撃隊が別々に進撃するのはもちろんのこと、
同じ空母所属なのに、艦爆隊と雷撃隊がバラバラに分かれて、
全く連携が取れないこともしばしば。
さて、米空母攻撃隊と言えば、洋上航法の未熟さとともに、
分散進撃の弊害が指摘されます。
異なる空母の攻撃隊が別々に進撃するのはもちろんのこと、
同じ空母所属なのに、艦爆隊と雷撃隊がバラバラに分かれて、
全く連携が取れないこともしばしば。
60GF長官
2020/07/08(水) 23:15:10.40ID:jIdQ8Os8 >>59の続き
それは前月の珊瑚海、前日のミッドウェーでもその通りになった。
そして今回、同じSBDにもかかわらず、エンタープライズ機とホーネット機が
まとまって行ったわけではないようです。
「この両飛行機隊は、北西方向に向かって、正面幅30浬に開いて
それぞれ315浬、及び265浬も進出して捜索に努めたが、重要な
攻撃目標は、ひとつも発見することができなかった」
(『モリソン戦史』第3巻)p340
それは前月の珊瑚海、前日のミッドウェーでもその通りになった。
そして今回、同じSBDにもかかわらず、エンタープライズ機とホーネット機が
まとまって行ったわけではないようです。
「この両飛行機隊は、北西方向に向かって、正面幅30浬に開いて
それぞれ315浬、及び265浬も進出して捜索に努めたが、重要な
攻撃目標は、ひとつも発見することができなかった」
(『モリソン戦史』第3巻)p340
61GF長官
2020/07/08(水) 23:16:34.39ID:jIdQ8Os862GF長官
2020/07/09(木) 22:28:34.29ID:Lhp6fiXD >>60の続き
その前に、ここ
>正面幅30浬に開いて
分散進撃の米空母機とはいえ、同じ空母のSBD隊は
ちゃんと編隊を組んで飛びます。
しかし今回は、通常の編隊ではなく、横に広がって
飛行したようです。
その前に、ここ
>正面幅30浬に開いて
分散進撃の米空母機とはいえ、同じ空母のSBD隊は
ちゃんと編隊を組んで飛びます。
しかし今回は、通常の編隊ではなく、横に広がって
飛行したようです。
63GF長官
2020/07/09(木) 22:35:34.78ID:Lhp6fiXD [米空母機の編隊](機数は適当)
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
△ △ △ △ △
│ │ │ │ │
↑
△
↑ △△ ↑
△ △
△△ △△
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
△ △ △ △ △
│ │ │ │ │
↑
△
↑ △△ ↑
△ △
△△ △△
64GF長官
2020/07/09(木) 22:43:44.21ID:Lhp6fiXD65GF長官
2020/07/09(木) 22:44:25.00ID:Lhp6fiXD >>64の続き
ちょうど第二次ソロモン海戦の南雲機動部隊の陣形
に似ていますね。
本隊(翔鶴、瑞鶴)の前方10浬に、前衛が幅40浬に
広がって警戒するという陣形です。
おそらく米空母機は、前日の戦闘において航法ミスで
敵を発見できず、燃料を無駄にした失敗が続発したので、
それを踏まえてのことでしょう。
ちょうど第二次ソロモン海戦の南雲機動部隊の陣形
に似ていますね。
本隊(翔鶴、瑞鶴)の前方10浬に、前衛が幅40浬に
広がって警戒するという陣形です。
おそらく米空母機は、前日の戦闘において航法ミスで
敵を発見できず、燃料を無駄にした失敗が続発したので、
それを踏まえてのことでしょう。
66名無し三等兵
2020/07/10(金) 03:38:56.93ID:XGRNIiKq 日本期は軽くて遅い蝶のような機体で
米軍機は重くて速い蜂のような機体だから
単純に操縦技術というよりは
空中集合のための低速対空がしにくい機体性能の差もあるんじゃない?
米軍機は重くて速い蜂のような機体だから
単純に操縦技術というよりは
空中集合のための低速対空がしにくい機体性能の差もあるんじゃない?
67GF長官
2020/07/10(金) 22:47:27.17ID:nzvyC36O >>66
大編隊を組んでの飛行は、燃料消費が多くなるので、
それを嫌ったのかもしれませんね。
本職は単純に、各隊長が誰かの指揮下に入ることを
嫌がったからだと思ってます。
「誰がお前なんかの指図を受けるかー!」
大編隊を組んでの飛行は、燃料消費が多くなるので、
それを嫌ったのかもしれませんね。
本職は単純に、各隊長が誰かの指揮下に入ることを
嫌がったからだと思ってます。
「誰がお前なんかの指図を受けるかー!」
68GF長官
2020/07/11(土) 20:33:56.03ID:1caO+SUV69GF長官
2020/07/11(土) 20:34:54.03ID:1caO+SUV70GF長官
2020/07/11(土) 20:35:31.03ID:1caO+SUV71GF長官
2020/07/11(土) 20:36:18.26ID:1caO+SUV >>70の続き
「ここでもうひとつの報告がスプルーアンスの注意をひいた。
彼はなぜホーネットの急降下爆撃隊の一部が、エンタープライズ隊より
先に帰ってきたのか疑問に思っていたのである。
ホーネットから発進した機体の多くが、彼の命令に背いて
千ポンド爆弾を携行しており、行動範囲も短くならざるを得なかった
ということが分かった。
すでに前日、ホーネットの艦爆隊が全く敵を発見できなかったのに
不満を感じていたところだったが、ホーネットとその艦長ミッチャーに
対する失望の念をますます強くしたのであった」
(『提督スプルーアンス』)p179
「ここでもうひとつの報告がスプルーアンスの注意をひいた。
彼はなぜホーネットの急降下爆撃隊の一部が、エンタープライズ隊より
先に帰ってきたのか疑問に思っていたのである。
ホーネットから発進した機体の多くが、彼の命令に背いて
千ポンド爆弾を携行しており、行動範囲も短くならざるを得なかった
ということが分かった。
すでに前日、ホーネットの艦爆隊が全く敵を発見できなかったのに
不満を感じていたところだったが、ホーネットとその艦長ミッチャーに
対する失望の念をますます強くしたのであった」
(『提督スプルーアンス』)p179
72GF長官
2020/07/11(土) 20:37:02.43ID:1caO+SUV73GF長官
2020/07/11(土) 20:38:48.32ID:1caO+SUV >>72の続き
そのまさか、でした!
しかも、今回は伝達ミスではなく、故意に無視したようです。
洋の東西を問わず、軍の命令系統は絶対のはず。
命令違反は軍法会議、と相場が決まっています。
日本海軍でも多聞丸は南雲長官の采配に不満を持っていたようですが、
その命令には完全に従っており、勝手に二航戦だけ即時発進するような
ことはしなかった。
それに比較すると、米海軍の組織力のお粗末さは、
小学校の学級崩壊に等しく、あきれて言葉が出てきません。
アナポリスでは、いったい何を教えているのでしょうか!
なんでこんな低レベルの連中に負けたのか、理解に苦しみますねぇ
そのまさか、でした!
しかも、今回は伝達ミスではなく、故意に無視したようです。
洋の東西を問わず、軍の命令系統は絶対のはず。
命令違反は軍法会議、と相場が決まっています。
日本海軍でも多聞丸は南雲長官の采配に不満を持っていたようですが、
その命令には完全に従っており、勝手に二航戦だけ即時発進するような
ことはしなかった。
それに比較すると、米海軍の組織力のお粗末さは、
小学校の学級崩壊に等しく、あきれて言葉が出てきません。
アナポリスでは、いったい何を教えているのでしょうか!
なんでこんな低レベルの連中に負けたのか、理解に苦しみますねぇ
74名無し三等兵
2020/07/11(土) 23:25:47.40ID:wRamQBu1 阿部少将の命令前に
「我これより航空隊の指揮を執る」
は命令違反にはならないの?
「我これより航空隊の指揮を執る」
は命令違反にはならないの?
75GF長官
2020/07/12(日) 11:13:42.40ID:TdHG2wBZ >>74
命令違反ではないですよ。
三空母被弾前から、航空戦は継続中ですから。
南雲長官から撤退命令が出ない限り、攻撃を続けるのは当然のことです。
次席指揮官は八戦隊の阿部少将ですが、その任務は、攻撃続行を命令することだけです。
直接航空部隊を担当する山口少将は、仮に阿部少将からの命令がなかったとしても、
「航空戦の指揮を執」らなければなりません。
命令違反ではないですよ。
三空母被弾前から、航空戦は継続中ですから。
南雲長官から撤退命令が出ない限り、攻撃を続けるのは当然のことです。
次席指揮官は八戦隊の阿部少将ですが、その任務は、攻撃続行を命令することだけです。
直接航空部隊を担当する山口少将は、仮に阿部少将からの命令がなかったとしても、
「航空戦の指揮を執」らなければなりません。
76GF長官
2020/07/12(日) 11:15:15.83ID:TdHG2wBZ >>75の続き
海戦要務令(第三章戦隊ノ戦闘)には、
第50
「戦隊指揮官ノ乗艦ガ、列ヨリ離レ、指揮ヲ執リ難キニ至ラバ、次席指揮官ハ
直チニ指揮ヲ継承スルモノトス」
第51
「前続艦ガ列外ニ出タル為、若シクハ陣形変換ニヨリ、新タニ戦隊ノ戦闘ト
ナリタル指揮官ハ、戦勢ノ変化ニ応ジ、令ヲマタズシテ隊ヲ有利ノ方向ニ
嚮導スベキモノトス」
「直ちに指揮権継承する」
「命令がなくても次席が指揮を執る」
明確に書いてありますよね。
海戦要務令(第三章戦隊ノ戦闘)には、
第50
「戦隊指揮官ノ乗艦ガ、列ヨリ離レ、指揮ヲ執リ難キニ至ラバ、次席指揮官ハ
直チニ指揮ヲ継承スルモノトス」
第51
「前続艦ガ列外ニ出タル為、若シクハ陣形変換ニヨリ、新タニ戦隊ノ戦闘ト
ナリタル指揮官ハ、戦勢ノ変化ニ応ジ、令ヲマタズシテ隊ヲ有利ノ方向ニ
嚮導スベキモノトス」
「直ちに指揮権継承する」
「命令がなくても次席が指揮を執る」
明確に書いてありますよね。
77GF長官
2020/07/12(日) 11:15:48.20ID:TdHG2wBZ78GF長官
2020/07/12(日) 11:32:28.54ID:TdHG2wBZ79名無し三等兵
2020/07/12(日) 21:14:47.13ID:Peqjur6X >>73 米軍としては命令違反扱いにしていないのですよね(事後の批判はされているようですが)。この時期だと艦長=搭載航空隊指揮官なのでしたっけ、の裁量範囲内という扱いなのですかね。
80GF長官
2020/07/12(日) 22:22:28.24ID:TdHG2wBZ81GF長官
2020/07/12(日) 22:23:06.27ID:TdHG2wBZ >>80の続き
というわけで、例によってフレッチャー少将の伝記
『Black Shoe Carrier Admiral』(洋書)
の該当部分を読んでみました。
ざっと流し読みした限りでは、
PBYが発見した炎上日本空母に関して、
というわけで、例によってフレッチャー少将の伝記
『Black Shoe Carrier Admiral』(洋書)
の該当部分を読んでみました。
ざっと流し読みした限りでは、
PBYが発見した炎上日本空母に関して、
82GF長官
2020/07/12(日) 22:24:38.69ID:TdHG2wBZ >>81の続き
彼我の距離が190浬になるまで接近してSBDを発艦させる予定だった。
↓
その後、太平洋艦隊司令部から訂正情報が入り、実際は270浬だと判明
↓
エンタープライズではマクラスキー少佐が、1千ポンド爆弾で270浬は無理だと抗議
↓
スプルーアンス少将は500ポンド爆弾への変更を承認
↓
ブラウニング参謀長は、拗ねてひきこもる
↓
ところが、ホーネットは最新情報(270浬)を受信していなかった。
↓
ミッチャー艦長は、彼我の距離は190浬の認識のままだったので、
当初の攻撃計画通り、1千ポンド爆弾で発艦させた。
彼我の距離が190浬になるまで接近してSBDを発艦させる予定だった。
↓
その後、太平洋艦隊司令部から訂正情報が入り、実際は270浬だと判明
↓
エンタープライズではマクラスキー少佐が、1千ポンド爆弾で270浬は無理だと抗議
↓
スプルーアンス少将は500ポンド爆弾への変更を承認
↓
ブラウニング参謀長は、拗ねてひきこもる
↓
ところが、ホーネットは最新情報(270浬)を受信していなかった。
↓
ミッチャー艦長は、彼我の距離は190浬の認識のままだったので、
当初の攻撃計画通り、1千ポンド爆弾で発艦させた。
83GF長官
2020/07/12(日) 22:25:30.87ID:TdHG2wBZ >>82の続き
こんな事情だったようです。
原文には「incredible negligence(信じられない怠慢)」とあるので、
筆者は、エンタープライズのTF16司令部幕僚側の責任とみなしているようです。
というわけで、「命令違反」というのは、本職の早とちりだったようで訂正します。
ミッチャーにとっては、とばっちりだったのか?
マーク、ごめんぬ
いずれにせよ分散進撃や、意思疎通など、米海軍組織の問題点が
色々集約された事例だと思います。
こんな事情だったようです。
原文には「incredible negligence(信じられない怠慢)」とあるので、
筆者は、エンタープライズのTF16司令部幕僚側の責任とみなしているようです。
というわけで、「命令違反」というのは、本職の早とちりだったようで訂正します。
ミッチャーにとっては、とばっちりだったのか?
マーク、ごめんぬ
いずれにせよ分散進撃や、意思疎通など、米海軍組織の問題点が
色々集約された事例だと思います。
84GF長官
2020/07/13(月) 23:26:50.66ID:fmhQEfHP >>73の続き
というわけで、この件は、結果的に
「ホーネットのミッチャー艦長は、スプルーアンス少将の
命令に違反して、SBDに1千ポンド爆弾を携行させた」
ことになりましたが、
それは故意によるものではなくて、
意思疎通の不足が原因ということになりそうです。
というわけで、この件は、結果的に
「ホーネットのミッチャー艦長は、スプルーアンス少将の
命令に違反して、SBDに1千ポンド爆弾を携行させた」
ことになりましたが、
それは故意によるものではなくて、
意思疎通の不足が原因ということになりそうです。
85GF長官
2020/07/13(月) 23:28:11.72ID:fmhQEfHP >>84の続き
ちょうど、日本側で言うと、
大和が「敵空母ラシキ呼出符号」を傍受したとき、
赤城に転電するかどうかで問題になった状況と
よく似ていますね。
米機動部隊における各空母の独立性が、どの程度許されているのか、
いまひとつよく分かりませんが、攻撃命令を伝える段階で、
兵装の話を飛ばすことは、考えにくいですけどねぇ
ちょうど、日本側で言うと、
大和が「敵空母ラシキ呼出符号」を傍受したとき、
赤城に転電するかどうかで問題になった状況と
よく似ていますね。
米機動部隊における各空母の独立性が、どの程度許されているのか、
いまひとつよく分かりませんが、攻撃命令を伝える段階で、
兵装の話を飛ばすことは、考えにくいですけどねぇ
86GF長官
2020/07/13(月) 23:29:38.52ID:fmhQEfHP >>85の続き
真相は謎のまま、とにかくスプルーアンス少将が、
ミッチャーに対する信頼を失ったことは間違いないでしょう。
しかし、これまでのミッドウェー海戦の経過を見ても、
スプルーアンス少将に、空母戦闘の”センス”を感じることは
あまりありませんね。
真相は謎のまま、とにかくスプルーアンス少将が、
ミッチャーに対する信頼を失ったことは間違いないでしょう。
しかし、これまでのミッドウェー海戦の経過を見ても、
スプルーアンス少将に、空母戦闘の”センス”を感じることは
あまりありませんね。
87GF長官
2020/07/13(月) 23:32:56.61ID:fmhQEfHP >>86の続き
例えば、前日の日本空母に対する第一次攻撃隊について、
エンタープライズ隊は、全力出撃を企図しましたが、
その方法は、SBD隊の半分を先に発進させる
↓
母艦上空で旋回しながら待機させておく
↓
飛行甲板上で、残り半分を整列させる
↓
発艦した後合同し、進撃開始
はっきり言って、時間の無駄、燃料の無駄でしか無い。
スプルーアンスの指示ではないかもしれんけど。
例えば、前日の日本空母に対する第一次攻撃隊について、
エンタープライズ隊は、全力出撃を企図しましたが、
その方法は、SBD隊の半分を先に発進させる
↓
母艦上空で旋回しながら待機させておく
↓
飛行甲板上で、残り半分を整列させる
↓
発艦した後合同し、進撃開始
はっきり言って、時間の無駄、燃料の無駄でしか無い。
スプルーアンスの指示ではないかもしれんけど。
88GF長官
2020/07/13(月) 23:34:16.09ID:fmhQEfHP >>87の続き
対するホーネットは、巡航速度の遅い順に、
雷撃隊→艦爆隊→戦闘機隊と発艦させ、
進撃途上で合同させるという合理的な方法を選択しています。
航法計算を誤っていたので、意味なかったですが・・・
対するホーネットは、巡航速度の遅い順に、
雷撃隊→艦爆隊→戦闘機隊と発艦させ、
進撃途上で合同させるという合理的な方法を選択しています。
航法計算を誤っていたので、意味なかったですが・・・
89GF長官
2020/07/14(火) 23:00:53.71ID:1rjnvoiz >>88の続き
ただし、これらが明らかになるのは、帰投後の話であって、
ひとまず、エンタープライズとホーネットから
SBD計58機が発進した。
北西へ向かって、正面30浬の索敵線を展開して
飛行しましたが、炎上する日本空母を見つけることは
出来なかった。
ただし、これらが明らかになるのは、帰投後の話であって、
ひとまず、エンタープライズとホーネットから
SBD計58機が発進した。
北西へ向かって、正面30浬の索敵線を展開して
飛行しましたが、炎上する日本空母を見つけることは
出来なかった。
90GF長官
2020/07/14(火) 23:01:51.69ID:1rjnvoiz91GF長官
2020/07/14(火) 23:02:28.78ID:1rjnvoiz >>90の続き
1千ポンド爆弾搭載での行動半径が250浬でしたから、
ホーネット機の大半は、そこまで進出せずに途中で引き返し、
エンタープライズより早く帰投した。
その結果、スプルーアンス少将の不信を招いたのでしょう。
1千ポンド爆弾搭載での行動半径が250浬でしたから、
ホーネット機の大半は、そこまで進出せずに途中で引き返し、
エンタープライズより早く帰投した。
その結果、スプルーアンス少将の不信を招いたのでしょう。
92GF長官
2020/07/16(木) 23:42:12.21ID:etDr7dog >>91の続き
敵を発見できず、SBD隊は帰途に就きますが、
その途中、”香取クラスの巡洋艦1隻”を発見した。
これは陽炎型駆逐艦の谷風で、
第十七駆逐隊として機動部隊護衛の任に就いていましたが、
6月6日朝、空母鳳翔の九六艦攻が漂流中の飛龍を発見したことを受け、
南雲長官が「飛龍の雷撃処分」を谷風に命じて派遣したのです。
敵を発見できず、SBD隊は帰途に就きますが、
その途中、”香取クラスの巡洋艦1隻”を発見した。
これは陽炎型駆逐艦の谷風で、
第十七駆逐隊として機動部隊護衛の任に就いていましたが、
6月6日朝、空母鳳翔の九六艦攻が漂流中の飛龍を発見したことを受け、
南雲長官が「飛龍の雷撃処分」を谷風に命じて派遣したのです。
93GF長官
2020/07/16(木) 23:43:24.36ID:etDr7dog >>92の続き
しかし、飛龍はすでに沈んでしまった後だったので、
発見することはかなわず、谷風も帰途に就いたところだった。
海と空、ともに飛龍を探し求めて空振りに終わったもの同士が
遭遇したことになります。
駆逐艦1隻 VS SBD58機
どう見ても、なぶり殺しの未来しか見えませんが、
なんと谷風は生還したのです。
しかし、飛龍はすでに沈んでしまった後だったので、
発見することはかなわず、谷風も帰途に就いたところだった。
海と空、ともに飛龍を探し求めて空振りに終わったもの同士が
遭遇したことになります。
駆逐艦1隻 VS SBD58機
どう見ても、なぶり殺しの未来しか見えませんが、
なんと谷風は生還したのです。
94GF長官
2020/07/16(木) 23:44:08.14ID:etDr7dog >>93の続き
投下された爆弾をすべて回避して、命中弾無し!
ネ申操艦ですね。
駆逐艦長は勝見基(かつみもとい)中佐。
米沢出身の海兵49基なので、南雲長官の後輩ですね。
潜水艦長と駆逐艦長を歴任しており、水雷屋魂が受け継がれていたようです。
かぁーっ! こいつぁまいったぁ!
投下された爆弾をすべて回避して、命中弾無し!
ネ申操艦ですね。
駆逐艦長は勝見基(かつみもとい)中佐。
米沢出身の海兵49基なので、南雲長官の後輩ですね。
潜水艦長と駆逐艦長を歴任しており、水雷屋魂が受け継がれていたようです。
かぁーっ! こいつぁまいったぁ!
95GF長官
2020/07/17(金) 23:14:11.69ID:9TwP2PzC >>94の続き
谷風無双については、アメリカ側も称讃しており、
「勝見基中佐は操艦の第一人者だった。
米軍機の投下する爆弾が、雨のように落ちてくる中で、
妬ましいほどの巧妙さで駆逐艦谷風を操縦した。
これら飛行機の爆弾の全部が、ただ一隻の駆逐艦めがけて
投下された。しかし、勝見はその全部を見事に回避してしまった。
谷風無双については、アメリカ側も称讃しており、
「勝見基中佐は操艦の第一人者だった。
米軍機の投下する爆弾が、雨のように落ちてくる中で、
妬ましいほどの巧妙さで駆逐艦谷風を操縦した。
これら飛行機の爆弾の全部が、ただ一隻の駆逐艦めがけて
投下された。しかし、勝見はその全部を見事に回避してしまった。
96GF長官
2020/07/17(金) 23:15:07.55ID:9TwP2PzC >>95の続き
唯一の損傷といえば、一発の至近弾の破片が三番砲に命中し、
爆発のため6名の砲員全部が戦死したことである。
谷風は航海を続け、日没直後、艦隊に合同することができた」
(『逆転』ウオルター・ロード/著)p241
勝見艦長は、艦橋の窓から身を乗り出して、降下針路を見極め、
回避運動を指示していたようです。
唯一の損傷といえば、一発の至近弾の破片が三番砲に命中し、
爆発のため6名の砲員全部が戦死したことである。
谷風は航海を続け、日没直後、艦隊に合同することができた」
(『逆転』ウオルター・ロード/著)p241
勝見艦長は、艦橋の窓から身を乗り出して、降下針路を見極め、
回避運動を指示していたようです。
97GF長官
2020/07/17(金) 23:15:45.38ID:9TwP2PzC >>96の続き
先に紹介した通り、エンタープライズ隊とホーネット隊とでは、
進出距離が異なっていたため、58機いっぺんに攻撃してきた
わけではありません。
戦史叢書(p489)によれば、
谷風は、1507時(26機)と1545時(6機)の二回、
敵艦爆の攻撃を受けている。
先に紹介した通り、エンタープライズ隊とホーネット隊とでは、
進出距離が異なっていたため、58機いっぺんに攻撃してきた
わけではありません。
戦史叢書(p489)によれば、
谷風は、1507時(26機)と1545時(6機)の二回、
敵艦爆の攻撃を受けている。
98GF長官
2020/07/17(金) 23:16:29.00ID:9TwP2PzC >>97の続き
SBDの内訳は、
エンタープライズ隊 32機(500ポンド爆弾)
ホーネット隊 12機(500ポンド爆弾)
21機(1千ポンド爆弾)
計65機ですが、58機の資料も有り。
1507時が先に反転したホーネットの1千ポンド搭載機で、
1545時が残りの機体だと思われます。
至近弾を浴びたのは1507時の方で、なんと対空射撃により
SBD1機を撃墜していますね。
SBDの内訳は、
エンタープライズ隊 32機(500ポンド爆弾)
ホーネット隊 12機(500ポンド爆弾)
21機(1千ポンド爆弾)
計65機ですが、58機の資料も有り。
1507時が先に反転したホーネットの1千ポンド搭載機で、
1545時が残りの機体だと思われます。
至近弾を浴びたのは1507時の方で、なんと対空射撃により
SBD1機を撃墜していますね。
99GF長官
2020/07/18(土) 19:57:16.37ID:Vt8IHpno >>98の続き
さらに驚くべきことには、谷風が相手をしたのは、
空母SBD隊だけではなかった。
これらドーントレスがやってくる前に、
ミッドウェー基地から発進したB−17(7機)が谷風を攻撃。
計56個の爆弾を投下したが命中無し。
続けてSBD襲撃の後に、またしてもB−17(5機)が飛来、
計28個の爆弾も命中無し。
さらに驚くべきことには、谷風が相手をしたのは、
空母SBD隊だけではなかった。
これらドーントレスがやってくる前に、
ミッドウェー基地から発進したB−17(7機)が谷風を攻撃。
計56個の爆弾を投下したが命中無し。
続けてSBD襲撃の後に、またしてもB−17(5機)が飛来、
計28個の爆弾も命中無し。
100GF長官
2020/07/18(土) 19:57:47.44ID:Vt8IHpno101GF長官
2020/07/18(土) 19:58:21.36ID:Vt8IHpno >>100の続き
基地の戦時日誌には、1800時(日本時間1500時)の報告として、
http://www.pby.com/ArchiveDatabase/RG313583397.001-013.061.php?Page=035
V92 reports finding only one cruiser.
Scored only near misses.
「敵巡洋艦1隻を発見して攻撃、すべて至近弾(命中無し)」
かくして、谷風はその名を歴史に刻んだのです。
基地の戦時日誌には、1800時(日本時間1500時)の報告として、
http://www.pby.com/ArchiveDatabase/RG313583397.001-013.061.php?Page=035
V92 reports finding only one cruiser.
Scored only near misses.
「敵巡洋艦1隻を発見して攻撃、すべて至近弾(命中無し)」
かくして、谷風はその名を歴史に刻んだのです。
102GF長官
2020/07/20(月) 23:19:30.55ID:cNAvpq8j103GF長官
2020/07/20(月) 23:20:14.52ID:cNAvpq8j >>102の続き
「スプルーアンス司令官は、ただでさえ不足している航空部隊を
これ以上失うことにないよう、航法支援のために誘導用ビーコン
を出すとともに、艦隊上空に向けて探照灯を点灯するように命じた。
また着艦支援のために両空母には、飛行甲板を照射するよう
指示している。
これらの措置のおかげで、米軍の攻撃隊は不慣れな夜間着艦で
一機も事故を起こさず、全機が無事に帰艦した」
(『歴史群像日米空母決戦ミッドウェー』)p176
「スプルーアンス司令官は、ただでさえ不足している航空部隊を
これ以上失うことにないよう、航法支援のために誘導用ビーコン
を出すとともに、艦隊上空に向けて探照灯を点灯するように命じた。
また着艦支援のために両空母には、飛行甲板を照射するよう
指示している。
これらの措置のおかげで、米軍の攻撃隊は不慣れな夜間着艦で
一機も事故を起こさず、全機が無事に帰艦した」
(『歴史群像日米空母決戦ミッドウェー』)p176
104GF長官
2020/07/20(月) 23:21:14.88ID:cNAvpq8j >>103の続き
こういう話は美談として語られることになりますが、
一歩間違えば、敵潜水艦をおびき寄せることになってしまう。
一説には、小澤長官もマリアナ沖海戦の前日に同じことをやって、
パラワン水道の悲劇(愛宕、摩耶沈没)につながったと言われるくらいです。
ここでもやはり、スプルーアンス少将は、”運の良い男”だったのでしょう。
こういう話は美談として語られることになりますが、
一歩間違えば、敵潜水艦をおびき寄せることになってしまう。
一説には、小澤長官もマリアナ沖海戦の前日に同じことをやって、
パラワン水道の悲劇(愛宕、摩耶沈没)につながったと言われるくらいです。
ここでもやはり、スプルーアンス少将は、”運の良い男”だったのでしょう。
105GF長官
2020/07/21(火) 22:29:59.06ID:F/8Z9Wpa >>104の続き
SBD隊の夜間収容に関しては、
1機海上に不時着したが、搭乗員は救助されたという説もあります。
いずれにせよ、米空母にとっては、実戦初の夜間着艦になるので
上出来と言って良いでしょう。
SBD隊の夜間収容に関しては、
1機海上に不時着したが、搭乗員は救助されたという説もあります。
いずれにせよ、米空母にとっては、実戦初の夜間着艦になるので
上出来と言って良いでしょう。
106GF長官
2020/07/21(火) 22:30:40.98ID:F/8Z9Wpa >>105の続き
とはいえ、初めての経験、しかも夜間ともなれば、
想定外のことが色々と起こるものです。
1ヶ月前の珊瑚海海戦では、日本側の艦爆が、誤ってヨークタウンに
着艦しそうになったこともありました。
とはいえ、初めての経験、しかも夜間ともなれば、
想定外のことが色々と起こるものです。
1ヶ月前の珊瑚海海戦では、日本側の艦爆が、誤ってヨークタウンに
着艦しそうになったこともありました。
107GF長官
2020/07/21(火) 22:31:28.65ID:F/8Z9Wpa >>106の続き
今回はというと、
「エンタープライズの発着艦指揮官リンゼー大尉は、2機、3機と
帰って来る機体を数えながら、機数を数え間違ったのかと思った。
”あと何機だ?”
と、彼が助手に聞くと、
助手は
”私にも分かりません。すでに5機多く収容しました”」
(『ミッドウェーの奇跡』下巻)p163
今回はというと、
「エンタープライズの発着艦指揮官リンゼー大尉は、2機、3機と
帰って来る機体を数えながら、機数を数え間違ったのかと思った。
”あと何機だ?”
と、彼が助手に聞くと、
助手は
”私にも分かりません。すでに5機多く収容しました”」
(『ミッドウェーの奇跡』下巻)p163
108GF長官
2020/07/21(火) 22:32:17.92ID:F/8Z9Wpa >>107の続き
ま、まさか・・・
「すぐに収容した機体にミートボールが描いてないか確かめろ!」
「ジャップの斬り込みだ、総員、白兵戦用意!」
とはなりませんでした。
真相は、ホーネット機がエンタープライズに着艦していたため、
発艦数より多くなってしまったようです。
やれやれだぜ
ま、まさか・・・
「すぐに収容した機体にミートボールが描いてないか確かめろ!」
「ジャップの斬り込みだ、総員、白兵戦用意!」
とはなりませんでした。
真相は、ホーネット機がエンタープライズに着艦していたため、
発艦数より多くなってしまったようです。
やれやれだぜ
109GF長官
2020/07/23(木) 22:22:01.34ID:40WieLKD >>108の続き
これで6月6日が終了しました。
振り返ってみますと、
(A)5日の夜には、日本軍との遭遇戦を避けるために東方に避退
↓
(B)夜中に反転して西へ向かう時期が遅く、6日朝の時点で、
ミッドウェー島ライン(西経177度線)よりも東側に居た。
(註)前日(5日)に、最も西へ進出したのが西経177度線
↓
(C)黎明時から索敵を実施せず、友軍潜水艦情報を得て、
西方の日本巡洋艦追撃に向かった。
↓
(D)基地PBYから日本空母発見の報告が入ったが、
彼我の距離が遠く、午後まで攻撃隊を発進できなかった。
↓
(E)午後3時(現地時間)になって、ようやく攻撃隊発進。
目標を発見できずに帰投。夜間収容
これで6月6日が終了しました。
振り返ってみますと、
(A)5日の夜には、日本軍との遭遇戦を避けるために東方に避退
↓
(B)夜中に反転して西へ向かう時期が遅く、6日朝の時点で、
ミッドウェー島ライン(西経177度線)よりも東側に居た。
(註)前日(5日)に、最も西へ進出したのが西経177度線
↓
(C)黎明時から索敵を実施せず、友軍潜水艦情報を得て、
西方の日本巡洋艦追撃に向かった。
↓
(D)基地PBYから日本空母発見の報告が入ったが、
彼我の距離が遠く、午後まで攻撃隊を発進できなかった。
↓
(E)午後3時(現地時間)になって、ようやく攻撃隊発進。
目標を発見できずに帰投。夜間収容
110GF長官
2020/07/23(木) 22:22:54.69ID:40WieLKD >>109の続き
本職が指摘したい点は、大きく二つあり、(A)と(C)
まず、(A)について。
日本軍水雷戦隊との夜戦を避けるために、東方避退したのは
賢明ですが、反転する時期が遅く、夜明けまでに、前日の
最西進出点まで戻って来れなかった。
これが(D)や(E)につながるのですが、
空母の脆弱性や護衛兵力の少なさから考えれば、
スプルーアンス少将の判断も十分に納得できるものであり、
ことさら批判するつもりはありません。
本職が指摘したい点は、大きく二つあり、(A)と(C)
まず、(A)について。
日本軍水雷戦隊との夜戦を避けるために、東方避退したのは
賢明ですが、反転する時期が遅く、夜明けまでに、前日の
最西進出点まで戻って来れなかった。
これが(D)や(E)につながるのですが、
空母の脆弱性や護衛兵力の少なさから考えれば、
スプルーアンス少将の判断も十分に納得できるものであり、
ことさら批判するつもりはありません。
113名無し三等兵
2020/07/25(土) 12:51:49.84ID:5PvraYdh バタフライ効果って奴ですね。
小澤さんが探照灯を付けた事により、パラワン水道の悲劇が生まれるという。
小澤さんが探照灯を付けた事により、パラワン水道の悲劇が生まれるという。
114GF長官
2020/07/25(土) 20:23:31.98ID:VduCn9zJ115GF長官
2020/07/25(土) 20:51:09.66ID:VduCn9zJ >>110の続き
なんと言っても、問題はこちらです。
>(C)黎明時から索敵を実施せず、友軍潜水艦情報を得て、
> 西方の日本巡洋艦追撃に向かった。
前スレの繰り返しになりますが、
本職が特に強調したいのは、「優先順位」。
なんと言っても、問題はこちらです。
>(C)黎明時から索敵を実施せず、友軍潜水艦情報を得て、
> 西方の日本巡洋艦追撃に向かった。
前スレの繰り返しになりますが、
本職が特に強調したいのは、「優先順位」。
116GF長官
2020/07/25(土) 20:52:21.66ID:VduCn9zJ >>115の続き
米空母部隊にとって、
「日本空母の残存部隊」と、
「ミッドウェー島砲撃に向かう日本巡洋艦」
どちらを優先すべきかと言ったら、明らかに前者ですよね。
前日5日の戦闘で、日本空母4隻を撃破したことが
ほぼ確実という奇跡が起こった。
しかし、僚艦ヨークタウンが行動不能に陥り、
作戦可能なのは、エンタープライズとホーネットの2隻という状況。
米空母部隊にとって、
「日本空母の残存部隊」と、
「ミッドウェー島砲撃に向かう日本巡洋艦」
どちらを優先すべきかと言ったら、明らかに前者ですよね。
前日5日の戦闘で、日本空母4隻を撃破したことが
ほぼ確実という奇跡が起こった。
しかし、僚艦ヨークタウンが行動不能に陥り、
作戦可能なのは、エンタープライズとホーネットの2隻という状況。
117GF長官
2020/07/25(土) 20:53:35.59ID:VduCn9zJ >>116の続き
米空母部隊指揮官にとって、真っ先に頭に浮かぶのは、
現在の主題である、
「日本空母は、残り何隻か」のはず。
ならば6日朝からの索敵は必須、確定事項ですよね。
もちろん天候その他の事情で、実施できない場合もあるし、
索敵を実施したとしても、圏外で発見できないこともあるでしょう。
米空母部隊指揮官にとって、真っ先に頭に浮かぶのは、
現在の主題である、
「日本空母は、残り何隻か」のはず。
ならば6日朝からの索敵は必須、確定事項ですよね。
もちろん天候その他の事情で、実施できない場合もあるし、
索敵を実施したとしても、圏外で発見できないこともあるでしょう。
118GF長官
2020/07/25(土) 20:54:22.45ID:VduCn9zJ >>117の続き
問題は、そんな些末な結果論ではなく、
そもそもの話として、スプルーアンス少将が日本空母の動静を
気にしていたようには思えないところです。
だから、潜水艦から最上と三隈の衝突事故の情報を得たなら、
(何も考えずに)敵巡洋艦追撃に移るという、
行き当たりばったりの行動につながる。
問題は、そんな些末な結果論ではなく、
そもそもの話として、スプルーアンス少将が日本空母の動静を
気にしていたようには思えないところです。
だから、潜水艦から最上と三隈の衝突事故の情報を得たなら、
(何も考えずに)敵巡洋艦追撃に移るという、
行き当たりばったりの行動につながる。
119GF長官
2020/07/25(土) 20:57:41.82ID:VduCn9zJ >>118の続き
スプルーアンス少将が、そんな愚かなことはしないと思いたいのですが、
この6日朝の行動は、伝記を著したビュエル氏さえ、
擁護に苦労するほどに不可解で、謎だらけなのです。
The Quiet Warrior(静かな武人)
邦題:提督スプルーアンス
彼は何を考えていたのでしょうか。
スプルーアンス少将が、そんな愚かなことはしないと思いたいのですが、
この6日朝の行動は、伝記を著したビュエル氏さえ、
擁護に苦労するほどに不可解で、謎だらけなのです。
The Quiet Warrior(静かな武人)
邦題:提督スプルーアンス
彼は何を考えていたのでしょうか。
120GF長官
2020/07/27(月) 22:49:56.05ID:JJekQPDn >>119の続き
百歩譲って、未だ所在不明の5隻目の日本空母捜索を、
基地航空隊のPBYに委ねたとしても、
前日に、自らが撃破した三空母+飛龍は、おおよその位置は
分かっているはずだから、そこに索敵機を飛ばして確認しようと
思うはず。
百歩譲って、未だ所在不明の5隻目の日本空母捜索を、
基地航空隊のPBYに委ねたとしても、
前日に、自らが撃破した三空母+飛龍は、おおよその位置は
分かっているはずだから、そこに索敵機を飛ばして確認しようと
思うはず。
121GF長官
2020/07/27(月) 22:53:35.75ID:JJekQPDn122GF長官
2020/07/27(月) 22:55:08.18ID:JJekQPDn >>121の続き
本来なら、6日朝から索敵機を出して、前日撃破した日本空母の
所在を確認したい、という動機から始まって、そこから逆算していって、
5日夜は、ここまで東進した後に反転しよう、
そのような思考の順序になるはずだと思うのですが、
スプルーアンス少将はもちろんのこと、TF16の司令部の幕僚を含めて、
「何を考えていたのでしょうか」
ですねぇ
本来なら、6日朝から索敵機を出して、前日撃破した日本空母の
所在を確認したい、という動機から始まって、そこから逆算していって、
5日夜は、ここまで東進した後に反転しよう、
そのような思考の順序になるはずだと思うのですが、
スプルーアンス少将はもちろんのこと、TF16の司令部の幕僚を含めて、
「何を考えていたのでしょうか」
ですねぇ
123GF長官
2020/07/28(火) 22:18:17.33ID:S1UdUc6/124GF長官
2020/07/28(火) 22:18:52.95ID:S1UdUc6/ >>123の続き
そこまで分かっていながら、
なぜ自ら索敵機を出して、確認しようとしなかったのか。
すべて基地PBYに丸投げなのか。
前日の夜間、日本空母の所在が少しでも気にかからなかったのか。
日頃、高尚な空母戦術論を披露する自称評論家の皆さまは
どうお考えなのでしょう!
そこまで分かっていながら、
なぜ自ら索敵機を出して、確認しようとしなかったのか。
すべて基地PBYに丸投げなのか。
前日の夜間、日本空母の所在が少しでも気にかからなかったのか。
日頃、高尚な空母戦術論を披露する自称評論家の皆さまは
どうお考えなのでしょう!
125GF長官
2020/07/30(木) 22:35:53.49ID:a9rBbKip126GF長官
2020/07/30(木) 22:36:45.43ID:a9rBbKip >>125の続き
>「そのため同長官は来襲する敵機の攻撃を受けながら、索敵機が先端に
>達する予定時刻を待っていた。
>
>その時刻になっても、敵艦隊発見を報じて来なかったので、同長官は
>予想していたとおり付近に敵艦隊は存在しないと判断し、第二次攻撃を
>ミッドウェーに指向することを決意した」(『戦史叢書』p288)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/962
米空母が居ないことを”確認”してから、島再空襲を決断したのです。
>「そのため同長官は来襲する敵機の攻撃を受けながら、索敵機が先端に
>達する予定時刻を待っていた。
>
>その時刻になっても、敵艦隊発見を報じて来なかったので、同長官は
>予想していたとおり付近に敵艦隊は存在しないと判断し、第二次攻撃を
>ミッドウェーに指向することを決意した」(『戦史叢書』p288)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/962
米空母が居ないことを”確認”してから、島再空襲を決断したのです。
127GF長官
2020/07/30(木) 22:37:34.39ID:a9rBbKip >>126の続き
結果的に、その判断は誤りで過早でしたが、
決して、「米空母は出て来ないと慢心していた」とか、
「水雷出身で、母艦航空戦のことを理解していなかった」とか、
批判される筋合いのものでは無い。
「この海戦における現場最高責任者であった南雲中将の不運と
判断ミスは、古今東西数多の将星が、必ず一度は経験する程度の
事象に過ぎなかったであろう」
(『NAVY YARD』栄光の南雲機動部隊後編)
結果的に、その判断は誤りで過早でしたが、
決して、「米空母は出て来ないと慢心していた」とか、
「水雷出身で、母艦航空戦のことを理解していなかった」とか、
批判される筋合いのものでは無い。
「この海戦における現場最高責任者であった南雲中将の不運と
判断ミスは、古今東西数多の将星が、必ず一度は経験する程度の
事象に過ぎなかったであろう」
(『NAVY YARD』栄光の南雲機動部隊後編)
128GF長官
2020/07/30(木) 22:39:26.49ID:a9rBbKip >>127の続き
いや、それでも南雲を叩くというのなら、それはそれで結構でしょう。
ただ、そこまで空母戦闘に高い理想と完璧な作戦指導を望むのなら、
どうして、6日のスプルーアンス少将を座視できるのでしょうか。
索敵軽視じゃなくて、索敵無視ですよ?
日本空母は居ないと慢心しきっていたんですよ?
何ら明確な方針を示さずに、目の前の敵情に右往左往してただけですよ?
何か弱みでも握られているんですかねぇ
いや、それでも南雲を叩くというのなら、それはそれで結構でしょう。
ただ、そこまで空母戦闘に高い理想と完璧な作戦指導を望むのなら、
どうして、6日のスプルーアンス少将を座視できるのでしょうか。
索敵軽視じゃなくて、索敵無視ですよ?
日本空母は居ないと慢心しきっていたんですよ?
何ら明確な方針を示さずに、目の前の敵情に右往左往してただけですよ?
何か弱みでも握られているんですかねぇ
129GF長官
2020/08/01(土) 21:43:20.54ID:uvoOx694 >>128の続き
すぷー様の作戦指導批評はこのくらいにして、
6月6日(日本時間)日没時点での、情勢判断は
どう変化したでしょうか。
前日5日夜は、日本空母4隻撃破ほぼ確実+5隻目は不明
という状況でしたが、
6日を一日経過して、日本空母の動静は伝えられなかったので、
日本艦隊は撤退したとみなして良いでしょう。
すぷー様の作戦指導批評はこのくらいにして、
6月6日(日本時間)日没時点での、情勢判断は
どう変化したでしょうか。
前日5日夜は、日本空母4隻撃破ほぼ確実+5隻目は不明
という状況でしたが、
6日を一日経過して、日本空母の動静は伝えられなかったので、
日本艦隊は撤退したとみなして良いでしょう。
130GF長官
2020/08/01(土) 21:45:21.16ID:uvoOx694 >>129の続き
とはいえ、翌7日に日本空母が出現する確率が「ゼロ」にはなりません。
アリューシャン方面の部隊と合同して、攻撃を再興するかもしれないですしね。
結局、万全を期すなら、毎日黎明から索敵機を出して、
攻撃隊を対艦装備で待機させ続ける必要がある。
そんなことは現実的ではなく、
蓋然性の観点から指揮官が判断していくのが前線の実状と言えるでしょう。
とはいえ、翌7日に日本空母が出現する確率が「ゼロ」にはなりません。
アリューシャン方面の部隊と合同して、攻撃を再興するかもしれないですしね。
結局、万全を期すなら、毎日黎明から索敵機を出して、
攻撃隊を対艦装備で待機させ続ける必要がある。
そんなことは現実的ではなく、
蓋然性の観点から指揮官が判断していくのが前線の実状と言えるでしょう。
131GF長官
2020/08/01(土) 21:58:42.13ID:uvoOx694 [ミッドウェー海戦](6月7日0100頃)日本時間
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←▽───
北緯30度・東経178度
(ミッドウェー島の西北西・約300浬)
重巡最上・三隈
←▲┓
┗━━
北緯28度・東経176度
(ミッドウェー島の西・約400浬) ミッドウェー島
■
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←▽───
北緯30度・東経178度
(ミッドウェー島の西北西・約300浬)
重巡最上・三隈
←▲┓
┗━━
北緯28度・東経176度
(ミッドウェー島の西・約400浬) ミッドウェー島
■
132GF長官
2020/08/01(土) 22:06:28.83ID:uvoOx694 >>131の続き
スプルーアンス少将も同じ考えだったようで、
6日夜に”谷風襲撃隊”を収容した後も、反転したりはせずに、
そのまま西進を続け、
夜明け前には日付変更線を越えて、
ミッドウェー島から300浬に進出していた。
スプルーアンス少将も同じ考えだったようで、
6日夜に”谷風襲撃隊”を収容した後も、反転したりはせずに、
そのまま西進を続け、
夜明け前には日付変更線を越えて、
ミッドウェー島から300浬に進出していた。
133GF長官
2020/08/01(土) 22:07:20.15ID:uvoOx694 >>132の続き
一方の日本艦隊は、山本長官の作戦中止命令を受けて、
その大部が、ミッドウェー島の哨戒圏外である600浬の外に
出ていた。
ただし、例外が2隻だけあり、
衝突事故を起こした第七戦隊の重巡最上と三隈。
6日は、基地航空隊(B−17)の散発的な攻撃を受けるも
命中弾は無く、避退行を続けていたが、
未だミッドウェー島から400浬の海域にとどまっていたのです。
一方の日本艦隊は、山本長官の作戦中止命令を受けて、
その大部が、ミッドウェー島の哨戒圏外である600浬の外に
出ていた。
ただし、例外が2隻だけあり、
衝突事故を起こした第七戦隊の重巡最上と三隈。
6日は、基地航空隊(B−17)の散発的な攻撃を受けるも
命中弾は無く、避退行を続けていたが、
未だミッドウェー島から400浬の海域にとどまっていたのです。
134GF長官
2020/08/03(月) 23:01:21.11ID:4m64/mQb >>133の続き
島から400浬も離れてしまえば、もう単発機はやってきません。
来るとしたら、B−17かPBYくらいですね。
これまでの経験からも、B−17の水平爆撃なら回避できそうだ。
問題は、米空母の方です。
島から400浬も離れてしまえば、もう単発機はやってきません。
来るとしたら、B−17かPBYくらいですね。
これまでの経験からも、B−17の水平爆撃なら回避できそうだ。
問題は、米空母の方です。
135GF長官
2020/08/03(月) 23:02:20.69ID:4m64/mQb136GF長官
2020/08/03(月) 23:02:49.34ID:4m64/mQb137GF長官
2020/08/04(火) 21:36:58.75ID:RqXgh0M5138GF長官
2020/08/04(火) 21:37:46.19ID:RqXgh0M5 >>137の続き
「6月6日(日本時間7日)は、空の澄み渡った暑い日になったが、
その日の太陽の上る前に、航空母艦エンタープライズは、当時
出し得る全速力で、西方に急航中の二隻の損傷巡洋艦を
みつけようとして、飛行捜索を開始した」
(『モリソン戦史』第三巻)p342
7日黎明、エンタープライズはSBD18機を索敵に出した。
うち5機は、誤って着艦したホーネット機です。
進出距離は200浬。
「6月6日(日本時間7日)は、空の澄み渡った暑い日になったが、
その日の太陽の上る前に、航空母艦エンタープライズは、当時
出し得る全速力で、西方に急航中の二隻の損傷巡洋艦を
みつけようとして、飛行捜索を開始した」
(『モリソン戦史』第三巻)p342
7日黎明、エンタープライズはSBD18機を索敵に出した。
うち5機は、誤って着艦したホーネット機です。
進出距離は200浬。
139GF長官
2020/08/04(火) 21:38:55.72ID:RqXgh0M5 >>138の続き
0345時、ウイリアム・カーター少尉機より報告
「空母1・駆逐艦5発見、母艦よりの方位233度(南西)128浬、
敵針西、速力10ノット」
なんと空母発見です。
前日は、あれだけ捜索しても結局見つからなかったのに
まさに「日本空母は残り何隻なんだ?」ですねぇ
しかも130浬なんて”鼻先”とも言える距離です。
これが事実なら、エンタープライズはとっくに攻撃を受けているでしょう。
0345時、ウイリアム・カーター少尉機より報告
「空母1・駆逐艦5発見、母艦よりの方位233度(南西)128浬、
敵針西、速力10ノット」
なんと空母発見です。
前日は、あれだけ捜索しても結局見つからなかったのに
まさに「日本空母は残り何隻なんだ?」ですねぇ
しかも130浬なんて”鼻先”とも言える距離です。
これが事実なら、エンタープライズはとっくに攻撃を受けているでしょう。
140GF長官
2020/08/05(水) 22:24:53.33ID:WiEWi1JT >>139の続き
ちなみに、7日のPBY索敵はと言うと、
http://www.pby.com/ArchiveDatabase/RG313583397.001-013.061.php?Page=035
ミッドウェー基地の戦時日誌によれば
Search, sector 220 to 330, distance 600 miles.
「索敵、方位220度(南西)から330度(北西)、進出距離600浬」
ちなみに、7日のPBY索敵はと言うと、
http://www.pby.com/ArchiveDatabase/RG313583397.001-013.061.php?Page=035
ミッドウェー基地の戦時日誌によれば
Search, sector 220 to 330, distance 600 miles.
「索敵、方位220度(南西)から330度(北西)、進出距離600浬」
141GF長官
2020/08/05(水) 22:25:27.69ID:WiEWi1JT >>140の続き
前日は、わずか250浬の索敵だったのにもかかわらず、
この日は、また600浬まで戻っていますね。
機数は記載されていませんが、前日と同じ10機程度と思われます。
600浬も飛行すれば、避退中の最上と三隈も捕捉可能です。
しかし「空母」発見の報告はありませんでした。
前日は、わずか250浬の索敵だったのにもかかわらず、
この日は、また600浬まで戻っていますね。
機数は記載されていませんが、前日と同じ10機程度と思われます。
600浬も飛行すれば、避退中の最上と三隈も捕捉可能です。
しかし「空母」発見の報告はありませんでした。
142GF長官
2020/08/06(木) 22:27:41.61ID:FCJ30v5u143GF長官
2020/08/06(木) 22:28:25.44ID:FCJ30v5u >>142の続き
その内容は、
「0345時、敵巡洋艦2、駆逐艦2隻発見。
母艦よりの方位209度(南南西)、133浬」
ギー少尉機が着艦しなかったのは、もともとホーネット所属機だったが、
前日の夜間収容時に誤って、エンタープライズに着艦してしまったので、
今回は間違いなく、ホーネットに帰るつもりだったからでしょう。
その内容は、
「0345時、敵巡洋艦2、駆逐艦2隻発見。
母艦よりの方位209度(南南西)、133浬」
ギー少尉機が着艦しなかったのは、もともとホーネット所属機だったが、
前日の夜間収容時に誤って、エンタープライズに着艦してしまったので、
今回は間違いなく、ホーネットに帰るつもりだったからでしょう。
144GF長官
2020/08/06(木) 22:29:16.95ID:FCJ30v5u >>143の続き
当時、最上と三隈には、護衛として駆逐艦2隻(第八駆逐隊の朝潮と嵐潮)
が随伴していたので、兵力情報は正確であったことが分かります。
艦位については、先のカーター機の敵空母より、南東に50浬の位置。
航空索敵においては、50浬程度なら、同一部隊を別方向から
観測したという可能性も残る。
当時、最上と三隈には、護衛として駆逐艦2隻(第八駆逐隊の朝潮と嵐潮)
が随伴していたので、兵力情報は正確であったことが分かります。
艦位については、先のカーター機の敵空母より、南東に50浬の位置。
航空索敵においては、50浬程度なら、同一部隊を別方向から
観測したという可能性も残る。
145GF長官
2020/08/06(木) 22:29:58.36ID:FCJ30v5u >>144の続き
実際はと言うと、
日本重巡が居たのは、カーター機の報告艦位付近でした。
つまり米空母機は、同一目標を別々の索敵機が発見し、
その位置はカーター機が、その兵力はギー機が正確に伝えた、
というわけです。
実際はと言うと、
日本重巡が居たのは、カーター機の報告艦位付近でした。
つまり米空母機は、同一目標を別々の索敵機が発見し、
その位置はカーター機が、その兵力はギー機が正確に伝えた、
というわけです。
146GF長官
2020/08/07(金) 21:57:46.88ID:rfEAV6IB [ミッドウェー海戦](6月7日0400頃)日本時間
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←▽─
「エンタープライズ」「ホーネット」
空母1・駆逐艦5
×カーター機報告(233度・128浬)
重巡最上・三隈 ×ギー機報告(209度・133浬)
←▲┓ 巡洋艦2・駆逐艦2
┗━
米空母部隊(スプルーアンス少将)
←▽─
「エンタープライズ」「ホーネット」
空母1・駆逐艦5
×カーター機報告(233度・128浬)
重巡最上・三隈 ×ギー機報告(209度・133浬)
←▲┓ 巡洋艦2・駆逐艦2
┗━
147GF長官
2020/08/08(土) 20:46:36.63ID:NJWeBe1P >>146の続き
自分が米空母指揮官だったと考えると、
やはりカーター機の報告を受けたときに、
飛びあがらんばかりに驚くでしょうね。
130浬先に敵空母が居るということは、
すでに自部隊は敵の攻撃圏内に入っているので、
直後に敵襲を受けてもおかしくない状況です。
自分が米空母指揮官だったと考えると、
やはりカーター機の報告を受けたときに、
飛びあがらんばかりに驚くでしょうね。
130浬先に敵空母が居るということは、
すでに自部隊は敵の攻撃圏内に入っているので、
直後に敵襲を受けてもおかしくない状況です。
148GF長官
2020/08/08(土) 20:47:28.75ID:NJWeBe1P >>147の続き
前日の索敵報告は「炎上中の敵空母」だったので、
まだ対処する余裕もありますが、
今回は、報告を聞く限りは無傷のようです。
普通に考えれば、「最優先目標」になりますね。
結果を先に書いてしまうと、この日本空母発見報告は、
実は誤報でした。
前日の索敵報告は「炎上中の敵空母」だったので、
まだ対処する余裕もありますが、
今回は、報告を聞く限りは無傷のようです。
普通に考えれば、「最優先目標」になりますね。
結果を先に書いてしまうと、この日本空母発見報告は、
実は誤報でした。
149GF長官
2020/08/08(土) 20:49:13.24ID:NJWeBe1P >>148の続き
「0645時(日本時間0345時)、索敵機の一機が、
1隻の戦艦と1隻の巡洋艦を含む5隻から成る艦隊を
発見したが、エンタープライズに届いた報告の内容は、
空母1隻と駆逐艦5隻となっていた」
(『歴史群像 日米空母決戦ミッドウェー』)p176
航空索敵は、誤報の宝庫とも言えますが、
注意すべきは、索敵機の誤認では無いということです。
「0645時(日本時間0345時)、索敵機の一機が、
1隻の戦艦と1隻の巡洋艦を含む5隻から成る艦隊を
発見したが、エンタープライズに届いた報告の内容は、
空母1隻と駆逐艦5隻となっていた」
(『歴史群像 日米空母決戦ミッドウェー』)p176
航空索敵は、誤報の宝庫とも言えますが、
注意すべきは、索敵機の誤認では無いということです。
150GF長官
2020/08/08(土) 20:49:57.25ID:NJWeBe1P >>149の続き
巡洋艦を戦艦と見間違えたり、
タンカーを空母と誤認するのは、よくあることですが、
今回の場合、索敵機は
「戦艦1・巡洋艦1・駆逐艦3」と打電したにもかかわらず、
「空母1・駆逐艦5」となって届いたということは、
通信過程の問題ということですね。
巡洋艦を戦艦と見間違えたり、
タンカーを空母と誤認するのは、よくあることですが、
今回の場合、索敵機は
「戦艦1・巡洋艦1・駆逐艦3」と打電したにもかかわらず、
「空母1・駆逐艦5」となって届いたということは、
通信過程の問題ということですね。
151GF長官
2020/08/10(月) 19:29:04.60ID:MLJ211+W >>150の続き
実は、前月の珊瑚海海戦でも、米空母は同じようなミスを
やらかしています。
一日目の5月7日、
ヨークタウンから出した索敵機(SBD)から敵発見電。
それは「日本空母2隻、重巡洋艦2隻」を発見したというもので、
フレッチャー少将は、ヨークタウン、レキシントンの搭載機全力を
出撃させた。
実は、前月の珊瑚海海戦でも、米空母は同じようなミスを
やらかしています。
一日目の5月7日、
ヨークタウンから出した索敵機(SBD)から敵発見電。
それは「日本空母2隻、重巡洋艦2隻」を発見したというもので、
フレッチャー少将は、ヨークタウン、レキシントンの搭載機全力を
出撃させた。
152GF長官
2020/08/10(月) 19:29:48.86ID:MLJ211+W >>151の続き
ところが、この報告は誤りで、
実は「巡洋艦2隻、駆逐艦4隻」で、
空母は含まれていなかったのです。
その原因はと言うと、
「海戦後、判明した事実によれば、ヨークタウン索敵機が
発見したのは、丸茂少将の掩護部隊(軽巡2・砲艦2)であって、
彼らはこれを報告する際に、暗号操作を誤ったのである。
本来”重巡”とすべきところを、”空母”の略号符を打電してしまったのだ」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p161
ところが、この報告は誤りで、
実は「巡洋艦2隻、駆逐艦4隻」で、
空母は含まれていなかったのです。
その原因はと言うと、
「海戦後、判明した事実によれば、ヨークタウン索敵機が
発見したのは、丸茂少将の掩護部隊(軽巡2・砲艦2)であって、
彼らはこれを報告する際に、暗号操作を誤ったのである。
本来”重巡”とすべきところを、”空母”の略号符を打電してしまったのだ」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p161
153GF長官
2020/08/10(月) 19:31:00.92ID:MLJ211+W >>152の続き
結果として、米攻撃隊の進路上にたまたま空母祥鳳がいたため、
空振りとはなりませんでしたが、大失態と言えます。
ミッドウェー海戦においては、
SBD搭乗員側の打電ミスなのか、母艦受信側の翻訳ミスなのかは
分かりませんが、洋上航法に並ぶ米空母の課題かもしれませんね。
結果として、米攻撃隊の進路上にたまたま空母祥鳳がいたため、
空振りとはなりませんでしたが、大失態と言えます。
ミッドウェー海戦においては、
SBD搭乗員側の打電ミスなのか、母艦受信側の翻訳ミスなのかは
分かりませんが、洋上航法に並ぶ米空母の課題かもしれませんね。
154GF長官
2020/08/11(火) 20:24:05.46ID:PR5E1z/d155GF長官
2020/08/11(火) 20:24:47.23ID:PR5E1z/d >>154の続き
索敵を実施しなかった前日でさえ、スプルーアンス少将は
敵空母優先で攻撃隊を出していますから。
0457時(日本時間)、ホーネットから
F4F 8機
SBD 22機
を発進させた。
注目すべきは、戦闘機の護衛が付いているところですね。
索敵を実施しなかった前日でさえ、スプルーアンス少将は
敵空母優先で攻撃隊を出していますから。
0457時(日本時間)、ホーネットから
F4F 8機
SBD 22機
を発進させた。
注目すべきは、戦闘機の護衛が付いているところですね。
156GF長官
2020/08/11(火) 20:25:54.12ID:PR5E1z/d >>155の続き
これまで初回(5日)の三空母に対する攻撃隊を除けば、
午後の飛龍に対する第二次攻撃隊、
6日の炎上空母に対する攻撃隊、
ともにワイルドキャットは随伴させなかった。
米空母部隊の基本思想は、母艦防空優先ですが、
前日の敵情に鑑み、日本艦隊は撤退していることが確実になったため、
攻撃隊にも護衛を割く余裕が生まれたと思われます。
これまで初回(5日)の三空母に対する攻撃隊を除けば、
午後の飛龍に対する第二次攻撃隊、
6日の炎上空母に対する攻撃隊、
ともにワイルドキャットは随伴させなかった。
米空母部隊の基本思想は、母艦防空優先ですが、
前日の敵情に鑑み、日本艦隊は撤退していることが確実になったため、
攻撃隊にも護衛を割く余裕が生まれたと思われます。
157GF長官
2020/08/11(火) 20:26:39.32ID:PR5E1z/d >>156の続き
同時に、エンタープライズは早朝に出した索敵機を収容。
これは一日目と同じ流れですね。
(5日は、ヨークタウンが索敵機を収容している間に、
エンタープライズとホーネットが攻撃隊を先発させた)
米空母部隊の基本戦法みたいなものなのでしょう。
同時に、エンタープライズは早朝に出した索敵機を収容。
これは一日目と同じ流れですね。
(5日は、ヨークタウンが索敵機を収容している間に、
エンタープライズとホーネットが攻撃隊を先発させた)
米空母部隊の基本戦法みたいなものなのでしょう。
158GF長官
2020/08/12(水) 21:01:11.70ID:KeU6ybeM159GF長官
2020/08/12(水) 21:02:13.13ID:KeU6ybeM >>158の続き
すでにミッドウェー島から400浬で、単発機の行動圏外ですから、
米空母が付近にいることは確実となりました。
そこで、先任指揮官だった三隈の崎山艦長は、このままでは
全滅してしまうことを恐れて、最上には護衛駆逐艦2隻を残して、
自らは、最上を置いて先に離脱することを決断した。
すでにミッドウェー島から400浬で、単発機の行動圏外ですから、
米空母が付近にいることは確実となりました。
そこで、先任指揮官だった三隈の崎山艦長は、このままでは
全滅してしまうことを恐れて、最上には護衛駆逐艦2隻を残して、
自らは、最上を置いて先に離脱することを決断した。
160GF長官
2020/08/12(水) 21:03:29.62ID:KeU6ybeM >>159の続き
参考までに、衝突時の状況を振り返ると、
3番艦三隈、4番艦最上の順で単縦陣で航行中、
回頭時の混乱から、最上が三隈の舷側に突っ込んでしまった。
被害状況は、三隈は舷側に大穴が開いているが、航行には支障なし。
最上は艦首がつぶれて12ノットしか出せない。
参考までに、衝突時の状況を振り返ると、
3番艦三隈、4番艦最上の順で単縦陣で航行中、
回頭時の混乱から、最上が三隈の舷側に突っ込んでしまった。
被害状況は、三隈は舷側に大穴が開いているが、航行には支障なし。
最上は艦首がつぶれて12ノットしか出せない。
161GF長官
2020/08/12(水) 21:05:23.53ID:KeU6ybeM >>160の続き
つまり三隈の方は、逃げようと思えば、もっと高速で逃げられるわけです。
この命令を聞いた最上の曾爾艦長は、やむを得ないと諦めたとか。
重巡が2隻とも沈められるよりはマシというわけですね。
ところが史実は、先行離脱した三隈が撃沈され、
低速しか出せない最上の方が生還したのです。
戦史は小説よりも奇なりー
つまり三隈の方は、逃げようと思えば、もっと高速で逃げられるわけです。
この命令を聞いた最上の曾爾艦長は、やむを得ないと諦めたとか。
重巡が2隻とも沈められるよりはマシというわけですね。
ところが史実は、先行離脱した三隈が撃沈され、
低速しか出せない最上の方が生還したのです。
戦史は小説よりも奇なりー
162GF長官
2020/08/13(木) 20:52:23.29ID:JCLO+Iad163GF長官
2020/08/13(木) 20:53:10.01ID:JCLO+Iad164GF長官
2020/08/13(木) 20:54:30.83ID:JCLO+Iad >>163の続き
デバステーターは5日の三空母攻撃のときに全滅したはずじゃ・・・
と思ったら、一応エンタープライズ隊は4機帰投していますね。
いわばなけなしの雷撃隊をよく出す気になったと思いますが、
スプルーアンス少将からは、「もし敵の対空砲火が激しければ、
攻撃を中止してそのまま帰還しろ」との条件付きでした。
実際、この3機は雷撃を実施せずに戻っています。
デバステーターは5日の三空母攻撃のときに全滅したはずじゃ・・・
と思ったら、一応エンタープライズ隊は4機帰投していますね。
いわばなけなしの雷撃隊をよく出す気になったと思いますが、
スプルーアンス少将からは、「もし敵の対空砲火が激しければ、
攻撃を中止してそのまま帰還しろ」との条件付きでした。
実際、この3機は雷撃を実施せずに戻っています。
165GF長官
2020/08/14(金) 19:44:23.94ID:+u5PpUJz166GF長官
2020/08/14(金) 19:45:14.22ID:+u5PpUJz167GF長官
2020/08/14(金) 19:46:21.11ID:+u5PpUJz >>166の続き
特に三隈の方が、被害が大きく、
一弾が第三砲塔(前部の三砲塔の内、一番艦橋に近い側)の
天蓋に命中し、弾片が艦橋に飛び込んで、崎山艦長以下、
多数の死傷者を出した。
さらに艦後部の命中弾により、機械室が破壊されて停止。
出火した炎が酸素魚雷に誘爆して大火災となった。
直ちに副長高嶋秀夫中佐の指揮の下、総員退艦。
後から追い付いてきた最上が救助にあたった。
特に三隈の方が、被害が大きく、
一弾が第三砲塔(前部の三砲塔の内、一番艦橋に近い側)の
天蓋に命中し、弾片が艦橋に飛び込んで、崎山艦長以下、
多数の死傷者を出した。
さらに艦後部の命中弾により、機械室が破壊されて停止。
出火した炎が酸素魚雷に誘爆して大火災となった。
直ちに副長高嶋秀夫中佐の指揮の下、総員退艦。
後から追い付いてきた最上が救助にあたった。
168GF長官
2020/08/14(金) 19:47:45.57ID:+u5PpUJz >>167の続き
取り残された手負いの最上の方が生き残った理由については、
・ドーントレス隊の大部分が、健在である三隈の攻撃に回った。
・最上の曾爾艦長は衝突事故後、魚雷を投棄していたため、誘爆を免れた。
・最上は艦首がつぶれた状態で航行していたため、艦首波が大きく、
上空から見ると高速を出しているように見え、SBDのパイロットが照準を誤った。
などが挙げられています。
取り残された手負いの最上の方が生き残った理由については、
・ドーントレス隊の大部分が、健在である三隈の攻撃に回った。
・最上の曾爾艦長は衝突事故後、魚雷を投棄していたため、誘爆を免れた。
・最上は艦首がつぶれた状態で航行していたため、艦首波が大きく、
上空から見ると高速を出しているように見え、SBDのパイロットが照準を誤った。
などが挙げられています。
169GF長官
2020/08/15(土) 19:29:20.76ID:YyBk/LEC170GF長官
2020/08/15(土) 19:30:05.13ID:YyBk/LEC171GF長官
2020/08/15(土) 19:30:47.70ID:YyBk/LEC >>170の続き
また随伴の駆逐艦も攻撃を受けており、
荒潮は後部砲塔に命中弾、操舵不能になるも、人力操舵で応急
朝潮は命中なし。
スプルーアンス少将はこれを受けて、1230時にSBD2機を出して、
損傷した三隈の撮影を行わせている。
wikiなどに掲載されている写真がそれですね。
三隈は日没前後に沈んだとされています。
また随伴の駆逐艦も攻撃を受けており、
荒潮は後部砲塔に命中弾、操舵不能になるも、人力操舵で応急
朝潮は命中なし。
スプルーアンス少将はこれを受けて、1230時にSBD2機を出して、
損傷した三隈の撮影を行わせている。
wikiなどに掲載されている写真がそれですね。
三隈は日没前後に沈んだとされています。
173GF長官
2020/08/16(日) 21:13:01.13ID:TlIw+Fc9 >>172
そうですね。公刊戦史も同じことを書いています。
「同艦(三隈)は火災を起こし、これにより搭載していた酸素魚雷が爆発した。
これが同艦の被害を決定的なものとしたようである」p503
よく、「最上は”賢明にも”魚雷を投棄していたから助かった」と比較されますが、
低速でしか航行できない最上と、全速を発揮できる三隈を
同列に語るのはおかしいですよね。
谷風だって全弾回避できたんだ。
三隈だってやればできるはず?
そうですね。公刊戦史も同じことを書いています。
「同艦(三隈)は火災を起こし、これにより搭載していた酸素魚雷が爆発した。
これが同艦の被害を決定的なものとしたようである」p503
よく、「最上は”賢明にも”魚雷を投棄していたから助かった」と比較されますが、
低速でしか航行できない最上と、全速を発揮できる三隈を
同列に語るのはおかしいですよね。
谷風だって全弾回避できたんだ。
三隈だってやればできるはず?
174GF長官
2020/08/17(月) 22:53:57.42ID:IHyPAcSG >>171の続き
写真撮影のSBDを収容した後、スプルーアンス少将は
部隊を反転させて東方へ避退します。
一番の理由は、燃料事情が逼迫していたことで、
特に駆逐艦は深刻で、
この7日の戦闘においても、
駆逐艦モーリーは燃料残量14パーセント、
ウオーデンは残量22パーセントになった時点で離脱し、
給油艦シマロンとの合同へ向かった。
写真撮影のSBDを収容した後、スプルーアンス少将は
部隊を反転させて東方へ避退します。
一番の理由は、燃料事情が逼迫していたことで、
特に駆逐艦は深刻で、
この7日の戦闘においても、
駆逐艦モーリーは燃料残量14パーセント、
ウオーデンは残量22パーセントになった時点で離脱し、
給油艦シマロンとの合同へ向かった。
175GF長官
2020/08/17(月) 22:54:31.62ID:IHyPAcSG >>174の続き
その結果7日夕刻には、米空母部隊の編成は、
空母2(エンタープライズ、ホーネット)
重巡6
駆逐艦4
まで減少しており、
残った駆逐艦も燃料残量は50トン程度で、もう一日の戦闘には
耐えられない状況にあった。
その結果7日夕刻には、米空母部隊の編成は、
空母2(エンタープライズ、ホーネット)
重巡6
駆逐艦4
まで減少しており、
残った駆逐艦も燃料残量は50トン程度で、もう一日の戦闘には
耐えられない状況にあった。
176GF長官
2020/08/17(月) 22:58:24.75ID:IHyPAcSG >>175の続き
何より三日連続で戦闘配置に付いている乗員の疲労は限界に達しており、
戦闘の継続は困難に思われたからです。
給油作業の後、アリューシャン方面の日本軍を警戒するために
北方海面へ移動し、サラトガと合同して予備の機体を受領するなど
した後に、6月13日(現地時間)に、真珠湾へ帰投した。
何より三日連続で戦闘配置に付いている乗員の疲労は限界に達しており、
戦闘の継続は困難に思われたからです。
給油作業の後、アリューシャン方面の日本軍を警戒するために
北方海面へ移動し、サラトガと合同して予備の機体を受領するなど
した後に、6月13日(現地時間)に、真珠湾へ帰投した。
177GF長官
2020/08/18(火) 22:52:21.41ID:JL/yA3MJ >>176の続き
これで、ミッドウェー海戦は終了です。
本職としては、スプルーアンス少将の作戦指導に
あれこれ文句をつけたいところなのですが、
今の主題は、「日本空母は残り何隻か」なので、
ひとまず置いておきましょう。
これで、ミッドウェー海戦は終了です。
本職としては、スプルーアンス少将の作戦指導に
あれこれ文句をつけたいところなのですが、
今の主題は、「日本空母は残り何隻か」なので、
ひとまず置いておきましょう。
178GF長官
2020/08/18(火) 22:52:54.73ID:JL/yA3MJ >>177の続き
3日間の戦闘を振り返ると、
事前の暗号解読情報では、4〜5隻
↓
5日、ミッドウェー基地PBYの報告「空母2隻発見」
↓
米空母第一次攻撃隊発進
↓
日本空母3隻撃破
↓
ヨークタウン索敵機の報告「空母1隻発見」
↓
米空母第二次攻撃隊発進
↓
日本空母1隻撃破
↓
日没
3日間の戦闘を振り返ると、
事前の暗号解読情報では、4〜5隻
↓
5日、ミッドウェー基地PBYの報告「空母2隻発見」
↓
米空母第一次攻撃隊発進
↓
日本空母3隻撃破
↓
ヨークタウン索敵機の報告「空母1隻発見」
↓
米空母第二次攻撃隊発進
↓
日本空母1隻撃破
↓
日没
179GF長官
2020/08/18(火) 22:54:05.07ID:JL/yA3MJ180GF長官
2020/08/18(火) 22:54:44.45ID:JL/yA3MJ181GF長官
2020/08/20(木) 00:18:19.64ID:rLycqMo0182GF長官
2020/08/20(木) 00:19:05.00ID:rLycqMo0 >>181の続き
しかし、事前の暗号解読情報は「4〜5隻」でした。
残りの一隻、すなわち5隻目の空母は居るのか、居ないのか。
その答えは、「分からない」です。
なぜなら二日目(6日)以降の戦闘で、日本空母を発見できなかったから。
しかし、事前の暗号解読情報は「4〜5隻」でした。
残りの一隻、すなわち5隻目の空母は居るのか、居ないのか。
その答えは、「分からない」です。
なぜなら二日目(6日)以降の戦闘で、日本空母を発見できなかったから。
183GF長官
2020/08/20(木) 00:19:43.36ID:rLycqMo0 >>182の続き
前スレでも、少し触れましたが、
>索敵機を何百機出したところで、「敵空母が居ないことを確信」することは出来ません。
>あくまで、「居ないとみなす」です。
>
>敵空母が居るか居ないかは、敵空母が出現した時に明確になります。
>(正確に言えば、索敵機が敵空母を発見した時)。
>しかし、敵空母が居ないと明確になる時は、永遠にやってきません。
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/969
前スレでも、少し触れましたが、
>索敵機を何百機出したところで、「敵空母が居ないことを確信」することは出来ません。
>あくまで、「居ないとみなす」です。
>
>敵空母が居るか居ないかは、敵空母が出現した時に明確になります。
>(正確に言えば、索敵機が敵空母を発見した時)。
>しかし、敵空母が居ないと明確になる時は、永遠にやってきません。
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/969
184GF長官
2020/08/20(木) 00:20:42.43ID:rLycqMo0 >>183の続き
いわゆる「悪魔の証明」(宇宙人が存在しないことを証明せよ等)と同じで、
索敵報告が無かったイコール敵空母は居ないでは無い。
この場合、5隻目の日本空母について、
本当は居たんだけれど、見つけられなかっただけなのか。
居たんだけれど、戦闘に参加せずに避退してしまったのか。
最初から居なかったのか。
アメリカ側にとっては、戦後になるまで未解決なのです。
いわゆる「悪魔の証明」(宇宙人が存在しないことを証明せよ等)と同じで、
索敵報告が無かったイコール敵空母は居ないでは無い。
この場合、5隻目の日本空母について、
本当は居たんだけれど、見つけられなかっただけなのか。
居たんだけれど、戦闘に参加せずに避退してしまったのか。
最初から居なかったのか。
アメリカ側にとっては、戦後になるまで未解決なのです。
185名無し三等兵
2020/08/20(木) 13:47:03.84ID:AbtBrCHJ 米国諜報員・山本五十六の判断で処断されなかった超無能軍人。
「このばかを切腹させずに現職に留めておけば、また同じ大失敗をやらかす」と期待されたのさ。
実際、その通りになっただろ?
「このばかを切腹させずに現職に留めておけば、また同じ大失敗をやらかす」と期待されたのさ。
実際、その通りになっただろ?
186GF長官
2020/08/20(木) 23:48:25.85ID:rLycqMo0187GF長官
2020/08/21(金) 23:06:30.18ID:tEYPhA7x >>184の続き
空母戦において、敵兵力を正確に把握することの難しさは、
先に紹介した6月7日の戦闘にも表れています。
この日、米空母部隊は避退する日本重巡(最上と三隈)に対して
三度の攻撃隊を出し、三隈を沈めました。
すでに戦闘は3日目となり、日本艦隊がミッドウェー島攻略を断念して
撤退を始めたことは明らかであり、その勝利の確信は、
スプルーアンス少将が、攻撃隊の護衛に戦闘機を付けたことからも
分かります。
空母戦において、敵兵力を正確に把握することの難しさは、
先に紹介した6月7日の戦闘にも表れています。
この日、米空母部隊は避退する日本重巡(最上と三隈)に対して
三度の攻撃隊を出し、三隈を沈めました。
すでに戦闘は3日目となり、日本艦隊がミッドウェー島攻略を断念して
撤退を始めたことは明らかであり、その勝利の確信は、
スプルーアンス少将が、攻撃隊の護衛に戦闘機を付けたことからも
分かります。
188GF長官
2020/08/21(金) 23:07:19.09ID:tEYPhA7x >>187の続き
さらに彼我の距離は、90浬という超至近距離で、
「三回目の攻撃時までに、空母は90マイルにまで近接したので、
パイロットは日米両軍の部隊を、同時に視認できた」
(『ニミッツの太平洋海戦史』)p96
ほどです。
すなわち、前日のように航続距離を気にして携行爆弾を減らしたり、
航法が不安で目標を発見できないという心配もありません。
さらに彼我の距離は、90浬という超至近距離で、
「三回目の攻撃時までに、空母は90マイルにまで近接したので、
パイロットは日米両軍の部隊を、同時に視認できた」
(『ニミッツの太平洋海戦史』)p96
ほどです。
すなわち、前日のように航続距離を気にして携行爆弾を減らしたり、
航法が不安で目標を発見できないという心配もありません。
189GF長官
2020/08/21(金) 23:07:55.31ID:tEYPhA7x >>188の続き
このように有利な状況にありながら、
「スプルーアンスは焦燥を感じながら、しかも迷っていた。
三回にわたり猛烈な攻撃を加えたにもかかわらず、日本軍の
巡洋艦は沈もうとしなかったのである。
このように有利な状況にありながら、
「スプルーアンスは焦燥を感じながら、しかも迷っていた。
三回にわたり猛烈な攻撃を加えたにもかかわらず、日本軍の
巡洋艦は沈もうとしなかったのである。
190GF長官
2020/08/21(金) 23:08:18.37ID:tEYPhA7x >>189の続き
そしてそれが、何という巡洋艦なのかさえも分からなかった。
帰って来た搭乗員の中には、
少なくとも一隻は戦艦であるという者があり、
両方とも巡洋艦であるという者もあった」
(『提督スプルーアンス』)p183
というありさまだったのです。
そしてそれが、何という巡洋艦なのかさえも分からなかった。
帰って来た搭乗員の中には、
少なくとも一隻は戦艦であるという者があり、
両方とも巡洋艦であるという者もあった」
(『提督スプルーアンス』)p183
というありさまだったのです。
191GF長官
2020/08/22(土) 21:07:23.74ID:CinDnXNb >>190の続き
特に重要なのは、敵艦隊の艦種誤認ではなく、この部分。
「彼(スプルーアンス少将)は、二つのグループに分かれた
敵艦隊のグループがいるものと思いこんでいた。
彼の攻撃隊は、実際には巡洋艦2隻と駆逐艦2隻から成る
ひとつの艦隊を攻撃していたのである」
特に重要なのは、敵艦隊の艦種誤認ではなく、この部分。
「彼(スプルーアンス少将)は、二つのグループに分かれた
敵艦隊のグループがいるものと思いこんでいた。
彼の攻撃隊は、実際には巡洋艦2隻と駆逐艦2隻から成る
ひとつの艦隊を攻撃していたのである」
192GF長官
2020/08/22(土) 21:08:09.01ID:CinDnXNb193GF長官
2020/08/22(土) 21:09:30.33ID:CinDnXNb >>192の続き
ただ、ひとつの目標を別々の索敵機が報告するというのは
空母戦闘ではよくあることで、珊瑚海海戦では、日本側も
同じようなミスをしている。
興味深いのは、三波にわたる攻撃の後も、スプルーアンスの
認識が変わらなかったというところですね。
「三回にわたる攻撃の後、さらに巡洋艦搭載の水上機を
発進させて偵察したにもかかわらず、スプルーアンスは
依然として、敵の部隊が二つから成っていると考えていた。
このようなことが戦場特有の”戦場の霧”というものである」
ただ、ひとつの目標を別々の索敵機が報告するというのは
空母戦闘ではよくあることで、珊瑚海海戦では、日本側も
同じようなミスをしている。
興味深いのは、三波にわたる攻撃の後も、スプルーアンスの
認識が変わらなかったというところですね。
「三回にわたる攻撃の後、さらに巡洋艦搭載の水上機を
発進させて偵察したにもかかわらず、スプルーアンスは
依然として、敵の部隊が二つから成っていると考えていた。
このようなことが戦場特有の”戦場の霧”というものである」
194名無し三等兵
2020/08/24(月) 23:48:46.03ID:aQlK2wxo お孫さん空将就任
F15乗りだったんだね
F15乗りだったんだね
195名無し三等兵
2020/08/25(火) 00:53:05.11ID:U+oLsqOr 8/25付人事
西部航空方面隊司令官を命ずる
(航空幕僚監部防衛部長)
空将 南雲憲一郎
前職は防衛部長で、出世コースですね
西部航空方面隊司令官を命ずる
(航空幕僚監部防衛部長)
空将 南雲憲一郎
前職は防衛部長で、出世コースですね
197GF長官
2020/08/25(火) 23:38:41.58ID:ZBpjxwt1198GF長官
2020/08/25(火) 23:39:38.93ID:ZBpjxwt1199GF長官
2020/08/25(火) 23:40:12.47ID:ZBpjxwt1 >>198の続き
さらにグアムの基地航空隊の索敵機からも、
「敵空母は一箇所に集中している」と報告があったにもかかわらず、
一日目(19日)夜の時点での小澤長官の情勢判断は、
「敵部隊は三群」で変わらなかった。
さらにグアムの基地航空隊の索敵機からも、
「敵空母は一箇所に集中している」と報告があったにもかかわらず、
一日目(19日)夜の時点での小澤長官の情勢判断は、
「敵部隊は三群」で変わらなかった。
200GF長官
2020/08/27(木) 23:52:01.70ID:v6VN6mgB201GF長官
2020/08/27(木) 23:52:36.83ID:v6VN6mgB202GF長官
2020/08/27(木) 23:55:11.43ID:v6VN6mgB >>201の続き
航空索敵は誤報の宝庫と言えますが、
特に第一電の影響は大きく、最初の索敵報告が間違っていると
後々まで尾を引くことになります。
スプルーアンス少将も、「5隻目の日本空母」という幻を
追い続けることになってしまいました。
航空索敵は誤報の宝庫と言えますが、
特に第一電の影響は大きく、最初の索敵報告が間違っていると
後々まで尾を引くことになります。
スプルーアンス少将も、「5隻目の日本空母」という幻を
追い続けることになってしまいました。
203GF長官
2020/08/28(金) 20:12:15.14ID:mV1iPOic 安倍首相の辞意表明には驚きましたね。
今日は有休で家に居たので、速報を見てびっくりでした。
消費税増税や移民政策などには反対ですが、
外交は満点と言っても良い成果だと思います。
まずはゆっくり療養してほしいですね。
おつかれさまでした。
今日は有休で家に居たので、速報を見てびっくりでした。
消費税増税や移民政策などには反対ですが、
外交は満点と言っても良い成果だと思います。
まずはゆっくり療養してほしいですね。
おつかれさまでした。
204GF長官
2020/08/28(金) 20:13:26.37ID:mV1iPOic >>202の続き
長々とミッドウェーの話をしてきましたが、
実は今「珊瑚海海戦編」の途中です。
この脱線?は、(末)スレから始まりました。
2017年の2月からなので、もはや3年以上経過しています。
もはや脱線とは言えんなぁ・・・
長々とミッドウェーの話をしてきましたが、
実は今「珊瑚海海戦編」の途中です。
この脱線?は、(末)スレから始まりました。
2017年の2月からなので、もはや3年以上経過しています。
もはや脱線とは言えんなぁ・・・
205GF長官
2020/08/28(金) 20:14:24.79ID:mV1iPOic >>204の続き
もともと珊瑚海海戦前日(5月6日)に、
ツラギの大艇が、米空母部隊を発見したのですが、
「敵空母1隻・・・」と報告したことに対し、
米海軍大学校の研究で、
「本当は2隻(レキシントンとヨークタウン)なのに、過小評価している」
と厳しく批判していることに、端を発したものでした。
もともと珊瑚海海戦前日(5月6日)に、
ツラギの大艇が、米空母部隊を発見したのですが、
「敵空母1隻・・・」と報告したことに対し、
米海軍大学校の研究で、
「本当は2隻(レキシントンとヨークタウン)なのに、過小評価している」
と厳しく批判していることに、端を発したものでした。
206GF長官
2020/08/28(金) 20:15:33.26ID:mV1iPOic >>205の続き
本職は、「空母の隻数より、空母が含まれていることが重要なので、
この索敵報告は十分に及第点」という立場でしたが、
ここはあえて、ニューポートの肩を持とうじゃないかと始めたものです。
すなわち、空母戦闘において、第一報の索敵報告は極めて重要で、
そこでもたらされた「空母何隻」という情報が、後々まで影響を及ぼす
という結論に持っていくために、3年かけてミッドウェー海戦を振り返ったわけです。
というわけで、明日からは再び珊瑚海に戻りたいと思います。
本職は、「空母の隻数より、空母が含まれていることが重要なので、
この索敵報告は十分に及第点」という立場でしたが、
ここはあえて、ニューポートの肩を持とうじゃないかと始めたものです。
すなわち、空母戦闘において、第一報の索敵報告は極めて重要で、
そこでもたらされた「空母何隻」という情報が、後々まで影響を及ぼす
という結論に持っていくために、3年かけてミッドウェー海戦を振り返ったわけです。
というわけで、明日からは再び珊瑚海に戻りたいと思います。
207名無し三等兵
2020/08/29(土) 17:08:35.15ID:eCP1VoDW 母国語を満足に発音できない「準知的障害者」アベ・チンゾ。
後継は小泉しかないだろう。
滝川クリステルは首相夫人――憲法で「この国の元首は誰か」が定まっていないので、ファーストレディー≠ニ呼ぶのは難がある――になるんだねえ。
後継は小泉しかないだろう。
滝川クリステルは首相夫人――憲法で「この国の元首は誰か」が定まっていないので、ファーストレディー≠ニ呼ぶのは難がある――になるんだねえ。
208名無し三等兵
2020/08/29(土) 20:49:33.09ID:GN2+uV6f209GF長官
2020/08/29(土) 21:10:42.15ID:REJMOWdP210GF長官
2020/08/29(土) 21:46:02.45ID:REJMOWdP >>206の続き
ざっと振り返ってみますと、
もともと珊瑚海海戦編が始まったのは、
4代目の(波)スレ、2008年11月のことでした。
続いて12代目の(流)スレ、2010年8月には、
二日目の翔鶴被弾のところまで進みました。
残すはレキシントン沈没を通して、ダメコンについて考察して
珊瑚海海戦編は終了するつもりでしたが、
ざっと振り返ってみますと、
もともと珊瑚海海戦編が始まったのは、
4代目の(波)スレ、2008年11月のことでした。
続いて12代目の(流)スレ、2010年8月には、
二日目の翔鶴被弾のところまで進みました。
残すはレキシントン沈没を通して、ダメコンについて考察して
珊瑚海海戦編は終了するつもりでしたが、
211GF長官
2020/08/29(土) 21:47:38.98ID:REJMOWdP >>210の続き
そこから(なぜか)第一次世界大戦のジュットランド海戦編に突入し、
実に30代目の(也)スレ、2016年8月にようやく完結。
6年間も脱線したのには、ちゃんと理由がありまして、
南雲長官に対する批判には、「空母戦の本質が分かっていない」が
その根底にあるので、「では水上砲戦や雷撃戦と何が違うのか」
を検証するためでした。
そこから(なぜか)第一次世界大戦のジュットランド海戦編に突入し、
実に30代目の(也)スレ、2016年8月にようやく完結。
6年間も脱線したのには、ちゃんと理由がありまして、
南雲長官に対する批判には、「空母戦の本質が分かっていない」が
その根底にあるので、「では水上砲戦や雷撃戦と何が違うのか」
を検証するためでした。
212GF長官
2020/08/29(土) 21:49:28.41ID:REJMOWdP213GF長官
2020/08/30(日) 16:44:10.90ID:TuQkrhpk 閑話休題
昨日の辞任表面会見について、橋下徹氏が、
「質問する記者は、おつかれさまでしたの一言も言えんのか」
と憤慨したそうですが、全くごもっとも。
今朝の情報番組で、その件に触れられたTBSの記者が
「我々は真剣勝負でやってきたから、そう簡単にはねぎらえない」
みたいなことを言ってました。
真剣勝負(笑)
あんな低レベルな質問しておきながら?
というツッコミはさておき、
昨日の辞任表面会見について、橋下徹氏が、
「質問する記者は、おつかれさまでしたの一言も言えんのか」
と憤慨したそうですが、全くごもっとも。
今朝の情報番組で、その件に触れられたTBSの記者が
「我々は真剣勝負でやってきたから、そう簡単にはねぎらえない」
みたいなことを言ってました。
真剣勝負(笑)
あんな低レベルな質問しておきながら?
というツッコミはさておき、
214GF長官
2020/08/30(日) 16:45:40.97ID:TuQkrhpk >>213の続き
かつて太平洋戦争中、首相に就任した鈴木貫太郎が、
ルーズベルト大統領の訃報に対し、丁寧な弔電を送って話題になりました。
帝都大空襲で十万人が犠牲になった後にもかかわらず、です。
その行為は、ヒトラーが口汚く罵ったのと比較して称讃され、
文豪トーマス・マンなどは「さすが日本はサムライの国」(意訳)
と発言したとか。
どうやら歴史に学ばない愚か者のようですな。
あ、そもそも日本人じゃないからかw
かつて太平洋戦争中、首相に就任した鈴木貫太郎が、
ルーズベルト大統領の訃報に対し、丁寧な弔電を送って話題になりました。
帝都大空襲で十万人が犠牲になった後にもかかわらず、です。
その行為は、ヒトラーが口汚く罵ったのと比較して称讃され、
文豪トーマス・マンなどは「さすが日本はサムライの国」(意訳)
と発言したとか。
どうやら歴史に学ばない愚か者のようですな。
あ、そもそも日本人じゃないからかw
215GF長官
2020/08/31(月) 23:19:33.28ID:jqPXMoYt216GF長官
2020/08/31(月) 23:20:29.76ID:jqPXMoYt >>215の続き
当スレは、南雲忠一中将(当時)を再評価するスレです。
その趣旨は、
「ミッドウェー敗北の責任は、すべて南雲長官にある」
「しかし南雲長官は無能指揮官でも、空母航空戦の素人でもない」
「それは過去の海戦史を検証すれば、証明できる」
当スレは、南雲忠一中将(当時)を再評価するスレです。
その趣旨は、
「ミッドウェー敗北の責任は、すべて南雲長官にある」
「しかし南雲長官は無能指揮官でも、空母航空戦の素人でもない」
「それは過去の海戦史を検証すれば、証明できる」
217GF長官
2020/08/31(月) 23:21:28.21ID:jqPXMoYt >>216の続き
古今の戦史において、敗将が叩かれるのは世の常ではありますが、
南雲長官に特徴的なのは、「素人」という指摘です。
素人とは、専門家に対する言葉ですが、
普通は、素人が戦争の指揮を執ることはありません(当たり前ですが)
古今の戦史において、敗将が叩かれるのは世の常ではありますが、
南雲長官に特徴的なのは、「素人」という指摘です。
素人とは、専門家に対する言葉ですが、
普通は、素人が戦争の指揮を執ることはありません(当たり前ですが)
218GF長官
2020/08/31(月) 23:22:41.69ID:jqPXMoYt >>217の続き
そして南雲長官は、素人ではありません(当たり前ですが)
海軍兵学校(36期)卒業席次5番
海軍大学校甲種学生(18期)次席卒業
軽巡那珂艦長
重巡高雄艦長
戦艦山城艦長
第一水雷戦隊司令官
第八戦隊司令官
第三戦隊司令官
第一航空艦隊司令長官
こんな、まばゆいばかりの経歴を持つ軍人を「素人」とは言わないですよね。
(当たり前ですが・・・)
そして南雲長官は、素人ではありません(当たり前ですが)
海軍兵学校(36期)卒業席次5番
海軍大学校甲種学生(18期)次席卒業
軽巡那珂艦長
重巡高雄艦長
戦艦山城艦長
第一水雷戦隊司令官
第八戦隊司令官
第三戦隊司令官
第一航空艦隊司令長官
こんな、まばゆいばかりの経歴を持つ軍人を「素人」とは言わないですよね。
(当たり前ですが・・・)
219名無し三等兵
2020/09/01(火) 00:15:14.16ID:1pQdnJ0V 216では「空母航空戦の素人」ではないとしながら
218では「素人」とは言わないは自己矛盾だろう
218では「素人」とは言わないは自己矛盾だろう
220名無し三等兵
2020/09/01(火) 10:32:31.27ID:Ln5/a3bc >>213
橋下なんて新型コロナでは「医療崩壊するから検査させるな、保健所も検査を断れ、国のためだ!」
と勇ましく吠えていたくせに自分が風邪気味になったら大慌てで優先的に検査を受けたクズじゃねえかよw
陰性だったけどw
安倍下痢ゾウは北方領土放棄、日米貿易協定の完全敗北(令和の不平等条約)だけでも万死に値する
なんでこんな奴らに「おつかれさま」なんて言えるのかw
橋下なんて新型コロナでは「医療崩壊するから検査させるな、保健所も検査を断れ、国のためだ!」
と勇ましく吠えていたくせに自分が風邪気味になったら大慌てで優先的に検査を受けたクズじゃねえかよw
陰性だったけどw
安倍下痢ゾウは北方領土放棄、日米貿易協定の完全敗北(令和の不平等条約)だけでも万死に値する
なんでこんな奴らに「おつかれさま」なんて言えるのかw
221名無し三等兵
2020/09/01(火) 10:34:02.04ID:Ln5/a3bc222GF長官
2020/09/01(火) 20:59:59.27ID:AdnvRl+U223名無し三等兵
2020/09/01(火) 22:46:29.99ID:Ln5/a3bc >>214
言い忘れました
本土決戦したドイツ様に対して失礼だっつうのw
すでにこの頃から日本は降伏を検討していたんだから、
アメリカ様のご機嫌をとろうとしたのは当然だってw
本当にサムライの国だという自認があるのならば、最後まで戦えってw
言い忘れました
本土決戦したドイツ様に対して失礼だっつうのw
すでにこの頃から日本は降伏を検討していたんだから、
アメリカ様のご機嫌をとろうとしたのは当然だってw
本当にサムライの国だという自認があるのならば、最後まで戦えってw
224GF長官
2020/09/01(火) 23:09:41.00ID:AdnvRl+U >>223
そんなこと言いに、わざわざ戻って来なくても・・・
本音と建て前を使い分けるのは、政治の世界では当たり前のことでしょうに。
ヒトラーが本当に”品格のある”国家元首なら、
昭和20年4月時点で、ドイツの敗戦は確定してるんだから、
少しでもアメリカ様のご機嫌をとって、残された国民や戦後の復興に
有利になるようにと考えなかったのか、ってことですよ。
そんなこと言いに、わざわざ戻って来なくても・・・
本音と建て前を使い分けるのは、政治の世界では当たり前のことでしょうに。
ヒトラーが本当に”品格のある”国家元首なら、
昭和20年4月時点で、ドイツの敗戦は確定してるんだから、
少しでもアメリカ様のご機嫌をとって、残された国民や戦後の復興に
有利になるようにと考えなかったのか、ってことですよ。
225GF長官
2020/09/01(火) 23:31:28.94ID:AdnvRl+U >>218の続き
もちろん、ここで言う素人とは、
南雲長官が戦争(海戦)の素人という意味では無いのでしょう。
空母戦(母艦航空戦)の素人、という意味で、
ミッドウェーでの采配を批評しているのだと思います。
もちろん、ここで言う素人とは、
南雲長官が戦争(海戦)の素人という意味では無いのでしょう。
空母戦(母艦航空戦)の素人、という意味で、
ミッドウェーでの采配を批評しているのだと思います。
226GF長官
2020/09/01(火) 23:32:24.76ID:AdnvRl+U >>225の続き
では空母の戦いとは、どういうものなのか。
水上砲戦や水雷戦からは、うかがい知れないような
高度な戦術論や情勢判断が要求されるのか。
それを明らかにするための珊瑚海海戦編です。
ミッドウェー海戦編に入る前に、避けては通れない関門と言えます。
では空母の戦いとは、どういうものなのか。
水上砲戦や水雷戦からは、うかがい知れないような
高度な戦術論や情勢判断が要求されるのか。
それを明らかにするための珊瑚海海戦編です。
ミッドウェー海戦編に入る前に、避けては通れない関門と言えます。
227GF長官
2020/09/01(火) 23:33:30.86ID:AdnvRl+U >>226の続き
特に二日目の戦闘は、
日米ともに空母兵力は互角、ほぼ同時に索敵機が敵を発見し、
攻撃隊を発進させるという、教科書のような展開になっているので。
前スレから度々指摘していますが、
「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
戦闘経過自体は、すでに過去スレで終えている(はず)ですが、
何ひとつ覚えていないので、今度こそ完結させたいと思います。
特に二日目の戦闘は、
日米ともに空母兵力は互角、ほぼ同時に索敵機が敵を発見し、
攻撃隊を発進させるという、教科書のような展開になっているので。
前スレから度々指摘していますが、
「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
戦闘経過自体は、すでに過去スレで終えている(はず)ですが、
何ひとつ覚えていないので、今度こそ完結させたいと思います。
228名無し三等兵
2020/09/02(水) 21:42:35.67ID:4XKtpteW スプルーアンスが「空母航空戦の素人」かどうかは
南雲が「空母航空戦の素人」かどうかとは関係がないと思うが
南雲が「空母航空戦の素人」かどうかとは関係がないと思うが
229GF長官
2020/09/02(水) 22:28:26.58ID:u1lp65pU >>228
関係なくはないですね。
スプルーアンス少将は、ウイングマークを持たず、空母艦長の経験も無く、
いきなり空母部隊の司令官に抜擢されたので、経歴から言えば、
素人そのものです。
南雲長官も同じ理由で、素人と評されますが、両者の評価は
雲泥の差ですよね。
関係なくはないですね。
スプルーアンス少将は、ウイングマークを持たず、空母艦長の経験も無く、
いきなり空母部隊の司令官に抜擢されたので、経歴から言えば、
素人そのものです。
南雲長官も同じ理由で、素人と評されますが、両者の評価は
雲泥の差ですよね。
230GF長官
2020/09/02(水) 23:46:05.41ID:u1lp65pU [珊瑚海海戦要図] 日出は0420時、日没は1614時(日本時間)
□■ラバウル
□□□
□□□□□□□ □□ ソロモン諸島
□□ □□
□□□□ □□ □□
□□■ラエ □□ □□ □□
□□□□□ □□ ■ツラギ
□□□□□□□ ジョマード水道 □□□ガダルカナル島
□□□■□□□□ ↓ ルイジアード諸島
ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □
モレスビー サマライ デボイネ
□
□□ 珊 瑚 海
□□
□□■クックタウン
豪□□
州□□ ニューカレドニア
□□□■タウンスビル □□
□□□□ □■ヌーメア
□□□□□□
□■ラバウル
□□□
□□□□□□□ □□ ソロモン諸島
□□ □□
□□□□ □□ □□
□□■ラエ □□ □□ □□
□□□□□ □□ ■ツラギ
□□□□□□□ ジョマード水道 □□□ガダルカナル島
□□□■□□□□ ↓ ルイジアード諸島
ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □
モレスビー サマライ デボイネ
□
□□ 珊 瑚 海
□□
□□■クックタウン
豪□□
州□□ ニューカレドニア
□□□■タウンスビル □□
□□□□ □■ヌーメア
□□□□□□
231GF長官
2020/09/03(木) 00:09:31.31ID:3+QSghAa >>230の続き
珊瑚海海戦は、昭和17年5月7日〜8日の二日間にわたって
行われました。
昭和16年12月の真珠湾攻撃以来、翌年3月までに
日本軍は南方資源地帯の占領に成功。
そこからは第二段外郭作戦として、この南方資源地帯を
維持していくために、その周囲をかためていくという戦いに
移行していきます。
珊瑚海海戦は、昭和17年5月7日〜8日の二日間にわたって
行われました。
昭和16年12月の真珠湾攻撃以来、翌年3月までに
日本軍は南方資源地帯の占領に成功。
そこからは第二段外郭作戦として、この南方資源地帯を
維持していくために、その周囲をかためていくという戦いに
移行していきます。
232GF長官
2020/09/03(木) 00:10:24.97ID:3+QSghAa >>231の続き
世界地図を開けば明らかなように、石油を産出する蘭印の
南方には豪州大陸、東方にはニューギニアが横たわっています。
ここは未だ敵地であり、反撃の拠点となる。
そこで南雲機動部隊は、昭和17年1月にラバウルを空襲し、
2月に豪州北岸のポートダーウィンを空襲して、これを牽制している。
世界地図を開けば明らかなように、石油を産出する蘭印の
南方には豪州大陸、東方にはニューギニアが横たわっています。
ここは未だ敵地であり、反撃の拠点となる。
そこで南雲機動部隊は、昭和17年1月にラバウルを空襲し、
2月に豪州北岸のポートダーウィンを空襲して、これを牽制している。
233GF長官
2020/09/03(木) 00:10:59.87ID:3+QSghAa >>232の続き
続いてラバウルの確保を盤石にするためには、攻撃圏内にある
東部ニューギニアの一大拠点であるポートモレスビーを制して
おかねばならない。
そこで計画されたのが、ポートモレスビー攻略作戦(MO作戦)で
その中で生起したのが珊瑚海海戦です。
続いてラバウルの確保を盤石にするためには、攻撃圏内にある
東部ニューギニアの一大拠点であるポートモレスビーを制して
おかねばならない。
そこで計画されたのが、ポートモレスビー攻略作戦(MO作戦)で
その中で生起したのが珊瑚海海戦です。
234名無し三等兵
2020/09/03(木) 10:38:48.45ID:OaI7yAe1 >>229
>南雲長官も同じ理由で、素人と評されますが、両者の評価は雲泥の差ですよね。
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
つまり両者ともに「空母航空戦の素人」と評価されてるんでしょ?
それなのにあなたは南雲は「空母航空戦の素人」ではないと主張しているのだから
だったら南雲が「空母航空戦の素人」でない根拠を示すべきなんじゃないの?
>>222で話の途中としたけどあれから二日もたってるけど南雲が「空母航空戦の素人」ではない根拠に関しては
まだ全く記述がないんだけど。示したのは過去の経歴で空母と関わっていなかったことだけ
>南雲長官も同じ理由で、素人と評されますが、両者の評価は雲泥の差ですよね。
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
つまり両者ともに「空母航空戦の素人」と評価されてるんでしょ?
それなのにあなたは南雲は「空母航空戦の素人」ではないと主張しているのだから
だったら南雲が「空母航空戦の素人」でない根拠を示すべきなんじゃないの?
>>222で話の途中としたけどあれから二日もたってるけど南雲が「空母航空戦の素人」ではない根拠に関しては
まだ全く記述がないんだけど。示したのは過去の経歴で空母と関わっていなかったことだけ
235GF長官
2020/09/03(木) 21:20:29.74ID:3+QSghAa >>234
正確に言うと、少々違いますね。
>つまり両者ともに「空母航空戦の素人」と評価されてるんでしょ?
南雲長官は「空母航空戦の素人」だという評価が一般的ですが、
スプルーアンス少将を「空母航空戦の素人」だと評価するのは、
おそらく本職だけでしょう(わらわら)
正確に言うと、少々違いますね。
>つまり両者ともに「空母航空戦の素人」と評価されてるんでしょ?
南雲長官は「空母航空戦の素人」だという評価が一般的ですが、
スプルーアンス少将を「空母航空戦の素人」だと評価するのは、
おそらく本職だけでしょう(わらわら)
236GF長官
2020/09/03(木) 21:21:49.18ID:3+QSghAa237GF長官
2020/09/03(木) 21:23:43.35ID:3+QSghAa238名無し三等兵
2020/09/03(木) 21:25:49.51ID:RDJxHmcm ならば誰が玄人なんだ、と?
フレッチャーとかか?
フレッチャーとかか?
239名無し三等兵
2020/09/03(木) 21:46:01.26ID:vJ9xMe4Z >>236
>スプルーアンス少将も全く同じ空母と関わって来なかった経歴だから、素人と批判されるべきされるべきだが、
実際はそうはなっていない
いや、下記の通りあなたがスプルーアンスも「空母航空戦の素人」と評価されていると言ったのだが
私はスプルーアンスがどう評価されているかなんて全く知らないよ。
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
>スプルーアンス少将も全く同じ空母と関わって来なかった経歴だから、素人と批判されるべきされるべきだが、
実際はそうはなっていない
いや、下記の通りあなたがスプルーアンスも「空母航空戦の素人」と評価されていると言ったのだが
私はスプルーアンスがどう評価されているかなんて全く知らないよ。
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
240名無し三等兵
2020/09/03(木) 21:54:39.46ID:vJ9xMe4Z >スプルーアンス少将を「空母航空戦の素人」だと評価するのは、
おそらく本職だけでしょう(わらわら)
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
この二つの文章は明らかに矛盾しているよ
おそらく本職だけでしょう(わらわら)
>「空母航空戦の素人」の称号がもっとも似合うのは、スプルーアンス少将ですね。
これは何も本職独自の見解ではなく、アメリカ側では普通の意見です。
この二つの文章は明らかに矛盾しているよ
241GF長官
2020/09/03(木) 22:13:42.01ID:3+QSghAa242GF長官
2020/09/03(木) 22:17:49.19ID:3+QSghAa243名無し三等兵
2020/09/03(木) 22:23:50.21ID:QN0hPoB+ 私が思う玄人はミッチャーですの
244GF長官
2020/09/03(木) 22:47:53.64ID:3+QSghAa >>233の続き
ミッドウェーでもそうであったように、
攻略作戦に空母部隊が投入される場合は、
「上陸阻止に出現する敵艦隊撃滅」
「上陸する友軍船団の支援」
”二重の”作戦目的が与えられることがほとんど。
ミッドウェーでは、ここに雷装待機やら兵装転換やらが
加わって、戦機を逸してしまった。
ミッドウェーでもそうであったように、
攻略作戦に空母部隊が投入される場合は、
「上陸阻止に出現する敵艦隊撃滅」
「上陸する友軍船団の支援」
”二重の”作戦目的が与えられることがほとんど。
ミッドウェーでは、ここに雷装待機やら兵装転換やらが
加わって、戦機を逸してしまった。
245GF長官
2020/09/03(木) 22:49:03.38ID:3+QSghAa246GF長官
2020/09/03(木) 22:51:21.40ID:3+QSghAa >>245の続き
作戦成功のためには、なんとしても豪州の敵基地を叩いておきたい。
しかし、ラバウルからは届かない。
それならば、空母部隊を使って攻撃するしかない。
ところが、そうはならなかったのがMO作戦計画の特徴的なところです。
作戦成功のためには、なんとしても豪州の敵基地を叩いておきたい。
しかし、ラバウルからは届かない。
それならば、空母部隊を使って攻撃するしかない。
ところが、そうはならなかったのがMO作戦計画の特徴的なところです。
247GF長官
2020/09/03(木) 22:54:51.78ID:3+QSghAa248名無し三等兵
2020/09/03(木) 23:49:04.47ID:3MC0g+bT249名無し三等兵
2020/09/04(金) 22:09:25.24ID:BQY0XNY3 >>241
山口は基地航空隊での指揮方法をを空母戦でもやろうとしていた節があるのでどうなんでしょうか
いずれは空母戦の玄人になりえた素質の持ち主だったとは思いますが、その可能性を彼は自ら捨ててしまいましたから
生きてさえいれば雪辱の機会もあるでしょうし彼の素質が生きる場面もあったかもしれないのに、もったいないことです
山口は基地航空隊での指揮方法をを空母戦でもやろうとしていた節があるのでどうなんでしょうか
いずれは空母戦の玄人になりえた素質の持ち主だったとは思いますが、その可能性を彼は自ら捨ててしまいましたから
生きてさえいれば雪辱の機会もあるでしょうし彼の素質が生きる場面もあったかもしれないのに、もったいないことです
251GF長官
2020/09/04(金) 22:18:25.47ID:D0FimzvG252GF長官
2020/09/04(金) 23:23:31.06ID:D0FimzvG >>246
それに貢献したのが、第五航空戦隊(瑞鶴・翔鶴)司令官の
原忠一少将。
海兵39期で、伊藤整一中将、高木武雄中将、阿部弘毅少将、
角田覚治少将らと同期。
南雲長官と同じく、水雷一筋だったが、航空戦隊司令官に抜擢
真珠湾以来、ラバウルや印度洋機動作戦に参加し、
この珊瑚海海戦では、初めて独自に指揮を執ることになった。
それに貢献したのが、第五航空戦隊(瑞鶴・翔鶴)司令官の
原忠一少将。
海兵39期で、伊藤整一中将、高木武雄中将、阿部弘毅少将、
角田覚治少将らと同期。
南雲長官と同じく、水雷一筋だったが、航空戦隊司令官に抜擢
真珠湾以来、ラバウルや印度洋機動作戦に参加し、
この珊瑚海海戦では、初めて独自に指揮を執ることになった。
253GF長官
2020/09/04(金) 23:24:27.37ID:D0FimzvG >>252の続き
過去スレでも言及しましたが、
珊瑚海海戦編での一番の収穫は、この原少将を知ったこと。
彼は庶民派提督とでも言うべきか、作戦行動中に何を考えていたかなどを
色々としゃべってくれています。
一日目の夜なんか、
「やることなすことうまくいかなくて、海軍やめようと思った」
とまで
過去スレでも言及しましたが、
珊瑚海海戦編での一番の収穫は、この原少将を知ったこと。
彼は庶民派提督とでも言うべきか、作戦行動中に何を考えていたかなどを
色々としゃべってくれています。
一日目の夜なんか、
「やることなすことうまくいかなくて、海軍やめようと思った」
とまで
254GF長官
2020/09/04(金) 23:25:17.51ID:D0FimzvG >>253の続き
空母を用いた戦闘で、何が懸念となり、弊害となるのか、
それを考察する上で、たくさんの材料を提供してくれたので
大変感謝しております。
その第一段が、この作戦目標について。
原少将はどう動いたのでしょうか。
空母を用いた戦闘で、何が懸念となり、弊害となるのか、
それを考察する上で、たくさんの材料を提供してくれたので
大変感謝しております。
その第一段が、この作戦目標について。
原少将はどう動いたのでしょうか。
255名無し三等兵
2020/09/05(土) 01:17:07.13ID:+VB6QXB1257名無し三等兵
2020/09/05(土) 11:39:28.89ID:eEZuJCT6258名無し三等兵
2020/09/05(土) 15:31:51.31ID:LU++/a+p >>256
何を考えたって加賀1隻でいけると考えたんだろ
元々は空母投入せずに攻略できると考えられていたところからの空母増援で加賀や翔鶴瑞鶴の派遣案という流れなんだがな
元々は空母0隻案ってところを無視するから、加賀派遣案がまるで理解できないだろうな
何を考えたって加賀1隻でいけると考えたんだろ
元々は空母投入せずに攻略できると考えられていたところからの空母増援で加賀や翔鶴瑞鶴の派遣案という流れなんだがな
元々は空母0隻案ってところを無視するから、加賀派遣案がまるで理解できないだろうな
259GF長官
2020/09/05(土) 18:53:42.61ID:EQso/CAW260GF長官
2020/09/05(土) 19:04:05.99ID:EQso/CAW >>257
むふふ、そんなこと言っちゃっていいんですかねぇ
>敵空母が存在していそうな海域で偵察機を飛ばして空母の存在の有無を確認する
かの名将スプルーアンス提督は、6月6日、前日に日本空母を撃破した海域で
索敵すら行わず、敵空母の存在の有無を確認しなかったですけど・・・
ほら、ちゃんといるでしょ、「空母航空戦の素人」が
むふふ、そんなこと言っちゃっていいんですかねぇ
>敵空母が存在していそうな海域で偵察機を飛ばして空母の存在の有無を確認する
かの名将スプルーアンス提督は、6月6日、前日に日本空母を撃破した海域で
索敵すら行わず、敵空母の存在の有無を確認しなかったですけど・・・
ほら、ちゃんといるでしょ、「空母航空戦の素人」が
261GF長官
2020/09/05(土) 19:05:30.99ID:EQso/CAW262GF長官
2020/09/05(土) 19:09:20.27ID:EQso/CAW >>261の続き
本来なら、敵空母は居ないと判断して、
さっさとミッドウェー島再空襲を始めてもよかったわけですが、
南雲長官は、空母戦闘の手順をきっちり踏んで、
索敵機が先端に到達するまで「待っていた」わけです。
前日には友軍輸送船団が発見され、
当日は、自部隊が敵基地航空部隊に攻撃されているにもかかわらず、です。
やはり、素人の作戦指導ではないですよね。
本来なら、敵空母は居ないと判断して、
さっさとミッドウェー島再空襲を始めてもよかったわけですが、
南雲長官は、空母戦闘の手順をきっちり踏んで、
索敵機が先端に到達するまで「待っていた」わけです。
前日には友軍輸送船団が発見され、
当日は、自部隊が敵基地航空部隊に攻撃されているにもかかわらず、です。
やはり、素人の作戦指導ではないですよね。
263GF長官
2020/09/05(土) 19:10:56.05ID:EQso/CAW >>262の続き
もちろん、素人か素人でないかは、主観的な評価なので
色々な見方があって良いと思います。
ただ本職が、ジュットランド海戦編や珊瑚海海戦編を通して感じたのは、
「戦場では当たり前のことを当たり前に実行するのが一番難しい」
なぜなら、前線では判断の土台となるべき敵情が戦場の霧に覆われて
錯誤に錯誤が重なって、何が正しいか分からなくなってしまうからです。
まぁ本編の中で、おいおいと明らかにしていくことが出来るでしょう。
今後ともよろしくお願いしますね。
もちろん、素人か素人でないかは、主観的な評価なので
色々な見方があって良いと思います。
ただ本職が、ジュットランド海戦編や珊瑚海海戦編を通して感じたのは、
「戦場では当たり前のことを当たり前に実行するのが一番難しい」
なぜなら、前線では判断の土台となるべき敵情が戦場の霧に覆われて
錯誤に錯誤が重なって、何が正しいか分からなくなってしまうからです。
まぁ本編の中で、おいおいと明らかにしていくことが出来るでしょう。
今後ともよろしくお願いしますね。
264GF長官
2020/09/05(土) 19:25:35.77ID:EQso/CAW >>254の続き
みなさんが参謀として、MO攻略作戦計画を立案するとき、
空母部隊(MO機動部隊)に、どんな任務を与えますか。
敵空母部隊撃滅は当然として、
豪州北岸の敵基地攻撃も加えたくなりませんか?
みなさんが参謀として、MO攻略作戦計画を立案するとき、
空母部隊(MO機動部隊)に、どんな任務を与えますか。
敵空母部隊撃滅は当然として、
豪州北岸の敵基地攻撃も加えたくなりませんか?
265GF長官
2020/09/05(土) 19:26:27.40ID:EQso/CAW266GF長官
2020/09/05(土) 19:27:15.01ID:EQso/CAW >>265の続き
そして、当初の作戦計画はこちら。
(1)有力ナル敵海上部隊ノ所在判明セル場合ハ、
先ヅ之ヲ撃滅ス
(2)有力ナル敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ、
ナルベク速ヤカニ、タウンスビル方面ノ敵飛行場ヲ急襲、
所在敵航空兵力ヲ撃滅ス
しっかり、敵基地攻撃が任務に入っています。
そして、当初の作戦計画はこちら。
(1)有力ナル敵海上部隊ノ所在判明セル場合ハ、
先ヅ之ヲ撃滅ス
(2)有力ナル敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ、
ナルベク速ヤカニ、タウンスビル方面ノ敵飛行場ヲ急襲、
所在敵航空兵力ヲ撃滅ス
しっかり、敵基地攻撃が任務に入っています。
267名無し三等兵
2020/09/05(土) 22:26:32.84ID:LU++/a+p >>266
まあ北豪の有力航空拠点がタウンズビルだしな
でもあそこ遠いんだよなあ
一番近くでまともな基地はあんな遠いタウンズビルしかなく、あそこから日本侵攻艦隊に空襲かけるのか
連合軍側からしたらきっついなあ
まあ北豪の有力航空拠点がタウンズビルだしな
でもあそこ遠いんだよなあ
一番近くでまともな基地はあんな遠いタウンズビルしかなく、あそこから日本侵攻艦隊に空襲かけるのか
連合軍側からしたらきっついなあ
268GF長官
2020/09/06(日) 21:50:48.96ID:6GnXfAc0269名無し三等兵
2020/09/06(日) 23:16:49.30ID:l8OJe1pi >上陸船団が、ニューギニアに沿って珊瑚海の北辺を西進する間、
>豪州北岸のクックタウンやタウンスビルから、連合軍爆撃機の
>攻撃を受けることは必須と言えます。
必須って言うけど、そもそもクックタウンに航空兵力なんて当時あったっけ?
モレスビーへの補充の航空中継地点ですらケアンズ(およびホーン島)だったわけでな
クックタウンから攻撃受けるのって必須(必至のことか?)って本当に言えますか?
>豪州北岸のクックタウンやタウンスビルから、連合軍爆撃機の
>攻撃を受けることは必須と言えます。
必須って言うけど、そもそもクックタウンに航空兵力なんて当時あったっけ?
モレスビーへの補充の航空中継地点ですらケアンズ(およびホーン島)だったわけでな
クックタウンから攻撃受けるのって必須(必至のことか?)って本当に言えますか?
270GF長官
2020/09/06(日) 23:56:46.02ID:6GnXfAc0271名無し三等兵
2020/09/07(月) 00:45:38.05ID:PV75G/rs >>261
>貴官が、そう判断した根拠をお聞かせください。
Q16.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。(その2)
A16.雷装待機中の第二次攻撃隊は「最強編成」である(板谷制空隊・江草艦爆隊・村田雷撃隊)
新任の友永大尉に基地制圧を任せ、真珠湾以来の熟練指揮官を敵空母撃滅用に残していたというところから、
南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。
このように書いてありますね。「最強編成」を空母撃滅用に温存しているのだったら
空母の存在を意識しているということでしょう。
>敵空母が存在していそうな海域
>(ホ)敵空母ヲ基幹トスル有力部隊、附近海面ニ大挙行動中ト推定セズ
大挙行動中ト推定セズというのは、当然ですが空母の存在する可能性が0%と判断したという意味ではないでしょう
それが1%なのか10%なのかはたまた30%ぐらいなのか分かりませんが
「最強編成」を基地攻撃に転用しない程度には空母の存在を意識しているわけです。
実際索敵完了時刻(0430)寸前(0415)までは兵装転換を命じていないのですから
空母が存在する線も捨ててはいないのは明らかだと思いますが。
>貴官が、そう判断した根拠をお聞かせください。
Q16.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。(その2)
A16.雷装待機中の第二次攻撃隊は「最強編成」である(板谷制空隊・江草艦爆隊・村田雷撃隊)
新任の友永大尉に基地制圧を任せ、真珠湾以来の熟練指揮官を敵空母撃滅用に残していたというところから、
南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。
このように書いてありますね。「最強編成」を空母撃滅用に温存しているのだったら
空母の存在を意識しているということでしょう。
>敵空母が存在していそうな海域
>(ホ)敵空母ヲ基幹トスル有力部隊、附近海面ニ大挙行動中ト推定セズ
大挙行動中ト推定セズというのは、当然ですが空母の存在する可能性が0%と判断したという意味ではないでしょう
それが1%なのか10%なのかはたまた30%ぐらいなのか分かりませんが
「最強編成」を基地攻撃に転用しない程度には空母の存在を意識しているわけです。
実際索敵完了時刻(0430)寸前(0415)までは兵装転換を命じていないのですから
空母が存在する線も捨ててはいないのは明らかだと思いますが。
272名無し三等兵
2020/09/07(月) 00:49:06.09ID:B/WbV35z >>270
いやね、そもそも当時はクックタウンに航空兵力どころか飛行場すら無いんじゃないかな
因みにその南のケアンズには飛行場あるけど、当時は中継扱いだからまともな部隊配備すらしてない
日本軍にクックタウン空襲計画あるから航空兵力そこにあったんだ、って思いがちだけど実際はどうも連合軍は置いてなさそうなんだよね
いやね、そもそも当時はクックタウンに航空兵力どころか飛行場すら無いんじゃないかな
因みにその南のケアンズには飛行場あるけど、当時は中継扱いだからまともな部隊配備すらしてない
日本軍にクックタウン空襲計画あるから航空兵力そこにあったんだ、って思いがちだけど実際はどうも連合軍は置いてなさそうなんだよね
273名無し三等兵
2020/09/07(月) 01:27:55.31ID:PV75G/rs274GF長官
2020/09/07(月) 22:06:58.00ID:5LTTzSXc275GF長官
2020/09/07(月) 22:08:22.48ID:5LTTzSXc >>274の続き
貴官の発言は、
>敵空母が存在していそうな海域
居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「存在していそう」の言葉の通り、「居る」側に偏った意味ですよね。
逆に南雲長官の情勢判断については、
>大挙行動中ト推定セズ
この言葉は、居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「居ない」方に偏った意味合いが含まれています。
貴官の発言は、
>敵空母が存在していそうな海域
居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「存在していそう」の言葉の通り、「居る」側に偏った意味ですよね。
逆に南雲長官の情勢判断については、
>大挙行動中ト推定セズ
この言葉は、居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「居ない」方に偏った意味合いが含まれています。
276GF長官
2020/09/07(月) 22:09:18.06ID:5LTTzSXc >>275の続き
この情勢判断を自らの主張の根拠とすることに、
違和感を覚えませんでしたか?
もちろん「推定」の話ですから、米空母が居ないという確証では
ありませんが、そこから「敵空母が存在していそう」に結びつけるには、
かなりの飛躍があると思いますよ。
この情勢判断を自らの主張の根拠とすることに、
違和感を覚えませんでしたか?
もちろん「推定」の話ですから、米空母が居ないという確証では
ありませんが、そこから「敵空母が存在していそう」に結びつけるには、
かなりの飛躍があると思いますよ。
277GF長官
2020/09/07(月) 22:12:32.52ID:5LTTzSXc278GF長官
2020/09/07(月) 23:12:54.50ID:5LTTzSXc >>266の続き
まず(1)について、
敵艦隊が出現したら、これを攻撃するのは当然のこと。
問題はこちらです。(2)
>敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ
前スレから繰り返していますが、
「周囲に空母が居ない」と確信することは出来ません。
まず(1)について、
敵艦隊が出現したら、これを攻撃するのは当然のこと。
問題はこちらです。(2)
>敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ
前スレから繰り返していますが、
「周囲に空母が居ない」と確信することは出来ません。
279GF長官
2020/09/07(月) 23:13:44.69ID:5LTTzSXc >>278の続き
索敵報告が入らない場合、
どこかで、敵空母は居ないと”見切り”を付けて、
基地攻撃に切り換えなければならないが、
もしその途中で、敵が出現したら・・・
ミッドウェーの悪夢の再来ですね。
(時系列では珊瑚海の方が先ですが)
索敵報告が入らない場合、
どこかで、敵空母は居ないと”見切り”を付けて、
基地攻撃に切り換えなければならないが、
もしその途中で、敵が出現したら・・・
ミッドウェーの悪夢の再来ですね。
(時系列では珊瑚海の方が先ですが)
280GF長官
2020/09/07(月) 23:14:38.61ID:5LTTzSXc >>279の続き
さらにミッドウェーでは、敵基地と敵空母を同時に
攻撃圏内に捉えることが可能でしたが、
珊瑚海の場合、ポートモレスビーとタウンスビルでは600浬も離れています。
だいたいハワイーミッドウェー間の距離の半分くらい。
それだけの距離を移動するのも大変ですし、
その間、ずっと敵勢力圏下での行動になります。
さらにミッドウェーでは、敵基地と敵空母を同時に
攻撃圏内に捉えることが可能でしたが、
珊瑚海の場合、ポートモレスビーとタウンスビルでは600浬も離れています。
だいたいハワイーミッドウェー間の距離の半分くらい。
それだけの距離を移動するのも大変ですし、
その間、ずっと敵勢力圏下での行動になります。
281名無し三等兵
2020/09/08(火) 00:00:28.39ID:PJCJCLrf >>271
>南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。
このテンプレをあなたが書いたかどうかわかりませんけど修正したほうがいいのではないですか?
「最強編成」を温存している理由がGF司令部からの命令であって南雲長官の情勢判断に関わりないというのであれば
それを根拠として南雲長官が米空母撃滅を重視していたというのは理屈に合いません
「GF司令部が米空母撃滅を重視していたことがうかがえる。」になると思いますけど?
>居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「存在していそう」の言葉の通り、「居る」側に偏った意味ですよね。
降水確率が30%の予報の日があったとします。これは中立ではなく雨が降らないに偏っていることになります
でも雨が降りそうだから傘を持っていくと言ったとして日本語としておかしいですか?
私はそうは思いませんけど。
>南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。
このテンプレをあなたが書いたかどうかわかりませんけど修正したほうがいいのではないですか?
「最強編成」を温存している理由がGF司令部からの命令であって南雲長官の情勢判断に関わりないというのであれば
それを根拠として南雲長官が米空母撃滅を重視していたというのは理屈に合いません
「GF司令部が米空母撃滅を重視していたことがうかがえる。」になると思いますけど?
>居るか居ないかわからないという中立状態ではなく、
「存在していそう」の言葉の通り、「居る」側に偏った意味ですよね。
降水確率が30%の予報の日があったとします。これは中立ではなく雨が降らないに偏っていることになります
でも雨が降りそうだから傘を持っていくと言ったとして日本語としておかしいですか?
私はそうは思いませんけど。
282GF長官
2020/09/08(火) 00:50:54.01ID:Q3JZlH5i283GF長官
2020/09/08(火) 00:53:18.56ID:Q3JZlH5i >>282の続き
それ故に、
「GF司令部は敵空母撃滅優先」
「南雲司令部も敵空母撃滅優先」
だから、
「南雲司令部は、GFの方針を正しく理解していた」
を示す内容になっています。
>南雲長官が米空母撃滅を重視していたというのは理屈に合いません
なぜ理屈に合わないのですか。
「南雲長官はGFの方針通りに、米空母撃滅を重視していた」
要はこういうことなので、ものすごーく単純な理屈だと思いますけど・・・?
それ故に、
「GF司令部は敵空母撃滅優先」
「南雲司令部も敵空母撃滅優先」
だから、
「南雲司令部は、GFの方針を正しく理解していた」
を示す内容になっています。
>南雲長官が米空母撃滅を重視していたというのは理屈に合いません
なぜ理屈に合わないのですか。
「南雲長官はGFの方針通りに、米空母撃滅を重視していた」
要はこういうことなので、ものすごーく単純な理屈だと思いますけど・・・?
284GF長官
2020/09/08(火) 00:55:40.59ID:Q3JZlH5i >>283の続き
>降水確率が30%の
喩え話の意図が、いまひとつつかめないのですが、
貴官にとって、
>敵空母が存在していそうな海域
この発言は、「空母は居ない」方の意味合いが強いのですか?
それこそ
>理屈に合いません
>修正したほうがいいのではないですか?
だと思いますよ。
>降水確率が30%の
喩え話の意図が、いまひとつつかめないのですが、
貴官にとって、
>敵空母が存在していそうな海域
この発言は、「空母は居ない」方の意味合いが強いのですか?
それこそ
>理屈に合いません
>修正したほうがいいのではないですか?
だと思いますよ。
285名無し三等兵
2020/09/08(火) 09:32:49.88ID:he0aur1q >>283
アホ南雲が米空母撃滅を重視していたのなら兵装転換するわけ無いだろ
基地攻撃だけなら友永隊の反復攻撃でできるんだから
現実には山本長官の命令に逆らって「基地攻撃だけ」を優先して
功を焦ってしまい兵装転換したのが敗因
アホ南雲が米空母撃滅を重視していたのなら兵装転換するわけ無いだろ
基地攻撃だけなら友永隊の反復攻撃でできるんだから
現実には山本長官の命令に逆らって「基地攻撃だけ」を優先して
功を焦ってしまい兵装転換したのが敗因
286名無し三等兵
2020/09/08(火) 17:45:05.11ID:mAQEqfkM287GF長官
2020/09/08(火) 22:20:56.84ID:Q3JZlH5i288GF長官
2020/09/08(火) 22:41:26.27ID:Q3JZlH5i289GF長官
2020/09/08(火) 22:42:07.02ID:Q3JZlH5i MO機動部隊(第五戦隊司令官・高木武雄中将)
[主隊](高木中将直率)
第五戦隊 重巡「妙高」「羽黒」
第七駆逐隊 駆逐艦「曙」「潮」
[航空部隊](第五航空戦隊司令官・原忠一少将)
第五航空戦隊 空母「瑞鶴」「翔鶴」
第二十七駆逐隊 駆逐艦「有明」「夕暮」「白露」「時雨」
[補給隊] 給油艦「東邦丸」
[主隊](高木中将直率)
第五戦隊 重巡「妙高」「羽黒」
第七駆逐隊 駆逐艦「曙」「潮」
[航空部隊](第五航空戦隊司令官・原忠一少将)
第五航空戦隊 空母「瑞鶴」「翔鶴」
第二十七駆逐隊 駆逐艦「有明」「夕暮」「白露」「時雨」
[補給隊] 給油艦「東邦丸」
290GF長官
2020/09/08(火) 22:56:11.54ID:Q3JZlH5i >>289の続き
MO機動部隊の指揮官は、五戦隊(重巡妙高型)の高木中将。
スラバヤ沖海戦を指揮した提督で、
空母には全く無縁?の”素人”が機動部隊を指揮するなんて
ずいぶんと場違いな編制のように思われますが、
これは階級の違いで、高木中将の方が先任だったからで、
「しかし、両司令官は協議のうえ、航空戦に関しては
五航戦司令官の意図通りに行う旨を了解し合っていた」
(公刊戦史)p188
MO機動部隊の指揮官は、五戦隊(重巡妙高型)の高木中将。
スラバヤ沖海戦を指揮した提督で、
空母には全く無縁?の”素人”が機動部隊を指揮するなんて
ずいぶんと場違いな編制のように思われますが、
これは階級の違いで、高木中将の方が先任だったからで、
「しかし、両司令官は協議のうえ、航空戦に関しては
五航戦司令官の意図通りに行う旨を了解し合っていた」
(公刊戦史)p188
291GF長官
2020/09/08(火) 22:57:14.38ID:Q3JZlH5i >>290の続き
部隊全体の行動は高木中将が、
母艦航空戦の指揮は原少将が、
と、明確な役割分担が決められていました。
実際MO作戦の中でも、特に支障は見られませんし、
むしろ原少将は、自分の思い通りに出来たのではないでしょうか。
部隊全体の行動は高木中将が、
母艦航空戦の指揮は原少将が、
と、明確な役割分担が決められていました。
実際MO作戦の中でも、特に支障は見られませんし、
むしろ原少将は、自分の思い通りに出来たのではないでしょうか。
292名無し三等兵
2020/09/08(火) 23:29:31.72ID:29/g+YAc >>282
A16では「最強編成」を空母撃滅用に残していたのだから南雲は米空母撃滅を優先していたとしています。
だったら南雲の判断で「最強編成」を残したと読み取れますよね?
ところが>>274では「第二次攻撃隊の艦上待機は、GF司令部からの命令ですので、
南雲長官の情勢判断に関わりなく、実施することは決定事項です。 」との回答です
こんどは「最強編成」は南雲の情勢判断とは関わりないと言ってるわけです
南雲の情勢判断と関係なく司令部の情勢判断に基づいて「最強編成」を残しているのにそれを根拠に
「南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。 」とするのは論理的に矛盾するでしょう
「最強編成」を残したのは司令部の判断なのですから、そこから読み取れるのはあくまで司令部の意思であって南雲の意思ではありません。A16と>>274は矛盾してるんですよ
A16では「最強編成」を空母撃滅用に残していたのだから南雲は米空母撃滅を優先していたとしています。
だったら南雲の判断で「最強編成」を残したと読み取れますよね?
ところが>>274では「第二次攻撃隊の艦上待機は、GF司令部からの命令ですので、
南雲長官の情勢判断に関わりなく、実施することは決定事項です。 」との回答です
こんどは「最強編成」は南雲の情勢判断とは関わりないと言ってるわけです
南雲の情勢判断と関係なく司令部の情勢判断に基づいて「最強編成」を残しているのにそれを根拠に
「南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。 」とするのは論理的に矛盾するでしょう
「最強編成」を残したのは司令部の判断なのですから、そこから読み取れるのはあくまで司令部の意思であって南雲の意思ではありません。A16と>>274は矛盾してるんですよ
293GF長官
2020/09/09(水) 22:16:15.35ID:O+USSQ0+294GF長官
2020/09/09(水) 23:05:43.98ID:O+USSQ0+ >>291の続き
その原少将が行動を起こします。
「しかし、この攻撃(五航戦によるタウンスビル攻撃)を
実施するためには、制空制海権をまだ取っていない珊瑚海を、
敵中深く進入する必要があるばかりでなく、
行動海面は珊瑚礁が多く、行動を制約するおそれがあった。
さらに空母部隊に対し給油艦一隻(東邦丸)では、
足の短い随伴駆逐艦の行動に不安があった」
(『戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)』)p186
その原少将が行動を起こします。
「しかし、この攻撃(五航戦によるタウンスビル攻撃)を
実施するためには、制空制海権をまだ取っていない珊瑚海を、
敵中深く進入する必要があるばかりでなく、
行動海面は珊瑚礁が多く、行動を制約するおそれがあった。
さらに空母部隊に対し給油艦一隻(東邦丸)では、
足の短い随伴駆逐艦の行動に不安があった」
(『戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)』)p186
295GF長官
2020/09/09(水) 23:06:50.46ID:O+USSQ0+ >>294の続き
公刊戦史にもあるのですが、
「五航戦司令官原忠一少将は、豪州北東部攻撃に強く反対し、
その旨意見具申を行った」
戦記の類では、作戦内容に異論を述べる場面はよく出てきますが、
戦史にここまではっきりと書かれることは、あまり聞いたことが無いので、
本職自身、初めて読んだ時に、強く心に残ったことを覚えています。
公刊戦史にもあるのですが、
「五航戦司令官原忠一少将は、豪州北東部攻撃に強く反対し、
その旨意見具申を行った」
戦記の類では、作戦内容に異論を述べる場面はよく出てきますが、
戦史にここまではっきりと書かれることは、あまり聞いたことが無いので、
本職自身、初めて読んだ時に、強く心に残ったことを覚えています。
296GF長官
2020/09/09(水) 23:09:10.46ID:O+USSQ0+ >>295の続き
その具申を容れて、南洋部隊の作戦命令は変更された。
(1)タウンスビル急襲前日マデニ、MO機動部隊ノ企図ヲ
敵ニ察知セラレ、奇襲ノ成算立タザルモノト判断セル場合、
機動部隊指揮官ハ、タウンスビル方面ノ急襲ヲ延期シ、
情況ニ依リ、之ヲ実施セザルコトヲ得
その具申を容れて、南洋部隊の作戦命令は変更された。
(1)タウンスビル急襲前日マデニ、MO機動部隊ノ企図ヲ
敵ニ察知セラレ、奇襲ノ成算立タザルモノト判断セル場合、
機動部隊指揮官ハ、タウンスビル方面ノ急襲ヲ延期シ、
情況ニ依リ、之ヲ実施セザルコトヲ得
297GF長官
2020/09/09(水) 23:09:36.42ID:O+USSQ0+298名無し三等兵
2020/09/09(水) 23:42:07.19ID:odjpaM+G >貴官の主張にならうならば、
そこが違います。
「(C)を根拠に、(B)だったと主張している」のはテンプレです
A16に書いてあることがまさに「(C)を根拠に、(B)だったと主張している」なんですよ
このテンプレはあなたが書いたものですよね?>>281であなたが書いたかどうかわからないと書きましたが
否定していないのであなたが書いたものと見なして話をしますけど(テンプレを引用していただいて恐縮と言っているのであなたが書いたものでしょう)
テンプレに書いたことと今このスレに書き込んでしていることが矛盾してるんじゃないですか?と指摘しているだけです
矛盾してるんだからテンプレを修正したらどうですか?と提案したのですが矛盾してることを認識していただけないので
どうしたものかと悩んでいるのですよ
テンプレを読む限り空母の存在していそうな海域だから偵察機を飛ばしているという意味のことを書いています
例えば「偶然ミッドウェー近海に居合わせて、緊急電を聞き駆けつけて来るということも考えられる。
そうなると、ミッドウェー空襲中に米空母出現という事態は十分可能性のある話です。」
このように書かれていますよね。「十分可能性のある話」≒「敵空母が存在していそうな海域」ですよね?
ところが「敵空母が存在していそうな海域」を否定するのですから、こちらとしては意味が分かりません
あなたは元々敵空母を警戒して南雲は「七線一段索敵」と「雷装待機」をさせてたという考えでテンプレを書いたんじゃないんですか?
そこが違います。
「(C)を根拠に、(B)だったと主張している」のはテンプレです
A16に書いてあることがまさに「(C)を根拠に、(B)だったと主張している」なんですよ
このテンプレはあなたが書いたものですよね?>>281であなたが書いたかどうかわからないと書きましたが
否定していないのであなたが書いたものと見なして話をしますけど(テンプレを引用していただいて恐縮と言っているのであなたが書いたものでしょう)
テンプレに書いたことと今このスレに書き込んでしていることが矛盾してるんじゃないですか?と指摘しているだけです
矛盾してるんだからテンプレを修正したらどうですか?と提案したのですが矛盾してることを認識していただけないので
どうしたものかと悩んでいるのですよ
テンプレを読む限り空母の存在していそうな海域だから偵察機を飛ばしているという意味のことを書いています
例えば「偶然ミッドウェー近海に居合わせて、緊急電を聞き駆けつけて来るということも考えられる。
そうなると、ミッドウェー空襲中に米空母出現という事態は十分可能性のある話です。」
このように書かれていますよね。「十分可能性のある話」≒「敵空母が存在していそうな海域」ですよね?
ところが「敵空母が存在していそうな海域」を否定するのですから、こちらとしては意味が分かりません
あなたは元々敵空母を警戒して南雲は「七線一段索敵」と「雷装待機」をさせてたという考えでテンプレを書いたんじゃないんですか?
299GF長官
2020/09/10(木) 01:38:46.65ID:97NZ65R9300GF長官
2020/09/10(木) 01:40:32.56ID:97NZ65R9 >>299の続き
貴官は、第二次攻撃隊を最強編制で待機させていたという結果から、
南雲長官は「米空母は居そう」と判断していたはずだ、と結び付けようとしていますが、
仮に南雲長官が「米空母は居なさそう」と思っていたとしても、
当日に索敵機を飛ばして、「米空母を発見できなかった」と確認するまでは
最強編制を解くことはできないのです。
故に南雲長官が最強編制を残していたことが、
敵空母が居るか居ないかという情勢判断を縛る要素にはなりません。
貴官は、第二次攻撃隊を最強編制で待機させていたという結果から、
南雲長官は「米空母は居そう」と判断していたはずだ、と結び付けようとしていますが、
仮に南雲長官が「米空母は居なさそう」と思っていたとしても、
当日に索敵機を飛ばして、「米空母を発見できなかった」と確認するまでは
最強編制を解くことはできないのです。
故に南雲長官が最強編制を残していたことが、
敵空母が居るか居ないかという情勢判断を縛る要素にはなりません。
301GF長官
2020/09/10(木) 01:41:39.73ID:97NZ65R9 >>300の続き
それと、
>偶然ミッドウェー近海に居合わせて、
これも、文章をよく読んでほしいのですが、「そうなると」と書いてあるとおり、
「偶然ミッドウェー近海に米空母が居合わせた」という前提の話なら
「十分可能性はある」ということです。
これが根拠になるなら、世界中のどこでも「敵空母は居そう」になってしまいますよ。
それと、
>偶然ミッドウェー近海に居合わせて、
これも、文章をよく読んでほしいのですが、「そうなると」と書いてあるとおり、
「偶然ミッドウェー近海に米空母が居合わせた」という前提の話なら
「十分可能性はある」ということです。
これが根拠になるなら、世界中のどこでも「敵空母は居そう」になってしまいますよ。
302GF長官
2020/09/10(木) 01:53:51.57ID:97NZ65R9303GF長官
2020/09/10(木) 22:08:41.76ID:97NZ65R9 >>297の続き
しかし、これだけでは終わりません。
(2)クックタウン方面、又ハ、ポートモレスビー方面急襲ハ、
情況成シ得ル場合、之ヲ実施スルモノトス
タウンスビルはやらなくても、
クックタウンやポートモレスビーは忘れずに攻撃してね
これだと、あまり変わってません。
しかし、これだけでは終わりません。
(2)クックタウン方面、又ハ、ポートモレスビー方面急襲ハ、
情況成シ得ル場合、之ヲ実施スルモノトス
タウンスビルはやらなくても、
クックタウンやポートモレスビーは忘れずに攻撃してね
これだと、あまり変わってません。
304GF長官
2020/09/10(木) 22:09:44.27ID:97NZ65R9 >>303の続き
ところが、ここにGF司令部が介入してきて、
宇垣参謀長より、下記の要望が打電された。
「MO機動部隊ノ作戦ニ関シ、同隊ハ敵機動部隊ニ対スル
作戦ヲ第一義トシ、
豪州要地ノ空襲ニツイテハ、同隊ノ兵力、並ビニ豪州北方海域ノ
情況等ニ鑑ミ、特ニ慎重ヲ期セラレタシ」
ところが、ここにGF司令部が介入してきて、
宇垣参謀長より、下記の要望が打電された。
「MO機動部隊ノ作戦ニ関シ、同隊ハ敵機動部隊ニ対スル
作戦ヲ第一義トシ、
豪州要地ノ空襲ニツイテハ、同隊ノ兵力、並ビニ豪州北方海域ノ
情況等ニ鑑ミ、特ニ慎重ヲ期セラレタシ」
305GF長官
2020/09/10(木) 22:10:41.10ID:97NZ65R9 >>304の続き
すなわち、
・タウンスビル、クックタウン、ポートモレスビー空襲は中止
・MO機動部隊は、敵機動部隊撃滅に専念
これは驚きの展開ですね。
あの黄金仮(ry ・・・もとい、GF司令部様が下々の意見に
耳を傾けるなど、雨でも降るんじゃないかしら。
すなわち、
・タウンスビル、クックタウン、ポートモレスビー空襲は中止
・MO機動部隊は、敵機動部隊撃滅に専念
これは驚きの展開ですね。
あの黄金仮(ry ・・・もとい、GF司令部様が下々の意見に
耳を傾けるなど、雨でも降るんじゃないかしら。
306名無し三等兵
2020/09/10(木) 23:33:32.52ID:JWnh3M0U 敵機動部隊が出てくる調光があったからなのかな?
308GF長官
2020/09/11(金) 21:00:35.30ID:DMC75M/m309GF長官
2020/09/11(金) 21:01:26.35ID:DMC75M/m >>308の続き
人間の判断が介在する以上、そこに錯誤や先入観がまじって
見誤る危険が残される。
実際ミッドウェーでは、180浬先に米空母が3隻も居たのに、
兵装転換を始めてしまいました。
その点、MO作戦では、敵空母撃滅に専念できるので、
要らぬ心配となるわけですね。
人間の判断が介在する以上、そこに錯誤や先入観がまじって
見誤る危険が残される。
実際ミッドウェーでは、180浬先に米空母が3隻も居たのに、
兵装転換を始めてしまいました。
その点、MO作戦では、敵空母撃滅に専念できるので、
要らぬ心配となるわけですね。
310GF長官
2020/09/11(金) 21:02:53.07ID:DMC75M/m >>309の続き
ミッドウェーで、しばしば敗因のひとつとされる「二重の作戦目的」
それを自らのはたらきかけで解消したのだから、原少将のお手柄と
言えるでしょう。
原少将は、wikiの写真でも分かるとおり、大柄な体格から
「キングコング」とあだ名されていました。
見た目は豪放磊落な親分肌ですが、実は慎重な性格で
計算高い知将だったかもしれません。
ミッドウェーで、しばしば敗因のひとつとされる「二重の作戦目的」
それを自らのはたらきかけで解消したのだから、原少将のお手柄と
言えるでしょう。
原少将は、wikiの写真でも分かるとおり、大柄な体格から
「キングコング」とあだ名されていました。
見た目は豪放磊落な親分肌ですが、実は慎重な性格で
計算高い知将だったかもしれません。
311GF長官
2020/09/11(金) 21:10:13.42ID:DMC75M/m 週末は、ちょっと帰省してくるのでお休みします。
佐藤琢磨のインディ500制覇には驚きました。
ああいうのは一生に一度でも成せば伝説になれるというのに、
まさか二回目をやってしまうとは・・・
これは国民栄誉賞ですね!
おめでとー
それでは、また来週ノシ
佐藤琢磨のインディ500制覇には驚きました。
ああいうのは一生に一度でも成せば伝説になれるというのに、
まさか二回目をやってしまうとは・・・
これは国民栄誉賞ですね!
おめでとー
それでは、また来週ノシ
312名無し三等兵
2020/09/12(土) 18:29:01.40ID:Or+XRASp >>299
>(C)第二次攻撃隊を最強編制のまま残しておいた これは出撃前から決まっていたことです。
これ単独ならもちろんおかしくない。上位司令部の命令を忠実に実行しただけである。
ところがA16ではそれを命令に忠実に実行しただけとせずに、そこから南雲は空母撃滅を重視していたという意思を読み取っているわけ。
上位司令部の命令に反して空母撃滅のための最強編成を維持していたのなら空母撃滅を重視しているという南雲の意思が読み取れるだろう。ところが上位司令部の命令通り最強編成を維持していたのなら、そこから南雲の意思は読み取れない。本当は基地攻撃のために爆装にしておきたかったかも知れないし司令部の判断と同じく空母を撃滅するために雷装を維持していたかも知れない。なぜ南雲が命じたのではなく司令部が命じた「最強編成を維持」という事実からA16は南雲は空母撃滅を重視していたという意思を読みとっているのか理解できない
>(C)第二次攻撃隊を最強編制のまま残しておいた これは出撃前から決まっていたことです。
これ単独ならもちろんおかしくない。上位司令部の命令を忠実に実行しただけである。
ところがA16ではそれを命令に忠実に実行しただけとせずに、そこから南雲は空母撃滅を重視していたという意思を読み取っているわけ。
上位司令部の命令に反して空母撃滅のための最強編成を維持していたのなら空母撃滅を重視しているという南雲の意思が読み取れるだろう。ところが上位司令部の命令通り最強編成を維持していたのなら、そこから南雲の意思は読み取れない。本当は基地攻撃のために爆装にしておきたかったかも知れないし司令部の判断と同じく空母を撃滅するために雷装を維持していたかも知れない。なぜ南雲が命じたのではなく司令部が命じた「最強編成を維持」という事実からA16は南雲は空母撃滅を重視していたという意思を読みとっているのか理解できない
313名無し三等兵
2020/09/12(土) 18:40:37.71ID:Or+XRASp >>300
>これが根拠になるなら、世界中のどこでも「敵空母は居そう」になってしまいますよ。
いいやならない。ミッドウェーは米軍の基地がある島だぞ。瀬戸内海や東京湾とは違うんだ
敵の勢力圏だから緊急電を聞き駆けつけて来るということも考えられる海域なわけ。
素人だって南雲の立場なら偵察機を飛ばすかどうか考えるだろう。
素人でも考えるであろう偵察機を飛ばした事実をもってあなたは南雲は空母航空戦の素人ではないとしている。
明らかに根拠として弱かろう。もっと素人ではできない優れた采配とかを提示してほしかったんだが
>これが根拠になるなら、世界中のどこでも「敵空母は居そう」になってしまいますよ。
いいやならない。ミッドウェーは米軍の基地がある島だぞ。瀬戸内海や東京湾とは違うんだ
敵の勢力圏だから緊急電を聞き駆けつけて来るということも考えられる海域なわけ。
素人だって南雲の立場なら偵察機を飛ばすかどうか考えるだろう。
素人でも考えるであろう偵察機を飛ばした事実をもってあなたは南雲は空母航空戦の素人ではないとしている。
明らかに根拠として弱かろう。もっと素人ではできない優れた采配とかを提示してほしかったんだが
315GF長官
2020/09/13(日) 19:07:44.49ID:gbqwZwFU316GF長官
2020/09/13(日) 19:08:31.82ID:gbqwZwFU317GF長官
2020/09/13(日) 19:09:08.22ID:gbqwZwFU318名無し三等兵
2020/09/13(日) 21:18:30.64ID:nTpAkGUS319GF長官
2020/09/13(日) 23:47:34.93ID:gbqwZwFU321名無し三等兵
2020/09/14(月) 12:35:25.25ID:TzY3ysem >>307
状況次第で陸上目標空襲だろう
勿論、機動部隊の独断でなく要請を受けてだろうけど
中止はタウンズビルだけで、ポートモレスビーとクックタウンに関しては中止とは言ってないし
5月でも海戦前の時点では、場合によってはモレスビー攻撃してもらう命令出すからねと第4艦隊は機動部隊に言っている
状況次第で陸上目標空襲だろう
勿論、機動部隊の独断でなく要請を受けてだろうけど
中止はタウンズビルだけで、ポートモレスビーとクックタウンに関しては中止とは言ってないし
5月でも海戦前の時点では、場合によってはモレスビー攻撃してもらう命令出すからねと第4艦隊は機動部隊に言っている
322GF長官
2020/09/14(月) 22:47:18.11ID:Pm/6h/Ni >>320
ありがとうございます。そっちでしたか>ハワイ作戦
「同部隊(ウェーク攻略増援部隊=二航戦基幹)は、
21日0345時、第八戦隊の偵察機、次いで攻撃機隊を
ウェーク島から350浬の遠距離で発進させ、攻撃を開始した。
しかし敵哨戒機は発見できず、陸上施設を攻撃して引き揚げた」(p436)
>任務は索敵なのか対潜警戒なのか…。
飛行機隊戦闘行動調書を見ると、蒼龍・飛龍から毎日対潜哨戒機を
出しているので、この場合は文字通り「偵察機」でしょう。
ありがとうございます。そっちでしたか>ハワイ作戦
「同部隊(ウェーク攻略増援部隊=二航戦基幹)は、
21日0345時、第八戦隊の偵察機、次いで攻撃機隊を
ウェーク島から350浬の遠距離で発進させ、攻撃を開始した。
しかし敵哨戒機は発見できず、陸上施設を攻撃して引き揚げた」(p436)
>任務は索敵なのか対潜警戒なのか…。
飛行機隊戦闘行動調書を見ると、蒼龍・飛龍から毎日対潜哨戒機を
出しているので、この場合は文字通り「偵察機」でしょう。
323GF長官
2020/09/14(月) 22:48:50.54ID:Pm/6h/Ni >>322の続き
ただ、この前後を読む限りでは、
米哨戒機隊(PBY)がミッドウェーからウェークに進出したという情報が入った。
↓
南洋部隊指揮官(井上中将)から、ウェーク攻撃開始を一日繰り上げるよう命令
↓
二航戦は島から350浬の遠距離で攻撃隊発進
↓
ウェーク攻撃は基地施設より、敵哨戒機撃滅を優先せよとの命令
↓
しかし敵哨戒機を発見できず、基地施設を攻撃して帰投
こんな流れなので、敵艦隊索敵機というわけではなさそうですね。
果たして多聞丸は「敵空母が存在していそう」と思ってたのかどうか。
ただ、この前後を読む限りでは、
米哨戒機隊(PBY)がミッドウェーからウェークに進出したという情報が入った。
↓
南洋部隊指揮官(井上中将)から、ウェーク攻撃開始を一日繰り上げるよう命令
↓
二航戦は島から350浬の遠距離で攻撃隊発進
↓
ウェーク攻撃は基地施設より、敵哨戒機撃滅を優先せよとの命令
↓
しかし敵哨戒機を発見できず、基地施設を攻撃して帰投
こんな流れなので、敵艦隊索敵機というわけではなさそうですね。
果たして多聞丸は「敵空母が存在していそう」と思ってたのかどうか。
325GF長官
2020/09/14(月) 23:03:34.43ID:Pm/6h/Ni326GF長官
2020/09/14(月) 23:04:21.62ID:Pm/6h/Ni >>325の続き
第十九戦隊司令官の志摩清英少将は、
「この情況を継続しあらば、結局航空消耗戦を継続するに過ぎず、
速やかに有力なる母艦部隊を以って、豪州北部東岸を一挙に
掃討する要あり」(p185)
と戦時日誌に記しているなど、多方面から要望が寄せられており、
第十九戦隊司令官の志摩清英少将は、
「この情況を継続しあらば、結局航空消耗戦を継続するに過ぎず、
速やかに有力なる母艦部隊を以って、豪州北部東岸を一挙に
掃討する要あり」(p185)
と戦時日誌に記しているなど、多方面から要望が寄せられており、
327GF長官
2020/09/14(月) 23:05:28.64ID:Pm/6h/Ni >>326の続き
「わが基地航空部隊の攻撃圏外にあり、わが重大な脅威となっていた
豪州北東部の敵航空基地に対する攻撃は、このような切実な要求に
基づくものであった」
それだけに今回の方針変更は、彼らを失望させたことでしょう。
「なんだよ、無敵の機動部隊じゃないのかよ!」
「わが基地航空部隊の攻撃圏外にあり、わが重大な脅威となっていた
豪州北東部の敵航空基地に対する攻撃は、このような切実な要求に
基づくものであった」
それだけに今回の方針変更は、彼らを失望させたことでしょう。
「なんだよ、無敵の機動部隊じゃないのかよ!」
328GF長官
2020/09/15(火) 23:22:46.46ID:Kwe1nZhb329GF長官
2020/09/15(火) 23:23:51.76ID:Kwe1nZhb >>328の続き
開戦直後は龍驤とともに四航戦に所属し、昭和17年2月から
南洋部隊に移っていたので、井上長官にとっては、
”自前の”母艦兵力になります。
とはいえ、その搭載機は
零戦10機
九六艦戦(!)4機
艦攻6機
わずか20機なので、翔鶴姉妹とは比べるべくもない。
開戦直後は龍驤とともに四航戦に所属し、昭和17年2月から
南洋部隊に移っていたので、井上長官にとっては、
”自前の”母艦兵力になります。
とはいえ、その搭載機は
零戦10機
九六艦戦(!)4機
艦攻6機
わずか20機なので、翔鶴姉妹とは比べるべくもない。
330GF長官
2020/09/15(火) 23:24:48.71ID:Kwe1nZhb >>329の続き
そこで五航戦側は、参謀の山岡三子夫中佐が
祥鳳を五航戦の指揮下に入れて、空母3隻体制にすることを提案。
すなわち、搭載機をすべて戦闘機にして、母艦直衛専用として
運用するわけです。
後に第三艦隊新設時に採用された編制と似ており、
理想的な戦い方ができそうだ。
そこで五航戦側は、参謀の山岡三子夫中佐が
祥鳳を五航戦の指揮下に入れて、空母3隻体制にすることを提案。
すなわち、搭載機をすべて戦闘機にして、母艦直衛専用として
運用するわけです。
後に第三艦隊新設時に採用された編制と似ており、
理想的な戦い方ができそうだ。
331GF長官
2020/09/17(木) 23:58:01.32ID:GbGgX9lo てすと
332名無し三等兵
2020/09/18(金) 22:01:11.98ID:jLZil3SA 映画「ミッドウェイ」がいよいよ封切りされましたが、評判は今一つのようですね
南雲と山本・山口の配役の時点でこの映画でこの辺りの面々がどういう扱いになるのかは薄々分かってはいましたけども
映画公式HPでの紹介ですらも南雲に悪意丸出しなのはさすがに笑ってしまいました
話のタネにでも見に行こうと思うのですが今さら使い古した「南雲無能、山口頑張った」をCG満載で見たところでどうなんだという話ですし
映画も最近高いですからね。迷います
長官は当然見ないなんてことはないとは思いますけどね
南雲と山本・山口の配役の時点でこの映画でこの辺りの面々がどういう扱いになるのかは薄々分かってはいましたけども
映画公式HPでの紹介ですらも南雲に悪意丸出しなのはさすがに笑ってしまいました
話のタネにでも見に行こうと思うのですが今さら使い古した「南雲無能、山口頑張った」をCG満載で見たところでどうなんだという話ですし
映画も最近高いですからね。迷います
長官は当然見ないなんてことはないとは思いますけどね
333名無し三等兵
2020/09/18(金) 22:23:23.81ID:dMwHlolR >>332
戦争映画は気が付いたら突っ込みまくっていて楽しめないし嫁にはうるさい!
と怒られるから観ないようにしている。
フィクション系もテレビで観てさえ時間を返せ!と憤ってしまうので精神衛生上
非常によくない。
映画ではないがミッドウエイものなら豊田中尉の著書を読んだほうが遥かに良い。
まあ、このスレの住人で「波まくら幾たびぞ」を読んだことが無い者はいないだろう
が。
戦争映画は気が付いたら突っ込みまくっていて楽しめないし嫁にはうるさい!
と怒られるから観ないようにしている。
フィクション系もテレビで観てさえ時間を返せ!と憤ってしまうので精神衛生上
非常によくない。
映画ではないがミッドウエイものなら豊田中尉の著書を読んだほうが遥かに良い。
まあ、このスレの住人で「波まくら幾たびぞ」を読んだことが無い者はいないだろう
が。
334名無し三等兵
2020/09/18(金) 22:57:45.63ID:73m+PTMT 斬新な投弾シーン観なきゃ損だぜ
https://i.imgur.com/JcUvt1M.mp4
https://i.imgur.com/JcUvt1M.mp4
335名無し三等兵
2020/09/18(金) 23:49:25.15ID:jLZil3SA336GF長官
2020/09/18(金) 23:59:52.48ID:bvRUWyox337GF長官
2020/09/19(土) 00:12:48.48ID:80yKdEht >>333
そうですね。『パールハーバー』以来、ああいう映画は
つっこんだら敗けだと思ってます。
>豊田中尉の著書
『ミッドウェー戦記』(豊田穣/著)ですね。
豊田氏は敗因を利根機のコンパスの誤差としています。
誤差修正が出来ていれば、兵装転換は不要だったと。
そうですね。『パールハーバー』以来、ああいう映画は
つっこんだら敗けだと思ってます。
>豊田中尉の著書
『ミッドウェー戦記』(豊田穣/著)ですね。
豊田氏は敗因を利根機のコンパスの誤差としています。
誤差修正が出来ていれば、兵装転換は不要だったと。
338GF長官
2020/09/19(土) 00:13:34.76ID:80yKdEht339GF長官
2020/09/19(土) 00:23:11.40ID:80yKdEht ご無沙汰しております。
ここ数日、規制のためか?書き込めなかったのですが、
復旧したようなので、明日から再開します。
南洋部隊(井上長官の第四艦隊)の参謀長は矢野志加三少将。
彼は、加来止男大佐の前の飛龍艦長でした。
MO作戦の支援に二航戦を希望した(>>259)のも、
「なんなら、俺を飛龍に乗せろ!」と思ってたのかもしれませんねぇ
ここ数日、規制のためか?書き込めなかったのですが、
復旧したようなので、明日から再開します。
南洋部隊(井上長官の第四艦隊)の参謀長は矢野志加三少将。
彼は、加来止男大佐の前の飛龍艦長でした。
MO作戦の支援に二航戦を希望した(>>259)のも、
「なんなら、俺を飛龍に乗せろ!」と思ってたのかもしれませんねぇ
340名無し三等兵
2020/09/19(土) 11:10:48.58ID:KvLR4O6/341GF長官
2020/09/19(土) 20:34:58.56ID:80yKdEht >>340
「可能性」という話であれば、完全否定することは出来ませんが、
二航戦は、ウェーク島の西側から接近しているので、
米空母がこれを攻撃するには、北方海面から迂回して西側に
回り込まないといけないため、ミッドウェーのようにはいかないと思います。
「可能性」という話であれば、完全否定することは出来ませんが、
二航戦は、ウェーク島の西側から接近しているので、
米空母がこれを攻撃するには、北方海面から迂回して西側に
回り込まないといけないため、ミッドウェーのようにはいかないと思います。
342GF長官
2020/09/19(土) 20:36:52.59ID:80yKdEht >>330の続き
ところが、南洋部隊側がこれに反対します。
第四艦隊の参謀、川井巌大佐は、
「南海支隊からの船団の防空についての強い要求もあって、
川井参謀は船団直衛を重視し、この案を採用しなかった」と。
ところが、南洋部隊側がこれに反対します。
第四艦隊の参謀、川井巌大佐は、
「南海支隊からの船団の防空についての強い要求もあって、
川井参謀は船団直衛を重視し、この案を採用しなかった」と。
343GF長官
2020/09/19(土) 20:38:57.38ID:80yKdEht >>342の続き
南海支隊とは、ポートモレスビー攻略を担当する陸軍部隊で
指揮官は堀井支隊長
今回のMO作戦では、上陸船団は8ノットという低速で、
二昼夜かけて珊瑚海を横断してポートモレスビー沖に到達する
計画になっており、
だいたい東京から広島くらいまでを想像すれば良いかと。
南海支隊とは、ポートモレスビー攻略を担当する陸軍部隊で
指揮官は堀井支隊長
今回のMO作戦では、上陸船団は8ノットという低速で、
二昼夜かけて珊瑚海を横断してポートモレスビー沖に到達する
計画になっており、
だいたい東京から広島くらいまでを想像すれば良いかと。
344GF長官
2020/09/19(土) 20:40:58.38ID:80yKdEht >>343の続き
この間、側背を豪州北東岸の敵航空基地にさらすことに
なるわけですから、強い不安を抱えており、
「空母を護衛に付けなければ、兵を出さない」とまで言っていたとか。
これは全くその通りで、この後のガダルカナル島をめぐる戦いでは
海軍が泣きついてきたから、陸軍も協力することに同意したのに、
船団の護衛を果たさず、武器弾薬も糧食も送らずに、
素手で奪還せよというのは、あまりにも無茶な話ですからねぇ
この間、側背を豪州北東岸の敵航空基地にさらすことに
なるわけですから、強い不安を抱えており、
「空母を護衛に付けなければ、兵を出さない」とまで言っていたとか。
これは全くその通りで、この後のガダルカナル島をめぐる戦いでは
海軍が泣きついてきたから、陸軍も協力することに同意したのに、
船団の護衛を果たさず、武器弾薬も糧食も送らずに、
素手で奪還せよというのは、あまりにも無茶な話ですからねぇ
345名無し三等兵
2020/09/19(土) 20:53:55.75ID:v0Oh6b/e346GF長官
2020/09/20(日) 10:56:23.37ID:vo7WTyqf347GF長官
2020/09/21(月) 22:30:11.13ID:n3S+NUmV >>344の続き
この祥鳳だけが分離した編制が、直接の原因というわけではありませんが、
珊瑚海海戦一日目(5月7日)、米空母機の全力攻撃を受けて、
祥鳳は撃沈されてしまいます。
陸軍への配慮は欠かせないとはいえ、
”空母戦術”の観点から言えば、空母を船団にはりつけておくことは
得策とは言えません。
最大の強みである、機動力が封殺されてしまうからです。
この祥鳳だけが分離した編制が、直接の原因というわけではありませんが、
珊瑚海海戦一日目(5月7日)、米空母機の全力攻撃を受けて、
祥鳳は撃沈されてしまいます。
陸軍への配慮は欠かせないとはいえ、
”空母戦術”の観点から言えば、空母を船団にはりつけておくことは
得策とは言えません。
最大の強みである、機動力が封殺されてしまうからです。
348GF長官
2020/09/21(月) 22:31:06.18ID:n3S+NUmV349GF長官
2020/09/21(月) 22:31:45.15ID:n3S+NUmV >>348の続き
祥鳳の件は、そちらの言うとおりにするから、
機動部隊の運用は、こちらの要望を聞いてちょうだいという
交換条件を持ちかけたのかも。
だとしたら、こちらの忠一さんは、なかなか悪いお人のようです。
祥鳳の件は、そちらの言うとおりにするから、
機動部隊の運用は、こちらの要望を聞いてちょうだいという
交換条件を持ちかけたのかも。
だとしたら、こちらの忠一さんは、なかなか悪いお人のようです。
350名無し三等兵
2020/09/24(木) 00:36:16.81ID:W5h7SpSs >>349の続き
こうしてMO機動部隊は、上陸支援に制約されることなく、
敵機動部隊撃滅に専念することが可能になった。
幸いにも?二日間とも、黎明からの第一段索敵で
米空母を発見することに成功しましたが、
(一日目は誤報でしたが)
もし見つからなかったら、どうするつもりだったんだろう。
こうしてMO機動部隊は、上陸支援に制約されることなく、
敵機動部隊撃滅に専念することが可能になった。
幸いにも?二日間とも、黎明からの第一段索敵で
米空母を発見することに成功しましたが、
(一日目は誤報でしたが)
もし見つからなかったら、どうするつもりだったんだろう。
351GF長官
2020/09/24(木) 00:37:12.46ID:W5h7SpSs >>350の続き
それとも「敵空母が存在していそうな海域」とする有力な
事前情報でもあったのだろうか。
南洋部隊の情勢判断(公刊戦史p176)では
「米機動部隊はその後消息を得ざるも、当方面には、
強力なるものの存在する算大ならず」
それとも「敵空母が存在していそうな海域」とする有力な
事前情報でもあったのだろうか。
南洋部隊の情勢判断(公刊戦史p176)では
「米機動部隊はその後消息を得ざるも、当方面には、
強力なるものの存在する算大ならず」
352GF長官
2020/09/24(木) 00:38:51.04ID:W5h7SpSs353GF長官
2020/09/24(木) 00:44:42.68ID:W5h7SpSs 明日は映画ミッドウェイを見に行くのでお休みです。
予告(>>334)を見る限りでは、あ・・・(察し)
まぁ、映画が史実である必要はないですし、
最近は「アメリカ人がスプルーアンス少将をどう描くのか」
に興味をもっています。
と思ったら、キャストに出て来ないようなんだが・・・え?
予告(>>334)を見る限りでは、あ・・・(察し)
まぁ、映画が史実である必要はないですし、
最近は「アメリカ人がスプルーアンス少将をどう描くのか」
に興味をもっています。
と思ったら、キャストに出て来ないようなんだが・・・え?
355名無し三等兵
2020/09/25(金) 18:37:38.39ID:MSztelOw >>330
搭載機をすべて戦闘機にして、母艦直衛専用として運用
それ本当?直衛にするには空母同士の距離が離れすぎてるから守れないと思うが
それに戦闘機が母艦直衛に専念するつもりだったなら攻撃された際にもっと戦闘機が飛んでないとおかしい
小戦力の祥鳳を先陣にして本命の五航戦で叩くつもりだったんじゃ
搭載機をすべて戦闘機にして、母艦直衛専用として運用
それ本当?直衛にするには空母同士の距離が離れすぎてるから守れないと思うが
それに戦闘機が母艦直衛に専念するつもりだったなら攻撃された際にもっと戦闘機が飛んでないとおかしい
小戦力の祥鳳を先陣にして本命の五航戦で叩くつもりだったんじゃ
356名無し三等兵
2020/09/26(土) 01:10:54.18ID:La5eQyzP >>355
戦闘機オンリー搭載の祥鳳をMO機動部隊編入する案は採用されなかった
だからそれ本当
そういう案があった。採用されなかったけど。
に対して
それ違うじゃない?だって実際の海戦ではそんなことなってないじゃん
並みにトンチンカンなこと言っているぞ
戦闘機オンリー搭載の祥鳳をMO機動部隊編入する案は採用されなかった
だからそれ本当
そういう案があった。採用されなかったけど。
に対して
それ違うじゃない?だって実際の海戦ではそんなことなってないじゃん
並みにトンチンカンなこと言っているぞ
357名無し三等兵
2020/09/26(土) 01:44:15.66ID:sniJ5YDM 私が南雲中将に対する認識を変えたのが豊田中尉の「波まくらいくたびぞ」ですが
ここの住人もそういう人は多いのかな?
>>355
南太平洋海戦では瑞鳳がオールファイター空母として数機の偵察用艦攻以外は
全て観戦を載せたと聞くけど実際はどうだったのかな?
祥鳳には零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様
だったから却下されたのでは?
それに偵察用の艦攻も載せていたし。
ここの住人もそういう人は多いのかな?
>>355
南太平洋海戦では瑞鳳がオールファイター空母として数機の偵察用艦攻以外は
全て観戦を載せたと聞くけど実際はどうだったのかな?
祥鳳には零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様
だったから却下されたのでは?
それに偵察用の艦攻も載せていたし。
358名無し三等兵
2020/09/26(土) 02:35:58.23ID:La5eQyzP >南太平洋海戦では瑞鳳がオールファイター空母として数機の偵察用艦攻以外は全て観戦を載せたと聞くけど実際はどうだったのかな?
割と普通に疑問なんだが、実際どうだったって何のことを聞いているんだ?
昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻9機が定数で実際にもほぼその通り搭載されていたとは思われるが
それをオールファイター空母と呼ぶかどうかは知らんが
>祥鳳には零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様だったから却下されたのでは?
なんで零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様だったから却下されたと思ったの?
>それに偵察用の艦攻も載せていたし。
載せていたから何だっていうのだろうか
たった3文なのにその3つ全ての文章がとても解り辛い
マジで突っ込み所しかない
割と普通に疑問なんだが、実際どうだったって何のことを聞いているんだ?
昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻9機が定数で実際にもほぼその通り搭載されていたとは思われるが
それをオールファイター空母と呼ぶかどうかは知らんが
>祥鳳には零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様だったから却下されたのでは?
なんで零戦が揃わず九六艦戦も載せていた状態でミッドウエイの瑞鳳も同様だったから却下されたと思ったの?
>それに偵察用の艦攻も載せていたし。
載せていたから何だっていうのだろうか
たった3文なのにその3つ全ての文章がとても解り辛い
マジで突っ込み所しかない
359名無し三等兵
2020/09/26(土) 02:48:07.72ID:La5eQyzP 打ち間違えてたんで訂正しとく
〇昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻9機が定数
×昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻6機が定数
〇昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻9機が定数
×昭和17年10月の瑞鳳は艦戦21機、艦攻6機が定数
360GF長官
2020/09/26(土) 10:14:14.22ID:sMptF41y >>354
ちゃんと出てきましたよ>スプルーアンス
・第一次攻撃から帰投したベスト大尉に再攻撃を命じるところ
・日没後に日本軍との夜戦を避けるために避退を決断するところ
ただし、「スプルーアンス司令官」という言葉は字幕にも台詞にも出て来ないので、
気付いたのは本職くらいなものでしょう(わらわら)
ちゃんと出てきましたよ>スプルーアンス
・第一次攻撃から帰投したベスト大尉に再攻撃を命じるところ
・日没後に日本軍との夜戦を避けるために避退を決断するところ
ただし、「スプルーアンス司令官」という言葉は字幕にも台詞にも出て来ないので、
気付いたのは本職くらいなものでしょう(わらわら)
361GF長官
2020/09/26(土) 10:15:06.44ID:sMptF41y362GF長官
2020/09/26(土) 10:16:33.52ID:sMptF41y363GF長官
2020/09/26(土) 10:17:18.75ID:sMptF41y364GF長官
2020/09/26(土) 10:27:53.85ID:sMptF41y 映画ミッドウェイみてきました。
言われるほどひどい作品ではなかった、というのが率直な感想です。
確かに過剰演出だし、ツッコミ所満載ではありますが、
アメリカ人好みのヒーロー物語だなと。
言われるほどひどい作品ではなかった、というのが率直な感想です。
確かに過剰演出だし、ツッコミ所満載ではありますが、
アメリカ人好みのヒーロー物語だなと。
365GF長官
2020/09/26(土) 10:30:17.31ID:sMptF41y >>364の続き
逆にベスト大尉をヒーローに仕立てるために、
日本軍が必要以上に?精強に描かれていて面白かったです。
特に飛龍被弾の場面では、直衛零戦は12機程度だったはずですが、
映画では、何十機というゼロ(明らかに空母1隻搭載分を上回っている!)
が襲いかかり、
空を埋め尽くす対空砲火でドーントレスが次々と撃墜される中、
ベスト隊が命中に成功させるUSA!USA!展開でしたね。
こんなに戦力が残ってたなら、飛龍一隻でも負けなかったよ・・・orz
逆にベスト大尉をヒーローに仕立てるために、
日本軍が必要以上に?精強に描かれていて面白かったです。
特に飛龍被弾の場面では、直衛零戦は12機程度だったはずですが、
映画では、何十機というゼロ(明らかに空母1隻搭載分を上回っている!)
が襲いかかり、
空を埋め尽くす対空砲火でドーントレスが次々と撃墜される中、
ベスト隊が命中に成功させるUSA!USA!展開でしたね。
こんなに戦力が残ってたなら、飛龍一隻でも負けなかったよ・・・orz
366GF長官
2020/09/26(土) 10:31:29.82ID:sMptF41y >>365の続き
今回の作品のメインは、三空母被弾場面ですが、
長時間にわたって赤城の飛行甲板が映し出されていました。
「運命の5分間説」は、世間一般でも否定されたのかなという感触です。
ただ映画の中では、格納庫から「雷装復旧には、まだ時間がかかる」と
報告されたのに、源田参謀(たぶん)が嘘をついて、南雲長官に
「あと5分で準備が整います」と回答する演出だったので、
向こうではそんな説もあるのか?と思いました。
今回の作品のメインは、三空母被弾場面ですが、
長時間にわたって赤城の飛行甲板が映し出されていました。
「運命の5分間説」は、世間一般でも否定されたのかなという感触です。
ただ映画の中では、格納庫から「雷装復旧には、まだ時間がかかる」と
報告されたのに、源田参謀(たぶん)が嘘をついて、南雲長官に
「あと5分で準備が整います」と回答する演出だったので、
向こうではそんな説もあるのか?と思いました。
367GF長官
2020/09/26(土) 10:32:17.91ID:sMptF41y368名無し三等兵
2020/09/26(土) 13:29:26.25ID:C/Ee11BF 南雲艦隊を上空から見たシーンで、
大和型戦艦が複数帯同してるのは
どうにかならなかったんかいな…
大和型戦艦が複数帯同してるのは
どうにかならなかったんかいな…
369名無し三等兵
2020/09/26(土) 13:30:12.75ID:C/Ee11BF370名無し三等兵
2020/09/26(土) 13:45:31.11ID:NQTude9w 米海軍ってミッドウェイ海戦後、マリアナ沖海戦前までは基本的に雷撃する事を基本的には禁止してんだね。
搭載用魚雷に問題あり(命中率低い割に搭乗員の危険度が高い)って事で
その間は艦船攻撃、ほとんど急降下爆撃に頼ってたのか
搭載用魚雷に問題あり(命中率低い割に搭乗員の危険度が高い)って事で
その間は艦船攻撃、ほとんど急降下爆撃に頼ってたのか
372名無し三等兵
2020/09/26(土) 14:37:44.70ID:La5eQyzP >>370
第二次ソロモン海戦でも南太平洋海戦でも第三次ソロモン海戦でもTBFは雷装出撃してたがな
禁止されている感無いじゃん
米海軍ってミッドウェイ海戦後、マリアナ沖海戦前までは基本的に雷撃する事を基本的には禁止してんたって何か根拠とかソースあんの?
第二次ソロモン海戦でも南太平洋海戦でも第三次ソロモン海戦でもTBFは雷装出撃してたがな
禁止されている感無いじゃん
米海軍ってミッドウェイ海戦後、マリアナ沖海戦前までは基本的に雷撃する事を基本的には禁止してんたって何か根拠とかソースあんの?
373名無し三等兵
2020/09/26(土) 18:51:18.01ID:lVDwCxlV 映画観てきた
南雲「敵は緩降下爆撃をしている、素人だw」
に吹いたw
南雲「敵は緩降下爆撃をしている、素人だw」
に吹いたw
374GF長官
2020/09/26(土) 20:25:06.50ID:sMptF41y375GF長官
2020/09/26(土) 20:26:00.55ID:sMptF41y376GF長官
2020/09/26(土) 20:45:43.62ID:sMptF41y >>352の続き
ところが、MO機動部隊の情勢判断は少し違ってきます。
機密MO機動部隊命令作第一号(公刊戦史p189)では、
「米国は空母1隻、甲巡又は乙巡2隻乃至2隻、駆逐艦9隻程度を
主体とし、豪州南方ニュージーランドもしくは、豪州東岸方面に
あるものの如し」
ところが、MO機動部隊の情勢判断は少し違ってきます。
機密MO機動部隊命令作第一号(公刊戦史p189)では、
「米国は空母1隻、甲巡又は乙巡2隻乃至2隻、駆逐艦9隻程度を
主体とし、豪州南方ニュージーランドもしくは、豪州東岸方面に
あるものの如し」
377GF長官
2020/09/26(土) 20:46:25.08ID:sMptF41y378GF長官
2020/09/26(土) 20:47:07.11ID:sMptF41y >>377の続き
そして作戦方針については、
「敵海上部隊出現せば、速やかに之を撃滅する」
「母艦と敵水上部隊の戦闘は、特に必要なる場合の他、
之を行わざるを建前とし」
とあるように、
敵水上部隊は眼中になく、もっぱら敵空母撃滅に専念することを
強調していますね。
そして作戦方針については、
「敵海上部隊出現せば、速やかに之を撃滅する」
「母艦と敵水上部隊の戦闘は、特に必要なる場合の他、
之を行わざるを建前とし」
とあるように、
敵水上部隊は眼中になく、もっぱら敵空母撃滅に専念することを
強調していますね。
379GF長官
2020/09/26(土) 20:49:54.27ID:sMptF41y >>378の続き
これらの”感じ方の違い”については、公刊戦史も注目しており、
「この上下両部隊指揮官(※)の敵機動部隊に対する判断の相違が
どこから生じたか明確にする資料は無いが、タウンスビル攻撃の
とりやめ、及びその後の珊瑚海海戦と関連して注目すべきであろう」
※上級部隊が南洋部隊=第四艦隊
下級部隊はMO機動部隊=五航戦基幹
はたして、原少将は何かを感じていたのでしょうか。
これらの”感じ方の違い”については、公刊戦史も注目しており、
「この上下両部隊指揮官(※)の敵機動部隊に対する判断の相違が
どこから生じたか明確にする資料は無いが、タウンスビル攻撃の
とりやめ、及びその後の珊瑚海海戦と関連して注目すべきであろう」
※上級部隊が南洋部隊=第四艦隊
下級部隊はMO機動部隊=五航戦基幹
はたして、原少将は何かを感じていたのでしょうか。
380名無し三等兵
2020/09/26(土) 21:23:01.23ID:GuFoJ/Yy >>375
南雲役は國村さんでしたっけ?
映画で描かれる南雲ってどれも年長の役者を使って覇気のないボヤっとした人間で描かれていますね
誤った判断をして敗戦に導いた張本人というイメージに説得力を持たせるための演出なのでしょうけど…
個人的には「連合艦隊長官 山本五十六」の中原丈雄さんが一番のキャストですね
自信なさげではあってもどこか強い意志を感じられるような表情が印象に残っています
まあ結局阿部寛の山口多聞に全部持っていかれている感はありますが
南雲役は國村さんでしたっけ?
映画で描かれる南雲ってどれも年長の役者を使って覇気のないボヤっとした人間で描かれていますね
誤った判断をして敗戦に導いた張本人というイメージに説得力を持たせるための演出なのでしょうけど…
個人的には「連合艦隊長官 山本五十六」の中原丈雄さんが一番のキャストですね
自信なさげではあってもどこか強い意志を感じられるような表情が印象に残っています
まあ結局阿部寛の山口多聞に全部持っていかれている感はありますが
381名無し三等兵
2020/09/26(土) 22:08:51.64ID:q8BxnVgU >>380
ミッドウェイ(1976)の南雲中将は
それほど間抜けには表現されてはいなかった。
どっちかっつぅと草加参謀の進言に振り回されたりした結果、負けるハズないと思ってた戦いに突然サヨナラ負けを通告された…
みたいな
一応、運命の5分間説を前提にはしてるが
ミッドウェイ(1976)の南雲中将は
それほど間抜けには表現されてはいなかった。
どっちかっつぅと草加参謀の進言に振り回されたりした結果、負けるハズないと思ってた戦いに突然サヨナラ負けを通告された…
みたいな
一応、運命の5分間説を前提にはしてるが
382名無し三等兵
2020/09/27(日) 00:28:57.92ID:r0LO9IZM383GF長官
2020/09/27(日) 00:42:44.93ID:xug1mPM8384GF長官
2020/09/27(日) 00:45:14.59ID:xug1mPM8 >>381
本職も昔のミッドウェイが好きでDVDも持ってます。
ベストオブ南雲キャストは、トラトラトラの黄門様かな。
「この作戦は完全なる奇襲によらねば、完全に失敗する!」
「若い者はいい、みんなひたすら勝利を信じている」
「今までが幸運だったのだ。戦いは今始まったばかりだ」 おも〜か〜じ!
潮風に鍛えられた重厚さと、若い搭乗員たちに対する慈愛を兼ね備え、
機動部隊指揮官の責任の重さを背中で語っています。
年寄りじみてしまいますが、昔の俳優さんを見ると比較になりませんよね。
本職も昔のミッドウェイが好きでDVDも持ってます。
ベストオブ南雲キャストは、トラトラトラの黄門様かな。
「この作戦は完全なる奇襲によらねば、完全に失敗する!」
「若い者はいい、みんなひたすら勝利を信じている」
「今までが幸運だったのだ。戦いは今始まったばかりだ」 おも〜か〜じ!
潮風に鍛えられた重厚さと、若い搭乗員たちに対する慈愛を兼ね備え、
機動部隊指揮官の責任の重さを背中で語っています。
年寄りじみてしまいますが、昔の俳優さんを見ると比較になりませんよね。
385GF長官
2020/09/27(日) 00:49:23.78ID:xug1mPM8 >>382
まぁ、アメリカ人によくある”リップサービス”でしょう。
日本軍は強かった。
しかし我々はその強大な日本軍に勝利した。
俺たち最強!USA!USA!
多聞丸礼賛は、モリソン博士が「次期GF長官候補だった」と持ち上げてるからかな。
>この映画は一応忠実に歴史を再現したって宣伝されてるけど
映画の冒頭に出てきますけど、笑っちゃだめですよ〜
まぁ、アメリカ人によくある”リップサービス”でしょう。
日本軍は強かった。
しかし我々はその強大な日本軍に勝利した。
俺たち最強!USA!USA!
多聞丸礼賛は、モリソン博士が「次期GF長官候補だった」と持ち上げてるからかな。
>この映画は一応忠実に歴史を再現したって宣伝されてるけど
映画の冒頭に出てきますけど、笑っちゃだめですよ〜
386名無し三等兵
2020/09/27(日) 02:30:22.59ID:xefypaIL >>382
>大和型が南雲機動部隊に・・・たぶん
>ミッドウェー作戦参加戦力(攻略部隊
>など含む)を南雲機動部隊の戦力と
>安易に考えたんだろうな
いや、大和一艦なら、
主力部隊の艦も一緒くたに並べた
ってその想像も当てはまるわけだが、
複数(たしか2隻)いるんだよ?
武蔵はまだ未完で海戦には不参加だから
本来ありえないわけで…
たぶん、艦隊編成くらいは素人考えでも奴らも調べ済で、
南雲の艦隊には戦艦2隻いたんだ…
その戦艦…どんなんだ?
日本の戦艦なんだろ?じゃ大和のでいいんじゃね?同じ日本のなんだからそんな変わらんだろ
程度だったんでは…
軍オタ(兵器オタ)がいなけりゃそんなもんだと
>大和型が南雲機動部隊に・・・たぶん
>ミッドウェー作戦参加戦力(攻略部隊
>など含む)を南雲機動部隊の戦力と
>安易に考えたんだろうな
いや、大和一艦なら、
主力部隊の艦も一緒くたに並べた
ってその想像も当てはまるわけだが、
複数(たしか2隻)いるんだよ?
武蔵はまだ未完で海戦には不参加だから
本来ありえないわけで…
たぶん、艦隊編成くらいは素人考えでも奴らも調べ済で、
南雲の艦隊には戦艦2隻いたんだ…
その戦艦…どんなんだ?
日本の戦艦なんだろ?じゃ大和のでいいんじゃね?同じ日本のなんだからそんな変わらんだろ
程度だったんでは…
軍オタ(兵器オタ)がいなけりゃそんなもんだと
388GF長官
2020/09/28(月) 22:46:55.72ID:9OrSXBNR389GF長官
2020/09/28(月) 23:12:52.10ID:9OrSXBNR >>379の続き
本職はこれを、原少将の”野生の勘”がはたらいたと思っています。
余談になりますが、本職はレースが好きで(二輪も四輪も)
F1などは長く見ていますが、昔と大きく変わったところのひとつとして、
テレメトリー(遠隔監視システム)の発達が挙げられます。
本職はこれを、原少将の”野生の勘”がはたらいたと思っています。
余談になりますが、本職はレースが好きで(二輪も四輪も)
F1などは長く見ていますが、昔と大きく変わったところのひとつとして、
テレメトリー(遠隔監視システム)の発達が挙げられます。
390GF長官
2020/09/28(月) 23:13:46.83ID:9OrSXBNR >>389の続き
以前は、開発したマシンの性能は、テストドライバーの報告頼りでした。
かつて鈴鹿で、アイルトン・セナが予選の一周を45分かけて、ホンダの
エンジニアに説明したという話は有名で、
アロンソなんかも、レースを通して、何周目のどこのコーナーでの
マシンの挙動がどうだったかなど、全部記憶していたそうです。
以前は、開発したマシンの性能は、テストドライバーの報告頼りでした。
かつて鈴鹿で、アイルトン・セナが予選の一周を45分かけて、ホンダの
エンジニアに説明したという話は有名で、
アロンソなんかも、レースを通して、何周目のどこのコーナーでの
マシンの挙動がどうだったかなど、全部記憶していたそうです。
391GF長官
2020/09/28(月) 23:14:46.26ID:9OrSXBNR >>390の続き
ところが、現在は、走行スピードやギヤ選択、エンジンの回転数、
アクセル開度やブレーキのタイミングなど、すべてピットで把握しているので、
ドライバーがミスしてもごまかせない。
それ故、今はチームの戦略に従ってペースを守れるドライバーが、
勝てるドライバーとなってしまっている。
ところが、現在は、走行スピードやギヤ選択、エンジンの回転数、
アクセル開度やブレーキのタイミングなど、すべてピットで把握しているので、
ドライバーがミスしてもごまかせない。
それ故、今はチームの戦略に従ってペースを守れるドライバーが、
勝てるドライバーとなってしまっている。
392GF長官
2020/09/28(月) 23:16:25.28ID:9OrSXBNR >>391の続き
これはドライバーの個性を殺してしまう残念な結果につながるのですが、
想定外の事態が起きたときに、対処できなくなるという弊害も起きています。
例えば、予選はノックダウン方式で、
Q1:20台出走→上位15台がQ2に進出、
Q2:15台出走→上位10台がQ1に進出、
Q3:10台出走→ポールポジションを決める
ところがトップチームなのに、Q1で予選落ちになってしまうことが
たまにあります。
これはドライバーの個性を殺してしまう残念な結果につながるのですが、
想定外の事態が起きたときに、対処できなくなるという弊害も起きています。
例えば、予選はノックダウン方式で、
Q1:20台出走→上位15台がQ2に進出、
Q2:15台出走→上位10台がQ1に進出、
Q3:10台出走→ポールポジションを決める
ところがトップチームなのに、Q1で予選落ちになってしまうことが
たまにあります。
393GF長官
2020/09/28(月) 23:18:59.68ID:9OrSXBNR >>392の続き
それは予選の最初の方で良いタイムを出して、これで大丈夫と安心してたら、
路面のコンディションがどんどんよくなって、下位チームが順位を上げていき、
気づいたときには手遅れになってしまうといった感じ。
昨年のモナコGPのルクレール(フェラーリ)なんかがそれ。
それは予選の最初の方で良いタイムを出して、これで大丈夫と安心してたら、
路面のコンディションがどんどんよくなって、下位チームが順位を上げていき、
気づいたときには手遅れになってしまうといった感じ。
昨年のモナコGPのルクレール(フェラーリ)なんかがそれ。
394名無し三等兵
2020/09/29(火) 00:05:35.53ID:0BiXaXBX395名無し三等兵
2020/09/29(火) 00:17:46.71ID:QPB7t3oh 大和型戦艦量産の暁には・・・
396GF長官
2020/09/30(水) 22:35:12.35ID:XoDvhRqV てすと
397GF長官
2020/09/30(水) 22:46:06.00ID:XoDvhRqV398GF長官
2020/10/01(木) 23:20:59.36ID:l9j/Mk9Z てすと
399GF長官
2020/10/01(木) 23:25:45.78ID:l9j/Mk9Z >>393の続き
当時ルクレールは、他のドライバーがどんどんタイムを
更新しているのを見て、
自分も出なくて良いのかと心配していましたが、
チームは、大丈夫、問題な(ry
と対応しなかったところ、Q1敗退となってしまった。
当時ルクレールは、他のドライバーがどんどんタイムを
更新しているのを見て、
自分も出なくて良いのかと心配していましたが、
チームは、大丈夫、問題な(ry
と対応しなかったところ、Q1敗退となってしまった。
400GF長官
2020/10/01(木) 23:26:56.32ID:l9j/Mk9Z >>399の続き
そのときの川井ちゃんの解説で、
昔ならメカニックが勘をはたらかせて、予定にないことでも
実施することがあったが、
今はすべてアルゴリズム任せで自分で考えようとしないから、
こういうことが起こり得る。
と言っていたのが印象的でした。
そのときの川井ちゃんの解説で、
昔ならメカニックが勘をはたらかせて、予定にないことでも
実施することがあったが、
今はすべてアルゴリズム任せで自分で考えようとしないから、
こういうことが起こり得る。
と言っていたのが印象的でした。
401名無し三等兵
2020/10/01(木) 23:50:53.67ID:Ru3kp2H5 >>388
白石氏は字幕の軍事監修だと思っていたのだが、映画の内容にも関わっているのだろうか?
映画は日米機動部隊司令部の描写が思ったより少ないように感じた。フレッチャー少将は登場してたかな…。
うろ覚えだけど序盤の山本長官と山口少将の会話で
「燃料タンクなどの攻撃を意見具申しましたけど、却下されました」
「それは大きな過ちだ。燃料タンクを破壊していたら米艦隊は向こう一年は行動に支障が出ただろう」
「南雲中将を更迭しないんですか?」
みたいな内容があったと思うが、当時の日本軍は真珠湾の燃料タンクを破壊したら相当な期間、米艦隊の行動に支障が出たという情報を得ていたのだろうか。
白石氏は字幕の軍事監修だと思っていたのだが、映画の内容にも関わっているのだろうか?
映画は日米機動部隊司令部の描写が思ったより少ないように感じた。フレッチャー少将は登場してたかな…。
うろ覚えだけど序盤の山本長官と山口少将の会話で
「燃料タンクなどの攻撃を意見具申しましたけど、却下されました」
「それは大きな過ちだ。燃料タンクを破壊していたら米艦隊は向こう一年は行動に支障が出ただろう」
「南雲中将を更迭しないんですか?」
みたいな内容があったと思うが、当時の日本軍は真珠湾の燃料タンクを破壊したら相当な期間、米艦隊の行動に支障が出たという情報を得ていたのだろうか。
402再掲
2020/10/02(金) 00:25:57.60ID:J6VOe8nY >>401
GF司令部が南雲司令部に出した命令書「機密機動部隊命令第三号」によると
第一次攻撃隊について「第一集団の攻撃目標を戦艦四隻、空母四隻以内とし、
目標選定順位を第一戦艦、第二空母とする」となっている。
第一集団の艦攻90機の内50機は水平爆撃隊で搭載していた爆弾は戦艦の
アーマーを抜く目的の800kg爆弾。そんなもので空母を狙うかなあ?
空母を主目標にしていたのは第二集団の艦爆81機。
燃料施設も地上施設も攻撃せよとは「機密機動部隊命令第三号」全く触れられて
いない。
指揮官は命令を逸脱する指揮を執ってはならない。
「機密機動部隊作戦命令第一号」によれば「全飛行機隊ヲ発進シ敵艦隊及ビオアフ
島主要飛行場ヲ空襲ス」
「空襲終ワラバ飛行機隊ヲ収容シ全軍結束ヲ固クシテ敵ノ反撃二備エツツ高速
退避シ・・・(中略)・・・帰還シ第二段作戦ノ準備ヲ行フ」
とあるだけで他に何もなく工廠・石油タンクを叩けという文面もない。
むしろ一撃して敵艦隊と飛行場に充分な損害を与えたらさっさと退避しろとしか
解釈できない。
戦うには作戦計画が必要で、作戦計画には目的が示されており、現場の指揮官は
まずその目的を達成せねばならない。
同作戦の勝利条件は戦艦または空母四隻の撃沈波。存在しない空母は叩けない。
南雲はそれを達成したのであり問題はない。
あるとすれば徹底反復攻撃をせよと命令書に書かなかったGF司令部の責任。
GF司令部が南雲司令部に出した命令書「機密機動部隊命令第三号」によると
第一次攻撃隊について「第一集団の攻撃目標を戦艦四隻、空母四隻以内とし、
目標選定順位を第一戦艦、第二空母とする」となっている。
第一集団の艦攻90機の内50機は水平爆撃隊で搭載していた爆弾は戦艦の
アーマーを抜く目的の800kg爆弾。そんなもので空母を狙うかなあ?
空母を主目標にしていたのは第二集団の艦爆81機。
燃料施設も地上施設も攻撃せよとは「機密機動部隊命令第三号」全く触れられて
いない。
指揮官は命令を逸脱する指揮を執ってはならない。
「機密機動部隊作戦命令第一号」によれば「全飛行機隊ヲ発進シ敵艦隊及ビオアフ
島主要飛行場ヲ空襲ス」
「空襲終ワラバ飛行機隊ヲ収容シ全軍結束ヲ固クシテ敵ノ反撃二備エツツ高速
退避シ・・・(中略)・・・帰還シ第二段作戦ノ準備ヲ行フ」
とあるだけで他に何もなく工廠・石油タンクを叩けという文面もない。
むしろ一撃して敵艦隊と飛行場に充分な損害を与えたらさっさと退避しろとしか
解釈できない。
戦うには作戦計画が必要で、作戦計画には目的が示されており、現場の指揮官は
まずその目的を達成せねばならない。
同作戦の勝利条件は戦艦または空母四隻の撃沈波。存在しない空母は叩けない。
南雲はそれを達成したのであり問題はない。
あるとすれば徹底反復攻撃をせよと命令書に書かなかったGF司令部の責任。
403名無し三等兵
2020/10/02(金) 00:34:29.31ID:I639ArPc >>401
いやいや、そんな情報を得ていたんならまさか燃料タンクを見逃すはずがないでしょう
まず目標にはっきりと燃料タンクが追加されるでしょうし作戦内容も燃料タンクも撃破する前提で作られたはず
まさかそこでも現場判断に丸投げして結果に対して更迭だのなんだのと文句を言われては南雲も立つ瀬がないでしょうに
そもそも本当に燃料タンクを破壊されたら向こう一年も行動に支障が出たんでしょうか
日本なら分かりますが、あのアメリカがそこまで立ち直るのに時間がかかるとは思えませんけども
いやいや、そんな情報を得ていたんならまさか燃料タンクを見逃すはずがないでしょう
まず目標にはっきりと燃料タンクが追加されるでしょうし作戦内容も燃料タンクも撃破する前提で作られたはず
まさかそこでも現場判断に丸投げして結果に対して更迭だのなんだのと文句を言われては南雲も立つ瀬がないでしょうに
そもそも本当に燃料タンクを破壊されたら向こう一年も行動に支障が出たんでしょうか
日本なら分かりますが、あのアメリカがそこまで立ち直るのに時間がかかるとは思えませんけども
404名無し三等兵
2020/10/02(金) 02:02:18.83ID:J6VOe8nY それ以前に草鹿龍之介作戦参謀が地上タンクは空だと判断していたと証言している。
日本ですら開戦に備え苦労してタンクを地下化したのに金持ち米国が地下化して
いない筈ないじゃん?
買い被りだったわけだがそういう判断をしていた以上命令書に地上タンクを破壊
せよとか書くわけがない。
日本ですら開戦に備え苦労してタンクを地下化したのに金持ち米国が地下化して
いない筈ないじゃん?
買い被りだったわけだがそういう判断をしていた以上命令書に地上タンクを破壊
せよとか書くわけがない。
405名無し三等兵
2020/10/02(金) 19:25:52.35ID:kgUZlqy5 >>403
行動に支障がどの程度の支障か知らんが、
真珠湾の燃料タンク備蓄量って当時の太平洋艦隊を全力で数週間動かせば消費される程度しか無くね
一回大作戦発動させるだけで無くなる量って時点で一年も行動に支障が出るかはお察し
行動に支障がどの程度の支障か知らんが、
真珠湾の燃料タンク備蓄量って当時の太平洋艦隊を全力で数週間動かせば消費される程度しか無くね
一回大作戦発動させるだけで無くなる量って時点で一年も行動に支障が出るかはお察し
406名無し三等兵
2020/10/02(金) 20:51:48.76ID:vZOO7aFb407名無し三等兵
2020/10/02(金) 22:36:14.56ID:kybT9OaK 真珠湾攻撃で使用した重油は約15万トンだっけか
20隻程度の艦隊を動かしただけでこれだけ消える
MI作戦で消費された重油は50〜60万トンという話があるが、真珠湾の重油タンクが満杯だったとしても大半が無くなる
常に満杯というわけでないだろうから、まあほとんどカラになると思っていいだろうな
真珠湾重油タンク分使って1年間行動に支障が出たかと言えば、
機動部隊と前進部隊、第八艦隊や輸送船団など大艦隊を8月9月10月とソロモン海域で毎月活動させ、
11月も水上部隊主体の大艦隊を出撃させる程度のことはやってのけられるんだな
勿論、真珠湾のように攻撃すぐ反転ではなく、ソロモン海域に何日も留まり活動するから真珠湾攻撃並みにタンカー引き連れてる
20隻程度の艦隊を動かしただけでこれだけ消える
MI作戦で消費された重油は50〜60万トンという話があるが、真珠湾の重油タンクが満杯だったとしても大半が無くなる
常に満杯というわけでないだろうから、まあほとんどカラになると思っていいだろうな
真珠湾重油タンク分使って1年間行動に支障が出たかと言えば、
機動部隊と前進部隊、第八艦隊や輸送船団など大艦隊を8月9月10月とソロモン海域で毎月活動させ、
11月も水上部隊主体の大艦隊を出撃させる程度のことはやってのけられるんだな
勿論、真珠湾のように攻撃すぐ反転ではなく、ソロモン海域に何日も留まり活動するから真珠湾攻撃並みにタンカー引き連れてる
408名無し三等兵
2020/10/03(土) 00:58:18.96ID:GvHBG4zH 仮に山口少将の具申を容れて艦爆隊だけ出したとしたらどうなったのだろう?
最善に推移したとしても日本側の勝利となったとは思えないけど。
最善に推移したとしても日本側の勝利となったとは思えないけど。
409名無し三等兵
2020/10/03(土) 08:15:02.50ID:MkxkVfoq その時点での敵位置が間違いなので攻撃は空振り。
味方航空機収容出来ず、機体と搭乗員大量喪失。
敵の攻撃は変わらず、味方の装備転換は実施されるから、3空母の沈没は変わらない。
より酷くなるんじゃない?
味方航空機収容出来ず、機体と搭乗員大量喪失。
敵の攻撃は変わらず、味方の装備転換は実施されるから、3空母の沈没は変わらない。
より酷くなるんじゃない?
410名無し三等兵
2020/10/03(土) 15:56:05.14ID:vCPLx03K >>406
どう考えても創作でしょう
そもそも山口の再攻撃の意見にしたってその目標はあくまでも残存艦艇であって
基地施設や後湾設備を想定していたわけでもない
飛行場以外の真珠湾の地上施設を叩くことは当の山本はもちろん上層部の誰の頭にもなかったのでは
どう考えても創作でしょう
そもそも山口の再攻撃の意見にしたってその目標はあくまでも残存艦艇であって
基地施設や後湾設備を想定していたわけでもない
飛行場以外の真珠湾の地上施設を叩くことは当の山本はもちろん上層部の誰の頭にもなかったのでは
411名無し三等兵
2020/10/03(土) 23:21:55.78ID:N4w0NSMN412GF長官
2020/10/04(日) 00:08:45.95ID:gpqY2Qj0 てすと
413GF長官
2020/10/04(日) 00:10:50.79ID:gpqY2Qj0 >>401
どうでしょうか>白石氏
フレッチャー少将は、ハルゼーの交代場面で出てきましたね。
ちゃんと名前を呼ばれたので。
燃料タンクは後付けでしょうが、停泊艦艇を無視して、
いきなりタンクに投弾を始めたら狂気の沙汰ですし、
第二撃でそれをやれというのは、敵哨戒圏内で兵装転換を
始めろってことですから、本気で言ってるの?って感じですねぇ
どうでしょうか>白石氏
フレッチャー少将は、ハルゼーの交代場面で出てきましたね。
ちゃんと名前を呼ばれたので。
燃料タンクは後付けでしょうが、停泊艦艇を無視して、
いきなりタンクに投弾を始めたら狂気の沙汰ですし、
第二撃でそれをやれというのは、敵哨戒圏内で兵装転換を
始めろってことですから、本気で言ってるの?って感じですねぇ
414GF長官
2020/10/04(日) 00:14:59.94ID:gpqY2Qj0 >>402
全く。もともと投機的な作戦でしたが奇跡的にうまくいったので、
欲が出て来て、あれも出来た、これも出来たってなるのでしょう。
港内に居なかった米空母を探し出して攻撃しろって言うのなら
まだ分かりますが、
まるで米空母の存在を忘れたかのように港湾施設を叩けと
主張するのは、ミッドウェーのときと言うこと真逆だろ、
と突っ込まれても仕方あるまい。
全く。もともと投機的な作戦でしたが奇跡的にうまくいったので、
欲が出て来て、あれも出来た、これも出来たってなるのでしょう。
港内に居なかった米空母を探し出して攻撃しろって言うのなら
まだ分かりますが、
まるで米空母の存在を忘れたかのように港湾施設を叩けと
主張するのは、ミッドウェーのときと言うこと真逆だろ、
と突っ込まれても仕方あるまい。
415GF長官
2020/10/04(日) 00:19:34.48ID:gpqY2Qj0416GF長官
2020/10/04(日) 00:24:32.40ID:gpqY2Qj0417名無し三等兵
2020/10/04(日) 00:39:48.40ID:WpMliX+u >>409
艦爆は準備ができているとのことなので着艦待ちの一航戦は収容し艦爆隊を
裸で発艦。
発艦作業に小一時間はかかるので二航戦の艦攻隊と艦戦は海没。空襲の合間を
縫っての救助作業になるので溺死するクルーも少なからず出るだろう。
一方裸で出した艦爆隊はTF-17に向かうもF4Fの迎撃で壊滅。ヨークタウンの
甲板に穴を空けることはできたかもしれない。
マクラスキー隊は発艦済なので史実通りの攻撃を受けたとすれば赤城・加賀は
大火災は変わらず史実通りに喪失。この時点で山口の手元に使える機体は
零戦のみなので追撃は不可能となり終了。
結果、赤城・加賀喪失。蒼龍・飛龍は助かるかもしれないが搭乗員の喪失は
史実を上回り戦果はヨーキー損傷のみ。
こんな感じかな?
>>411
その機動部隊命令を承認したのはGF司令部では?
そもそもその作戦計画を作成したのは山本がお気に入りの仙人参謀だし。
艦爆は準備ができているとのことなので着艦待ちの一航戦は収容し艦爆隊を
裸で発艦。
発艦作業に小一時間はかかるので二航戦の艦攻隊と艦戦は海没。空襲の合間を
縫っての救助作業になるので溺死するクルーも少なからず出るだろう。
一方裸で出した艦爆隊はTF-17に向かうもF4Fの迎撃で壊滅。ヨークタウンの
甲板に穴を空けることはできたかもしれない。
マクラスキー隊は発艦済なので史実通りの攻撃を受けたとすれば赤城・加賀は
大火災は変わらず史実通りに喪失。この時点で山口の手元に使える機体は
零戦のみなので追撃は不可能となり終了。
結果、赤城・加賀喪失。蒼龍・飛龍は助かるかもしれないが搭乗員の喪失は
史実を上回り戦果はヨーキー損傷のみ。
こんな感じかな?
>>411
その機動部隊命令を承認したのはGF司令部では?
そもそもその作戦計画を作成したのは山本がお気に入りの仙人参謀だし。
418GF長官
2020/10/04(日) 00:40:59.41ID:gpqY2Qj0 >>407
元ネタになったニミッツ提督の『太平洋海戦史』には、
「日本軍は湾内の近くにある燃料タンクに貯蔵されていた
450万バレルの重油を見逃した。
この燃料がなかったならば、艦隊は数ヶ月にわたって
真珠湾から作戦することは不可能であったろう」(p23)
1バレル=約160リットル=約0.16立方メートル
重油の比重を0.9とすれば、0.9トン/立法メートルなので、
約0.14トン/バレルになります。
すなわち450万バレルは、約63万トンになります。
ざっとミッドウェー作戦一回分ですね。
さて、これで数ヶ月行動不能になるのか?
元ネタになったニミッツ提督の『太平洋海戦史』には、
「日本軍は湾内の近くにある燃料タンクに貯蔵されていた
450万バレルの重油を見逃した。
この燃料がなかったならば、艦隊は数ヶ月にわたって
真珠湾から作戦することは不可能であったろう」(p23)
1バレル=約160リットル=約0.16立方メートル
重油の比重を0.9とすれば、0.9トン/立法メートルなので、
約0.14トン/バレルになります。
すなわち450万バレルは、約63万トンになります。
ざっとミッドウェー作戦一回分ですね。
さて、これで数ヶ月行動不能になるのか?
419GF長官
2020/10/04(日) 00:45:11.36ID:gpqY2Qj0 >>408
残念なお知らせですが、
・艦爆隊の即時発進は不可能
→まだ格納庫内なので、飛行甲板に整列させるには30分は必要
そのうち米空母雷撃隊の来襲が始まる
・発進したとしても会敵できない
→利根四号機の報告艦位が間違っていたから。
日本側が正確な敵艦位を知るには、0745時に筑摩五号機の報告なので。
山口少将の具申は、それより2時間以上前のこと
結果論で書くと、こうなります。
残念なお知らせですが、
・艦爆隊の即時発進は不可能
→まだ格納庫内なので、飛行甲板に整列させるには30分は必要
そのうち米空母雷撃隊の来襲が始まる
・発進したとしても会敵できない
→利根四号機の報告艦位が間違っていたから。
日本側が正確な敵艦位を知るには、0745時に筑摩五号機の報告なので。
山口少将の具申は、それより2時間以上前のこと
結果論で書くと、こうなります。
421GF長官
2020/10/04(日) 00:58:02.91ID:gpqY2Qj0 >>409
南雲長官の立場になれば、
友永隊の収容を後回しにするという選択肢は”ありえない”
「飛龍艦攻第三中隊長角野博司大尉機は、あえぎあえぎ
艦の周囲をまわり、”操縦員重傷”と信号していた。
角野機は着艦を三回くりかえし、大きくバウンドしながら、
艦尾から7番目※の制動索にフックがかかった。
操縦していた角野大尉は、着艦したとたんに失神した。
彼は敵高角砲弾で右足首を砕かれ、マフラーで止血し、
帰途、激痛と貧血のために何度も自爆を図ったが、同乗の
偵察員、電信員、列機に励まされ、負傷後二時間半の地獄に
耐えて、飛龍に帰ったのだろう」 (『勇断提督山口多聞』)p199
※通常は3番目の制動索にフックをかけるように着艦する。
彼らに不時着して、駆逐艦に救助してもらえと命じるんですか?
南雲長官の立場になれば、
友永隊の収容を後回しにするという選択肢は”ありえない”
「飛龍艦攻第三中隊長角野博司大尉機は、あえぎあえぎ
艦の周囲をまわり、”操縦員重傷”と信号していた。
角野機は着艦を三回くりかえし、大きくバウンドしながら、
艦尾から7番目※の制動索にフックがかかった。
操縦していた角野大尉は、着艦したとたんに失神した。
彼は敵高角砲弾で右足首を砕かれ、マフラーで止血し、
帰途、激痛と貧血のために何度も自爆を図ったが、同乗の
偵察員、電信員、列機に励まされ、負傷後二時間半の地獄に
耐えて、飛龍に帰ったのだろう」 (『勇断提督山口多聞』)p199
※通常は3番目の制動索にフックをかけるように着艦する。
彼らに不時着して、駆逐艦に救助してもらえと命じるんですか?
422GF長官
2020/10/04(日) 01:13:13.83ID:gpqY2Qj0423GF長官
2020/10/04(日) 01:14:34.11ID:gpqY2Qj0 >>420
いえいえ、最近の戦争映画の傾向として「無名の一兵士」が
主人公になることが多く、
組織や指揮官の名前がほとんど出てきません。
予備知識のない人がみると、全体の流れが理解できずに、
「アクションがすごかった」だけになってしまうんじゃないかと。
いえいえ、最近の戦争映画の傾向として「無名の一兵士」が
主人公になることが多く、
組織や指揮官の名前がほとんど出てきません。
予備知識のない人がみると、全体の流れが理解できずに、
「アクションがすごかった」だけになってしまうんじゃないかと。
424名無し三等兵
2020/10/04(日) 01:19:35.85ID:aRltaP00 >>418
その話の前提も綺麗にタンク一つ残らず全滅という話だしな
全部あるか、全部無いかという極端な二択という
タンク一個でも被弾したら、大炎上起こして周囲のタンクも巻き添え全滅はまあ期待できないし、
しかもタンク群は3か所にわかれているという
その話の前提も綺麗にタンク一つ残らず全滅という話だしな
全部あるか、全部無いかという極端な二択という
タンク一個でも被弾したら、大炎上起こして周囲のタンクも巻き添え全滅はまあ期待できないし、
しかもタンク群は3か所にわかれているという
425名無し三等兵
2020/10/04(日) 01:24:36.25ID:WpMliX+u426名無し三等兵
2020/10/04(日) 02:11:28.24ID:aRltaP00 「どうなったのだろう?」って言ってくるのは軍事板の定番だけど
「どうなって欲しい」んだろうな
「どうなって欲しい」んだろうな
427GF長官
2020/10/04(日) 09:58:36.81ID:gpqY2Qj0 >>424
ありがとうございます。ご指摘の通りで、あくまでニミッツ提督の
>この燃料がなかったならば、
という前提の下での話です。
第二撃を実施したら、450万バレルの燃料を消失できるのかは
また別の話ですね。
ほんと、軍板は極論に走りがちですよねぇ
ありがとうございます。ご指摘の通りで、あくまでニミッツ提督の
>この燃料がなかったならば、
という前提の下での話です。
第二撃を実施したら、450万バレルの燃料を消失できるのかは
また別の話ですね。
ほんと、軍板は極論に走りがちですよねぇ
428GF長官
2020/10/04(日) 09:59:28.70ID:gpqY2Qj0 >>425
小澤長官なら空母戦術の専門家だから、なおさらそんなことはしないでしょう。
0530時点で敵空母は1隻。
機動部隊の任務は、ミッドウェー島の上陸支援と、
この後、ハワイを出撃してくるであろう複数隻の米空母を捕捉撃滅することです。
緒戦の段階で、たった一隻の敵空母のために、兵力を半減させるかもしれない
ような愚かな選択を、小澤長官がするはずがないかと。
小澤長官なら空母戦術の専門家だから、なおさらそんなことはしないでしょう。
0530時点で敵空母は1隻。
機動部隊の任務は、ミッドウェー島の上陸支援と、
この後、ハワイを出撃してくるであろう複数隻の米空母を捕捉撃滅することです。
緒戦の段階で、たった一隻の敵空母のために、兵力を半減させるかもしれない
ような愚かな選択を、小澤長官がするはずがないかと。
429GF長官
2020/10/04(日) 10:01:15.02ID:gpqY2Qj0 >>426
全くですね。
我々のような素人が思いつくようなことは、当然職業軍人である彼らは
考えていたわけで、
それを採用しなかったのは、それなりの理由があったからです。
選択肢を変更したことによる”副作用”があるはずで、
史実には生じなかった、何か都合の悪いことが起きるのです。
それに目をつぶっていては、ただの火葬戦記になるでしょう。
全くですね。
我々のような素人が思いつくようなことは、当然職業軍人である彼らは
考えていたわけで、
それを採用しなかったのは、それなりの理由があったからです。
選択肢を変更したことによる”副作用”があるはずで、
史実には生じなかった、何か都合の悪いことが起きるのです。
それに目をつぶっていては、ただの火葬戦記になるでしょう。
430名無し三等兵
2020/10/04(日) 10:29:23.23ID:/Ed5l+rk >>421
アホ南雲が友永隊を収容したのは、利根機の「米機動部隊はまだ遠くにいる」という
間違った情報を鵜呑みにしたからでしょう
逆に間違えて「米機動部隊が目と鼻の先にいる」って知らされたら
友永隊を収容するなんて言ってられませんよね
実際は米機動部隊はずっと近くにいたわけで、仮にそれを知っていたとして、
アホ南雲はそれでも友永隊の収容を優先できましたかね?
アホ南雲が友永隊を収容したのは、利根機の「米機動部隊はまだ遠くにいる」という
間違った情報を鵜呑みにしたからでしょう
逆に間違えて「米機動部隊が目と鼻の先にいる」って知らされたら
友永隊を収容するなんて言ってられませんよね
実際は米機動部隊はずっと近くにいたわけで、仮にそれを知っていたとして、
アホ南雲はそれでも友永隊の収容を優先できましたかね?
431名無し三等兵
2020/10/04(日) 13:36:46.84ID:JQCxV3gI >>430
米機動部隊が近くにいることが分かっていてなお友永隊の収容を優先したりはしないでしょう
収容中に攻撃を受けるようなことがあれば友永隊だけでなく母艦や待機中の航空隊にまで危険が及ぶのですから
無理に収容するのは被害を避ける意味でも攻撃兵力を温存する意味でも正しい選択とは言えないでしょう
報告位置から言って収容中に米機動部隊の攻撃隊が来るまでには時間があるから収容を優先した
ただそれだけのことだと思いますが
報告内容を鵜呑みにするのがいけないというのなら一体指揮官は何を信じればいいんでしょうか
「敵空母50隻!」なんて報告が来てそれを鵜呑みにしたら問題でしょうけど
位置報告を疑って「いや、もっと近くにいるかもしれない!」と考える指揮官がいたらそれはもう超能力ですよね
米機動部隊が実際どの位置にいたか知っている人間しか位置報告に疑いは持てないと思いますよ
米機動部隊が近くにいることが分かっていてなお友永隊の収容を優先したりはしないでしょう
収容中に攻撃を受けるようなことがあれば友永隊だけでなく母艦や待機中の航空隊にまで危険が及ぶのですから
無理に収容するのは被害を避ける意味でも攻撃兵力を温存する意味でも正しい選択とは言えないでしょう
報告位置から言って収容中に米機動部隊の攻撃隊が来るまでには時間があるから収容を優先した
ただそれだけのことだと思いますが
報告内容を鵜呑みにするのがいけないというのなら一体指揮官は何を信じればいいんでしょうか
「敵空母50隻!」なんて報告が来てそれを鵜呑みにしたら問題でしょうけど
位置報告を疑って「いや、もっと近くにいるかもしれない!」と考える指揮官がいたらそれはもう超能力ですよね
米機動部隊が実際どの位置にいたか知っている人間しか位置報告に疑いは持てないと思いますよ
432名無し三等兵
2020/10/04(日) 16:36:07.69ID:cH1N3fFi 索敵位置が合っていたら南雲さんはどう動いたか、とても気になります。
史実通りに追加の偵察機飛ばすところまでは一緒かな?
史実通りに追加の偵察機飛ばすところまでは一緒かな?
433GF長官
2020/10/05(月) 21:32:02.92ID:AJEIRFRG てすと
434GF長官
2020/10/05(月) 21:33:15.84ID:AJEIRFRG >>430
そりゃ、そんなに近くに居るのなら、攻撃隊発進を優先するのは当然でしょう。
>米機動部隊が目と鼻の先にいる
具体的にどれくらいの距離を想定しているのか分かりませんが、
どうして索敵機が発見できなかったのか気になりますねぇ
そりゃ、そんなに近くに居るのなら、攻撃隊発進を優先するのは当然でしょう。
>米機動部隊が目と鼻の先にいる
具体的にどれくらいの距離を想定しているのか分かりませんが、
どうして索敵機が発見できなかったのか気になりますねぇ
435GF長官
2020/10/05(月) 21:34:49.41ID:AJEIRFRG >>431
同意です。自称評論家の皆さんは、ニュータイプをお望みのようだ。
>報告内容を鵜呑みにするのがいけないというのなら一体指揮官は何を信じればいいんでしょうか
まぁ、ほんとに「米空母部隊が目と鼻の先にいる」のなら、
即時発進ではなくて、水雷戦隊の出番ですよね。
南雲「木村、夜戦をやろう」
木村「長官、まだ昼間ですよ」
南雲「かまわん、ワシが指揮をとる、全軍続け!」
同意です。自称評論家の皆さんは、ニュータイプをお望みのようだ。
>報告内容を鵜呑みにするのがいけないというのなら一体指揮官は何を信じればいいんでしょうか
まぁ、ほんとに「米空母部隊が目と鼻の先にいる」のなら、
即時発進ではなくて、水雷戦隊の出番ですよね。
南雲「木村、夜戦をやろう」
木村「長官、まだ昼間ですよ」
南雲「かまわん、ワシが指揮をとる、全軍続け!」
436GF長官
2020/10/05(月) 21:38:15.27ID:AJEIRFRG437名無し三等兵
2020/10/05(月) 23:21:20.31ID:nApSg00t >>435
>指揮官は何を信じればいいんでしょうか
指揮官がアホなら神様にも運にも見放されるってことだろw
兵装転換しちゃって利根機の報告も間違っていて攻撃隊の収容を優先したら、
そりゃあ100%勝ち目がないっつうのw
アメリカ様の映画も日本側の資料を検討して「こりゃあアメリカが勝つのは当たり前だわ、
もっと日本に活躍させてやれよ、シナリオにもっと盛ってやれ」と思ったんだろうねw
「ありえない」なんてマニュアルどおりにやって勝てるならば苦労はしないわなw
何かを得ようと思ったら何かを捨てなければならないのは世の理
>指揮官は何を信じればいいんでしょうか
指揮官がアホなら神様にも運にも見放されるってことだろw
兵装転換しちゃって利根機の報告も間違っていて攻撃隊の収容を優先したら、
そりゃあ100%勝ち目がないっつうのw
アメリカ様の映画も日本側の資料を検討して「こりゃあアメリカが勝つのは当たり前だわ、
もっと日本に活躍させてやれよ、シナリオにもっと盛ってやれ」と思ったんだろうねw
「ありえない」なんてマニュアルどおりにやって勝てるならば苦労はしないわなw
何かを得ようと思ったら何かを捨てなければならないのは世の理
439名無し三等兵
2020/10/06(火) 00:24:03.76ID:M11eayw7 >>438
合理的根拠なんてないでしょう
本人も言っているように「不運にも」索敵報告が間違っていたということでは?
兵装転換も攻撃隊の収容を優先したのも索敵報告を根拠にした判断だから何もかも運が悪かった
つまりは運に見放されたという論法かと思われます
ただ南雲がアホだから間違った索敵報告が来てしまったというような書き方なのはどうかと思いますがね
要するに単に「アホ南雲」「アメリカ様」と言いたいだけなんでしょう
長官に相手して欲しくて時々煽りにくる寂しがり屋さんなので真面目に取るだけ時間の無駄だと思いますよ
合理的根拠なんてないでしょう
本人も言っているように「不運にも」索敵報告が間違っていたということでは?
兵装転換も攻撃隊の収容を優先したのも索敵報告を根拠にした判断だから何もかも運が悪かった
つまりは運に見放されたという論法かと思われます
ただ南雲がアホだから間違った索敵報告が来てしまったというような書き方なのはどうかと思いますがね
要するに単に「アホ南雲」「アメリカ様」と言いたいだけなんでしょう
長官に相手して欲しくて時々煽りにくる寂しがり屋さんなので真面目に取るだけ時間の無駄だと思いますよ
440名無し三等兵
2020/10/06(火) 02:16:10.28ID:QB4ioIkx441名無し三等兵
2020/10/06(火) 20:01:12.72ID:raGuW2Ed442GF長官
2020/10/06(火) 22:07:25.90ID:1Rn3p+fh てすと
443GF長官
2020/10/06(火) 22:17:04.94ID:1Rn3p+fh444GF長官
2020/10/06(火) 22:17:54.39ID:1Rn3p+fh445GF長官
2020/10/06(火) 22:27:53.77ID:1Rn3p+fh >>441
むしろ会話文は、戦記作家や映画の脚本家の腕の見せ所ですから、
いかに”それっぽい”雰囲気を出せているかを楽しめばよいかと。
旧作の映画「ミッドウェイ」は、その点、定番のエピソードが
盛り込まれているので、おすすめです。
例えば、エンタープライズ艦橋でスプルーアンス少将が
「ナグモが今何を考えているのか分かるのなら、俺の年金すべて懸けてもいいぞ!」
という台詞が出てきます。
これも創作でしょうが、いかにもな感じでいいですよね。
むしろ会話文は、戦記作家や映画の脚本家の腕の見せ所ですから、
いかに”それっぽい”雰囲気を出せているかを楽しめばよいかと。
旧作の映画「ミッドウェイ」は、その点、定番のエピソードが
盛り込まれているので、おすすめです。
例えば、エンタープライズ艦橋でスプルーアンス少将が
「ナグモが今何を考えているのか分かるのなら、俺の年金すべて懸けてもいいぞ!」
という台詞が出てきます。
これも創作でしょうが、いかにもな感じでいいですよね。
446GF長官
2020/10/06(火) 22:29:54.19ID:1Rn3p+fh >>400の続き
死と隣り合わせの戦場では、第六感が研ぎ澄まされるとか。
例えば、宮本武蔵は生涯風呂に入らなかったと言われますが、
その理由は、剣術に大切な感覚、すなわち相手との間合いや
剣先を見切る力が、垢と一緒に洗い流されるのを恐れたからとも。
(諸説ございます)
死と隣り合わせの戦場では、第六感が研ぎ澄まされるとか。
例えば、宮本武蔵は生涯風呂に入らなかったと言われますが、
その理由は、剣術に大切な感覚、すなわち相手との間合いや
剣先を見切る力が、垢と一緒に洗い流されるのを恐れたからとも。
(諸説ございます)
447GF長官
2020/10/06(火) 22:31:04.34ID:1Rn3p+fh >>446の続き
特に敏感なのが、”敵の待ち伏せ”を察知する感覚で、
映画「七人の侍」では、扉の陰で木刀を振りかざしているのを
五郎兵衛が「ご冗談を」と、笑って見抜く場面が出てきますね。
後三年の役では、源義家が
上空を飛ぶ雁の編隊が乱れるのを見て、伏兵に気付いて
これを討ったという逸話が残っています。
特に敏感なのが、”敵の待ち伏せ”を察知する感覚で、
映画「七人の侍」では、扉の陰で木刀を振りかざしているのを
五郎兵衛が「ご冗談を」と、笑って見抜く場面が出てきますね。
後三年の役では、源義家が
上空を飛ぶ雁の編隊が乱れるのを見て、伏兵に気付いて
これを討ったという逸話が残っています。
448GF長官
2020/10/06(火) 22:31:48.23ID:1Rn3p+fh449名無し三等兵
2020/10/07(水) 04:05:10.12ID:a3DkC8sT >>444
> 史実の経過では、第二次攻撃隊の発進時間確保に 意外に苦労することが分かります。
>0540時から0618時までの約40分間を、友永隊収容に使うか、第二次攻撃隊発艦に使うか・・・
基地機の攻撃→着艦→空母機の攻撃と時間の余裕なし。
こうなった時点でもう「詰み」だよね。
暗号読まれて正確に待ち伏せされてる以上、史実と作戦計画を変えないとしたら
なんらかのイレギュラーが起きて攻撃隊を飛ばせる時間ができるのを期待するしかないよね。
> 史実の経過では、第二次攻撃隊の発進時間確保に 意外に苦労することが分かります。
>0540時から0618時までの約40分間を、友永隊収容に使うか、第二次攻撃隊発艦に使うか・・・
基地機の攻撃→着艦→空母機の攻撃と時間の余裕なし。
こうなった時点でもう「詰み」だよね。
暗号読まれて正確に待ち伏せされてる以上、史実と作戦計画を変えないとしたら
なんらかのイレギュラーが起きて攻撃隊を飛ばせる時間ができるのを期待するしかないよね。
450GF長官
2020/10/08(木) 22:23:14.01ID:w4NtNZ6f てすと
451GF長官
2020/10/08(木) 22:24:47.15ID:w4NtNZ6f452GF長官
2020/10/08(木) 22:49:23.09ID:w4NtNZ6f453GF長官
2020/10/08(木) 22:50:18.06ID:w4NtNZ6f >>452の続き
上空警戒機の運用は、各空母艦長の所管ではなく、
機動部隊指揮官である南雲長官からの統一指示で動きます。
0215時には、飛龍から3機発進。
0232時に、基地PBYが南雲機動部隊を発見、触接。
更に、赤城から3機発進。
上空警戒機の運用は、各空母艦長の所管ではなく、
機動部隊指揮官である南雲長官からの統一指示で動きます。
0215時には、飛龍から3機発進。
0232時に、基地PBYが南雲機動部隊を発見、触接。
更に、赤城から3機発進。
454GF長官
2020/10/08(木) 22:52:02.27ID:w4NtNZ6f >>453の続き
0255時に利根一号機(123度索敵線)から
「敵機15機貴方ニ向カフ」と報告
123度方向というのは、機動部隊から見て、ミッドウェー島の方角です。
では、敵機15機とはなにものかというと、
ミッドウェーの基地航空隊(単発機)は、レーダーが友永隊接近を
探知してから、0300前後に発進しているので、それらではない。
0255時に利根一号機(123度索敵線)から
「敵機15機貴方ニ向カフ」と報告
123度方向というのは、機動部隊から見て、ミッドウェー島の方角です。
では、敵機15機とはなにものかというと、
ミッドウェーの基地航空隊(単発機)は、レーダーが友永隊接近を
探知してから、0300前後に発進しているので、それらではない。
455GF長官
2020/10/08(木) 22:52:59.67ID:w4NtNZ6f >>454の続き
この時点で上空にいたのは、0100過ぎに基地を発進していた
スウイニー中佐のB−17隊(15機)
彼らは当初西方の日本軍輸送船団を攻撃するつもりだったが、
機動部隊発見の報を受けて、目標を変更し、北上して南雲部隊に
向かっていた。
利根一号機が発見したのは、このB−17隊だったと思われます。
この時点で上空にいたのは、0100過ぎに基地を発進していた
スウイニー中佐のB−17隊(15機)
彼らは当初西方の日本軍輸送船団を攻撃するつもりだったが、
機動部隊発見の報を受けて、目標を変更し、北上して南雲部隊に
向かっていた。
利根一号機が発見したのは、このB−17隊だったと思われます。
456GF長官
2020/10/09(金) 23:08:49.74ID:y62zvEMZ てすと
457GF長官
2020/10/09(金) 23:09:35.19ID:y62zvEMZ [ミッドウェー海戦](6月5日0300頃) │
▽TF17(フレッチャー少将)
▽TF16(スプルーアンス少将)
↓ ※南雲機動部隊の65度220浬
※ミッドウェー島の北西190浬
┓ ※100度方向
▼南雲機動部隊 利根四号機
┗┓ ━▼→
↓
┓ ※123度方向
▼利根一号機「敵15機貴方ニ向フ」
┗→
↑
△ミッドウェー基地航空隊(単発機)
└
■ミッドウェー島
↑
B−17隊△?
└──
▽TF17(フレッチャー少将)
▽TF16(スプルーアンス少将)
↓ ※南雲機動部隊の65度220浬
※ミッドウェー島の北西190浬
┓ ※100度方向
▼南雲機動部隊 利根四号機
┗┓ ━▼→
↓
┓ ※123度方向
▼利根一号機「敵15機貴方ニ向フ」
┗→
↑
△ミッドウェー基地航空隊(単発機)
└
■ミッドウェー島
↑
B−17隊△?
└──
458GF長官
2020/10/09(金) 23:26:03.38ID:y62zvEMZ >>457の続き
上図の通り、
南雲機動部隊は、0130時に友永隊を発進させた後、
そのままミッドウェー島に向かって進撃し、
0300頃には、190浬まで接近していた。
その東北東220浬に米空母部隊が居た。
0234時にPBYが南雲部隊を発見し、ミッドウェー島を経由して
フレッチャー、スプルーアンス両少将が受領したのが0303時。
上図の通り、
南雲機動部隊は、0130時に友永隊を発進させた後、
そのままミッドウェー島に向かって進撃し、
0300頃には、190浬まで接近していた。
その東北東220浬に米空母部隊が居た。
0234時にPBYが南雲部隊を発見し、ミッドウェー島を経由して
フレッチャー、スプルーアンス両少将が受領したのが0303時。
459GF長官
2020/10/09(金) 23:26:54.57ID:y62zvEMZ >>458の続き
友永隊はミッドウェー島から70浬の位置まで進出しており、
0330過ぎから、同島空襲を開始します。
ミッドウェーの基地航空隊は、それをレーダーで探知し、
残っていた単発機攻撃隊は、戦闘機隊を除いて全機離陸。
問題の索敵機は、東方(100度方向)に向かった利根四号機、
南東(123度方向)に向かった利根一号機ともに、往路の途中
友永隊はミッドウェー島から70浬の位置まで進出しており、
0330過ぎから、同島空襲を開始します。
ミッドウェーの基地航空隊は、それをレーダーで探知し、
残っていた単発機攻撃隊は、戦闘機隊を除いて全機離陸。
問題の索敵機は、東方(100度方向)に向かった利根四号機、
南東(123度方向)に向かった利根一号機ともに、往路の途中
460GF長官
2020/10/09(金) 23:29:19.58ID:y62zvEMZ >>459の続き
ゆえにミッドウェー島に一番近いのは利根一号機ですが、
発進したばかりの単発機攻撃隊を発見することはできない。
可能性があるのは、黎明時に発進して西方の日本軍輸送船団
攻撃に向かっていたB−17隊(スウイニー中佐)
ゆえにミッドウェー島に一番近いのは利根一号機ですが、
発進したばかりの単発機攻撃隊を発見することはできない。
可能性があるのは、黎明時に発進して西方の日本軍輸送船団
攻撃に向かっていたB−17隊(スウイニー中佐)
461GF長官
2020/10/09(金) 23:30:02.54ID:y62zvEMZ >>460の続き
彼らは、PBYの報告を受けて、目標を船団から空母部隊に変更し、
変針北上するのですが、0300時点ではまだ変針直後なので、
利根一号機に発見される位置にいたのかは、よくわかりません。
ミッドウェー基地の単発機隊が南雲部隊攻撃を開始するのが0400過ぎ
B−17隊が到着するのは0530過ぎで、
利根一号機に発見されるような位置に居たのなら、真っ先に南雲部隊の
前に現れるはずですが・・・
だいたいこんな状況です。
彼らは、PBYの報告を受けて、目標を船団から空母部隊に変更し、
変針北上するのですが、0300時点ではまだ変針直後なので、
利根一号機に発見される位置にいたのかは、よくわかりません。
ミッドウェー基地の単発機隊が南雲部隊攻撃を開始するのが0400過ぎ
B−17隊が到着するのは0530過ぎで、
利根一号機に発見されるような位置に居たのなら、真っ先に南雲部隊の
前に現れるはずですが・・・
だいたいこんな状況です。
462名無し三等兵
2020/10/10(土) 10:21:49.95ID:nIz/iPOa >>419
即時発進の場合、艦爆と零戦は足が長い(爆撃過荷で8時間)ので、おそらく正しい敵艦位が判明してから変針しても攻撃には間に合う
帰ってこれるかは、誤った予定位置からどの方向に側程を取って索敵攻撃したかによる
即時発進の場合、艦爆と零戦は足が長い(爆撃過荷で8時間)ので、おそらく正しい敵艦位が判明してから変針しても攻撃には間に合う
帰ってこれるかは、誤った予定位置からどの方向に側程を取って索敵攻撃したかによる
463名無し三等兵
2020/10/10(土) 10:43:38.19ID:nIz/iPOa 即時発進で二航戦の将兵が海抜するようなこと言う人いるけどそんな運用するわけないじゃん
珊瑚海で翔鶴の航空隊を収容するためにやったように、着艦次第、損傷機と時には新品同然のまで飛行機だけ捨てて時間を短縮し赤城と加賀に連続着艦で収容するに決まってる
だから失うものは、海に捨てられた無傷や修理可能機
攻撃を終えて無傷なのと修理可能機が全体の8割くらい
同じ収容時間で半分の数の空母で格納庫に下ろすから回収できるのは5割
即時発進による損失はおよそ30機の飛行機と艤装
それと二航戦の格納庫に待機してた零戦11機(あるいは士官を出せる蒼龍だけから6機)を防空から転換
これで空母一隻を攻撃する機会と引き換えに見合うかどうか?が争点
というと簡単そうだけど、行政的な面からは一航戦空母に二航戦の飛行隊を降ろして機体投棄はあとから色々叱られるのは避けられない
そこら辺を気にするキャラしか出世できないわけだし
珊瑚海で翔鶴の航空隊を収容するためにやったように、着艦次第、損傷機と時には新品同然のまで飛行機だけ捨てて時間を短縮し赤城と加賀に連続着艦で収容するに決まってる
だから失うものは、海に捨てられた無傷や修理可能機
攻撃を終えて無傷なのと修理可能機が全体の8割くらい
同じ収容時間で半分の数の空母で格納庫に下ろすから回収できるのは5割
即時発進による損失はおよそ30機の飛行機と艤装
それと二航戦の格納庫に待機してた零戦11機(あるいは士官を出せる蒼龍だけから6機)を防空から転換
これで空母一隻を攻撃する機会と引き換えに見合うかどうか?が争点
というと簡単そうだけど、行政的な面からは一航戦空母に二航戦の飛行隊を降ろして機体投棄はあとから色々叱られるのは避けられない
そこら辺を気にするキャラしか出世できないわけだし
464名無し三等兵
2020/10/10(土) 10:55:03.64ID:nIz/iPOa 数日単位で考えれば修理不可能機から取れる発動機部品や機銃、通信機、どれも米軍だって必死で回収してた貴重品
即時発進するべきかどうか?
それは敵の空母一隻が我が複数を次々と撃破できると考えるかどうかというのと同義だ
もし可能ならば、明日以降のことは忘れて味方の全滅を防ぐべきだ
不可能ならば、敵の攻撃隊は飛んで火に入る夏の虫
それぞれの判断をした人たちの行動や回想からもそれは読み取れる
もしあの時いたのがヨークタウンクラス一隻とF-4F30機、SBD30機、TBD15機だけだったら、どうしますか?
どのくらい怖いと思いますか?という話
即時発進するべきかどうか?
それは敵の空母一隻が我が複数を次々と撃破できると考えるかどうかというのと同義だ
もし可能ならば、明日以降のことは忘れて味方の全滅を防ぐべきだ
不可能ならば、敵の攻撃隊は飛んで火に入る夏の虫
それぞれの判断をした人たちの行動や回想からもそれは読み取れる
もしあの時いたのがヨークタウンクラス一隻とF-4F30機、SBD30機、TBD15機だけだったら、どうしますか?
どのくらい怖いと思いますか?という話
465名無し三等兵
2020/10/10(土) 10:57:09.28ID:nIz/iPOa その先どの空母が被弾するとかそんなことはわからないんだから
466GF長官
2020/10/10(土) 12:55:08.75ID:jteloa82 >>462
それはすべてがうまくいった場合の想定ですよね。
>おそらく正しい敵艦位が判明してから変針しても攻撃には間に合う
一行で済ませてしまっていますが、そんなに簡単にいくかな?
例えば、第二次ソロモン海戦では、第一次攻撃隊の報告に基づいて、
進撃中の第二次攻撃隊に対して、敵艦位の修正情報を打電したが、
うまく伝わらずに会敵を逃していますよ。
それはすべてがうまくいった場合の想定ですよね。
>おそらく正しい敵艦位が判明してから変針しても攻撃には間に合う
一行で済ませてしまっていますが、そんなに簡単にいくかな?
例えば、第二次ソロモン海戦では、第一次攻撃隊の報告に基づいて、
進撃中の第二次攻撃隊に対して、敵艦位の修正情報を打電したが、
うまく伝わらずに会敵を逃していますよ。
467GF長官
2020/10/10(土) 12:56:04.19ID:jteloa82 >>463
珊瑚海のように、翔鶴が被弾して着艦不能になった状態で、
瑞鶴に無理やり収容するのは、やむを得ないとしても、
ミッドウェーでは一発の被弾もしていないのに、
艦爆隊を発進させるために、無傷の機体も海上投棄するのですか?
なんのためにそこまでやるのか、動機が不明です。
それこそ、「そんな運用するわけないじゃん」ですよ。
珊瑚海のように、翔鶴が被弾して着艦不能になった状態で、
瑞鶴に無理やり収容するのは、やむを得ないとしても、
ミッドウェーでは一発の被弾もしていないのに、
艦爆隊を発進させるために、無傷の機体も海上投棄するのですか?
なんのためにそこまでやるのか、動機が不明です。
それこそ、「そんな運用するわけないじゃん」ですよ。
468GF長官
2020/10/10(土) 12:56:29.89ID:jteloa82469GF長官
2020/10/10(土) 13:06:10.09ID:jteloa82 >>465
本職は、常々主張していますが、
「ミッドウェー海戦は”特殊な”戦いだから、それをもとに空母戦術を
議論するのは危険」
そのひとつが、”空母被弾ありき”で、
被弾させないためにはどうすればいいかを、史実をさかのぼって
検証していくやりかたですね。
それは推理小説を最後のページから読んでいくようなもので、
”面白くない”のです。
本職は、常々主張していますが、
「ミッドウェー海戦は”特殊な”戦いだから、それをもとに空母戦術を
議論するのは危険」
そのひとつが、”空母被弾ありき”で、
被弾させないためにはどうすればいいかを、史実をさかのぼって
検証していくやりかたですね。
それは推理小説を最後のページから読んでいくようなもので、
”面白くない”のです。
470GF長官
2020/10/10(土) 13:07:13.48ID:jteloa82 >>469の続き
ここは、当時の南雲司令部が知り得た情報だけをもとに、
”なりきって”考えてみましょう。
0530時点で、敵空母は1隻、210浬彼方、
その後、利根四号機から「敵攻撃機10機、貴方ニ向フ」と続報。
攻撃隊の進撃速度を120ノットとすれば、
敵空母攻撃隊が出現するのは、ざっと1時間半後です。
ここは、当時の南雲司令部が知り得た情報だけをもとに、
”なりきって”考えてみましょう。
0530時点で、敵空母は1隻、210浬彼方、
その後、利根四号機から「敵攻撃機10機、貴方ニ向フ」と続報。
攻撃隊の進撃速度を120ノットとすれば、
敵空母攻撃隊が出現するのは、ざっと1時間半後です。
471GF長官
2020/10/10(土) 13:12:20.83ID:jteloa82 >>470の続き
その間に、友永隊を収容して、第二次攻撃隊全力もしくは、
場合によっては二航戦艦爆隊のみを発進させることは可能、
と見積もるのが、普通ではないですか。
実際は50分後に、ホーネット雷撃隊が出現し、
その目論見は外れてしまうのですが、
前線の指揮官に、完璧な予測や、万が一にも備えて、などを要求するのは
歴史を語るものの態度ではないかと。
それでもあえてやる、と主張するのなら、ひとつの作戦案だとは思いますが、
それはそれで、後から叩かれるんだろうなぁ・・・
その間に、友永隊を収容して、第二次攻撃隊全力もしくは、
場合によっては二航戦艦爆隊のみを発進させることは可能、
と見積もるのが、普通ではないですか。
実際は50分後に、ホーネット雷撃隊が出現し、
その目論見は外れてしまうのですが、
前線の指揮官に、完璧な予測や、万が一にも備えて、などを要求するのは
歴史を語るものの態度ではないかと。
それでもあえてやる、と主張するのなら、ひとつの作戦案だとは思いますが、
それはそれで、後から叩かれるんだろうなぁ・・・
472GF長官
2020/10/10(土) 21:17:33.11ID:jteloa82473GF長官
2020/10/10(土) 21:19:27.16ID:jteloa82 >>472の続き
同書P120には、零式水偵の常用速力は120ノットとあるので、
0130時に発進した利根一号機は、1時間半後に敵機とすれ違ったのなら、
機動部隊からの距離は、180浬
敵攻撃隊の進撃速度を130ノット程度と見積もり、
機動部隊自体が、ミッドウェー島方向へ24ノットで航行しているので、
相対速力は155ノットくらいになります。
会敵予想は1時間10分後で、0400時過ぎ。
史実もそうなりましたが、南雲司令部はそれよりも20分程度早く
来襲すると見ていたようですね。
同書P120には、零式水偵の常用速力は120ノットとあるので、
0130時に発進した利根一号機は、1時間半後に敵機とすれ違ったのなら、
機動部隊からの距離は、180浬
敵攻撃隊の進撃速度を130ノット程度と見積もり、
機動部隊自体が、ミッドウェー島方向へ24ノットで航行しているので、
相対速力は155ノットくらいになります。
会敵予想は1時間10分後で、0400時過ぎ。
史実もそうなりましたが、南雲司令部はそれよりも20分程度早く
来襲すると見ていたようですね。
474GF長官
2020/10/10(土) 21:20:35.23ID:jteloa82 >>473の続き
これを受けて、南雲長官はさらに直衛機増強を命じ、
蒼龍と飛龍から3機ずつ発進させた。
0330頃には、上空警戒機は計23機で、
当初の12機から倍増している。
各艦の残存零戦(六空除く)は、
赤城:3機、
加賀:7機、
蒼龍:3機、
飛龍:0機、
となりました。
これを受けて、南雲長官はさらに直衛機増強を命じ、
蒼龍と飛龍から3機ずつ発進させた。
0330頃には、上空警戒機は計23機で、
当初の12機から倍増している。
各艦の残存零戦(六空除く)は、
赤城:3機、
加賀:7機、
蒼龍:3機、
飛龍:0機、
となりました。
475名無し三等兵
2020/10/11(日) 21:25:38.23ID:eG7xeoI7 >>458
米軍攻撃隊(特にエンタープライズとホーネットの爆撃隊)がまわり道をせずに正確に飛んできたら来襲時間は何時ぐらいだろう?
米軍攻撃隊(特にエンタープライズとホーネットの爆撃隊)がまわり道をせずに正確に飛んできたら来襲時間は何時ぐらいだろう?
476GF長官
2020/10/12(月) 22:50:50.98ID:ggx0ATiZ477GF長官
2020/10/13(火) 23:03:01.60ID:fpFBjj/N478GF長官
2020/10/13(火) 23:04:46.33ID:fpFBjj/N >>477の続き
しかも重要なことは、増強した零戦の「原資」は、
第二次攻撃隊の護衛となるはずの零戦でした。
すなわち、敵基地航空隊の来襲が始まるずっと前から、
即時発進の前提は崩れてしまっていたのです。
これは南雲長官の”勘”が、
「ミッドウェー基地航空隊の方が、より脅威だ」
と告げたのかもしれません。
しかも重要なことは、増強した零戦の「原資」は、
第二次攻撃隊の護衛となるはずの零戦でした。
すなわち、敵基地航空隊の来襲が始まるずっと前から、
即時発進の前提は崩れてしまっていたのです。
これは南雲長官の”勘”が、
「ミッドウェー基地航空隊の方が、より脅威だ」
と告げたのかもしれません。
479名無し三等兵
2020/10/13(火) 23:46:51.51ID:+hDsHvSY 南雲司令部がGF司令部に宛てたとされる電文を見たが第二次攻撃隊に
付ける艦戦は各艦三機づつ計12機となってました。
付ける艦戦は各艦三機づつ計12機となってました。
480GF長官
2020/10/14(水) 23:04:33.21ID:GdjSrQuQ >>479
そうですね。一航艦戦闘詳報の経過概要でも、各艦3機となっていますね。
アジア歴史資料センター
レファレンスコード「C08030023800」
機動部隊第一航空艦隊戦闘詳報ミッドウェー海戦(1)
33/51頁
ただ全部で12機というのは少なすぎるなぁと思いますし、
他に各艦6機の計24機という資料も見たことがあります。
実際はどうだったんだろう。
そうですね。一航艦戦闘詳報の経過概要でも、各艦3機となっていますね。
アジア歴史資料センター
レファレンスコード「C08030023800」
機動部隊第一航空艦隊戦闘詳報ミッドウェー海戦(1)
33/51頁
ただ全部で12機というのは少なすぎるなぁと思いますし、
他に各艦6機の計24機という資料も見たことがあります。
実際はどうだったんだろう。
481GF長官
2020/10/14(水) 23:23:19.26ID:GdjSrQuQ482GF長官
2020/10/14(水) 23:24:11.87ID:GdjSrQuQ483GF長官
2020/10/14(水) 23:24:50.20ID:GdjSrQuQ >>482の続き
通常待ち伏せする場合、待ち伏せする側は、
文字通り”息をひそめて”待ち構えるはずです。
ミッドウェーの米空母部隊もそうでした。
ところが、珊瑚海でのフレッチャー少将は決戦前から
派手に動き回って、自らの存在を暴露してしまっている。
通常待ち伏せする場合、待ち伏せする側は、
文字通り”息をひそめて”待ち構えるはずです。
ミッドウェーの米空母部隊もそうでした。
ところが、珊瑚海でのフレッチャー少将は決戦前から
派手に動き回って、自らの存在を暴露してしまっている。
484GF長官
2020/10/14(水) 23:25:39.79ID:GdjSrQuQ >>483の続き
ツラギの飛行艇基地が壊滅したところで、
即座にMO攻略中止につながるわけではありません。
日本機動部隊の所在がわからないのに、
わずかな戦果と引き換えに、敵の警戒レベルを引き上げることは、
戦略的にも戦術的にも賢いやり方とは言えないでしょう。
ツラギの飛行艇基地が壊滅したところで、
即座にMO攻略中止につながるわけではありません。
日本機動部隊の所在がわからないのに、
わずかな戦果と引き換えに、敵の警戒レベルを引き上げることは、
戦略的にも戦術的にも賢いやり方とは言えないでしょう。
485名無し三等兵
2020/10/14(水) 23:33:38.95ID:pLuunvIp 第二次攻撃隊予定の艦戦が各3機って言うほど少なすぎるか?
今現在飛んでいるか、艦内にあっても補給再発艦に時間がかかるのだから、各艦6機の計24機は多すぎるなぁと思いますし
敵空母攻撃で12機は少ないという話だったなら、飛龍による攻撃隊の艦戦はそれ以下だな
今現在飛んでいるか、艦内にあっても補給再発艦に時間がかかるのだから、各艦6機の計24機は多すぎるなぁと思いますし
敵空母攻撃で12機は少ないという話だったなら、飛龍による攻撃隊の艦戦はそれ以下だな
487名無し三等兵
2020/10/15(木) 09:33:06.26ID:VghFTm/c488名無し三等兵
2020/10/15(木) 09:38:17.74ID:VghFTm/c >>471
その10機というのが、特空母からならば敵の第一次攻撃隊とみなしても良いかもしれません
しかし正規空母から出てる場合、索敵攻撃または第二次または第三次攻撃隊と見るべき
なぜなら、第一次攻撃隊ならば同時発進可能数を出すのが有利だから
そして、味方の位置は既に暴露しているのだから、索敵というのは考え難い
既に敵が主力の攻撃隊を出している可能性を考えなくてはなりません
だから50分後に敵の空襲というのは当然に予想しなくてはなりません
その10機というのが、特空母からならば敵の第一次攻撃隊とみなしても良いかもしれません
しかし正規空母から出てる場合、索敵攻撃または第二次または第三次攻撃隊と見るべき
なぜなら、第一次攻撃隊ならば同時発進可能数を出すのが有利だから
そして、味方の位置は既に暴露しているのだから、索敵というのは考え難い
既に敵が主力の攻撃隊を出している可能性を考えなくてはなりません
だから50分後に敵の空襲というのは当然に予想しなくてはなりません
489名無し三等兵
2020/10/15(木) 09:45:40.28ID:VghFTm/c 空母らしきもの、ではなく特空母だという報告ならば余裕を見込んでも良いのだが、実際には違う
正規空母ならばおよそ戦闘機2隊、爆撃機1隊、索敵爆撃1隊、雷撃1隊という構成を掴んでいた
だから一隻でも12〜18機が5隊ばかりあると予想できる
それが全て日本空母攻撃に使える状態なのでたったの10機、しかも遅くて奇襲に不利な攻撃機が出てくるとなれば確実に爆撃機は先に出ている
とまで読んでもおかしくない
攻撃機ならば索敵かという判断もできるだろうけど、米海軍では爆撃機が偵察も兼ねてることは周知の事実(機種名にまで現れてる)
状況としては索敵爆撃の隊も爆撃の隊も出てると考えるのが自然では?
正規空母ならばおよそ戦闘機2隊、爆撃機1隊、索敵爆撃1隊、雷撃1隊という構成を掴んでいた
だから一隻でも12〜18機が5隊ばかりあると予想できる
それが全て日本空母攻撃に使える状態なのでたったの10機、しかも遅くて奇襲に不利な攻撃機が出てくるとなれば確実に爆撃機は先に出ている
とまで読んでもおかしくない
攻撃機ならば索敵かという判断もできるだろうけど、米海軍では爆撃機が偵察も兼ねてることは周知の事実(機種名にまで現れてる)
状況としては索敵爆撃の隊も爆撃の隊も出てると考えるのが自然では?
490名無し三等兵
2020/10/15(木) 09:49:49.04ID:VghFTm/c なので一航艦司令部の考えも敵襲まで余裕がある、ではなく護衛なしでの爆撃機隊なら排除できる
または後で行政的に面倒なことになる損傷機の海中投棄や空地分離みたいなことはやりたくない
というのが本音であり
二航戦司令部とは、敵空母一隻から出る攻撃隊で味方が全滅しうるかどうかに意見の違いが出たのだと思われます
または後で行政的に面倒なことになる損傷機の海中投棄や空地分離みたいなことはやりたくない
というのが本音であり
二航戦司令部とは、敵空母一隻から出る攻撃隊で味方が全滅しうるかどうかに意見の違いが出たのだと思われます
491名無し三等兵
2020/10/15(木) 20:26:04.64ID:HaOW04Qr >正規空母ならばおよそ戦闘機2隊、爆撃機1隊、索敵爆撃1隊、雷撃1隊という構成を掴んでいた
いつの時点でそれの構成を掴んでいたの?
敵は戦闘機2隊ってよく掴んだな
いつの時点でそれの構成を掴んでいたの?
敵は戦闘機2隊ってよく掴んだな
492GF長官
2020/10/17(土) 04:13:55.33ID:BQoupe+u てすと
493GF長官
2020/10/17(土) 04:17:04.54ID:BQoupe+u494GF長官
2020/10/17(土) 04:18:06.29ID:BQoupe+u495GF長官
2020/10/17(土) 04:19:28.33ID:BQoupe+u >>488-490
もちろん、色々な見方があって良いと思いますが・・・
>敵空母一隻から出る攻撃隊で味方が全滅しうるかどうか
今までずっと基地航空隊の空襲にさらされていたのに、
敵空母を発見した途端、全滅の危機に陥るのですか?
やはりとっても大きな”温度差”を感じますねぇ
もちろん、色々な見方があって良いと思いますが・・・
>敵空母一隻から出る攻撃隊で味方が全滅しうるかどうか
今までずっと基地航空隊の空襲にさらされていたのに、
敵空母を発見した途端、全滅の危機に陥るのですか?
やはりとっても大きな”温度差”を感じますねぇ
496GF長官
2020/10/17(土) 04:20:11.19ID:BQoupe+u497名無し三等兵
2020/10/17(土) 16:08:03.60ID:tJBEY768 筑摩5号機はなんで空母を見つけたんだろうな
二式と同じで敵が帰還するのについていったと予想するが
この件もそうだがミッドウェーの戦闘詳報は人事局が書き換えたものしか残ってないせいで誤記だらけすぎ
それでも見つけたのは空母三隻が沈められた後だから攻撃隊がそれで見つけられてもあまり変わらなそう
艦爆が早く発進できるってことはその分ミッドウェー攻撃隊も回収できて艦内で兵装が始まって誘爆・・・
二式と同じで敵が帰還するのについていったと予想するが
この件もそうだがミッドウェーの戦闘詳報は人事局が書き換えたものしか残ってないせいで誤記だらけすぎ
それでも見つけたのは空母三隻が沈められた後だから攻撃隊がそれで見つけられてもあまり変わらなそう
艦爆が早く発進できるってことはその分ミッドウェー攻撃隊も回収できて艦内で兵装が始まって誘爆・・・
498GF長官
2020/10/18(日) 14:07:26.69ID:h80qkasr てすと
499GF長官
2020/10/18(日) 14:08:14.31ID:h80qkasr >>497
公刊戦史では、
「同機は利根四号機の報告位置に向かって進行中、偶然右遠方に
敵空母を発見したものと思われる」
(『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p324
今はネットで全叢書が閲覧できる。良い時代になったものだ。
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=043
こちらでは176ページ
公刊戦史では、
「同機は利根四号機の報告位置に向かって進行中、偶然右遠方に
敵空母を発見したものと思われる」
(『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p324
今はネットで全叢書が閲覧できる。良い時代になったものだ。
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=043
こちらでは176ページ
500GF長官
2020/10/18(日) 14:09:01.68ID:h80qkasr >>499の続き
これは航跡図で調べるとわかりますが、
0640頃に発進して約1時間(120浬)、利根機の報告位置に
向かって飛行すると、ちょうど進行方向右手35浬くらいに
TF16を発見できる計算なので、信頼できるでしょう。
そもそもこの時間帯にやってきた米空母機はホーネット第八雷撃隊だけで
彼らは文字通り全滅しているので、
>敵が帰還するのについていった
これは不可能ですね。
これは航跡図で調べるとわかりますが、
0640頃に発進して約1時間(120浬)、利根機の報告位置に
向かって飛行すると、ちょうど進行方向右手35浬くらいに
TF16を発見できる計算なので、信頼できるでしょう。
そもそもこの時間帯にやってきた米空母機はホーネット第八雷撃隊だけで
彼らは文字通り全滅しているので、
>敵が帰還するのについていった
これは不可能ですね。
501名無し三等兵
2020/10/18(日) 14:28:25.60ID:fr01BxQl ダメコンの件についてなんで飛行機に積む爆弾が爆発するよりガソリンに引火した方がダメージが大きいの?
502名無し三等兵
2020/10/18(日) 17:55:16.97ID:4PaVW41T 35浬って60キロ以上あるけどそんなに視認できるもんなのか
でもそれなら間違った情報で山口の即時攻撃していても空振りせずに途中で空母を発見できていた可能性は高いということか
でもそれなら間違った情報で山口の即時攻撃していても空振りせずに途中で空母を発見できていた可能性は高いということか
503名無し三等兵
2020/10/19(月) 00:09:00.77ID:djtnpR+5 雲があって見えないかも。
504GF長官
2020/10/19(月) 18:02:31.95ID:fZxr5dWc てすと
505GF長官
2020/10/19(月) 18:04:23.59ID:fZxr5dWc >>501
爆弾の爆発もダメージ大きいと思いますけど・・・
爆弾にしろガソリン引火にしろ、火災は最も怖いですね。
先週ニキ・ラウダのドキュメント映画が放映されましたが、
1976年ニュルブルクリンクでの事故について、
車両火災による火傷はもちろん、酸欠や有毒ガスの発生により
肺がやられたため、一時は神父を呼ばれたそうです。
珊瑚海の戦訓として、防暑服(半袖半ズボン)は皮膚がむき出しのため
火災に遭遇したとき重傷化につながるとあります。
薄いシャツでもいいから長袖長ズボンで皮膚を覆うだけで、かなり軽減されるとか。
爆弾の爆発もダメージ大きいと思いますけど・・・
爆弾にしろガソリン引火にしろ、火災は最も怖いですね。
先週ニキ・ラウダのドキュメント映画が放映されましたが、
1976年ニュルブルクリンクでの事故について、
車両火災による火傷はもちろん、酸欠や有毒ガスの発生により
肺がやられたため、一時は神父を呼ばれたそうです。
珊瑚海の戦訓として、防暑服(半袖半ズボン)は皮膚がむき出しのため
火災に遭遇したとき重傷化につながるとあります。
薄いシャツでもいいから長袖長ズボンで皮膚を覆うだけで、かなり軽減されるとか。
506GF長官
2020/10/19(月) 18:06:59.10ID:fZxr5dWc >>502
例えば、ミッドウェー海戦の『モリソン戦史』では、
米空母部隊の周辺の天候について、
「この日の視界は35浬乃至40浬先まで見えて、防御力の弱い
航空母艦の保存の見地からは、あまりにもよすぎるくらいに大きかった」
(第三巻)p234
昔、スカイツリーの450メートル展望台から観察したときのことですが、
(高度450メートルなら、視程は40浬=74km以上)
10浬先の羽田空港は、発着する旅客機まで余裕で見える。
20浬先の横浜ランドマークタワーはかろうじて見える。
35浬先の横須賀の記念艦三笠は建物の陰に入って見えなかった。
こんな感じでした。
単体の船として見つけることは難しいでしょうが、通常空母部隊は
10隻以上の船が長い航跡を引いているので、なんとか見えるのではないかと。
あとはパイロット経験者のお話をうかがいましょう。
例えば、ミッドウェー海戦の『モリソン戦史』では、
米空母部隊の周辺の天候について、
「この日の視界は35浬乃至40浬先まで見えて、防御力の弱い
航空母艦の保存の見地からは、あまりにもよすぎるくらいに大きかった」
(第三巻)p234
昔、スカイツリーの450メートル展望台から観察したときのことですが、
(高度450メートルなら、視程は40浬=74km以上)
10浬先の羽田空港は、発着する旅客機まで余裕で見える。
20浬先の横浜ランドマークタワーはかろうじて見える。
35浬先の横須賀の記念艦三笠は建物の陰に入って見えなかった。
こんな感じでした。
単体の船として見つけることは難しいでしょうが、通常空母部隊は
10隻以上の船が長い航跡を引いているので、なんとか見えるのではないかと。
あとはパイロット経験者のお話をうかがいましょう。
508GF長官
2020/10/19(月) 18:23:38.72ID:fZxr5dWc >>484の続き
これが従来のヒットエンドアウェイ作戦ならば、何の問題もない。
大いに日本軍を攪乱すればよい。
通常このような奇襲作戦は、”陽動”として使われるものです。
日本軍の注意をツラギに引き付けておいて、
本隊が輸送船団を襲うとか、機動部隊を狙うとか。
これが従来のヒットエンドアウェイ作戦ならば、何の問題もない。
大いに日本軍を攪乱すればよい。
通常このような奇襲作戦は、”陽動”として使われるものです。
日本軍の注意をツラギに引き付けておいて、
本隊が輸送船団を襲うとか、機動部隊を狙うとか。
509GF長官
2020/10/19(月) 18:24:48.96ID:fZxr5dWc >>508の続き
それには、船団や機動部隊の位置を把握しておかねばならない。
しかしフレッチャー少将は、僚艦レキシントンが補給中の間、
ヨークタウン単独でツラギを奇襲し、そのまま南下して避退している。
完全な単発作戦です。
どうみても、ただの”嫌がらせ”で、
これにどんな意味があったのでしょうか。
それには、船団や機動部隊の位置を把握しておかねばならない。
しかしフレッチャー少将は、僚艦レキシントンが補給中の間、
ヨークタウン単独でツラギを奇襲し、そのまま南下して避退している。
完全な単発作戦です。
どうみても、ただの”嫌がらせ”で、
これにどんな意味があったのでしょうか。
510GF長官
2020/10/19(月) 18:25:42.83ID:fZxr5dWc >>509の続き
アメリカ側の作戦目的は、日本軍のポートモレスビー攻略阻止。
その最大の障害となるのは、日本機動部隊ですから、
最優先の作戦目標は、MO機動部隊の捕捉撃滅です。
米海軍は暗号解読により、日本軍が空母3隻を投入してくることを
正確に把握していました。そのおおよその日程までも。
アメリカ側の作戦目的は、日本軍のポートモレスビー攻略阻止。
その最大の障害となるのは、日本機動部隊ですから、
最優先の作戦目標は、MO機動部隊の捕捉撃滅です。
米海軍は暗号解読により、日本軍が空母3隻を投入してくることを
正確に把握していました。そのおおよその日程までも。
511GF長官
2020/10/19(月) 18:27:05.62ID:fZxr5dWc512名無し三等兵
2020/10/22(木) 12:05:32.97ID:JII1nzba 日本海軍の補給能力が米海軍並みなら、ツラギを叩かないと飛行艇基地として活用される恐れがあるから、妨害のために慌てて空襲したのかもしれない。
513名無し三等兵
2020/10/22(木) 12:12:29.20ID:JII1nzba ただ日本空母3隻と鉢合わせした時のリスクが大きすぎるから、望ましくはレキシントンと合流してからやるべき。
514GF長官
2020/10/22(木) 23:05:32.76ID:gZZrMXpm515名無し三等兵
2020/10/22(木) 23:45:00.70ID:uFjsbpf0 ツラギ攻略部隊にわりとしつこく攻撃してる
この時期だと日本空母から横槍を食らってヨークタウン、レキシントンの二隻まとめて失うリスクを避けたように見えなくもない
この時期だと日本空母から横槍を食らってヨークタウン、レキシントンの二隻まとめて失うリスクを避けたように見えなくもない
516GF長官
2020/10/22(木) 23:50:32.91ID:gZZrMXpm517GF長官
2020/10/22(木) 23:51:37.45ID:gZZrMXpm >>516の続き
5月1日以降、珊瑚海に進出した米機動部隊は、
ヨークタウン(フレッチャー少将)※先任指揮官
レキシントン(フィッチ少将)
の二隻の空母を基幹としていましたが、
5月3日は、もともと両空母とも一日かけて給油にあてる計画だった。
5月1日以降、珊瑚海に進出した米機動部隊は、
ヨークタウン(フレッチャー少将)※先任指揮官
レキシントン(フィッチ少将)
の二隻の空母を基幹としていましたが、
5月3日は、もともと両空母とも一日かけて給油にあてる計画だった。
518GF長官
2020/10/22(木) 23:52:59.17ID:gZZrMXpm519GF長官
2020/10/22(木) 23:55:25.03ID:gZZrMXpm >>518の続き
100浬(約180km)も離れてしまっては、当然目視圏外です。
作戦行動中だから、もちろん無線封止。
すなわち4日午後に合同するまで、お互いに連絡が取れない状況です。
もしこの間に「何か」あったら、どうするつもりだったのでしょう!
そして、その「何か」が起こってしまった。
日本軍がツラギに上陸したのです。
100浬(約180km)も離れてしまっては、当然目視圏外です。
作戦行動中だから、もちろん無線封止。
すなわち4日午後に合同するまで、お互いに連絡が取れない状況です。
もしこの間に「何か」あったら、どうするつもりだったのでしょう!
そして、その「何か」が起こってしまった。
日本軍がツラギに上陸したのです。
520GF長官
2020/10/23(金) 00:03:01.68ID:RDSBaL1q >>515
三波も攻撃隊を出していますからね。>しつこく攻撃
本職は、その積極果敢な姿勢は評価したいと思いますが、
だがちょっと待ってほしい・・・
日本空母部隊が出てくることは、暗号解読で知っていたはずなのに、
基地空襲ばかりに専念していて大丈夫なの?
「敵空母が居そうな海域」だから、索敵機を出して当然なのに、
それもやらずに、不意に横槍が入ったらどうするつもりだったの?
ミッドウェーでは、高尚な空母戦術理論を披露される方々には、
ぜひご高説を賜りたいものですな!
三波も攻撃隊を出していますからね。>しつこく攻撃
本職は、その積極果敢な姿勢は評価したいと思いますが、
だがちょっと待ってほしい・・・
日本空母部隊が出てくることは、暗号解読で知っていたはずなのに、
基地空襲ばかりに専念していて大丈夫なの?
「敵空母が居そうな海域」だから、索敵機を出して当然なのに、
それもやらずに、不意に横槍が入ったらどうするつもりだったの?
ミッドウェーでは、高尚な空母戦術理論を披露される方々には、
ぜひご高説を賜りたいものですな!
521GF長官
2020/10/23(金) 21:43:15.88ID:RDSBaL1q >>519の続き
例えば、洋上補給中は最も無防備な時間帯なので、
万が一、敵の奇襲を受けても、全滅する危険を避けるために
分散させたというのであれば、十分に納得できる理由です。
それならそれで、お互いの位置は把握しておくべきでしょう。
何かあったときは、連絡機を飛ばして相手の飛行甲板に
報告球を落とすなどすれば、無線を使わずに連絡できますしね。
例えば、洋上補給中は最も無防備な時間帯なので、
万が一、敵の奇襲を受けても、全滅する危険を避けるために
分散させたというのであれば、十分に納得できる理由です。
それならそれで、お互いの位置は把握しておくべきでしょう。
何かあったときは、連絡機を飛ばして相手の飛行甲板に
報告球を落とすなどすれば、無線を使わずに連絡できますしね。
522GF長官
2020/10/23(金) 21:45:35.51ID:RDSBaL1q >>521の続き
ところがフレッチャー少将は、自らがヨークタウンを率いて
ツラギ攻撃に向かうときに、それをやっていない。
なぜなら僚艦レキシントンが何処に居るか分からなかったから(たぶん)
つまり4日午後の合同予定までは、どこで何をしているのか
全く把握できていないのです。
これでは組織の体をなしていないですよね。
なんのために2隻の空母を投入したのか。
ところがフレッチャー少将は、自らがヨークタウンを率いて
ツラギ攻撃に向かうときに、それをやっていない。
なぜなら僚艦レキシントンが何処に居るか分からなかったから(たぶん)
つまり4日午後の合同予定までは、どこで何をしているのか
全く把握できていないのです。
これでは組織の体をなしていないですよね。
なんのために2隻の空母を投入したのか。
523GF長官
2020/10/23(金) 21:46:44.06ID:RDSBaL1q >>522の続き
ミッドウェーでもそうですが、
米海軍は、個々の部隊の独立性を尊重するあまり?
空母ごとに攻撃隊の進撃方位が異なったりと、
全く統制が取れていない場面がしばしば見受けられます。
これでは、烏合の衆の謗りは免れまい。
ミッドウェーでもそうですが、
米海軍は、個々の部隊の独立性を尊重するあまり?
空母ごとに攻撃隊の進撃方位が異なったりと、
全く統制が取れていない場面がしばしば見受けられます。
これでは、烏合の衆の謗りは免れまい。
524名無し三等兵
2020/10/25(日) 13:02:12.33ID:zFdvuwsF 原少将が司令部と掛け合って作戦命令を変更して敵機動部隊撃滅に専念できるようにしたのはヨークタウン機によるツラギ空襲前の話だっけ?
525GF長官
2020/10/25(日) 22:46:21.24ID:/BLvYlA8 てすと
527GF長官
2020/10/25(日) 22:52:21.73ID:/BLvYlA8 >>523の続き
続いて、アメリカ側は日本軍のツラギ攻略作戦を知らなかったが、
前日(5月2日)の時点で、南下する攻略部隊をB−17が発見している。
しかし、フレッチャー少将がその報告を受け取ったのは、
3日の夕刻、なんと26時間も経過した後でした。
続いて、アメリカ側は日本軍のツラギ攻略作戦を知らなかったが、
前日(5月2日)の時点で、南下する攻略部隊をB−17が発見している。
しかし、フレッチャー少将がその報告を受け取ったのは、
3日の夕刻、なんと26時間も経過した後でした。
528GF長官
2020/10/25(日) 22:53:29.58ID:/BLvYlA8 >>527の続き
日本軍は3日黎明から、ツラギに無血上陸を果たし、
護衛の艦隊も午後にはツラギを離れ、ポートモレスビー攻略部隊との
合流に向かっている。
すなわち、フレッチャー少将が知ったのは、
すべてが終わった後でした。
まさに、後の祭りですね。
日本軍は3日黎明から、ツラギに無血上陸を果たし、
護衛の艦隊も午後にはツラギを離れ、ポートモレスビー攻略部隊との
合流に向かっている。
すなわち、フレッチャー少将が知ったのは、
すべてが終わった後でした。
まさに、後の祭りですね。
529GF長官
2020/10/25(日) 22:54:26.22ID:/BLvYlA8 >>528の続き
どうして、こんなことになってしまったのか。
「連合軍の指揮は、それほどよく統合されていなかった。
戦闘はマッカーサー将軍担任の南西太平洋方面で行われたが、
すべての艦隊の行動は、ニミッツ提督の戦略統制下に残されるものと
了解していた。
その結果、連合国の基地航空兵力と海軍部隊は、適切な協力に欠けた
別個の指揮下に置かれたのである」
(『ニミッツの太平洋海戦史』)p50
どうして、こんなことになってしまったのか。
「連合軍の指揮は、それほどよく統合されていなかった。
戦闘はマッカーサー将軍担任の南西太平洋方面で行われたが、
すべての艦隊の行動は、ニミッツ提督の戦略統制下に残されるものと
了解していた。
その結果、連合国の基地航空兵力と海軍部隊は、適切な協力に欠けた
別個の指揮下に置かれたのである」
(『ニミッツの太平洋海戦史』)p50
530GF長官
2020/10/25(日) 22:54:59.26ID:/BLvYlA8531名無し三等兵
2020/10/26(月) 01:48:50.09ID:PLhnrk+c532名無し三等兵
2020/10/26(月) 01:56:06.80ID:PLhnrk+c このアメリカ軍の戦線ごとに司令系統を分けるのもどうかと思うが、
ドイツ軍も大西洋の壁も上陸阻止陣地は陸軍の担当だが、高射砲陣地は空軍、沿岸砲台は海軍なんて分け方してたし。
ドイツ軍も大西洋の壁も上陸阻止陣地は陸軍の担当だが、高射砲陣地は空軍、沿岸砲台は海軍なんて分け方してたし。
533GF長官
2020/10/27(火) 22:36:46.37ID:fhFgaZY9 てすと
534GF長官
2020/10/27(火) 22:39:49.80ID:fhFgaZY9535名無し三等兵
2020/10/27(火) 23:00:38.68ID:d3uZVHwV536GF長官
2020/10/27(火) 23:05:47.90ID:fhFgaZY9 >>530の続き
「陸軍としては、海軍の提案に反対である」
洋の東西を問わず、どこの国でも陸軍と海軍は仲が悪いものです。
とかく、日本軍の仲の悪さばかりが注目されがちですが、
決して、他国の陸海軍が”仲が良かった”わけではありません。
「陸軍としては、海軍の提案に反対である」
洋の東西を問わず、どこの国でも陸軍と海軍は仲が悪いものです。
とかく、日本軍の仲の悪さばかりが注目されがちですが、
決して、他国の陸海軍が”仲が良かった”わけではありません。
537GF長官
2020/10/27(火) 23:07:08.37ID:fhFgaZY9538GF長官
2020/10/27(火) 23:08:05.26ID:fhFgaZY9 >>537の続き
それと比較すると、アメリカ軍の方は最後までいがみ合い、
というか、この後ミッドウェーでも、どちらが日本空母を沈めたかで
大喧嘩してましたからね。
まぁ実際、マッカーサーが史上最年少の参謀総長として
ぶいぶいいわせていた頃、
ニミッツは一介の大佐で、無名の重巡艦長でしたからね。
同格として扱われるのは我慢ならなかったのでしょう。
それと比較すると、アメリカ軍の方は最後までいがみ合い、
というか、この後ミッドウェーでも、どちらが日本空母を沈めたかで
大喧嘩してましたからね。
まぁ実際、マッカーサーが史上最年少の参謀総長として
ぶいぶいいわせていた頃、
ニミッツは一介の大佐で、無名の重巡艦長でしたからね。
同格として扱われるのは我慢ならなかったのでしょう。
539名無し三等兵
2020/10/27(火) 23:11:39.76ID:d3uZVHwV 児島讓氏が旧知の海兵隊将校に太平洋戦争における米陸軍の
役割を質問したら件の将校は唇を歪めて「海兵隊とお国の軍隊が
戦ったあと多少の警備と掃討戦に励んだことくらいかなあw」と。
その将校は両者の反発に関してはズバリ「飯の問題でしょうな」
と断じていた。
役割を質問したら件の将校は唇を歪めて「海兵隊とお国の軍隊が
戦ったあと多少の警備と掃討戦に励んだことくらいかなあw」と。
その将校は両者の反発に関してはズバリ「飯の問題でしょうな」
と断じていた。
542名無し三等兵
2020/10/27(火) 23:29:25.80ID:d3uZVHwV >>540
インディは極秘物件をテニアンに陸揚げ後そのままレイテに
向かってTF58の旗艦になる予定だった。
インディに限らず軍艦の行動は極秘なので無線は封止中。
レイテの港湾部も到着予定日は知らされていたが軍艦の到着は
遅れることは珍しいことではないので到着予定日にインディが
姿を現さなくても誰も気にもしていなかった。
そのために沈没から四日後に哨戒機が偶然、多数の漂流者
を発見するまでインディの災難を知らなかった。
インディは極秘物件をテニアンに陸揚げ後そのままレイテに
向かってTF58の旗艦になる予定だった。
インディに限らず軍艦の行動は極秘なので無線は封止中。
レイテの港湾部も到着予定日は知らされていたが軍艦の到着は
遅れることは珍しいことではないので到着予定日にインディが
姿を現さなくても誰も気にもしていなかった。
そのために沈没から四日後に哨戒機が偶然、多数の漂流者
を発見するまでインディの災難を知らなかった。
543名無し三等兵
2020/10/28(水) 18:47:07.58ID:ouxBFsJB >>537
その空母戦術とやらはどんな戦術なの?
空母戦術的にはあまり意味ないって断言までしてるからには戦術を知っていなければ出ない言葉だけど
空母戦術とはこうこうこういう戦術でみたいなものがあれば書いた方がいいと思う
その空母戦術とやらはどんな戦術なの?
空母戦術的にはあまり意味ないって断言までしてるからには戦術を知っていなければ出ない言葉だけど
空母戦術とはこうこうこういう戦術でみたいなものがあれば書いた方がいいと思う
544GF長官
2020/10/29(木) 23:26:05.05ID:T9bovBWx てすと
545GF長官
2020/10/29(木) 23:27:21.88ID:T9bovBWx >>542
ありがとうございます。
そういや、すぷー様の旗艦でしたね。>インディアナポリス
この話、実に不思議なのは、重巡クラスが駆逐艦も随伴せずに
単独で行動していたことですね。
之字運動より、こっちが問題なんじゃ・・・
ありがとうございます。
そういや、すぷー様の旗艦でしたね。>インディアナポリス
この話、実に不思議なのは、重巡クラスが駆逐艦も随伴せずに
単独で行動していたことですね。
之字運動より、こっちが問題なんじゃ・・・
546GF長官
2020/10/29(木) 23:28:15.48ID:T9bovBWx >>543
もちろん集中運用!と言いたいところですが、
空母はその脆弱性から、分散配置の方が有利という考え方もあります。
ここで「あまり意味がない」と言っているのは、
空母を護衛対象にはりつけておくこと。
空母の一番の強みである”機動性”が失われるからですね。
もちろん集中運用!と言いたいところですが、
空母はその脆弱性から、分散配置の方が有利という考え方もあります。
ここで「あまり意味がない」と言っているのは、
空母を護衛対象にはりつけておくこと。
空母の一番の強みである”機動性”が失われるからですね。
547GF長官
2020/10/29(木) 23:30:35.70ID:T9bovBWx548GF長官
2020/10/29(木) 23:32:58.89ID:T9bovBWx >>547の続き
「しかし、ハルゼーはときどき不十分な情報しか知らされなかった。
これはキンケードがハルゼーと直接交信することを禁止されていた
ためであった。
自分の指揮の独立性を保持するよう主張して、マッカーサーは
第七艦隊から第三艦隊へのあらゆる直接交信チャンネルの
設置を禁止したのである」
(『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p464
「しかし、ハルゼーはときどき不十分な情報しか知らされなかった。
これはキンケードがハルゼーと直接交信することを禁止されていた
ためであった。
自分の指揮の独立性を保持するよう主張して、マッカーサーは
第七艦隊から第三艦隊へのあらゆる直接交信チャンネルの
設置を禁止したのである」
(『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p464
549GF長官
2020/10/29(木) 23:34:15.23ID:T9bovBWx >>548の続き
第三艦隊は、ハルゼー司令官の空母部隊
第七艦隊は、キンケード司令官の旧式戦艦部隊
第七艦隊は米太平洋艦隊でありながら、比島に上陸する
マッカーサーを支援するため、その指揮下に置かれた。
これ自体は、おかしなことではありませんが、
驚くべきは、両者が直接交信できないという意味不明の制約ですね。
第三艦隊は、ハルゼー司令官の空母部隊
第七艦隊は、キンケード司令官の旧式戦艦部隊
第七艦隊は米太平洋艦隊でありながら、比島に上陸する
マッカーサーを支援するため、その指揮下に置かれた。
これ自体は、おかしなことではありませんが、
驚くべきは、両者が直接交信できないという意味不明の制約ですね。
550GF長官
2020/10/29(木) 23:35:18.85ID:T9bovBWx >>549の続き
例えば、ミッドウェー島攻略作戦において、
南雲長官の機動部隊と、近藤長官の攻略部隊が
(作戦中の無線封止は別として)直接交信できなかったら、
いったいどう連携をとればよいのでしょう。
ただただ、ニミッツの指揮下には入りたくないという
マッカーサーの面子のためだけに、
米艦隊は不自由な行動を強いられたのです。
あほらし・・・
例えば、ミッドウェー島攻略作戦において、
南雲長官の機動部隊と、近藤長官の攻略部隊が
(作戦中の無線封止は別として)直接交信できなかったら、
いったいどう連携をとればよいのでしょう。
ただただ、ニミッツの指揮下には入りたくないという
マッカーサーの面子のためだけに、
米艦隊は不自由な行動を強いられたのです。
あほらし・・・
551名無し三等兵
2020/10/30(金) 17:01:40.92ID:AVBilr/e >>546
ミッドウェイの攻略部隊の瑞鳳はいいのけ
日本において小型空母の役割は艦隊護衛やで
つまり正規空母と違って小型空母は護衛対象にはりつくわけだけど
その空母戦術ってそもそもどこが考えたどういう戦術なん?
やっぱスレ主考案の戦術?
ミッドウェイの攻略部隊の瑞鳳はいいのけ
日本において小型空母の役割は艦隊護衛やで
つまり正規空母と違って小型空母は護衛対象にはりつくわけだけど
その空母戦術ってそもそもどこが考えたどういう戦術なん?
やっぱスレ主考案の戦術?
552GF長官
2020/10/30(金) 21:19:34.42ID:XQ/ArlQX554GF長官
2020/10/30(金) 22:29:32.47ID:XQ/ArlQX >>550の続き
では、どうやってお互いの状況を知ることができたのか。
「もしキンケードがハルゼーに情報を渡したい場合、
いつも暗号化して、マヌス島の無線局に送らなければ
ならなかった。
それはマヌス島から艦隊通信系で再発信されるように
なっていた」
では、どうやってお互いの状況を知ることができたのか。
「もしキンケードがハルゼーに情報を渡したい場合、
いつも暗号化して、マヌス島の無線局に送らなければ
ならなかった。
それはマヌス島から艦隊通信系で再発信されるように
なっていた」
555GF長官
2020/10/30(金) 22:31:27.44ID:XQ/ArlQX >>554の続き
マヌス島とは、東部ニューギニアの北方、アドミラリティー諸島
にある島のことです。
つまり、直接送れないので、基地局に転送してもらうわけです。
ミッドウェーでたとえれば、南雲機動部隊から内地に向けて発信し、
それを受け取った基地局が、全艦艇に対し東京放送で流すようなもの。
マヌス島とは、東部ニューギニアの北方、アドミラリティー諸島
にある島のことです。
つまり、直接送れないので、基地局に転送してもらうわけです。
ミッドウェーでたとえれば、南雲機動部隊から内地に向けて発信し、
それを受け取った基地局が、全艦艇に対し東京放送で流すようなもの。
556GF長官
2020/10/30(金) 22:33:16.80ID:XQ/ArlQX >>555の続き
しかも、マヌス島の電信員のいい加減な仕事のおかげで、
緊急信が後回しにされたり、重要な電文が埋もれてしまう
と言った事態が続発していた。
これでは、ものすごーくタイムラグのある衛星通信コントを
見ているようなものですね。
あほらし・・・
しかも、マヌス島の電信員のいい加減な仕事のおかげで、
緊急信が後回しにされたり、重要な電文が埋もれてしまう
と言った事態が続発していた。
これでは、ものすごーくタイムラグのある衛星通信コントを
見ているようなものですね。
あほらし・・・
558名無し三等兵
2020/10/31(土) 00:10:18.92ID:9zp4cVhQ559GF長官
2020/11/01(日) 09:55:26.56ID:EqUJHlA0 てすと
560GF長官
2020/11/01(日) 09:56:31.09ID:EqUJHlA0561GF長官
2020/11/01(日) 09:57:46.65ID:EqUJHlA0562GF長官
2020/11/01(日) 09:59:05.68ID:EqUJHlA0 >>561の続き
「キンケードの幕僚たちは、ハルゼーの周波数を傍受し、
あらゆるメッセージの暗号を戻すことで、マッカーサーの命令と
規定を無視していた」
まるで、敵の暗号を傍受解読するような作業に励んでいたのです。
陰でコソコソと盗み聞きw
友軍の通信なのに!
「キンケードの幕僚たちは、ハルゼーの周波数を傍受し、
あらゆるメッセージの暗号を戻すことで、マッカーサーの命令と
規定を無視していた」
まるで、敵の暗号を傍受解読するような作業に励んでいたのです。
陰でコソコソと盗み聞きw
友軍の通信なのに!
563GF長官
2020/11/01(日) 10:00:44.61ID:EqUJHlA0 >>562の続き
結局、双方の意思疎通が不十分だったのと、
両艦隊が別々の指揮命令系統に分かれていたことが
担当区域の責任分担を曖昧にし、
キンケードは、
「サンベルナルディノ海峡の出口にはリーのTF34が居るから大丈夫」
ハルゼーは、
「敵中央部隊は撤退したし、オルデンドルフの戦艦部隊で対処できる」
事実はどちらでもなく、栗田艦隊は何ら敵の妨害を受けることなく、
太平洋に躍り出たのです。
結局、双方の意思疎通が不十分だったのと、
両艦隊が別々の指揮命令系統に分かれていたことが
担当区域の責任分担を曖昧にし、
キンケードは、
「サンベルナルディノ海峡の出口にはリーのTF34が居るから大丈夫」
ハルゼーは、
「敵中央部隊は撤退したし、オルデンドルフの戦艦部隊で対処できる」
事実はどちらでもなく、栗田艦隊は何ら敵の妨害を受けることなく、
太平洋に躍り出たのです。
564GF長官
2020/11/01(日) 10:11:25.50ID:EqUJHlA0 >>564の続き
その結果、ハルゼーがブチ切れることにつながった。
Where is The Task Force 34, The world wonder.
(第34任務部隊は何処に在りや、全世界は知らんと欲す)
米海軍では、本文の前後に、本文と直接関係のない文言を付ける
習慣があった。敵の解読を困難にするためです。
ちなみに、後句の「全世界は知らんと欲す」はあまりにも有名ですが、
前句は「七面鳥が水辺に急ぐ」だったようです。
その結果、ハルゼーがブチ切れることにつながった。
Where is The Task Force 34, The world wonder.
(第34任務部隊は何処に在りや、全世界は知らんと欲す)
米海軍では、本文の前後に、本文と直接関係のない文言を付ける
習慣があった。敵の解読を困難にするためです。
ちなみに、後句の「全世界は知らんと欲す」はあまりにも有名ですが、
前句は「七面鳥が水辺に急ぐ」だったようです。
565GF長官
2020/11/01(日) 10:12:40.60ID:EqUJHlA0 >>564の続き
”戦場の霧”の言葉通り、もともと前線で彼我の情勢を正確に把握することは
難しいものですが、レイテでは陸海軍の対立(ていうか個人の面子)のために
要らぬ苦労まで強いられたのではないでしょうか。
太平洋戦史を見ると、言うほど実力主義とやらは万能ではなく、
波風を立たせない”年功序列”の方がうまくいくんじゃないか、
と思ってしまいますね。
”戦場の霧”の言葉通り、もともと前線で彼我の情勢を正確に把握することは
難しいものですが、レイテでは陸海軍の対立(ていうか個人の面子)のために
要らぬ苦労まで強いられたのではないでしょうか。
太平洋戦史を見ると、言うほど実力主義とやらは万能ではなく、
波風を立たせない”年功序列”の方がうまくいくんじゃないか、
と思ってしまいますね。
566名無し三等兵
2020/11/01(日) 19:13:56.70ID:FmkPREQ+ ハルゼーは陽動と知ってて空母に向かったらしいけどね
空母を叩けば戦艦だけじゃどうしようもないから
日本はこの時期に至ってもまだ戦艦に幻想を持っていた
空母を叩けば戦艦だけじゃどうしようもないから
日本はこの時期に至ってもまだ戦艦に幻想を持っていた
567ゲショゲショ
2020/11/02(月) 21:28:06.03ID:jY4E5QTX >>566
言うほど日本は戦艦に幻想を持っていないと思いますが。
例えば、初戦の快勝中ですら空母や中小艦艇の充実を図るため嶋村海軍大臣等が信濃や超甲巡どころか
「武蔵」の工事中止を軍令部(作戦課)と山本GFに提案しています。
(ミッドウェー海戦の大敗前から、既に海軍軍備計画の見直しが始まっている)
またウェーク島方面索敵行動(太平洋の大散歩)が空振りで燃料を大量消費した際には、燃料の割り当て順位は、
第三艦隊(空母部隊)→第二艦隊(重巡部隊)→第一戦隊(GF直率:武蔵、大和)→第一艦隊(長門、扶桑) です。
この時の古賀GF長官は、一般に大艦巨砲主義者と呼ばれていますけど。
言うほど日本は戦艦に幻想を持っていないと思いますが。
例えば、初戦の快勝中ですら空母や中小艦艇の充実を図るため嶋村海軍大臣等が信濃や超甲巡どころか
「武蔵」の工事中止を軍令部(作戦課)と山本GFに提案しています。
(ミッドウェー海戦の大敗前から、既に海軍軍備計画の見直しが始まっている)
またウェーク島方面索敵行動(太平洋の大散歩)が空振りで燃料を大量消費した際には、燃料の割り当て順位は、
第三艦隊(空母部隊)→第二艦隊(重巡部隊)→第一戦隊(GF直率:武蔵、大和)→第一艦隊(長門、扶桑) です。
この時の古賀GF長官は、一般に大艦巨砲主義者と呼ばれていますけど。
568GF長官
2020/11/02(月) 23:41:33.68ID:W6UqAv4W >>566
陽動と知ってたというのはさすがに・・・
過去スレにも書きましたが、ハルゼーが考えていたことは唯ひとつ。
「4ヶ月前のフィリピン海海戦でのスプルーアンスのようになってはいけない」
これに尽きますね。
陽動と知ってたというのはさすがに・・・
過去スレにも書きましたが、ハルゼーが考えていたことは唯ひとつ。
「4ヶ月前のフィリピン海海戦でのスプルーアンスのようになってはいけない」
これに尽きますね。
569GF長官
2020/11/02(月) 23:43:09.07ID:W6UqAv4W >>568の続き
スプルーアンスはマリアナ沖海戦で、
日本軍に倍する空母兵力を持ちながら、上陸支援を優先した結果、
初日は敵の位置すらつかめずに、一方的に攻撃されるがまま、
二日目の午後になって、ようやく発見したものの、戦果はわずか空母1隻撃沈。
おまけに80機もの不時着機を出して、戦闘時よりも大きな損害を計上するという、
「君は空母部隊指揮官には向いてないから、さっさと辞めた方がいいよ」(意訳)
と、海軍内でも叩かれましたからね。
スプルーアンスはマリアナ沖海戦で、
日本軍に倍する空母兵力を持ちながら、上陸支援を優先した結果、
初日は敵の位置すらつかめずに、一方的に攻撃されるがまま、
二日目の午後になって、ようやく発見したものの、戦果はわずか空母1隻撃沈。
おまけに80機もの不時着機を出して、戦闘時よりも大きな損害を計上するという、
「君は空母部隊指揮官には向いてないから、さっさと辞めた方がいいよ」(意訳)
と、海軍内でも叩かれましたからね。
570GF長官
2020/11/02(月) 23:44:24.32ID:W6UqAv4W >>569の続き
もしハルゼーがレイテで同じことをやったら、それまでの名声が消え失せて
「うちのオヤジも耄碌したな、あれじゃブルじゃなく、アクス(OX=去勢された雄牛)だぜw」
と、パイロットの間で噂されたに違いない。
ハルゼーの性格から言っても、これは”戦死した方がマシ”な屈辱ですから。
もしハルゼーがレイテで同じことをやったら、それまでの名声が消え失せて
「うちのオヤジも耄碌したな、あれじゃブルじゃなく、アクス(OX=去勢された雄牛)だぜw」
と、パイロットの間で噂されたに違いない。
ハルゼーの性格から言っても、これは”戦死した方がマシ”な屈辱ですから。
572GF長官
2020/11/03(火) 22:59:27.36ID:gm+TPup/573GF長官
2020/11/03(火) 23:01:17.70ID:gm+TPup/ >>572の続き
あえて指摘するなら、敵中央部隊(栗田艦隊)への備えとして、
リー少将の高速戦艦部隊(TF-34)をサンベルナルディノ海峡の
出口に残しておくべきだった。
では、なぜハルゼーはそうしなかったのか。
「この選択は、敵陸上基地航空機から第三十四任務部隊を防御するため、
少なくとも一個空母任務群をサンベルナルディノ海峡付近に残さなければ
ならない」 (『ブル・ハルゼー』)p473
あえて指摘するなら、敵中央部隊(栗田艦隊)への備えとして、
リー少将の高速戦艦部隊(TF-34)をサンベルナルディノ海峡の
出口に残しておくべきだった。
では、なぜハルゼーはそうしなかったのか。
「この選択は、敵陸上基地航空機から第三十四任務部隊を防御するため、
少なくとも一個空母任務群をサンベルナルディノ海峡付近に残さなければ
ならない」 (『ブル・ハルゼー』)p473
574GF長官
2020/11/03(火) 23:06:16.14ID:gm+TPup/ >>573の続き
もともと第三艦隊は、四個空母任務群から成っており、
そのうち、TG38.1(マケイン)は、補給のためウルシーに向かっていた
ところを呼び戻している最中で、どのみち間に合わない。
残る三個任務群のうち、仮にTG38.4(デービソン)を海峡出口に残す
となると、本隊はTG38.2(ボーガン)とTG38.3(シャーマン)の二個
任務群(空母7隻基幹)で、小澤空母部隊に対しなければならない。
兵力で優勢とはいえ、敵の全貌がまだつかめていない以上、
不安が残りますよね。
もともと第三艦隊は、四個空母任務群から成っており、
そのうち、TG38.1(マケイン)は、補給のためウルシーに向かっていた
ところを呼び戻している最中で、どのみち間に合わない。
残る三個任務群のうち、仮にTG38.4(デービソン)を海峡出口に残す
となると、本隊はTG38.2(ボーガン)とTG38.3(シャーマン)の二個
任務群(空母7隻基幹)で、小澤空母部隊に対しなければならない。
兵力で優勢とはいえ、敵の全貌がまだつかめていない以上、
不安が残りますよね。
575名無し三等兵
2020/11/03(火) 23:12:34.53ID:e4cU13GR576名無し三等兵
2020/11/03(火) 23:15:39.91ID:e4cU13GR578名無し三等兵
2020/11/04(水) 18:31:23.70ID:c13HYmYO >>567
てか信濃は開戦前に建造中止決定だから初戦の快勝中に提案ですら無いやん
まあ日本が特異と言いたくなるけど、開戦に伴いライオン級やH級が建造中止されているのと一緒だけど
主力部隊だった戦艦群は昭和18年に戦艦部隊と改称されて主力の文字が消され、
昭和19年には第一艦隊解散で戦艦部隊すら無くなり第二艦隊に編入で遊撃部隊に吸収されている時点で日本における戦艦の扱いはお察し
てか信濃は開戦前に建造中止決定だから初戦の快勝中に提案ですら無いやん
まあ日本が特異と言いたくなるけど、開戦に伴いライオン級やH級が建造中止されているのと一緒だけど
主力部隊だった戦艦群は昭和18年に戦艦部隊と改称されて主力の文字が消され、
昭和19年には第一艦隊解散で戦艦部隊すら無くなり第二艦隊に編入で遊撃部隊に吸収されている時点で日本における戦艦の扱いはお察し
579GF長官
2020/11/04(水) 23:22:10.31ID:d9rBNW5B580GF長官
2020/11/04(水) 23:41:51.21ID:d9rBNW5B >>574の続き
比島海戦は、広範囲で同時進行していたため、
戦場ごとに区切って語られることが多く、全体像の把握が難しい。
例えば10月24日、栗田艦隊は一方的な空襲にさらされて
手も足も出ない状況でしたが、
一方の米機動部隊も、余裕があったわけではなかった。
比島海戦は、広範囲で同時進行していたため、
戦場ごとに区切って語られることが多く、全体像の把握が難しい。
例えば10月24日、栗田艦隊は一方的な空襲にさらされて
手も足も出ない状況でしたが、
一方の米機動部隊も、余裕があったわけではなかった。
581GF長官
2020/11/04(水) 23:44:41.08ID:d9rBNW5B >>580の続き
第二航空艦隊(陸上基地航空隊)は、ルソン島東方海域で発見された
米空母に対して、五波にもわたる攻撃隊を出しています。
中でも、TG38.3(シャーマン隊)に攻撃が集中し、
「悪魔のような練度」と恐れられた彗星艦爆により、
軽空母プリンストンが沈没している。
ちなみにこれは通常攻撃で、特攻作戦が開始されるのは翌日から。
第二航空艦隊(陸上基地航空隊)は、ルソン島東方海域で発見された
米空母に対して、五波にもわたる攻撃隊を出しています。
中でも、TG38.3(シャーマン隊)に攻撃が集中し、
「悪魔のような練度」と恐れられた彗星艦爆により、
軽空母プリンストンが沈没している。
ちなみにこれは通常攻撃で、特攻作戦が開始されるのは翌日から。
582GF長官
2020/11/04(水) 23:46:39.50ID:d9rBNW5B >>581の続き
このためシャーマン少将の任務群は、防空戦闘に手いっぱいで、
ほとんど敵中央部隊(栗田艦隊)に攻撃隊を出すことができなかった。
このような状況で、サンベルナルディノ海峡の出口に
長時間待機するのは、格好の目標になるだけで危険ですよね。
それならば、とハルゼーは高速戦艦部隊も含めて、
全力で北上し、日本空母撃滅に専念したわけです。
このためシャーマン少将の任務群は、防空戦闘に手いっぱいで、
ほとんど敵中央部隊(栗田艦隊)に攻撃隊を出すことができなかった。
このような状況で、サンベルナルディノ海峡の出口に
長時間待機するのは、格好の目標になるだけで危険ですよね。
それならば、とハルゼーは高速戦艦部隊も含めて、
全力で北上し、日本空母撃滅に専念したわけです。
583GF長官
2020/11/06(金) 19:24:28.78ID:iO5ZxyYO 米大統領選はバイデン氏に決まりそうですね。
本職は、あちらの界隈の薄っぺらい正義感に賛同できないので
トランプ派ですが、米国民の選択を支持したいと思います。
今回の選挙では州の名前がたくさん出てきましたが、
まず米戦艦のことが思い浮かぶのは、軍ヲタの性ですかねぇ
”激戦州”ペンシルベニアは、真珠湾攻撃時、米太平洋艦隊の旗艦で
改装後はスリガオ海峡夜戦にも参加していますね。
自慢のレーダー射撃も、命中率は1パーセント以下だったようですが・・・
本職は、あちらの界隈の薄っぺらい正義感に賛同できないので
トランプ派ですが、米国民の選択を支持したいと思います。
今回の選挙では州の名前がたくさん出てきましたが、
まず米戦艦のことが思い浮かぶのは、軍ヲタの性ですかねぇ
”激戦州”ペンシルベニアは、真珠湾攻撃時、米太平洋艦隊の旗艦で
改装後はスリガオ海峡夜戦にも参加していますね。
自慢のレーダー射撃も、命中率は1パーセント以下だったようですが・・・
584GF長官
2020/11/06(金) 19:57:21.47ID:iO5ZxyYO >>582の続き
以上のように、まんまと日本側の思惑にのっかってしまいましたが、
ハルゼーの決心にいたるまでの思考過程は、理に適ったものであり、
古今の多くの将軍や提督たちが迷い込んだ、”戦場の霧”の典型かと。
何より結果論ではありますが、作戦目的すなわち、
レイテ上陸支援と、日本空母部隊の撃滅
の両方を果たしたので、大いに同情の余地ありと言えるでしょう。
以上のように、まんまと日本側の思惑にのっかってしまいましたが、
ハルゼーの決心にいたるまでの思考過程は、理に適ったものであり、
古今の多くの将軍や提督たちが迷い込んだ、”戦場の霧”の典型かと。
何より結果論ではありますが、作戦目的すなわち、
レイテ上陸支援と、日本空母部隊の撃滅
の両方を果たしたので、大いに同情の余地ありと言えるでしょう。
585GF長官
2020/11/06(金) 19:58:33.38ID:iO5ZxyYO >>584の続き
対する栗田艦隊の反転については、多分に同情の余地ありですが、
「作戦目的の放棄」は明白なので、批判を覚悟しなければならないでしょう。
あのまま突入しても戦局に大きな影響はなかった、としてもです。
対する栗田艦隊の反転については、多分に同情の余地ありですが、
「作戦目的の放棄」は明白なので、批判を覚悟しなければならないでしょう。
あのまま突入しても戦局に大きな影響はなかった、としてもです。
586GF長官
2020/11/06(金) 19:59:41.64ID:iO5ZxyYO >>585の続き
ただマリアナのスプルーアンスに対しては、全く同情の余地はありません。
西方に進出して日本空母を捜索したいというミッチャーの進言を退けて
高速機動部隊を上陸地点にはりつけておくなんて、およそ空母の使い方を
まるで理解していない。
前スレで検証した、ミッドウェー海戦の経過を合わせても、
スプルーアンスは、海上指揮官としては優秀な提督ですが、
「君、空母の運用には向いてないから(ry」
もちろん、異論は認めます。
ただマリアナのスプルーアンスに対しては、全く同情の余地はありません。
西方に進出して日本空母を捜索したいというミッチャーの進言を退けて
高速機動部隊を上陸地点にはりつけておくなんて、およそ空母の使い方を
まるで理解していない。
前スレで検証した、ミッドウェー海戦の経過を合わせても、
スプルーアンスは、海上指揮官としては優秀な提督ですが、
「君、空母の運用には向いてないから(ry」
もちろん、異論は認めます。
587名無し三等兵
2020/11/06(金) 22:09:03.56ID:NCOTv96A https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_the_Philippine_Sea
の外部リンクにある
http://www.angelfire.com/fm/odyssey/PS_Spruance.htm
の内容なんかどうなのですかね。
機械翻訳で読んだかんじですと、スプルーアンスはマリアナ侵攻作戦全体の指揮官なので空母戦だけの狭い観点で評価するのは違うのでは、といったかんじ?
の外部リンクにある
http://www.angelfire.com/fm/odyssey/PS_Spruance.htm
の内容なんかどうなのですかね。
機械翻訳で読んだかんじですと、スプルーアンスはマリアナ侵攻作戦全体の指揮官なので空母戦だけの狭い観点で評価するのは違うのでは、といったかんじ?
588名無し三等兵
2020/11/06(金) 22:56:02.87ID:uyh/8mw4589名無し三等兵
2020/11/07(土) 00:04:51.75ID:xrw0nfLD トーチ作戦でガ島ワロタ
カッコつけて作戦名なんか書こうとするから・・・
カッコつけて作戦名なんか書こうとするから・・・
591GF長官
2020/11/07(土) 12:55:02.34ID:CbKsUXiZ >>587
ありがとうございます。
機械翻訳は、もう少しがんばってほしいですよね・・・
翻訳コンニャクを使って、ざっと要約すると、
<緒言>
・フィリピン海海戦において6月18日の夜、スプルーアンス司令官がミッチャーの
進言を退けてTF58を東進させたことは、当時から激しい批判にさらされた。
・太平洋艦隊航空部隊司令官だったタワーズ提督は、即刻第五艦隊司令官を
更迭すべきとまで主張している。
ありがとうございます。
機械翻訳は、もう少しがんばってほしいですよね・・・
翻訳コンニャクを使って、ざっと要約すると、
<緒言>
・フィリピン海海戦において6月18日の夜、スプルーアンス司令官がミッチャーの
進言を退けてTF58を東進させたことは、当時から激しい批判にさらされた。
・太平洋艦隊航空部隊司令官だったタワーズ提督は、即刻第五艦隊司令官を
更迭すべきとまで主張している。
592GF長官
2020/11/07(土) 12:56:12.69ID:CbKsUXiZ >>591の続き
<批判派の主張>
・スプルーアンスは、ロドネー(18世紀の英提督)以前の前近代的な艦隊運用思想の持ち主で、
ミッチャーはネルソン型の近接戦闘思想の持ち主だった。
・ミッチャーは6月18日夜の行動について、「生涯で最大の好機を逃した」と回想している。
その戦闘報告の末尾には、「敵空母部隊は避退した。たった一度でも積極的な攻撃を
仕掛けていれば、攻撃圏内に居た敵を撃破できたはずだ」と締めくくっている。
・クラーク提督は、「世紀の大チャンスを逃した」と批判
<批判派の主張>
・スプルーアンスは、ロドネー(18世紀の英提督)以前の前近代的な艦隊運用思想の持ち主で、
ミッチャーはネルソン型の近接戦闘思想の持ち主だった。
・ミッチャーは6月18日夜の行動について、「生涯で最大の好機を逃した」と回想している。
その戦闘報告の末尾には、「敵空母部隊は避退した。たった一度でも積極的な攻撃を
仕掛けていれば、攻撃圏内に居た敵を撃破できたはずだ」と締めくくっている。
・クラーク提督は、「世紀の大チャンスを逃した」と批判
593GF長官
2020/11/07(土) 12:57:49.87ID:CbKsUXiZ >>592の続き
・モントゴメリー提督は、「緒戦における機動部隊の行動には失望した。友軍が優勢だった
にもかかわらず、敵艦隊を捕捉するのに役立たなかった。確かにサイパンの上陸部隊は
手厚い防御の下に置かれたが、敵艦隊を撃破するため攻勢に出るのが遅すぎた」
・海軍航空部隊司令部は「これは飛行士の資格を持たない提督が艦隊を指揮した弊害だ」
ただし、それは航空兵力の使い方に対する無理解を示すものではない。現に彼はミッドウェーで
勝利しているし、前線の指揮官に誤判断はつきものだからだ。
”すべての状況を把握している”後世の史家は、そうではない指揮官の情勢判断について
評価するときは、その点に留意しなければならない。
・モントゴメリー提督は、「緒戦における機動部隊の行動には失望した。友軍が優勢だった
にもかかわらず、敵艦隊を捕捉するのに役立たなかった。確かにサイパンの上陸部隊は
手厚い防御の下に置かれたが、敵艦隊を撃破するため攻勢に出るのが遅すぎた」
・海軍航空部隊司令部は「これは飛行士の資格を持たない提督が艦隊を指揮した弊害だ」
ただし、それは航空兵力の使い方に対する無理解を示すものではない。現に彼はミッドウェーで
勝利しているし、前線の指揮官に誤判断はつきものだからだ。
”すべての状況を把握している”後世の史家は、そうではない指揮官の情勢判断について
評価するときは、その点に留意しなければならない。
594GF長官
2020/11/07(土) 12:58:39.82ID:CbKsUXiZ >>593の続き
<擁護派の主張>
・積極性や敢闘精神においてスプルーアンスとミッチャーの間に違いはなかった。
しかしその責任分担に違いがあった。ミッチャーは敵機動部隊を芸滅することが目的であり、
スプルーアンスはマリアナ攻略作戦全体を成功させる責任があった。
・スプルーアンスは6月19日早朝までの報告に基づき、日本機動部隊が分離する
(その一部が上陸部隊を攻撃する)危険を鑑み、西方進出を許さなかった。
<擁護派の主張>
・積極性や敢闘精神においてスプルーアンスとミッチャーの間に違いはなかった。
しかしその責任分担に違いがあった。ミッチャーは敵機動部隊を芸滅することが目的であり、
スプルーアンスはマリアナ攻略作戦全体を成功させる責任があった。
・スプルーアンスは6月19日早朝までの報告に基づき、日本機動部隊が分離する
(その一部が上陸部隊を攻撃する)危険を鑑み、西方進出を許さなかった。
595GF長官
2020/11/07(土) 12:59:32.57ID:CbKsUXiZ >>594の続き
<再び批判派の主張>
・マハンは艦隊の目的は、敵艦隊の撃破にあると定義している。
・高速機動部隊は、水陸両用部隊の上陸地点に拘束しておくべきではない。
・仮に小澤が上陸部隊を攻撃したとしても、その規模から見て、護衛部隊だけで対処できた。
ただし、軍人は万が一の事態にも対処できるように周到でなければならない。
ちょうど真珠湾がそうであったように、油断は禁物
<再び批判派の主張>
・マハンは艦隊の目的は、敵艦隊の撃破にあると定義している。
・高速機動部隊は、水陸両用部隊の上陸地点に拘束しておくべきではない。
・仮に小澤が上陸部隊を攻撃したとしても、その規模から見て、護衛部隊だけで対処できた。
ただし、軍人は万が一の事態にも対処できるように周到でなければならない。
ちょうど真珠湾がそうであったように、油断は禁物
596GF長官
2020/11/07(土) 13:00:28.44ID:CbKsUXiZ >>595の続き
<スプルーアンス自身の見解>
・後にスプルーアンス自身も回想している。
「ミッチャーの進言に従った方が良かったと思うが、当時はまだ上陸が始まったばかりで
危険をおかそうとは思わなかったし、私の中にはトーゴーがツシマで露艦隊を待ち構えていたことが
念頭にあった。空母の登場で攻撃範囲が延伸されたとはいえ、基本的な状況は変わっていないと
考えていた」
<スプルーアンス自身の見解>
・後にスプルーアンス自身も回想している。
「ミッチャーの進言に従った方が良かったと思うが、当時はまだ上陸が始まったばかりで
危険をおかそうとは思わなかったし、私の中にはトーゴーがツシマで露艦隊を待ち構えていたことが
念頭にあった。空母の登場で攻撃範囲が延伸されたとはいえ、基本的な状況は変わっていないと
考えていた」
597GF長官
2020/11/07(土) 13:02:03.13ID:CbKsUXiZ >>596の続き
<仮に西進していたら・・・>
・ではミッチャーの進言を容れて西方に進出していたらどうなっていたか。
ミッドウェーのような幸運には恵まれなかっただろうと予想される。
・確かに我が艦爆や雷撃隊が何隻かの日本空母を沈めたかもしれない。
しかし、逆に我が空母も、日本攻撃隊によって沈められていただろう。
史実の「ターキーシュート」のような完封は実現しなかったはずだ。
・さらに米機動部隊は、西の小澤艦隊と東のグアム基地航空隊に挟撃される位置にあり、
より被害が拡大したかもしれない。
・スプルーアンスがミッチャーの進言を拒絶したことにより、少なくとも艦隊の保全は確保された。
そして翌日の戦闘で、全戦闘機を防空に専念させることができた。
<仮に西進していたら・・・>
・ではミッチャーの進言を容れて西方に進出していたらどうなっていたか。
ミッドウェーのような幸運には恵まれなかっただろうと予想される。
・確かに我が艦爆や雷撃隊が何隻かの日本空母を沈めたかもしれない。
しかし、逆に我が空母も、日本攻撃隊によって沈められていただろう。
史実の「ターキーシュート」のような完封は実現しなかったはずだ。
・さらに米機動部隊は、西の小澤艦隊と東のグアム基地航空隊に挟撃される位置にあり、
より被害が拡大したかもしれない。
・スプルーアンスがミッチャーの進言を拒絶したことにより、少なくとも艦隊の保全は確保された。
そして翌日の戦闘で、全戦闘機を防空に専念させることができた。
598GF長官
2020/11/07(土) 13:03:33.31ID:CbKsUXiZ >>597の続き
<フィリピン海海戦の結果>
・日本空母は6隻が残存したことにより、次のレイテ海戦でも投入され、囮として作戦に
大いに貢献した。
・日本空母部隊を撃退したことにより、サイパン、テニアン、グアムの日本軍守備隊は
孤立し、勇戦むなしく全滅した。アメリカ軍の勝利を決定づけたのだ。
・戦史から学ぶとすれば、1781年のヨークタウンの戦いが参考になる。
(ヨークタウンはバージニア州の地名。米独立戦争最後の戦い)
・チェサペーク湾の海戦で英艦隊は敗北し、英地上軍は包囲されて降伏した。
・英艦隊を破った仏ド・グラース提督は、あくまで地上軍の作戦支援を優先し、
無理に英艦隊を深追いして兵力を損耗させることを回避した。これと同様に
マリアナでもスプルーアンスは日本艦隊を全滅させることは出来なかったが、
制海権と制空権を獲得し、地上戦闘を勝利に導いた。
<フィリピン海海戦の結果>
・日本空母は6隻が残存したことにより、次のレイテ海戦でも投入され、囮として作戦に
大いに貢献した。
・日本空母部隊を撃退したことにより、サイパン、テニアン、グアムの日本軍守備隊は
孤立し、勇戦むなしく全滅した。アメリカ軍の勝利を決定づけたのだ。
・戦史から学ぶとすれば、1781年のヨークタウンの戦いが参考になる。
(ヨークタウンはバージニア州の地名。米独立戦争最後の戦い)
・チェサペーク湾の海戦で英艦隊は敗北し、英地上軍は包囲されて降伏した。
・英艦隊を破った仏ド・グラース提督は、あくまで地上軍の作戦支援を優先し、
無理に英艦隊を深追いして兵力を損耗させることを回避した。これと同様に
マリアナでもスプルーアンスは日本艦隊を全滅させることは出来なかったが、
制海権と制空権を獲得し、地上戦闘を勝利に導いた。
599GF長官
2020/11/07(土) 13:10:03.74ID:CbKsUXiZ ふぅ・・・今日が日曜日で良かったぜぃ
本職も基本的に上記の内容に賛同します。
>スプルーアンスは、海上指揮官としては優秀な提督ですが、(>>586)
と書いた通りです。
ただし空母の使い方を根本的に間違っている、という主張に変わりはありません。
上陸部隊の保全は、高速機動部隊をはりつけておくことではなく、
敵機動部隊を捜索して撃滅することによって、達成されるべきものなのです。
でないと、常に敵に主導権を握られて、不利な戦いを強いられるから。
よって、「君、空母の運用には(ry」 ですね。
それにしても、スプルーアンスが日本海海戦のことを思い浮かべていたとは
初耳でした。戦史研究の専門家であるすぷー様ならではですね。
本職も基本的に上記の内容に賛同します。
>スプルーアンスは、海上指揮官としては優秀な提督ですが、(>>586)
と書いた通りです。
ただし空母の使い方を根本的に間違っている、という主張に変わりはありません。
上陸部隊の保全は、高速機動部隊をはりつけておくことではなく、
敵機動部隊を捜索して撃滅することによって、達成されるべきものなのです。
でないと、常に敵に主導権を握られて、不利な戦いを強いられるから。
よって、「君、空母の運用には(ry」 ですね。
それにしても、スプルーアンスが日本海海戦のことを思い浮かべていたとは
初耳でした。戦史研究の専門家であるすぷー様ならではですね。
600GF長官
2020/11/07(土) 13:10:36.52ID:CbKsUXiZ601GF長官
2020/11/08(日) 16:40:58.40ID:1Q7l6GxH てすと
602GF長官
2020/11/08(日) 16:42:34.65ID:1Q7l6GxH 昨日は土曜日でした・・・
>>586の続き
少し脱線しましたが、珊瑚海の続きです。
このように、米陸海軍のいがみ合いはレイテに始まったものではありません。
珊瑚海のときから、すでにそうでした。
日本で太平洋戦争を振り返る際に、主敵は米海軍であり、
ガダルカナル島戦のとき、海兵隊が登場しますが、
米陸軍のイメージはほとんど無いですよね。
>>586の続き
少し脱線しましたが、珊瑚海の続きです。
このように、米陸海軍のいがみ合いはレイテに始まったものではありません。
珊瑚海のときから、すでにそうでした。
日本で太平洋戦争を振り返る際に、主敵は米海軍であり、
ガダルカナル島戦のとき、海兵隊が登場しますが、
米陸軍のイメージはほとんど無いですよね。
603GF長官
2020/11/08(日) 16:44:23.80ID:1Q7l6GxH >>602の続き
しかし、アメリカ軍の中で陸軍の存在は大きなものでした。
太平洋戦域では、陸軍と海軍の担当区域が明確に分かれており、
海軍は、北太平洋、中部太平洋、南太平洋の三つに、
陸軍は、南西太平洋方面を担当。
南太平洋方面は、ニューカレドニア、ギルバート諸島、フィジー、サモア
南西太平洋方面は、フィリピン、蘭印、ニューギニア、オーストラリア
しかし、アメリカ軍の中で陸軍の存在は大きなものでした。
太平洋戦域では、陸軍と海軍の担当区域が明確に分かれており、
海軍は、北太平洋、中部太平洋、南太平洋の三つに、
陸軍は、南西太平洋方面を担当。
南太平洋方面は、ニューカレドニア、ギルバート諸島、フィジー、サモア
南西太平洋方面は、フィリピン、蘭印、ニューギニア、オーストラリア
604GF長官
2020/11/08(日) 16:45:39.35ID:1Q7l6GxH >>603の続き
この担当区域を決める際にも、もめまくった結果、珊瑚海直前の
4月18日にようやく、マッカーサー大将が南西太平洋方面司令官に
正式に就任したほどです。
両区域の境界は、東経160度線となっていましたが、
これはちょうどガダルカナル島のど真ん中を通るために
中途半端となるため、
ソロモン諸島は南東端のレンネル島やサンクリストバル島に至るまで
(東経165度付近)まで、南西太平洋方面のマッカーサー管轄と
なっていました。
この担当区域を決める際にも、もめまくった結果、珊瑚海直前の
4月18日にようやく、マッカーサー大将が南西太平洋方面司令官に
正式に就任したほどです。
両区域の境界は、東経160度線となっていましたが、
これはちょうどガダルカナル島のど真ん中を通るために
中途半端となるため、
ソロモン諸島は南東端のレンネル島やサンクリストバル島に至るまで
(東経165度付近)まで、南西太平洋方面のマッカーサー管轄と
なっていました。
605GF長官
2020/11/08(日) 16:47:27.39ID:1Q7l6GxH606名無し三等兵
2020/11/08(日) 18:01:15.02ID:Ur3Zi+W4 >>602
有名なアメリカル師団いるじゃん
9月攻勢の時は居ないし、10月攻勢の時も一個連隊しか到着しとらんがな
まあ第25歩兵師団も含め、42年末からのガダルカナル戦で守勢から反撃に出るうえで重要な戦力の一つであった以上、米陸軍のイメージはほとんど無いって人は少ないと思うが
有名なアメリカル師団いるじゃん
9月攻勢の時は居ないし、10月攻勢の時も一個連隊しか到着しとらんがな
まあ第25歩兵師団も含め、42年末からのガダルカナル戦で守勢から反撃に出るうえで重要な戦力の一つであった以上、米陸軍のイメージはほとんど無いって人は少ないと思うが
607GF長官
2020/11/09(月) 22:54:03.83ID:AlIE1hRk >>606
ありがとうございます。まぁそうなんですけど、本編の意図としては、
「航空部隊を除けば、ほとんど仕事してない緒戦においても、
米陸軍の縄張りと発言権は、海軍と同等、もしかして同等以上?」
こんな感じです。
ありがとうございます。まぁそうなんですけど、本編の意図としては、
「航空部隊を除けば、ほとんど仕事してない緒戦においても、
米陸軍の縄張りと発言権は、海軍と同等、もしかして同等以上?」
こんな感じです。
608GF長官
2020/11/09(月) 23:35:56.55ID:AlIE1hRk609GF長官
2020/11/09(月) 23:36:22.10ID:AlIE1hRk >>608の続き
とかく日本軍の陸海対立ばかりが取り沙汰されますが、
深刻度で言えば、アメリカ軍の方がひどいと思いますね。
それでもなんとかなったのは、チートな兵力のおかげで
多少の問題は許容できる余裕度を持っていたからと言えるでしょう。
とかく日本軍の陸海対立ばかりが取り沙汰されますが、
深刻度で言えば、アメリカ軍の方がひどいと思いますね。
それでもなんとかなったのは、チートな兵力のおかげで
多少の問題は許容できる余裕度を持っていたからと言えるでしょう。
610名無し三等兵
2020/11/10(火) 00:21:19.20ID:j1nG7Wv9 米軍がガ島上陸したその日、哨戒中のオーストラリア空軍機はガ島
に向かう第八艦隊を発見した。しかしその偵察機は発見電を打つ
ことなく任務を続行した後、基地に帰還。ティータイム後に司令部に
報告したがそれは八艦隊を発見してから三時間経っていた。
に向かう第八艦隊を発見した。しかしその偵察機は発見電を打つ
ことなく任務を続行した後、基地に帰還。ティータイム後に司令部に
報告したがそれは八艦隊を発見してから三時間経っていた。
612GF長官
2020/11/10(火) 23:00:47.45ID:X7afajl9 >>609の続き
面白いのは、友軍の失態により好機を逸したにもかかわらず、
フレッチャー少将の闘志は、いささかも衰えていないところです。
それは報告を受けてすぐに、給油中のレキシントンをほっぽり出して、
ヨークタウン単独でツラギ空襲に動き出したところからも分かる。
面白いのは、友軍の失態により好機を逸したにもかかわらず、
フレッチャー少将の闘志は、いささかも衰えていないところです。
それは報告を受けてすぐに、給油中のレキシントンをほっぽり出して、
ヨークタウン単独でツラギ空襲に動き出したところからも分かる。
613GF長官
2020/11/10(火) 23:02:02.30ID:X7afajl9 >>612の続き
「5月3日午後7時(日本時間1700時)、彼ら(ヨークタウン)は、
はじめてマッカーサー部隊から敵情報告を受け取った。
豪州基地のB17がツラギ沖で揚陸中の日本軍輸送船2隻を
発見したというのである。
2ヶ月間もこれを待ち望んでいたー
戦後になって、フレッチャー少将は、このときの昂奮ぶりを回想している」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p73
「5月3日午後7時(日本時間1700時)、彼ら(ヨークタウン)は、
はじめてマッカーサー部隊から敵情報告を受け取った。
豪州基地のB17がツラギ沖で揚陸中の日本軍輸送船2隻を
発見したというのである。
2ヶ月間もこれを待ち望んでいたー
戦後になって、フレッチャー少将は、このときの昂奮ぶりを回想している」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p73
614GF長官
2020/11/10(火) 23:02:54.35ID:X7afajl9 >>613の続き
何度も紹介している、フレッチャー少将の伝記
『Black Shoe Carrier Admiral』では、
「僚艦レキシントンが居ないのは残念だが、このように”ジューシー(juicy)”な
目標を逃すわけにはいかない」
と意気込んでいますね。
彼にとっては航空兵力の半減も、全く妨げにはならなかったようです。
何度も紹介している、フレッチャー少将の伝記
『Black Shoe Carrier Admiral』では、
「僚艦レキシントンが居ないのは残念だが、このように”ジューシー(juicy)”な
目標を逃すわけにはいかない」
と意気込んでいますね。
彼にとっては航空兵力の半減も、全く妨げにはならなかったようです。
615名無し三等兵
2020/11/10(火) 23:38:56.73ID:3ECAE7cK >>610 >>611
無電を打たなかったやら紅茶云々とかの面白エピソードは、モリソン戦記の嘘だったというのが、現在では定説じゃなかったでしたっけ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E6%B5%B7%E6%88%A6#%E7%AC%AC%E5%85%AB%E8%89%A6%E9%9A%8A%E7%AA%81%E6%92%83%E6%BA%96%E5%82%99
無電を打たなかったやら紅茶云々とかの面白エピソードは、モリソン戦記の嘘だったというのが、現在では定説じゃなかったでしたっけ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E6%B5%B7%E6%88%A6#%E7%AC%AC%E5%85%AB%E8%89%A6%E9%9A%8A%E7%AA%81%E6%92%83%E6%BA%96%E5%82%99
616名無し三等兵
2020/11/10(火) 23:59:57.66ID:wqSLSJC8 軍事オタクが喜びそうな面白エピソードって時点で疑った方がいいんだけどな
まあそういう面白エピソードを裏取りもせずに鵜呑みにしたがるのが軍事オタクなんだろうけど
まあそういう面白エピソードを裏取りもせずに鵜呑みにしたがるのが軍事オタクなんだろうけど
618GF長官
2020/11/11(水) 23:02:00.20ID:dXGQtkge619GF長官
2020/11/11(水) 23:02:39.36ID:dXGQtkge >>616
そうそう、面白エピソード大好きですよねぇ
曰くー
戸籍上死亡している人から郵便投票が届いた?
一晩で7千票しか集計できなかったのに、夜明け前の数時間で13万票?
再集計で当確消滅?
わろすわろす
そうそう、面白エピソード大好きですよねぇ
曰くー
戸籍上死亡している人から郵便投票が届いた?
一晩で7千票しか集計できなかったのに、夜明け前の数時間で13万票?
再集計で当確消滅?
わろすわろす
620GF長官
2020/11/11(水) 23:03:21.37ID:dXGQtkge >>617
豪州基地から現地までどのように伝わったのか気になるところですね。
第一次ソロモン海戦は、とにかく三川中将の行動力がすごい。
7日朝にガ島上陸の報を受けて、午後にはもう出撃してるんだから。
輸送船団を見逃したと批判されますが、揚陸途中で撤退させたんだから結果おーらい
豪州基地から現地までどのように伝わったのか気になるところですね。
第一次ソロモン海戦は、とにかく三川中将の行動力がすごい。
7日朝にガ島上陸の報を受けて、午後にはもう出撃してるんだから。
輸送船団を見逃したと批判されますが、揚陸途中で撤退させたんだから結果おーらい
621GF長官
2020/11/11(水) 23:24:02.47ID:dXGQtkge >>614の続き
フレッチャー少将の言葉にある、
>2ヶ月間もこれを待ち望んでいたー
二ヶ月前に何があったのかというと、3月10日のラエ・サラモア空襲。
このときもレキシントンとヨークタウンの2隻で、スタンレー山脈を越えて
日本軍基地に殺到。
輸送船4隻沈没他、13隻損傷と
当時、開戦以来最大の被害となりました。
フレッチャー少将の言葉にある、
>2ヶ月間もこれを待ち望んでいたー
二ヶ月前に何があったのかというと、3月10日のラエ・サラモア空襲。
このときもレキシントンとヨークタウンの2隻で、スタンレー山脈を越えて
日本軍基地に殺到。
輸送船4隻沈没他、13隻損傷と
当時、開戦以来最大の被害となりました。
622GF長官
2020/11/11(水) 23:24:46.41ID:dXGQtkge >>621の続き
意気揚々と引き揚げた米空母部隊でしたが、
その後の二ヶ月間何をやっていたのかと言うと、
「続く7週間は、最悪の航海が続いた。
ヨークタウンは哨戒任務に就いていた。
それはアメリカとオーストラリアを結ぶ大切な命綱を防衛するために
行ったり来たりする終わりのない航海だった」
(『空母ヨークタウン』P.フランク/著)p73
意気揚々と引き揚げた米空母部隊でしたが、
その後の二ヶ月間何をやっていたのかと言うと、
「続く7週間は、最悪の航海が続いた。
ヨークタウンは哨戒任務に就いていた。
それはアメリカとオーストラリアを結ぶ大切な命綱を防衛するために
行ったり来たりする終わりのない航海だった」
(『空母ヨークタウン』P.フランク/著)p73
623GF長官
2020/11/11(水) 23:25:33.63ID:dXGQtkge >>622の続き
僚艦レキシントンが真珠湾に帰投したのに対し、ヨークタウンは
そのまま南太平洋に残されたので、艦内には不満が渦巻いたとか。
単調な哨戒任務に、乗員は飽き飽きし、
「ヨークタウンのパイロットたちは戦闘に飢えていた」
の言葉通り、日本軍のツラギ上陸は好機到来だったのでしょう。
僚艦レキシントンが真珠湾に帰投したのに対し、ヨークタウンは
そのまま南太平洋に残されたので、艦内には不満が渦巻いたとか。
単調な哨戒任務に、乗員は飽き飽きし、
「ヨークタウンのパイロットたちは戦闘に飢えていた」
の言葉通り、日本軍のツラギ上陸は好機到来だったのでしょう。
624名無し三等兵
2020/11/12(木) 20:30:14.87ID:1BGGdd8Z >>617
他の資料を調べてみるなどだろうか?
歴史街道2020年7月号の記事にインド洋作戦のコロンボ空襲時に英巡洋艦を発見して艦攻を雷装に戻す命令をした際、山口少将が直ちに攻撃隊を発進させるように意見具申をしたとの情報があるのだが、
自分が知っている範囲では他の資料などでは、この時に山口少将が意見具申をしたという情報を見つけられなかったなどから、どうなんだろうと思うことがある。
他の資料を調べてみるなどだろうか?
歴史街道2020年7月号の記事にインド洋作戦のコロンボ空襲時に英巡洋艦を発見して艦攻を雷装に戻す命令をした際、山口少将が直ちに攻撃隊を発進させるように意見具申をしたとの情報があるのだが、
自分が知っている範囲では他の資料などでは、この時に山口少将が意見具申をしたという情報を見つけられなかったなどから、どうなんだろうと思うことがある。
625GF長官
2020/11/12(木) 21:58:24.21ID:8FIfC0fy626GF長官
2020/11/12(木) 22:26:35.95ID:8FIfC0fy >>623の続き
その興奮ぶりは、戦闘報告の中にも表れていて、
「5月4日、ビッグEはニミッツへのフレッチャーの報告を傍受した。
レキシントンが給油している間に、フレッチャーはヨークタウンで
北方に突進し、ツラギの空襲に急降下爆撃機と雷撃機を派遣した。
敵はこのとき、そこに水上機基地を建設中であった。
フレッチャーは大戦果を報告し、”きわめて愉快である!”
という感嘆符でメッセージをしめくくっていた」
(『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p130
その興奮ぶりは、戦闘報告の中にも表れていて、
「5月4日、ビッグEはニミッツへのフレッチャーの報告を傍受した。
レキシントンが給油している間に、フレッチャーはヨークタウンで
北方に突進し、ツラギの空襲に急降下爆撃機と雷撃機を派遣した。
敵はこのとき、そこに水上機基地を建設中であった。
フレッチャーは大戦果を報告し、”きわめて愉快である!”
という感嘆符でメッセージをしめくくっていた」
(『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p130
627GF長官
2020/11/12(木) 22:31:01.27ID:8FIfC0fy >>626の続き
まぁ、実際は大戦果でもなかったのですが、それはさておき。
なにせ米海軍には、「航海中は禁酒」という、血も涙もない掟が
ありますからねぇ
このあとフレッチャー少将は真珠湾に帰投し、休む間もなく、
ミッドウェー作戦に投入されることになるのですが、
到着早々ニミッツに呼び出されたとき、
quick drink first(まず先に酒だ)
と伝記にも書かれていますね。
まぁ、実際は大戦果でもなかったのですが、それはさておき。
なにせ米海軍には、「航海中は禁酒」という、血も涙もない掟が
ありますからねぇ
このあとフレッチャー少将は真珠湾に帰投し、休む間もなく、
ミッドウェー作戦に投入されることになるのですが、
到着早々ニミッツに呼び出されたとき、
quick drink first(まず先に酒だ)
と伝記にも書かれていますね。
628GF長官
2020/11/12(木) 22:31:31.75ID:8FIfC0fy629名無し三等兵
2020/11/12(木) 22:51:02.84ID:1BGGdd8Z >>625
意見具申の理由はもし付近に英機動部隊がいた場合、兵装転換中に攻撃を受けたら危険と考えたというような感じの内容だったと思います。
意見具申の理由はもし付近に英機動部隊がいた場合、兵装転換中に攻撃を受けたら危険と考えたというような感じの内容だったと思います。
630GF長官
2020/11/13(金) 23:43:31.15ID:z5LGBp96631名無し三等兵
2020/11/14(土) 19:44:39.09ID:YyMxOUvF >>630
南雲長官も巡洋艦を発見した索敵機にその周りを探させているし、現に巡洋艦は主力艦隊に合流しようと航行していたわけで認識は何も間違ってない。山口司令との違いはリスクをどうとるかの問題だね。
南雲長官も巡洋艦を発見した索敵機にその周りを探させているし、現に巡洋艦は主力艦隊に合流しようと航行していたわけで認識は何も間違ってない。山口司令との違いはリスクをどうとるかの問題だね。
632GF長官
2020/11/14(土) 20:08:21.62ID:YFzmB+Lm633GF長官
2020/11/14(土) 20:25:19.34ID:YFzmB+Lm >>628
同じ酒呑みとして、その気持ちはよ〜く理解できますが、
少し落ち着いて、本題に戻りましょう。
アメリカ側の作戦目的は、
「日本軍のポートモレスビー攻略を阻止し、米豪連絡線を維持すること」
そのために最優先目標となるのが、
「日本空母部隊の捕捉撃滅」
同じ酒呑みとして、その気持ちはよ〜く理解できますが、
少し落ち着いて、本題に戻りましょう。
アメリカ側の作戦目的は、
「日本軍のポートモレスビー攻略を阻止し、米豪連絡線を維持すること」
そのために最優先目標となるのが、
「日本空母部隊の捕捉撃滅」
634GF長官
2020/11/14(土) 20:26:11.35ID:YFzmB+Lm >>633の続き
航空支援が得られない状況での上陸作戦なんて、まず不可能だから。
それを考慮すると、今回はツラギ奇襲は、
その積極果敢な姿勢は評価すべきものの、
作戦全体で見た場合、やや軽率だったのではないかと。
航空支援が得られない状況での上陸作戦なんて、まず不可能だから。
それを考慮すると、今回はツラギ奇襲は、
その積極果敢な姿勢は評価すべきものの、
作戦全体で見た場合、やや軽率だったのではないかと。
635GF長官
2020/11/14(土) 20:27:32.43ID:YFzmB+Lm >>634の続き
ミッドウェーでもそうでしたが、攻勢側が上陸作戦を実施する際、
最も懸念されるのは、敵空母の所在です。
しばしば敗因のひとつとして挙げられる上陸支援と敵空母撃滅の
「二重の作戦目的」ですが、
これはGFの作戦計画が不味かったのではなく、
攻勢側の必然とも呼べるものです。
ミッドウェーでもそうでしたが、攻勢側が上陸作戦を実施する際、
最も懸念されるのは、敵空母の所在です。
しばしば敗因のひとつとして挙げられる上陸支援と敵空母撃滅の
「二重の作戦目的」ですが、
これはGFの作戦計画が不味かったのではなく、
攻勢側の必然とも呼べるものです。
636GF長官
2020/11/14(土) 20:28:39.04ID:YFzmB+Lm >>635の続き
後半戦、アメリカ側が攻勢側にまわったとき、
マリアナでもレイテでも、米機動部隊は二つを同時に遂行していますよね。
マリアナでスプルーアンスは、
小澤機動部隊の目的が上陸部隊と誤判断し、敵に先手を取られた。
レイテでハルゼーは、
小澤艦隊にまんまと吊り上げられて、上陸部隊を危機に陥れた。
どちらも日本側の意図を見誤っています。
後半戦、アメリカ側が攻勢側にまわったとき、
マリアナでもレイテでも、米機動部隊は二つを同時に遂行していますよね。
マリアナでスプルーアンスは、
小澤機動部隊の目的が上陸部隊と誤判断し、敵に先手を取られた。
レイテでハルゼーは、
小澤艦隊にまんまと吊り上げられて、上陸部隊を危機に陥れた。
どちらも日本側の意図を見誤っています。
637GF長官
2020/11/15(日) 19:54:01.13ID:DLpusPL2 >>624
本日届きました。>歴史街道2020年7月号
山口少将の即時発進具申は、松田十刻氏の記事の方ですね。
「これに憤慨したのは二航戦司令官の山口多聞少将である。
もしも付近に敵機動部隊がいて、兵装転換中に攻撃されたら、
ひとたまりもない。
危機感を抱いた山口は、赤城へ向けて発光信号を送り、
直ちに攻撃隊を発進させるよう意見具申した」(p94)
なんかミッドウェーの戦記からコピペしたような文章ですね・・・
本日届きました。>歴史街道2020年7月号
山口少将の即時発進具申は、松田十刻氏の記事の方ですね。
「これに憤慨したのは二航戦司令官の山口多聞少将である。
もしも付近に敵機動部隊がいて、兵装転換中に攻撃されたら、
ひとたまりもない。
危機感を抱いた山口は、赤城へ向けて発光信号を送り、
直ちに攻撃隊を発進させるよう意見具申した」(p94)
なんかミッドウェーの戦記からコピペしたような文章ですね・・・
638GF長官
2020/11/15(日) 20:01:55.70ID:DLpusPL2 >>637の続き
当時は艦攻隊(五航戦)が雷装復旧中で、これは出せません。
艦爆隊(赤城+二航戦)は陸用爆弾で出しても、撃沈は望めない。
仮に強引に発進させたところで、艦内には収容した第一次攻撃隊を
再編成中なので、「攻撃されたらひとたまりもない」状況は同じ。
もっといえば、「陸上機」に攻撃されても、ひとたまりもないので、
(実際9日のツリンコマリ空襲で英ブレニム機の奇襲で赤城が夾叉された)
敵巡洋艦を発見したことが即時発進の動機となるのは・・・?
う〜ん、何に憤慨したんだろう
当時は艦攻隊(五航戦)が雷装復旧中で、これは出せません。
艦爆隊(赤城+二航戦)は陸用爆弾で出しても、撃沈は望めない。
仮に強引に発進させたところで、艦内には収容した第一次攻撃隊を
再編成中なので、「攻撃されたらひとたまりもない」状況は同じ。
もっといえば、「陸上機」に攻撃されても、ひとたまりもないので、
(実際9日のツリンコマリ空襲で英ブレニム機の奇襲で赤城が夾叉された)
敵巡洋艦を発見したことが即時発進の動機となるのは・・・?
う〜ん、何に憤慨したんだろう
639GF長官
2020/11/16(月) 23:17:43.44ID:SN0Ye/Kh >>636の続き
このように、攻勢側にとって「二重の作戦目的」は避けては
通れない道なのですが、
これの何が困るかというと、
作戦遂行中に分岐点があると、判断を誤る余地が生まれて
しまうというところです。
前線の指揮官の情勢判断は、まさに”暗中模索”なので、
選択肢が多ければ多いほど、間違う危険率も高まってしまう。
このように、攻勢側にとって「二重の作戦目的」は避けては
通れない道なのですが、
これの何が困るかというと、
作戦遂行中に分岐点があると、判断を誤る余地が生まれて
しまうというところです。
前線の指揮官の情勢判断は、まさに”暗中模索”なので、
選択肢が多ければ多いほど、間違う危険率も高まってしまう。
640GF長官
2020/11/16(月) 23:19:10.17ID:SN0Ye/Kh >>639の続き
その点、守勢側に心配は無用。
マリアナの小澤長官や、レイテの栗田長官が
「米空母は出てくるだろうか」と思い悩むことは1ミリも無いですよね。
矛盾のように聞こえますが、
兵力の比較では劣勢の守勢側の方が、作戦目標を”自由に”選べるのです。
敵空母部隊か、敵上陸船団か、あるいはその両方か。
目標が決まったら、あとは索敵して発見して攻撃するだけ。
迷いが介在する余地はありません。
その点、守勢側に心配は無用。
マリアナの小澤長官や、レイテの栗田長官が
「米空母は出てくるだろうか」と思い悩むことは1ミリも無いですよね。
矛盾のように聞こえますが、
兵力の比較では劣勢の守勢側の方が、作戦目標を”自由に”選べるのです。
敵空母部隊か、敵上陸船団か、あるいはその両方か。
目標が決まったら、あとは索敵して発見して攻撃するだけ。
迷いが介在する余地はありません。
641GF長官
2020/11/16(月) 23:19:46.10ID:SN0Ye/Kh >>640の続き
逆に攻勢側は「敵の出方待ち」なので、全方位で防備をかためて
おかねばならず、すべて面倒をみることは不可能なので、
どうしても偏りが生じてしまい、そこを敵に突かれると厄介なことになる。
これは指揮官にとっては、非常に”やりにくい”。
逆に攻勢側は「敵の出方待ち」なので、全方位で防備をかためて
おかねばならず、すべて面倒をみることは不可能なので、
どうしても偏りが生じてしまい、そこを敵に突かれると厄介なことになる。
これは指揮官にとっては、非常に”やりにくい”。
642名無し三等兵
2020/11/16(月) 23:44:20.36ID:lucJJT/u >>638
史実でどうだったかは何とも言えないところだとは思いますが
山口多聞はミッドウェーの時の印象が独り歩きしてしまっているように感じます
「悲劇の名将」という評がいつのまにか架空の「山口多聞」という存在を作り出してしまって
それにふさわしい役割をその存在に演じさせてしまっている感じでしょうか
史実でどうだったかは何とも言えないところだとは思いますが
山口多聞はミッドウェーの時の印象が独り歩きしてしまっているように感じます
「悲劇の名将」という評がいつのまにか架空の「山口多聞」という存在を作り出してしまって
それにふさわしい役割をその存在に演じさせてしまっている感じでしょうか
643名無し三等兵
2020/11/17(火) 10:41:44.18ID:9YCZkjBo >>642
山口司令は良くも悪くも積極策を取る人物だと思います。南太平洋海戦のような双方が何度も攻撃しあうような空母戦になったら数が揃わないうちに小出しに攻撃隊を出して結果的な大きな損害を被ることをやらかしそう。
山口司令は良くも悪くも積極策を取る人物だと思います。南太平洋海戦のような双方が何度も攻撃しあうような空母戦になったら数が揃わないうちに小出しに攻撃隊を出して結果的な大きな損害を被ることをやらかしそう。
644GF長官
2020/11/17(火) 22:49:46.44ID:k4AcsYFb645GF長官
2020/11/17(火) 23:29:00.53ID:k4AcsYFb646GF長官
2020/11/17(火) 23:30:22.14ID:k4AcsYFb >>645の続き
先の”法則”をあてはめれば、MO機動部隊の方が、
米機動部隊の動静に振り回されるはずですが、
実際は、そうはなりませんでした。
その答えが、5月4日ヨークタウンによるツラギ奇襲です。
単発機の空襲を受けたということは、200浬圏内に米空母が居る
ことの証明です。
先の”法則”をあてはめれば、MO機動部隊の方が、
米機動部隊の動静に振り回されるはずですが、
実際は、そうはなりませんでした。
その答えが、5月4日ヨークタウンによるツラギ奇襲です。
単発機の空襲を受けたということは、200浬圏内に米空母が居る
ことの証明です。
647GF長官
2020/11/17(火) 23:31:52.94ID:k4AcsYFb >>646の続き
人類史上初の空母決戦は、この後の5月7日に開始されるのですが、
その3日も前に、米空母は自ら所在を明らかにしたことになります。
これは日本空母を指揮する原少将にとっては、
ものすごーく有り難い話ですよね。
人類史上初の空母決戦は、この後の5月7日に開始されるのですが、
その3日も前に、米空母は自ら所在を明らかにしたことになります。
これは日本空母を指揮する原少将にとっては、
ものすごーく有り難い話ですよね。
648名無し三等兵
2020/11/18(水) 12:26:10.34ID:plWuJOf0 >>647
原少将にとってはそうかもしれないが、井上中将にとっては迷惑な話かもな
まあ、遅かれ早かれ出現する可能性十分あると思われていたとはいえ、所在不明のままで最後まで所在不明、つまり来ないままの方がすごーく有り難い話なのだから
原少将にとってはそうかもしれないが、井上中将にとっては迷惑な話かもな
まあ、遅かれ早かれ出現する可能性十分あると思われていたとはいえ、所在不明のままで最後まで所在不明、つまり来ないままの方がすごーく有り難い話なのだから
650GF長官
2020/11/18(水) 22:58:28.08ID:gLfw/XuJ651GF長官
2020/11/18(水) 23:00:20.36ID:gLfw/XuJ >>650の続き
例えば、基地航空隊が一日索敵したけど、米空母は見つかりませんでした。
MO機動部隊は、その日、午前と午後の二回索敵機を出しただけです。
こういう状況になったとき、
「翌日もそれでいいよ、なにせ敵空母撃滅に専念、なんだから」
と許してくれるでしょうか。
例えば、基地航空隊が一日索敵したけど、米空母は見つかりませんでした。
MO機動部隊は、その日、午前と午後の二回索敵機を出しただけです。
こういう状況になったとき、
「翌日もそれでいいよ、なにせ敵空母撃滅に専念、なんだから」
と許してくれるでしょうか。
652GF長官
2020/11/18(水) 23:01:52.41ID:gLfw/XuJ >>651の続き
南洋部隊(第四艦隊)の面々は、
「せっかく来たんだから、ちゃんと仕事してくれよ」
と不満たらたらだろうし、
いや、もう敵空母は出て来ないんだから、
やっぱり豪州基地を叩こうぜ、と
朝令暮改のGF司令部が介入してきたりしないでしょうか。
で、いざ豪州に向かおうとしたら、背後で米空母出現・・・
こうなると、何しに来たのか、分からなくなりますよね。
南洋部隊(第四艦隊)の面々は、
「せっかく来たんだから、ちゃんと仕事してくれよ」
と不満たらたらだろうし、
いや、もう敵空母は出て来ないんだから、
やっぱり豪州基地を叩こうぜ、と
朝令暮改のGF司令部が介入してきたりしないでしょうか。
で、いざ豪州に向かおうとしたら、背後で米空母出現・・・
こうなると、何しに来たのか、分からなくなりますよね。
653名無し三等兵
2020/11/18(水) 23:16:55.93ID:5XTlf39P 42年8月のガダルカナル上陸の米側は日本空母はすぐにはきっと来ないだろうという想定でやっていたけどな
普通に考えて、揚陸終わるまでに空母の迎撃は受けないというか日本側が出撃しても間に合わわないだろう
居るとすれば上陸読まれてすでに待ち伏せくらいしかないが、そんなのまず考えられないはず
という理屈で
これなんてミッd(ry
まあ第二次ソロモン海戦の場合は、いずれ来るだろうけどまだ日空母来ないだろと思ったら来てたパターンだけど
普通に考えて、揚陸終わるまでに空母の迎撃は受けないというか日本側が出撃しても間に合わわないだろう
居るとすれば上陸読まれてすでに待ち伏せくらいしかないが、そんなのまず考えられないはず
という理屈で
これなんてミッd(ry
まあ第二次ソロモン海戦の場合は、いずれ来るだろうけどまだ日空母来ないだろと思ったら来てたパターンだけど
654名無し三等兵
2020/11/18(水) 23:37:45.85ID:5XTlf39P >>652
不満も何も、南洋部隊の指揮下なんだからどうするかは南洋部隊が指令出すだけでしょうよ
だからポートモレスビーに対する空襲の可能性は消してなく、後からやれって言うかもしれないよと前もってMO機動部隊に言ってる
米空母は来ない、ポートモレスビーに対する航空戦は苦戦中
それがなんだ、MO機動部隊は空母出現の備えだからひたすらそれだけしかない
で、いざ捜索続行してたらポートモレスビー攻略失敗、なお米空母は最後まで出現せず・・・
こうなると、何しに来たのか、分からなくなりますよね。
不満も何も、南洋部隊の指揮下なんだからどうするかは南洋部隊が指令出すだけでしょうよ
だからポートモレスビーに対する空襲の可能性は消してなく、後からやれって言うかもしれないよと前もってMO機動部隊に言ってる
米空母は来ない、ポートモレスビーに対する航空戦は苦戦中
それがなんだ、MO機動部隊は空母出現の備えだからひたすらそれだけしかない
で、いざ捜索続行してたらポートモレスビー攻略失敗、なお米空母は最後まで出現せず・・・
こうなると、何しに来たのか、分からなくなりますよね。
655GF長官
2020/11/19(木) 23:16:18.80ID:c/dcx9hK656GF長官
2020/11/19(木) 23:31:37.27ID:c/dcx9hK >>652の続き
上記は極端な例にしても、
米空母を発見できない状況が続いた場合、MO機動部隊指揮官は
なんらかの決断を下さなければならない。
そして分岐点があるだけ、そこに誤判断が介在する危険が大きく
なるのです。
上記は極端な例にしても、
米空母を発見できない状況が続いた場合、MO機動部隊指揮官は
なんらかの決断を下さなければならない。
そして分岐点があるだけ、そこに誤判断が介在する危険が大きく
なるのです。
657GF長官
2020/11/19(木) 23:33:50.48ID:c/dcx9hK658GF長官
2020/11/19(木) 23:34:59.85ID:c/dcx9hK >>657の続き
例えば、ミッドウェー作戦において、
島空襲前日(6月4日)に日本輸送船団が発見されたとき、
ニミッツ長官は、わざわざフレッチャー少将宛てに打電して、
「これは敵主力部隊にあらず」(意訳:早まって攻撃するなよ)
と念押ししており、
フレッチャー少将も
「言われんでも分かってるって(意訳)」
と自重していた。
例えば、ミッドウェー作戦において、
島空襲前日(6月4日)に日本輸送船団が発見されたとき、
ニミッツ長官は、わざわざフレッチャー少将宛てに打電して、
「これは敵主力部隊にあらず」(意訳:早まって攻撃するなよ)
と念押ししており、
フレッチャー少将も
「言われんでも分かってるって(意訳)」
と自重していた。
659GF長官
2020/11/19(木) 23:36:22.43ID:c/dcx9hK660名無し三等兵
2020/11/20(金) 19:07:59.10ID:GHG9/4ZK661名無し三等兵
2020/11/20(金) 20:26:01.37ID:LJhHFGMg >>658
>ニミッツ長官は空母戦を前に攻撃して敵に存在を悟られないよう念を押した。
暗号解読して敵艦隊の編成や航路、時間まで分かってるミッドの件はともかく、
敵は島を攻略に来た。常識的に考えて機動部隊と上陸船団の最低二手に分かれてると思われる。で索敵機は敵艦隊を発見したが空母なのか輸送船なのか水上艦なのかあやふや。こういう場合はどう決断すればいいのかな?
>ニミッツ長官は空母戦を前に攻撃して敵に存在を悟られないよう念を押した。
暗号解読して敵艦隊の編成や航路、時間まで分かってるミッドの件はともかく、
敵は島を攻略に来た。常識的に考えて機動部隊と上陸船団の最低二手に分かれてると思われる。で索敵機は敵艦隊を発見したが空母なのか輸送船なのか水上艦なのかあやふや。こういう場合はどう決断すればいいのかな?
662GF長官
2020/11/20(金) 20:54:45.64ID:+QL7oQAt663GF長官
2020/11/20(金) 20:56:34.81ID:+QL7oQAt >>662の続き
そもそも、MO機動部隊は
「5月6日、7日の両日、ツラギ南方300浬附近を機宜行動、
敵有力部隊に備える」となっています。
そこからポートモレスビー方面へは800浬も離れていますから、
移動だけでも丸二日はかかります。
何より、航空索敵とは誤報の宝庫であり、
”きれいな形”の敵空母発見電がもたらされるとは限りません。
4月末にも、珊瑚礁の岩を敵空母と誤認した騒動があったばかりです。
結局、MO機動部隊はツラギ南方海面からなかなか離れられずに、
>「せっかく来たんだから、ちゃんと仕事してくれよ」
と不満たらたらになるのでは、という推測です。
そもそも、MO機動部隊は
「5月6日、7日の両日、ツラギ南方300浬附近を機宜行動、
敵有力部隊に備える」となっています。
そこからポートモレスビー方面へは800浬も離れていますから、
移動だけでも丸二日はかかります。
何より、航空索敵とは誤報の宝庫であり、
”きれいな形”の敵空母発見電がもたらされるとは限りません。
4月末にも、珊瑚礁の岩を敵空母と誤認した騒動があったばかりです。
結局、MO機動部隊はツラギ南方海面からなかなか離れられずに、
>「せっかく来たんだから、ちゃんと仕事してくれよ」
と不満たらたらになるのでは、という推測です。
664GF長官
2020/11/20(金) 21:00:35.43ID:+QL7oQAt >>661
そういうときは、間違いなく「攻撃」です。
それが出来ない指揮官は、即刻辞表を出せ、かな。
ミッドウェーって、あまりに詳細まで日本軍の行動が分かってたことに
なっているので、それを基準に考えるのは、かえって”常識”を見失うかと。
そういうときは、間違いなく「攻撃」です。
それが出来ない指揮官は、即刻辞表を出せ、かな。
ミッドウェーって、あまりに詳細まで日本軍の行動が分かってたことに
なっているので、それを基準に考えるのは、かえって”常識”を見失うかと。
665GF長官
2020/11/20(金) 21:17:57.60ID:+QL7oQAt >>659の続き
もちろん単独の戦闘行動として、ツラギ奇襲を見た場合、
フレッチャー少将の着想は高く評価すべきです。
敵の上陸を許してしまった場合、
何より大事なのは、”初動対応”であり、
時間が経てば経つほど、敵上陸拠点の防御力は強化されて
奪還が難しくなっていくのは、ガダルカナル島の戦いが示す通り。
(時系列は逆ですが)
もちろん単独の戦闘行動として、ツラギ奇襲を見た場合、
フレッチャー少将の着想は高く評価すべきです。
敵の上陸を許してしまった場合、
何より大事なのは、”初動対応”であり、
時間が経てば経つほど、敵上陸拠点の防御力は強化されて
奪還が難しくなっていくのは、ガダルカナル島の戦いが示す通り。
(時系列は逆ですが)
666GF長官
2020/11/20(金) 21:21:40.08ID:+QL7oQAt >>665の続き
たとえ兵力は揃えられなくても、速やかに連続攻撃を実施し、
敵にひと息つく余裕を与えてはならない。
その点、日本軍のツラギ上陸を知った翌日に、
ヨークタウン単独でも空襲を敢行した、フレッチャー少将の決断は
正解と言えるでしょう。
ガダルカナル島のときは、8月7日朝に敵上陸の報が入って、
午後には早くも第八艦隊がラバウルを出撃しています。
三川中将の英断ですね。
たとえ兵力は揃えられなくても、速やかに連続攻撃を実施し、
敵にひと息つく余裕を与えてはならない。
その点、日本軍のツラギ上陸を知った翌日に、
ヨークタウン単独でも空襲を敢行した、フレッチャー少将の決断は
正解と言えるでしょう。
ガダルカナル島のときは、8月7日朝に敵上陸の報が入って、
午後には早くも第八艦隊がラバウルを出撃しています。
三川中将の英断ですね。
667GF長官
2020/11/20(金) 21:22:34.96ID:+QL7oQAt668GF長官
2020/11/20(金) 21:23:58.76ID:+QL7oQAt >>667の続き
ここで日本軍に、ツラギを押さえられてしまうと、
ソロモン諸島のちょうど中央に、敵哨戒基地が出来てしまう。
珊瑚海の東半分も、日本側の勢力圏に入ることになり、
この後、珊瑚海で空母が行動する上で、極めて不利になるので、
それを阻止しようとしたフレッチャー少将の戦術眼もまた、
正解と言わねばなりません。
ここで日本軍に、ツラギを押さえられてしまうと、
ソロモン諸島のちょうど中央に、敵哨戒基地が出来てしまう。
珊瑚海の東半分も、日本側の勢力圏に入ることになり、
この後、珊瑚海で空母が行動する上で、極めて不利になるので、
それを阻止しようとしたフレッチャー少将の戦術眼もまた、
正解と言わねばなりません。
669名無し三等兵
2020/11/20(金) 21:47:19.96ID:911oODDm >>663
翌日空襲に拘っているようだけど、数日前から言えば済む話でしょう
第四艦隊がMO機動部隊は5月7日か8日に空襲やれって言うかも、って言っているのは、
5月6日、7日の両日、ツラギ南方300浬附近で機宜行動となっているけど、それはしなくていいからモレスビーへ向かえってこと
そして第四艦隊がそういう命令を出すのはポートモレスビーの航空兵力未だ健在の時であり、攻略作戦が危ぶまれそうな時というところ
敵有力部隊発見、もう珊瑚海に米空母居ると判明なら話は別だけど、単にまだ発見できてないってだけなら命令に逆らないツラギ海域に留まり続けるということなんてしないよ
翌日空襲に拘っているようだけど、数日前から言えば済む話でしょう
第四艦隊がMO機動部隊は5月7日か8日に空襲やれって言うかも、って言っているのは、
5月6日、7日の両日、ツラギ南方300浬附近で機宜行動となっているけど、それはしなくていいからモレスビーへ向かえってこと
そして第四艦隊がそういう命令を出すのはポートモレスビーの航空兵力未だ健在の時であり、攻略作戦が危ぶまれそうな時というところ
敵有力部隊発見、もう珊瑚海に米空母居ると判明なら話は別だけど、単にまだ発見できてないってだけなら命令に逆らないツラギ海域に留まり続けるということなんてしないよ
670名無し三等兵
2020/11/20(金) 22:04:34.04ID:911oODDm >>668
あそこは元々、連合軍の飛行艇基地やで
小規模とはいえ飛行艇PBYの基地ですがな
撤退したとはいえ、つい最近の4月末までは豪軍が使用してたわけで、ツラギの重要性は連合軍だって前々からわかってるのが当然っていうかね
あそこは元々、連合軍の飛行艇基地やで
小規模とはいえ飛行艇PBYの基地ですがな
撤退したとはいえ、つい最近の4月末までは豪軍が使用してたわけで、ツラギの重要性は連合軍だって前々からわかってるのが当然っていうかね
671GF長官
2020/11/20(金) 22:18:23.18ID:+QL7oQAt >>669
ありがとうございます。ここの部分、確認なのですが、
>それはしなくていいからモレスビーへ向かえってこと
第五戦隊機密838番電(公刊戦史p192)では、
「6日、7日両日ツラギ南西方300浬附近を機宜行動、敵有力部隊の出現に備え、
8日第二次補給を行う。
補給地点を南緯10度20分、東経157度0分(ニュージョージア島の南西)
補給開始時刻を8日0500時とす」
ありがとうございます。ここの部分、確認なのですが、
>それはしなくていいからモレスビーへ向かえってこと
第五戦隊機密838番電(公刊戦史p192)では、
「6日、7日両日ツラギ南西方300浬附近を機宜行動、敵有力部隊の出現に備え、
8日第二次補給を行う。
補給地点を南緯10度20分、東経157度0分(ニュージョージア島の南西)
補給開始時刻を8日0500時とす」
672GF長官
2020/11/20(金) 22:20:01.09ID:+QL7oQAt >>671の続き
ここまでは出撃前に決まっているのかと思っていましたが、
>第四艦隊がMO機動部隊は5月7日か8日に空襲やれって言うかも、
これは、どの時点で判断するのですか。
ちなみに本職がこだわっているのは、翌日空襲ではなく、
>数日前から言えば済む話でしょう
数日前から判断しなければならない、というところですね。
ここまでは出撃前に決まっているのかと思っていましたが、
>第四艦隊がMO機動部隊は5月7日か8日に空襲やれって言うかも、
これは、どの時点で判断するのですか。
ちなみに本職がこだわっているのは、翌日空襲ではなく、
>数日前から言えば済む話でしょう
数日前から判断しなければならない、というところですね。
673GF長官
2020/11/20(金) 22:52:47.80ID:+QL7oQAt674GF長官
2020/11/21(土) 19:32:20.64ID:rgHbIpvF675GF長官
2020/11/21(土) 19:35:22.85ID:rgHbIpvF >>674の続き
ちょうど、フレッチャー少将がツラギ奇襲を実施している最中に、
MO機動部隊は、同じ珊瑚海に出現するのです。
『モリソン戦史』によれば、ヨークタウンはガダルカナル島の南方
100浬まで接近して、午後にかけて東進しながら、三度攻撃隊を出している。
そのわずか200〜300浬東方には、日本空母が居るはずだったのです。
しかもそれに全く気付いていない。
ちょうど、フレッチャー少将がツラギ奇襲を実施している最中に、
MO機動部隊は、同じ珊瑚海に出現するのです。
『モリソン戦史』によれば、ヨークタウンはガダルカナル島の南方
100浬まで接近して、午後にかけて東進しながら、三度攻撃隊を出している。
そのわずか200〜300浬東方には、日本空母が居るはずだったのです。
しかもそれに全く気付いていない。
676GF長官
2020/11/21(土) 19:36:03.89ID:rgHbIpvF >>675の続き
間違いなく午後には、五航戦の攻撃隊がオールド・ヨーキィを
捕捉していたでしょう。
こうなると、ヨークタウン単独で行動を起こした積極精神があだとなり、
兵力分散、各個撃破の愚策と転じてしまいます。
その評価は一変していたものと思われます。
間違いなく午後には、五航戦の攻撃隊がオールド・ヨーキィを
捕捉していたでしょう。
こうなると、ヨークタウン単独で行動を起こした積極精神があだとなり、
兵力分散、各個撃破の愚策と転じてしまいます。
その評価は一変していたものと思われます。
677GF長官
2020/11/21(土) 19:36:54.37ID:rgHbIpvF >>676の続き
私見にはなりますが、
例えば、ツラギ奇襲をハルゼーがやったのなら誰もが納得しますよね。
いかにも彼らしい。
しかしフレッチャー少将は、どちらかというと、その対極に位置する
慎重な指揮官ではなかったかなと。
私見にはなりますが、
例えば、ツラギ奇襲をハルゼーがやったのなら誰もが納得しますよね。
いかにも彼らしい。
しかしフレッチャー少将は、どちらかというと、その対極に位置する
慎重な指揮官ではなかったかなと。
678GF長官
2020/11/21(土) 19:38:41.98ID:rgHbIpvF >>677の続き
本職の中では、ちょっとした驚きなのですが、ひとつの推論として、
アーネスト・キング元帥の存在があるのかも。
彼のフレッチャー少将に対する評価は低く、
この後の珊瑚海海戦で、
一日目の日没後に、日本空母に夜襲を実施しなかったことと、
二日目にレキシントンを沈めてしまったことで、
さらに当たりがきつくなります。
本職の中では、ちょっとした驚きなのですが、ひとつの推論として、
アーネスト・キング元帥の存在があるのかも。
彼のフレッチャー少将に対する評価は低く、
この後の珊瑚海海戦で、
一日目の日没後に、日本空母に夜襲を実施しなかったことと、
二日目にレキシントンを沈めてしまったことで、
さらに当たりがきつくなります。
679GF長官
2020/11/21(土) 19:39:29.81ID:rgHbIpvF >>678の続き
フレッチャー少将の方も、それを敏感に感じ取っていて、
ここらで積極姿勢を見せとかないと、更迭されるかも・・・
と思っての行動じゃなかろうか。
日本海軍の年功序列主義に対して、
米海軍の能力成果主義が、ことさら持ち上げられますが、
往々にしてそれは上官の”好み”に左右される、不公平な人事であることを
覚えておく必要があるかと。
フレッチャー少将の方も、それを敏感に感じ取っていて、
ここらで積極姿勢を見せとかないと、更迭されるかも・・・
と思っての行動じゃなかろうか。
日本海軍の年功序列主義に対して、
米海軍の能力成果主義が、ことさら持ち上げられますが、
往々にしてそれは上官の”好み”に左右される、不公平な人事であることを
覚えておく必要があるかと。
680GF長官
2020/11/23(月) 23:21:08.87ID:KRzLmAOC >>679の続き
以上を見ると、日本側の作戦計画、特にMO機動部隊の行動予定が
秀逸であることが感じ取れるのではないかと。
MO作戦計画では、輸送船団はラバウルを出撃して、まっすぐ南下して
珊瑚海へ向かいます。
この間、ずっと敵の偵察圏内を航行することになる。
以上を見ると、日本側の作戦計画、特にMO機動部隊の行動予定が
秀逸であることが感じ取れるのではないかと。
MO作戦計画では、輸送船団はラバウルを出撃して、まっすぐ南下して
珊瑚海へ向かいます。
この間、ずっと敵の偵察圏内を航行することになる。
682GF長官
2020/11/23(月) 23:24:29.93ID:KRzLmAOC683GF長官
2020/11/23(月) 23:25:56.51ID:KRzLmAOC >>682の続き
とかく日本軍の作戦計画は叩かれがちで、
ミッドウェーの例を出すまでもなく、本作戦においても、
「しかしこの複雑な日本軍の作戦計画は、日本の海軍戦略における
根本的な欠点を示すものである。
すなわち日本軍の作戦計画立案者たちは、十分な兵力を配分する
時はいつでもきまって、その兵力を分散して、工夫の凝り過ぎた
計画を立案するのが常であった」 (『モリソン戦史』第三巻)p23
とかく日本軍の作戦計画は叩かれがちで、
ミッドウェーの例を出すまでもなく、本作戦においても、
「しかしこの複雑な日本軍の作戦計画は、日本の海軍戦略における
根本的な欠点を示すものである。
すなわち日本軍の作戦計画立案者たちは、十分な兵力を配分する
時はいつでもきまって、その兵力を分散して、工夫の凝り過ぎた
計画を立案するのが常であった」 (『モリソン戦史』第三巻)p23
684GF長官
2020/11/23(月) 23:27:08.79ID:KRzLmAOC >>683の続き
日本の戦記でも、たいていはこれをなぞったような評論ばかり。
果たして、それは公平な評価と言えるのでしょうか。
実際は、その”根本的な欠点”のある作戦計画の罠に
まんまとかかったヨークタウンが、MO機動部隊の攻撃圏内に
誘いこまれようとしていたのです。
まさに鴨がネギ背負って(ry
みっくみくにしてやんよ、状態だった!
日本の戦記でも、たいていはこれをなぞったような評論ばかり。
果たして、それは公平な評価と言えるのでしょうか。
実際は、その”根本的な欠点”のある作戦計画の罠に
まんまとかかったヨークタウンが、MO機動部隊の攻撃圏内に
誘いこまれようとしていたのです。
まさに鴨がネギ背負って(ry
みっくみくにしてやんよ、状態だった!
685GF長官
2020/11/23(月) 23:32:53.76ID:KRzLmAOC686名無し三等兵
2020/11/24(火) 22:34:12.66ID:9jeufk99 >>685
その時フレッチャーは敵艦隊の位置を把握できてて距離が近かったのに日没とともに距離を放したため、結果論でキングからあの時に接近して水上戦に持ち込むべきだったと避難されたのかな?
その時フレッチャーは敵艦隊の位置を把握できてて距離が近かったのに日没とともに距離を放したため、結果論でキングからあの時に接近して水上戦に持ち込むべきだったと避難されたのかな?
687GF長官
2020/11/24(火) 23:12:32.15ID:dQTf6DKN >>685の続き
MO機動部隊は、輸送船団に束縛されることもなく、
その機動性を活かして所在の秘匿に努め、
友軍基地航空隊の傘の下、着実に珊瑚海へ歩みを進める。
空母ってのは、こうやって使うんだよ、
分かったかな、すぷー君?
MO機動部隊は、輸送船団に束縛されることもなく、
その機動性を活かして所在の秘匿に努め、
友軍基地航空隊の傘の下、着実に珊瑚海へ歩みを進める。
空母ってのは、こうやって使うんだよ、
分かったかな、すぷー君?
688GF長官
2020/11/24(火) 23:14:04.45ID:dQTf6DKN >>687の続き
と講釈を垂れたかったのですが、残念ながらこの時、
5月4日、ヨークタウンがツラギを空襲していたとき、
MO機動部隊は、珊瑚海に居ませんでした。
当時は、ツラギの北方300浬の彼方を急速南下中で、
珊瑚海に進出したのは、予定よりも一日以上遅れた
5日の午後になってからでした。
と講釈を垂れたかったのですが、残念ながらこの時、
5月4日、ヨークタウンがツラギを空襲していたとき、
MO機動部隊は、珊瑚海に居ませんでした。
当時は、ツラギの北方300浬の彼方を急速南下中で、
珊瑚海に進出したのは、予定よりも一日以上遅れた
5日の午後になってからでした。
689GF長官
2020/11/24(火) 23:15:27.99ID:dQTf6DKN >>688の続き
当然ながら、米空母は南方に避退した後で、
どうして、こうなった!
というのが次のお話です。
本作戦において、MO機動部隊は
5月1日にトラックを出撃していますが、まっすぐ珊瑚海へ向かった
わけではありません。
ある”お使い”を頼まれていました。
それが、ラバウルへの零戦空輸問題です。
当然ながら、米空母は南方に避退した後で、
どうして、こうなった!
というのが次のお話です。
本作戦において、MO機動部隊は
5月1日にトラックを出撃していますが、まっすぐ珊瑚海へ向かった
わけではありません。
ある”お使い”を頼まれていました。
それが、ラバウルへの零戦空輸問題です。
690GF長官
2020/11/24(火) 23:16:29.48ID:dQTf6DKN691名無し三等兵
2020/11/25(水) 18:27:40.09ID:Dx5tRlM3 >>687
ガダルカナル上陸の米空母は輸送船団の近くにいたな
しかも島の見張り所から見えるくらいまで接近しとる
こっちの場合は何も言われすらしないな
結果的に橋頭堡確保で作戦成功したし、結果的にみんなダイスキ海戦に発展しなかったから興味無いせいかは知らんが
ガダルカナル上陸の米空母は輸送船団の近くにいたな
しかも島の見張り所から見えるくらいまで接近しとる
こっちの場合は何も言われすらしないな
結果的に橋頭堡確保で作戦成功したし、結果的にみんなダイスキ海戦に発展しなかったから興味無いせいかは知らんが
693GF長官
2020/11/25(水) 23:26:44.12ID:I9FWL9Hi >>689の続き
この零戦は、当時ラバウルに基地を置いていた台南航空隊に
供与するための零戦9機です。
これは本作戦の総指揮官である井上長官からの直々の命令でした。
本来ならこんな”雑用”は、商船改装の小型空母がやるような任務
であり、精鋭機動部隊を使うなんて、ぜいたくすぎますよね。
この零戦は、当時ラバウルに基地を置いていた台南航空隊に
供与するための零戦9機です。
これは本作戦の総指揮官である井上長官からの直々の命令でした。
本来ならこんな”雑用”は、商船改装の小型空母がやるような任務
であり、精鋭機動部隊を使うなんて、ぜいたくすぎますよね。
694GF長官
2020/11/25(水) 23:27:53.57ID:I9FWL9Hi >>693の続き
ただし今回のポートモレスビー攻略において、
ラバウル航空隊は最前線で戦っており、その航空撃滅戦の成果が
作戦の成否に直結するといっても過言ではない。
南東方面における基地航空隊は、
二十五航戦(山田定義少将)を基幹とし、
第一部隊(零戦隊)台南航空隊
第二部隊(一式陸攻隊)第四航空隊
第三部隊(九六陸攻隊)元山航空隊
第四部隊(大艇隊)横浜航空隊
ただし今回のポートモレスビー攻略において、
ラバウル航空隊は最前線で戦っており、その航空撃滅戦の成果が
作戦の成否に直結するといっても過言ではない。
南東方面における基地航空隊は、
二十五航戦(山田定義少将)を基幹とし、
第一部隊(零戦隊)台南航空隊
第二部隊(一式陸攻隊)第四航空隊
第三部隊(九六陸攻隊)元山航空隊
第四部隊(大艇隊)横浜航空隊
695GF長官
2020/11/25(水) 23:29:17.77ID:I9FWL9Hi696名無し三等兵
2020/11/26(木) 06:44:57.76ID:OpM/iDqB697GF長官
2020/11/26(木) 22:47:15.08ID:voFWQmo8 >>696
ありがとうございます。
「本来なら」と書いたのは主要任務でないという意味です。
ミッドウェーの時に六空零戦を分乗させたときのように、
他に手段が無かった場合は別として、
普段機体は、どのような手段で届けていたのだろうかと思いまして。
ラバウルの場合、攻略事前空襲のための零戦は、
「台南空への新機材は、4月3日五洲丸で零戦12機が分解輸送され、
次いで12日には特設空母春日丸で零戦24機が、それぞれラバウルに
到着した」 (公刊戦史)p205
春日丸以外に手段はあったものの、分解輸送となると効率が悪いので
近くを通るんだから、ついでにと考えるのは妥当かもしれません。
ありがとうございます。
「本来なら」と書いたのは主要任務でないという意味です。
ミッドウェーの時に六空零戦を分乗させたときのように、
他に手段が無かった場合は別として、
普段機体は、どのような手段で届けていたのだろうかと思いまして。
ラバウルの場合、攻略事前空襲のための零戦は、
「台南空への新機材は、4月3日五洲丸で零戦12機が分解輸送され、
次いで12日には特設空母春日丸で零戦24機が、それぞれラバウルに
到着した」 (公刊戦史)p205
春日丸以外に手段はあったものの、分解輸送となると効率が悪いので
近くを通るんだから、ついでにと考えるのは妥当かもしれません。
698GF長官
2020/11/26(木) 23:01:23.86ID:voFWQmo8 >>695の続き
その結果、ポートモレスビーの敵飛行機はおおむね
撃滅したものの、豪州から次々と増援が到着するため
きりがなく、
豪州北東部まで遠征空襲を行ったのは、4月30日の
一度きりだったため、先に紹介した、
「MO機動部隊による豪州敵基地攻撃要請」へと
つながりました。
その結果、ポートモレスビーの敵飛行機はおおむね
撃滅したものの、豪州から次々と増援が到着するため
きりがなく、
豪州北東部まで遠征空襲を行ったのは、4月30日の
一度きりだったため、先に紹介した、
「MO機動部隊による豪州敵基地攻撃要請」へと
つながりました。
699GF長官
2020/11/26(木) 23:02:19.99ID:voFWQmo8 >>698の続き
さらにこの間、戦闘機の損耗が軽視できない程度だった
という記述は、何度も登場します。
山田少将は、5月1日の報告電で
「毎月零戦30機、陸攻15機の割合で補充し続けないと、
5月以降、所定兵力を満たせない」
と苦境を訴えていますね。
さらにこの間、戦闘機の損耗が軽視できない程度だった
という記述は、何度も登場します。
山田少将は、5月1日の報告電で
「毎月零戦30機、陸攻15機の割合で補充し続けないと、
5月以降、所定兵力を満たせない」
と苦境を訴えていますね。
700GF長官
2020/11/26(木) 23:03:24.79ID:voFWQmo8 >>699の続き
このような状態でMO作戦は開始され、
第五空襲部隊には、引き続き敵航空兵力撃滅に加えて、
東部ニューギニア海域の哨戒、
友軍部隊の前程哨戒、
攻略船団の上空警戒
などなど、過労死レベルの任務が課せられていた。
このような状態でMO作戦は開始され、
第五空襲部隊には、引き続き敵航空兵力撃滅に加えて、
東部ニューギニア海域の哨戒、
友軍部隊の前程哨戒、
攻略船団の上空警戒
などなど、過労死レベルの任務が課せられていた。
701名無し三等兵
2020/11/27(金) 04:18:30.16ID:PYjni7aD >>679
空輸か特設航空機運搬艦でしょうね
例えばキティホークがミッドウェイ海戦直前に航空機等の揚陸をしているのは有名ですし、
ガダルカナルでも護衛空母ロングアイランドの空輸は有名だろうけど、正規空母による空輸も普通にやっているわけで
当たり前だけど、日米でやってることは大差無いんだよ
>豪州北東部まで遠征空襲を行ったのは、4月30日の一度きりだったため、先に紹介した、
「MO機動部隊による豪州敵基地攻撃要請」へとつながりました。
4月30日の一度きりだったため繋がりましたって、4月30日にはタウンズビル空襲中止やん
てかあれは要請じゃなく命令ですがな
空輸か特設航空機運搬艦でしょうね
例えばキティホークがミッドウェイ海戦直前に航空機等の揚陸をしているのは有名ですし、
ガダルカナルでも護衛空母ロングアイランドの空輸は有名だろうけど、正規空母による空輸も普通にやっているわけで
当たり前だけど、日米でやってることは大差無いんだよ
>豪州北東部まで遠征空襲を行ったのは、4月30日の一度きりだったため、先に紹介した、
「MO機動部隊による豪州敵基地攻撃要請」へとつながりました。
4月30日の一度きりだったため繋がりましたって、4月30日にはタウンズビル空襲中止やん
てかあれは要請じゃなく命令ですがな
702名無し三等兵
2020/11/27(金) 21:00:34.43ID:3kF6KPay >>698
>ポートモレスビーの敵飛行機はおおむね
>撃滅したものの、豪州から次々と増援が到着するため
>きりがなく、
確か増援は5月に入ってからで4月くらいまではモレスビーには十数機のキティホーク しかなかったのにそれで日本の攻撃に耐え続けていたんじゃなかったか
日本の撃墜はほとんど誤認だぞ
>ポートモレスビーの敵飛行機はおおむね
>撃滅したものの、豪州から次々と増援が到着するため
>きりがなく、
確か増援は5月に入ってからで4月くらいまではモレスビーには十数機のキティホーク しかなかったのにそれで日本の攻撃に耐え続けていたんじゃなかったか
日本の撃墜はほとんど誤認だぞ
703GF長官
2020/11/27(金) 22:57:01.22ID:LbWbIAZr >>701
ええ、その「普通」を確認したいわけでして。
>正規空母による空輸も普通にやっているわけで
例えば南雲機動部隊は、真珠湾から南太平洋海戦までの間、
何回ほど機体輸送をやっていますか?
ちなみに「空輸」は空中輸送の略で、「飛行機で輸送する」
という意味になりますけど
>4月30日にはタウンズビル空襲中止やん
タウンスビルではなくてホーン島ですね。公刊戦史p210
ニューギニアと豪州ヨーク岬の間にある島で、ここにも敵基地があったようです。
ええ、その「普通」を確認したいわけでして。
>正規空母による空輸も普通にやっているわけで
例えば南雲機動部隊は、真珠湾から南太平洋海戦までの間、
何回ほど機体輸送をやっていますか?
ちなみに「空輸」は空中輸送の略で、「飛行機で輸送する」
という意味になりますけど
>4月30日にはタウンズビル空襲中止やん
タウンスビルではなくてホーン島ですね。公刊戦史p210
ニューギニアと豪州ヨーク岬の間にある島で、ここにも敵基地があったようです。
705GF長官
2020/11/28(土) 00:45:39.96ID:hEq1e5ju >>700の続き
大空のサムライこと、坂井三郎一飛曹も、この最前線で
戦っていた一人で、
「ラバウルの陸海空の基地が整備されると共に、
東部ニューギニア南岸の要衝ポートモレスビー攻略の
準備が着々とすすめられていった。
大空のサムライこと、坂井三郎一飛曹も、この最前線で
戦っていた一人で、
「ラバウルの陸海空の基地が整備されると共に、
東部ニューギニア南岸の要衝ポートモレスビー攻略の
準備が着々とすすめられていった。
706GF長官
2020/11/28(土) 00:46:23.72ID:hEq1e5ju707GF長官
2020/11/28(土) 00:48:03.33ID:hEq1e5ju >>706の続き
両基地の間には、4千メートル級のオーエンスタンレー山脈がそびえ立ち、
被弾してエンジンの出力が落ちると、山を越えられず、自爆することも
あったようですね。
米空母によるラエ・サラモア空襲のとき(3月10日)は、
逆に南から越えて行ったわけですが、このときも事前の飛行偵察で
高度2千5百メートル程度の”抜け道”を発見し、フル装備の往路は
そこを通ったとか。
日米のパイロットを苦しめる様は、まさにスタンレーの魔女ですねぇ
ちくしょー!
両基地の間には、4千メートル級のオーエンスタンレー山脈がそびえ立ち、
被弾してエンジンの出力が落ちると、山を越えられず、自爆することも
あったようですね。
米空母によるラエ・サラモア空襲のとき(3月10日)は、
逆に南から越えて行ったわけですが、このときも事前の飛行偵察で
高度2千5百メートル程度の”抜け道”を発見し、フル装備の往路は
そこを通ったとか。
日米のパイロットを苦しめる様は、まさにスタンレーの魔女ですねぇ
ちくしょー!
708名無し三等兵
2020/11/28(土) 08:54:45.22ID:etwcjwUz >>704
当時のモレスビーは豪空軍第75飛行隊が防衛をしていたが、5月初頭までP-40が30機程度しかなかった
この内半数近くが戦闘や事故で失われ、5月に補給があるまで実質十数機で守り抜くことになった
爆撃機は米空軍からいろいろ出ているが
戦闘機は日本の公刊戦史や坂井三郎や戦闘詳報ではいろいろ出てくるが、全て誤認
まだ進出していないスピットファイアやP-38まで撃墜したことになっているからな
当時のモレスビーは豪空軍第75飛行隊が防衛をしていたが、5月初頭までP-40が30機程度しかなかった
この内半数近くが戦闘や事故で失われ、5月に補給があるまで実質十数機で守り抜くことになった
爆撃機は米空軍からいろいろ出ているが
戦闘機は日本の公刊戦史や坂井三郎や戦闘詳報ではいろいろ出てくるが、全て誤認
まだ進出していないスピットファイアやP-38まで撃墜したことになっているからな
709名無し三等兵
2020/11/28(土) 12:26:18.78ID:BX8xTDuj >>703
普通、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ではないよ
日本海軍は空母から基地への補充機を飛ばすことも空輸と言っているように、それも空中輸送ですがな
当然だけど、基地から基地へ飛行して移動することも空輸であって、輸送機に積んでという意味合いに限定なんてしていない
普通、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ではないよ
日本海軍は空母から基地への補充機を飛ばすことも空輸と言っているように、それも空中輸送ですがな
当然だけど、基地から基地へ飛行して移動することも空輸であって、輸送機に積んでという意味合いに限定なんてしていない
710名無し三等兵
2020/11/28(土) 16:08:17.83ID:vIbPXDNU 空輸=空中輸送の略なのは確かだから航空機で輸送するという意味であるというのは一応間違っていない
対象物が航空機に積載されている物なのかその航空機そのものなのかという違いがあるだけで
やっていることは同じだけどその飛行機が自分の乗機なら駐機進駐、補充用の機体なら空輸
航空機を空輸する場合は搭乗員を別に用意しないといけないし搭乗員数以上の機体は送れないから効率が悪いのだが
航続距離の長い日本機では多用されていたようですね
対象物が航空機に積載されている物なのかその航空機そのものなのかという違いがあるだけで
やっていることは同じだけどその飛行機が自分の乗機なら駐機進駐、補充用の機体なら空輸
航空機を空輸する場合は搭乗員を別に用意しないといけないし搭乗員数以上の機体は送れないから効率が悪いのだが
航続距離の長い日本機では多用されていたようですね
711名無し三等兵
2020/11/28(土) 16:15:56.25ID:koxkJ0Sm 航空機自身を物件として目的地に飛ばす。
これは回航または回送なのでは?
これは回航または回送なのでは?
712GF長官
2020/11/28(土) 20:59:18.49ID:hEq1e5ju >>709
なるほど。戦闘機だけの話でしたか。納得です。
>爆撃機は米空軍からいろいろ出ているが
機種誤認や過大戦果は、どこの国でも同じですからね。
この後、珊瑚海海戦一日目の薄暮攻撃では、九九艦爆を迎撃した
ワイルドキャットのパイロットが「ゼロを撃墜した」と報告してますからね。
薄暮攻撃隊に零戦は参加してないのに。
あんなかわいい・・・もとい、目立つ脚が付いてるのに、失礼しちゃうわ!
なるほど。戦闘機だけの話でしたか。納得です。
>爆撃機は米空軍からいろいろ出ているが
機種誤認や過大戦果は、どこの国でも同じですからね。
この後、珊瑚海海戦一日目の薄暮攻撃では、九九艦爆を迎撃した
ワイルドキャットのパイロットが「ゼロを撃墜した」と報告してますからね。
薄暮攻撃隊に零戦は参加してないのに。
あんなかわいい・・・もとい、目立つ脚が付いてるのに、失礼しちゃうわ!
713GF長官
2020/11/28(土) 21:00:55.15ID:hEq1e5ju >>709
いやいや、辞書を引いてくださいな。
>普通、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ではないよ
通常、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ですが、
それに加えて、日本軍では自ら飛んで行って目的地まで運ぶことを「空輸」と言っていました。
昭和17年1月、南雲機動部隊が支援したラバウル攻略作戦にて、
「(ラバウル)占領後すみやかに戦闘機を進出させる必要があったが、
当時千歳空の所有していた戦闘機は九六戦であって、トラックからラバウルまで
”空輸”することは難しかった。
そのため攻略作戦に協力した五航戦の瑞鶴および翔鶴によって輸送することと
なっていた」 (『戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)』)p82
いやいや、辞書を引いてくださいな。
>普通、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ではないよ
通常、空輸は「飛行機で輸送する」という意味ですが、
それに加えて、日本軍では自ら飛んで行って目的地まで運ぶことを「空輸」と言っていました。
昭和17年1月、南雲機動部隊が支援したラバウル攻略作戦にて、
「(ラバウル)占領後すみやかに戦闘機を進出させる必要があったが、
当時千歳空の所有していた戦闘機は九六戦であって、トラックからラバウルまで
”空輸”することは難しかった。
そのため攻略作戦に協力した五航戦の瑞鶴および翔鶴によって輸送することと
なっていた」 (『戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)』)p82
714GF長官
2020/11/28(土) 21:03:21.64ID:hEq1e5ju715GF長官
2020/11/28(土) 21:04:25.47ID:hEq1e5ju716GF長官
2020/11/28(土) 21:05:04.54ID:hEq1e5ju717GF長官
2020/11/28(土) 21:22:02.90ID:hEq1e5ju718GF長官
2020/11/28(土) 21:23:19.74ID:hEq1e5ju719GF長官
2020/11/28(土) 21:24:50.78ID:hEq1e5ju >>718の続き
昭和18年4月に、陸軍の新鋭戦闘機飛燕が、トラックからラバウルへ
空輸されたことがありましたが、誘導機との合同に失敗し、洋上航法も誤り、
無線機の故障もあって、そもそもエンジンが不調なこともあり、
27機中15機しか到着しないということもありました。
やはりここは、ラバウル近海を通過する五航戦に分乗させて運ぶことが
最も効率的で確実な方法だと決められたのでしょう。
昭和18年4月に、陸軍の新鋭戦闘機飛燕が、トラックからラバウルへ
空輸されたことがありましたが、誘導機との合同に失敗し、洋上航法も誤り、
無線機の故障もあって、そもそもエンジンが不調なこともあり、
27機中15機しか到着しないということもありました。
やはりここは、ラバウル近海を通過する五航戦に分乗させて運ぶことが
最も効率的で確実な方法だと決められたのでしょう。
720名無し三等兵
2020/11/28(土) 21:28:01.59ID:etwcjwUz >>712
爆撃機は正確なことはわからないが
戦闘機の補給の遅れやラエがほとんど爆撃を受けなかったことを考えると
爆撃機も満足な数はなかったか、長距離爆撃で他から散発的に来ていただけだと思うがな
少なくともモレスビーの飛行機は撃滅はできていなかったし、補給も次々に行われていたとは思えない
爆撃機は正確なことはわからないが
戦闘機の補給の遅れやラエがほとんど爆撃を受けなかったことを考えると
爆撃機も満足な数はなかったか、長距離爆撃で他から散発的に来ていただけだと思うがな
少なくともモレスビーの飛行機は撃滅はできていなかったし、補給も次々に行われていたとは思えない
721名無し三等兵
2020/11/28(土) 21:51:44.25ID:etwcjwUz 坂井三郎の本とか読むとモレスビーにすごい戦力があったかのように思えるが
実際は少数の戦闘機があるだけで爆撃もほとんどなく、台南空のほうが状況は有利で数でも上回っていた
坂井が嘘が多い人で見たこともない戦闘機をペロハチだのカモだっただのとふかしてるからあれを読むと偏見が生まれるかもしれないな
だから当時のラバウルの戦力でもモレスビーを撃滅することは難しくなく、それができなかったのは日本の落ち度としか言えない
実際は少数の戦闘機があるだけで爆撃もほとんどなく、台南空のほうが状況は有利で数でも上回っていた
坂井が嘘が多い人で見たこともない戦闘機をペロハチだのカモだっただのとふかしてるからあれを読むと偏見が生まれるかもしれないな
だから当時のラバウルの戦力でもモレスビーを撃滅することは難しくなく、それができなかったのは日本の落ち度としか言えない
722GF長官
2020/11/30(月) 23:06:16.78ID:f/FAvMlh723名無し三等兵
2020/12/01(火) 01:34:36.78ID:vlTNg2eV >>722
「(すぐそばのラエに)爆撃がほとんどない」な、すぐ前に書いてあるだろ
この時期のラバウルの日本軍は平和なもんだよ
二機の戦闘機で阻めたことがあるからってそれが毎回通用するわけじゃないのは戦史が示すとおりだろ
戦闘機が二機以上あって撤退に追い込まれた例のほうが多いだろうが
「(すぐそばのラエに)爆撃がほとんどない」な、すぐ前に書いてあるだろ
この時期のラバウルの日本軍は平和なもんだよ
二機の戦闘機で阻めたことがあるからってそれが毎回通用するわけじゃないのは戦史が示すとおりだろ
戦闘機が二機以上あって撤退に追い込まれた例のほうが多いだろうが
724名無し三等兵
2020/12/01(火) 01:49:01.82ID:vlTNg2eV 陸軍はこの時期敵の飛行場を占領していっているのに海軍は少数の敵にさえもたついて
海軍の指揮官が無能だったんだろうな
海軍の指揮官が無能だったんだろうな
725名無し三等兵
2020/12/01(火) 18:10:50.18ID:59t27KRr ラバウル航空隊によるモレスビー基地に対する航空撃滅戦は成功してるよね。
完全に無効化させるには占領するしかないわけだが山越えの陸路攻略が不可能だったため海路上陸部隊を送るしかなく、
その最大の障壁が敵機動部隊なんですよね。
完全に無効化させるには占領するしかないわけだが山越えの陸路攻略が不可能だったため海路上陸部隊を送るしかなく、
その最大の障壁が敵機動部隊なんですよね。
726名無し三等兵
2020/12/01(火) 18:22:50.29ID:59t27KRr ラバウルからモレスビーまでの地図見てたら余裕で1000キロ越えてるなぁ。ラエからでも500キロ近い。
727GF長官
2020/12/02(水) 01:05:18.27ID:POnveACp >>723
おおっと、ラバウル航空隊が真面目に働いていれば、
ポートモレスビーの連合国軍は撤退に追い込まれていた
ということですか?
MO作戦も不要だったというわけか。
どうやら、貴官は天才軍師のようですな。
その必勝作戦案をお聞かせくださいな。
おおっと、ラバウル航空隊が真面目に働いていれば、
ポートモレスビーの連合国軍は撤退に追い込まれていた
ということですか?
MO作戦も不要だったというわけか。
どうやら、貴官は天才軍師のようですな。
その必勝作戦案をお聞かせくださいな。
728GF長官
2020/12/02(水) 01:06:27.54ID:POnveACp729名無し三等兵
2020/12/02(水) 01:13:32.15ID:gZFP7qmH 散々B-29と空母機で日本を爆撃した米軍ですら日本を屈服させ
るには地上戦をするしかないと考えていたのに
るには地上戦をするしかないと考えていたのに
730ゲショゲショ
2020/12/02(水) 02:23:43.70ID:DWcSc8SG >>725
>ラバウル航空隊によるモレスビー基地に対する航空撃滅戦は成功してるよね。
少なくとも井上4F長官以下南洋部隊の現場各司令官クラスは全く逆の判断です。
目的達成には戦力と手段が不足だから、空母航空戦隊の派遣を要望したんです。
(ポートモレスビーの後方連絡線であるタウンスビル等への南洋部隊の機動空襲要請は、
南方作戦で南雲機動部隊が行った蘭印の後方連絡線であるポートダーウィン空襲等と同一の性格。
戦略レベルでは、ハワイ・セイロンの両空襲作戦も南方作戦の側面支援つまり後方への打撃。)
>ラバウル航空隊によるモレスビー基地に対する航空撃滅戦は成功してるよね。
少なくとも井上4F長官以下南洋部隊の現場各司令官クラスは全く逆の判断です。
目的達成には戦力と手段が不足だから、空母航空戦隊の派遣を要望したんです。
(ポートモレスビーの後方連絡線であるタウンスビル等への南洋部隊の機動空襲要請は、
南方作戦で南雲機動部隊が行った蘭印の後方連絡線であるポートダーウィン空襲等と同一の性格。
戦略レベルでは、ハワイ・セイロンの両空襲作戦も南方作戦の側面支援つまり後方への打撃。)
731ゲショゲショ
2020/12/02(水) 02:54:29.61ID:DWcSc8SG >>723
>「(すぐそばのラエに)爆撃がほとんどない」な、すぐ前に書いてあるだろ
>この時期のラバウルの日本軍は平和なもんだよ
撃墜した“B-26”搭乗員捕虜への尋問で、自分達のB-26部隊の展開状況や、
B-17がタウンスビルを本拠にポートモレスビーを前進基地として行動している等、
その時期の連合国側空軍の状況が日本側に把握されており、
ラバウルの第二十五航空戦隊司令部は
「概ね正確と思われる」
と判断している旨、『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』に記述されていますよ。
>「(すぐそばのラエに)爆撃がほとんどない」な、すぐ前に書いてあるだろ
>この時期のラバウルの日本軍は平和なもんだよ
撃墜した“B-26”搭乗員捕虜への尋問で、自分達のB-26部隊の展開状況や、
B-17がタウンスビルを本拠にポートモレスビーを前進基地として行動している等、
その時期の連合国側空軍の状況が日本側に把握されており、
ラバウルの第二十五航空戦隊司令部は
「概ね正確と思われる」
と判断している旨、『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』に記述されていますよ。
732ゲショゲショ
2020/12/02(水) 03:39:22.33ID:DWcSc8SG733名無し三等兵
2020/12/02(水) 09:47:02.63ID:5trs/v1R >>727
お前が次々増援があって撃滅できなかったと言うから間違いを教えてやっただけだし、
陸軍は同じ時期に占領までやってるし、お前が二機で攻略を阻めるのが戦史とふかしたから戦史には撤退に追い込まれた例もあると教えてやった
航空撃滅の話から勝手にモレスビー撤退に飛躍させて逃げんな
戦史叢書は絶対じゃないし、当時の指揮官の情報だって間違いだらけ 坂井のふかしも知らないようだから仕方ないか
4月の戦闘でキティホークは空戦で12機、地上で3機失って10機くらいにまでなったから撃滅できたと言ってもいいかもしれない
しかし日本は空戦では数機失ったに過ぎないが、地上で30機くらいを失う
モレスビーが問題というより海軍の指揮官が無能で攻め切ることもできず、地上損失で負け越して増援を必要としたのが本音だろ
お前が次々増援があって撃滅できなかったと言うから間違いを教えてやっただけだし、
陸軍は同じ時期に占領までやってるし、お前が二機で攻略を阻めるのが戦史とふかしたから戦史には撤退に追い込まれた例もあると教えてやった
航空撃滅の話から勝手にモレスビー撤退に飛躍させて逃げんな
戦史叢書は絶対じゃないし、当時の指揮官の情報だって間違いだらけ 坂井のふかしも知らないようだから仕方ないか
4月の戦闘でキティホークは空戦で12機、地上で3機失って10機くらいにまでなったから撃滅できたと言ってもいいかもしれない
しかし日本は空戦では数機失ったに過ぎないが、地上で30機くらいを失う
モレスビーが問題というより海軍の指揮官が無能で攻め切ることもできず、地上損失で負け越して増援を必要としたのが本音だろ
734名無し三等兵
2020/12/02(水) 10:09:01.80ID:5trs/v1R 10機くらいのキティホークなら数倍の零戦を持つ台南空で攻め続ければ全滅に近い状態にして
後は爆撃機も加えて基地施設を破壊しつくすことだって可能だっただろう
海軍指揮官が無能なのか、二軍状態だった台南空が弱すぎてそれすらできなかったのかもしれないが
後は爆撃機も加えて基地施設を破壊しつくすことだって可能だっただろう
海軍指揮官が無能なのか、二軍状態だった台南空が弱すぎてそれすらできなかったのかもしれないが
735名無し三等兵
2020/12/02(水) 22:47:09.16ID:BZFJRUEu >>730
実際のモレスビー基地にはわずかの戦闘機しかいなくても第四艦隊側がそういう判断だったら機動部隊が空母戦で敵空母2隻を撃沈できても残ってる飛行機が40機程度だったら作戦中止に追い込まれそうな予感。
実際のモレスビー基地にはわずかの戦闘機しかいなくても第四艦隊側がそういう判断だったら機動部隊が空母戦で敵空母2隻を撃沈できても残ってる飛行機が40機程度だったら作戦中止に追い込まれそうな予感。
736GF長官
2020/12/02(水) 23:28:57.18ID:POnveACp737GF長官
2020/12/02(水) 23:30:01.34ID:POnveACp738GF長官
2020/12/02(水) 23:31:41.24ID:POnveACp >>733
ご教示、感謝します。
まず本編では、五航戦による零戦のラバウル空輸の是非を論じることが
目的なので、事実よりも、日本側の認識がどうだったかが重要になります。
>戦史叢書は絶対じゃないし・・・
そんなことを今更力説されても。
>4月の戦闘でキティホークは・・・
戦闘機が残り10機になったら、撃滅判定なのですか?
B−26などの爆撃機は、豪州発ポートモレスビー経由で来襲したとありますが、
爆撃機が健在でも、撃滅できたと言ってもいい?
いまひとつ、貴官の撃滅判定の基準がよく分かりません。
ご教示、感謝します。
まず本編では、五航戦による零戦のラバウル空輸の是非を論じることが
目的なので、事実よりも、日本側の認識がどうだったかが重要になります。
>戦史叢書は絶対じゃないし・・・
そんなことを今更力説されても。
>4月の戦闘でキティホークは・・・
戦闘機が残り10機になったら、撃滅判定なのですか?
B−26などの爆撃機は、豪州発ポートモレスビー経由で来襲したとありますが、
爆撃機が健在でも、撃滅できたと言ってもいい?
いまひとつ、貴官の撃滅判定の基準がよく分かりません。
739GF長官
2020/12/02(水) 23:35:25.03ID:POnveACp740GF長官
2020/12/03(木) 01:07:44.87ID:Q00tuDo8 >>719の続き
5月に入って、MO作戦が発動されてからも、
ラバウル航空隊の航空撃滅戦は続きます。
先に紹介したとおり、4月の作戦をもって、
ポートモレスビーの敵航空兵力はおおむね撃滅できたと
判断されたが、
その4月30日に、ラエが敵空襲を受けたため、
判断が誤りだったことに気付き、
5月1日から、再びポートモレスビー攻撃が再開された。
5月に入って、MO作戦が発動されてからも、
ラバウル航空隊の航空撃滅戦は続きます。
先に紹介したとおり、4月の作戦をもって、
ポートモレスビーの敵航空兵力はおおむね撃滅できたと
判断されたが、
その4月30日に、ラエが敵空襲を受けたため、
判断が誤りだったことに気付き、
5月1日から、再びポートモレスビー攻撃が再開された。
741GF長官
2020/12/03(木) 01:08:52.48ID:Q00tuDo8 >>740の続き
1日 零戦8機、
2日 零戦8機、
3日 零戦8機+陸攻12機
4日 零戦9機+陸攻9機
このうち、5月2日の攻撃について、
日本側の記録は、台南空笹井中隊8機が出撃し、P39(エアラコブラ)
15機と交戦、8機を撃墜、1機(河西一等飛行兵)未帰還
1日 零戦8機、
2日 零戦8機、
3日 零戦8機+陸攻12機
4日 零戦9機+陸攻9機
このうち、5月2日の攻撃について、
日本側の記録は、台南空笹井中隊8機が出撃し、P39(エアラコブラ)
15機と交戦、8機を撃墜、1機(河西一等飛行兵)未帰還
742GF長官
2020/12/03(木) 01:10:00.64ID:Q00tuDo8 >>741の続き
『暁の珊瑚海』(森史朗氏)では、同日の戦闘について、
アメリカ側の記録を紹介されています。
「米戦史家ウイリアム・ヘス『PACIFIC SWEEP』の同日に関する記述は
航空戦というものの一つの実態を明らかにしている。
『暁の珊瑚海』(森史朗氏)では、同日の戦闘について、
アメリカ側の記録を紹介されています。
「米戦史家ウイリアム・ヘス『PACIFIC SWEEP』の同日に関する記述は
航空戦というものの一つの実態を明らかにしている。
743GF長官
2020/12/03(木) 01:11:04.16ID:Q00tuDo8 >>742の続き
”5月2日朝、二個編隊より成る日本機が攻撃してきた。
零戦15機と米第八戦闘機隊第三十五、三十六中隊のP39
11機が交戦し、ルイス・メング大尉は、図上に零戦4機をやりすごした後、
そのうちの1機を撃墜した。
エアラコブラの三人のパイロットは同様の戦果をあげた。
しかし、デヴィッド・キャンベル大尉のP39はめちゃめちゃに撃破され、
彼の戦果は帳消しとなった”」p69
”5月2日朝、二個編隊より成る日本機が攻撃してきた。
零戦15機と米第八戦闘機隊第三十五、三十六中隊のP39
11機が交戦し、ルイス・メング大尉は、図上に零戦4機をやりすごした後、
そのうちの1機を撃墜した。
エアラコブラの三人のパイロットは同様の戦果をあげた。
しかし、デヴィッド・キャンベル大尉のP39はめちゃめちゃに撃破され、
彼の戦果は帳消しとなった”」p69
744名無し三等兵
2020/12/03(木) 09:19:43.25ID:9RbSVF2r745名無し三等兵
2020/12/03(木) 09:53:02.77ID:rtnil877 >>743
米軍サイドの記録ではそれを読む限り零戦4機を撃墜したが1機を失った(撃墜でなくて大破修理不能?)ととれるな。
米軍サイドの記録ではそれを読む限り零戦4機を撃墜したが1機を失った(撃墜でなくて大破修理不能?)ととれるな。
746GF長官
2020/12/03(木) 23:15:17.54ID:Q00tuDo8747GF長官
2020/12/03(木) 23:16:54.47ID:Q00tuDo8 >>746の続き
次に、台南空の兵力ですが、
公刊戦史によれば、稼働戦闘機数は、
4月15日、8機
20日、31機
25日、29機
5月1日、23機(p205)
次に、台南空の兵力ですが、
公刊戦史によれば、稼働戦闘機数は、
4月15日、8機
20日、31機
25日、29機
5月1日、23機(p205)
748GF長官
2020/12/03(木) 23:18:08.77ID:Q00tuDo8 >>747の続き
出撃機数(戦闘機のみ)は、
4月17日、15機(未帰還1機)
18日、12機(未帰還0) ※ラバウルに敵空襲
19日、攻撃中止して、ラエの戦闘機隊はラバウルの上空警戒
20日、整備
21日、10機
22日、天候不良のため中止
23日、12機(三波計)
24日、12機(未帰還0)
25日、14機
26日、11機(二波計) ※敵機動部隊発見報告(後に誤報と判明)
27日、攻撃中止して、ラバウルの上空警戒
28日、11機(未帰還0)
29日、13機(二波計)
30日、ポートモレスビーの敵航空兵力は、ほぼ撃滅したと判断し、
目標を豪州に変更したが、ラエに敵機来襲、10機が地上で損傷
出撃機数(戦闘機のみ)は、
4月17日、15機(未帰還1機)
18日、12機(未帰還0) ※ラバウルに敵空襲
19日、攻撃中止して、ラエの戦闘機隊はラバウルの上空警戒
20日、整備
21日、10機
22日、天候不良のため中止
23日、12機(三波計)
24日、12機(未帰還0)
25日、14機
26日、11機(二波計) ※敵機動部隊発見報告(後に誤報と判明)
27日、攻撃中止して、ラバウルの上空警戒
28日、11機(未帰還0)
29日、13機(二波計)
30日、ポートモレスビーの敵航空兵力は、ほぼ撃滅したと判断し、
目標を豪州に変更したが、ラエに敵機来襲、10機が地上で損傷
749GF長官
2020/12/03(木) 23:19:43.09ID:Q00tuDo8750GF長官
2020/12/03(木) 23:25:39.11ID:Q00tuDo8 >>745
まさにその通りで、
日本側は、「8機撃墜した!」(でも実際は1機撃破のみ)
アメリカ側は、「4機撃墜した!」(でも実際は1機撃墜?のみ)
日本側は、「敵機は15機!」(でも実際は11機)
アメリカ側は、「敵機は15機!」(でも実際は8機)
敵兵力は過大に、戦果も過大に報告されるのは
双方共通していますね。
まさにその通りで、
日本側は、「8機撃墜した!」(でも実際は1機撃破のみ)
アメリカ側は、「4機撃墜した!」(でも実際は1機撃墜?のみ)
日本側は、「敵機は15機!」(でも実際は11機)
アメリカ側は、「敵機は15機!」(でも実際は8機)
敵兵力は過大に、戦果も過大に報告されるのは
双方共通していますね。
751名無し三等兵
2020/12/04(金) 18:56:02.98ID:xud3E9mj >>746
日本の記録ではスピットファイアやロッキードなど現れますが4月は全て誤認です
P-39がラエの台南空とはじめて戦闘したのは4月30日のラエ空襲で
すでに書いたように5月初頭から瀕死だったモレスビーは増援が到着して手に負えなくなる
モレスビーの状況はP-40 Warhawk Aces of the Pacificやその他のP-40の本で第75飛行隊を拾ってけば
モレスビーの戦力は3月に援軍の到着でP-40が30機になったが5月までこれだけでモレスビーを防衛することに
そしてすでに書いたが3月4月の戦闘でキティホークは空戦で12機、地上で3機失うことになる
その他の事故などの損失が7機で台南空がモレスビー攻撃を始めた時にはすでに半壊状態にあった
日本が航空撃滅戦の命令を受けながら全力の半分も出さずチャンスを逃したのは落ち度でしょう
日本の記録ではスピットファイアやロッキードなど現れますが4月は全て誤認です
P-39がラエの台南空とはじめて戦闘したのは4月30日のラエ空襲で
すでに書いたように5月初頭から瀕死だったモレスビーは増援が到着して手に負えなくなる
モレスビーの状況はP-40 Warhawk Aces of the Pacificやその他のP-40の本で第75飛行隊を拾ってけば
モレスビーの戦力は3月に援軍の到着でP-40が30機になったが5月までこれだけでモレスビーを防衛することに
そしてすでに書いたが3月4月の戦闘でキティホークは空戦で12機、地上で3機失うことになる
その他の事故などの損失が7機で台南空がモレスビー攻撃を始めた時にはすでに半壊状態にあった
日本が航空撃滅戦の命令を受けながら全力の半分も出さずチャンスを逃したのは落ち度でしょう
752名無し三等兵
2020/12/04(金) 23:39:35.08ID:Xm4ZYdtV753GF長官
2020/12/05(土) 00:41:56.51ID:0BI0QLjs754GF長官
2020/12/05(土) 00:43:19.79ID:0BI0QLjs >>752
定数は45機(公刊戦史p203)となっているので、
まぁこんなものかと。
最前線で稼働率5割超は、結構がんばってる方かな
>ラバウルやラエを空襲する敵機
単発機はモレスビーからでしょうが、双発機以上は
豪州から直接か、ポートモレスビー経由のどちらか。
定数は45機(公刊戦史p203)となっているので、
まぁこんなものかと。
最前線で稼働率5割超は、結構がんばってる方かな
>ラバウルやラエを空襲する敵機
単発機はモレスビーからでしょうが、双発機以上は
豪州から直接か、ポートモレスビー経由のどちらか。
755GF長官
2020/12/05(土) 01:00:41.72ID:0BI0QLjs >>743の続き
このように、敵兵力の全貌を正確に把握することは困難ですが、
自軍の状況はよく分かっていたはずで、
二十五航戦司令官山田少将の報告したところでは、
4月中の作戦で、零戦の被害は23機
5月1日時点で稼働機は18機+修理中6機
このように、敵兵力の全貌を正確に把握することは困難ですが、
自軍の状況はよく分かっていたはずで、
二十五航戦司令官山田少将の報告したところでは、
4月中の作戦で、零戦の被害は23機
5月1日時点で稼働機は18機+修理中6機
756GF長官
2020/12/05(土) 01:01:28.10ID:0BI0QLjs757名無し三等兵
2020/12/05(土) 17:53:15.61ID:WQqmB2F2 >つまり、基地の防空は無視して、
>米空母が出現したときは陸攻を裸で出すつもりで、
>零戦隊は全力でポートモレスビーに向かえということかな。
つまり半数待機を守らなかった南雲は無能ということだな
結論が出たな
>米空母が出現したときは陸攻を裸で出すつもりで、
>零戦隊は全力でポートモレスビーに向かえということかな。
つまり半数待機を守らなかった南雲は無能ということだな
結論が出たな
758GF長官
2020/12/05(土) 20:13:09.70ID:0BI0QLjs >>757
え? その理屈で言うなら、
第二次攻撃隊の護衛の零戦を引き抜いて、防空を増強し、
艦爆隊を裸で出す犠牲の大きさを考慮して、即時発進を却下した
南雲長官は名将ってことになりませんか。
来年こそ南雲ブームの予感。
『南雲の刃』映画化するかな・・・?
え? その理屈で言うなら、
第二次攻撃隊の護衛の零戦を引き抜いて、防空を増強し、
艦爆隊を裸で出す犠牲の大きさを考慮して、即時発進を却下した
南雲長官は名将ってことになりませんか。
来年こそ南雲ブームの予感。
『南雲の刃』映画化するかな・・・?
759GF長官
2020/12/05(土) 20:44:05.00ID:0BI0QLjs >>756の続き
零戦9機は、瑞鶴に4機、翔鶴に5機と分乗して搭載。
5月1日にトラックを出撃し、2日にラバウルに接近したところで
発艦させる計画でした。
ここで問題となるのは、搭乗員です。
トラックから台南空の搭乗員を乗せてきたのなら話は早いですが、
零戦を空輸するのは五航戦の搭乗員の仕事でした。
すなわち、ラバウルまで送り届けた後、
母艦まで戻る必要があった。
どうやって帰ればいいのでしょう。
零戦9機は、瑞鶴に4機、翔鶴に5機と分乗して搭載。
5月1日にトラックを出撃し、2日にラバウルに接近したところで
発艦させる計画でした。
ここで問題となるのは、搭乗員です。
トラックから台南空の搭乗員を乗せてきたのなら話は早いですが、
零戦を空輸するのは五航戦の搭乗員の仕事でした。
すなわち、ラバウルまで送り届けた後、
母艦まで戻る必要があった。
どうやって帰ればいいのでしょう。
760GF長官
2020/12/05(土) 20:45:52.02ID:0BI0QLjs >>759の続き
正解は、九七艦攻も連れて行く、です。
艦攻7機も一緒についていって、帰りに9名の搭乗員を分乗させて
母艦に戻ろうとした。
もともと、単座機のみの洋上飛行は航法に不安が残るので、
通常なら誘導機として艦攻1機が先導する形になるでしょうが、
それ以外に、1人乗りの艦攻6機も飛んで行く。
空席が2人X6機=12人分あるので、帰りはそこに乗っていくわけです。
厳密には5機で足りますが、1機多いのは故障や事故が起きた場合の
予備機でしょう。
正解は、九七艦攻も連れて行く、です。
艦攻7機も一緒についていって、帰りに9名の搭乗員を分乗させて
母艦に戻ろうとした。
もともと、単座機のみの洋上飛行は航法に不安が残るので、
通常なら誘導機として艦攻1機が先導する形になるでしょうが、
それ以外に、1人乗りの艦攻6機も飛んで行く。
空席が2人X6機=12人分あるので、帰りはそこに乗っていくわけです。
厳密には5機で足りますが、1機多いのは故障や事故が起きた場合の
予備機でしょう。
761GF長官
2020/12/05(土) 20:46:36.29ID:0BI0QLjs >>760の続き
ところが、この空輸作戦はうまくいきませんでした。
「飛行機隊はラバウルに向かったが、途中の天候不良のため引き返し、
MO機動部隊指揮官は、当日の空輸を中止した」(公刊戦史)p229
実は前日の出撃当初から、天候に恵まれず、
5月1日も天候悪化のため、前路警戒機や対潜哨戒機が母艦に戻れなくなり、
やむなくトラックに帰投、珊瑚海海戦には参加できなかった。
ところが、この空輸作戦はうまくいきませんでした。
「飛行機隊はラバウルに向かったが、途中の天候不良のため引き返し、
MO機動部隊指揮官は、当日の空輸を中止した」(公刊戦史)p229
実は前日の出撃当初から、天候に恵まれず、
5月1日も天候悪化のため、前路警戒機や対潜哨戒機が母艦に戻れなくなり、
やむなくトラックに帰投、珊瑚海海戦には参加できなかった。
762名無し三等兵
2020/12/05(土) 22:51:40.04ID:4GE2SEJ4 ああ、敵空母との戦闘を前に飛行機が減っていく。
763名無し三等兵
2020/12/07(月) 21:44:57.17ID:gAl6EKJX なお、ガダルカナルの戦い
ワスプ←第二次ソロモン海戦では補給後退で参加できず。さらには9月に潜水艦であぼーん
サラトガ←潜水艦の雷撃で戦線離脱
ああ、敵空母との戦闘を前に空母が減っていく。
ワスプ←第二次ソロモン海戦では補給後退で参加できず。さらには9月に潜水艦であぼーん
サラトガ←潜水艦の雷撃で戦線離脱
ああ、敵空母との戦闘を前に空母が減っていく。
764GF長官
2020/12/07(月) 22:41:54.30ID:Ede+F9Yh765名無し三等兵
2020/12/07(月) 23:27:08.99ID:gAl6EKJX >>764
ガダルカナル南方に潜水艦バラまいてその結果として米空母食ったわけだけど、
あの一帯に配置している目的の一つはガダルカナル封鎖
あの時期の日本海軍の動きみればわかる通り、空と海上と海中から米軍海上輸送を断とうとしているんだわ
米軍側が9月危機や10月危機と言っているのは米軍側もそれだけガダルカナル輸送は困難だったという意味も含まれてる
ガダルカナル南方に潜水艦バラまいてその結果として米空母食ったわけだけど、
あの一帯に配置している目的の一つはガダルカナル封鎖
あの時期の日本海軍の動きみればわかる通り、空と海上と海中から米軍海上輸送を断とうとしているんだわ
米軍側が9月危機や10月危機と言っているのは米軍側もそれだけガダルカナル輸送は困難だったという意味も含まれてる
766GF長官
2020/12/07(月) 23:28:40.96ID:Ede+F9Yh >>761の続き
ここで、MO機動部隊指揮官として何が最善の選択だったでしょうか。
何が、と言っても実質二者択一で
「空輸を断念し、予定通り珊瑚海に向かって南下する」
「天候の回復を待って、翌日以降に再度空輸を行う」
高木中将の決断は、後者でした。
ここで、MO機動部隊指揮官として何が最善の選択だったでしょうか。
何が、と言っても実質二者択一で
「空輸を断念し、予定通り珊瑚海に向かって南下する」
「天候の回復を待って、翌日以降に再度空輸を行う」
高木中将の決断は、後者でした。
767GF長官
2020/12/07(月) 23:29:52.52ID:Ede+F9Yh >>766の続き
「MO機動部隊は翌3日空輸することとし、これに伴う以後の
行動予定を変更した」p229
これはちょっとした驚きですよね。
機動空襲作戦の場合、
例えば、南雲機動部隊の印度洋機動作戦や、米空母のヒットアンドアウェイ
だったら、日程の自由度が大きいので、問題ないでしょうが、
「MO機動部隊は翌3日空輸することとし、これに伴う以後の
行動予定を変更した」p229
これはちょっとした驚きですよね。
機動空襲作戦の場合、
例えば、南雲機動部隊の印度洋機動作戦や、米空母のヒットアンドアウェイ
だったら、日程の自由度が大きいので、問題ないでしょうが、
768GF長官
2020/12/07(月) 23:30:48.89ID:Ede+F9Yh >>767の続き
攻略作戦の場合、
上陸日が決まっているので、普通ならば日程の遅れは許されないはず。
現にミッドウエーの時は、機動部隊の出撃準備が間に合わず一日遅れても、
N日(6月7日)の順延は許されず、ミッドウエー島空襲開始日が一日遅れて
6月5日となったのですが、
輸送船団は当初の予定通りに、敵哨戒圏内に突入し、
空襲開始前日の6月4日に、アメリカ側に発見されてしまった経緯があります。
攻略作戦の場合、
上陸日が決まっているので、普通ならば日程の遅れは許されないはず。
現にミッドウエーの時は、機動部隊の出撃準備が間に合わず一日遅れても、
N日(6月7日)の順延は許されず、ミッドウエー島空襲開始日が一日遅れて
6月5日となったのですが、
輸送船団は当初の予定通りに、敵哨戒圏内に突入し、
空襲開始前日の6月4日に、アメリカ側に発見されてしまった経緯があります。
769GF長官
2020/12/07(月) 23:31:46.85ID:Ede+F9Yh >>768の続き
一日くらい遅らせてもいいじゃないかと思ってしまいますが、
複数の部隊がN日に合わせて、同時並行で作戦が進行するので、
ひとつの部隊が遅れると、全体の足を引っ張ってしまうことになる。
それはMO作戦でも同じで、
上陸予定日のX日=5月10日に合わせて各部隊が動いており、
簡単に遅らせられるような余裕は、なかったはずですが・・・
一日くらい遅らせてもいいじゃないかと思ってしまいますが、
複数の部隊がN日に合わせて、同時並行で作戦が進行するので、
ひとつの部隊が遅れると、全体の足を引っ張ってしまうことになる。
それはMO作戦でも同じで、
上陸予定日のX日=5月10日に合わせて各部隊が動いており、
簡単に遅らせられるような余裕は、なかったはずですが・・・
771GF長官
2020/12/09(水) 00:18:40.19ID:LA+YwGsv772GF長官
2020/12/09(水) 00:20:43.51ID:LA+YwGsv >>771の続き
敵空母撃滅に専念できるようになったとはいえ、
友軍の船団を放っておいてよいわけではない。
豪州敵基地の攻撃は外されたものの、状況に応じて、
ポートモレスビーを空襲し、上陸支援を行う任務は残っています。
敵空母撃滅に専念できるようになったとはいえ、
友軍の船団を放っておいてよいわけではない。
豪州敵基地の攻撃は外されたものの、状況に応じて、
ポートモレスビーを空襲し、上陸支援を行う任務は残っています。
773GF長官
2020/12/09(水) 00:21:31.94ID:LA+YwGsv >>772の続き
当初の計画では5月4日にソロモン諸島を迂回し、何事もなく、
珊瑚海を横断するのに3日かかるとすれば、
7日にはポートモレスビーを攻撃圏内におさめることができる。
上陸日(10日)の3日前で、日程には多少の余裕があり、
一日くらいの遅れは許容できるとの判断だったかもしれません。
当初の計画では5月4日にソロモン諸島を迂回し、何事もなく、
珊瑚海を横断するのに3日かかるとすれば、
7日にはポートモレスビーを攻撃圏内におさめることができる。
上陸日(10日)の3日前で、日程には多少の余裕があり、
一日くらいの遅れは許容できるとの判断だったかもしれません。
774名無し三等兵
2020/12/10(木) 00:16:25.59ID:aM4ybRWU775GF長官
2020/12/10(木) 00:37:09.81ID:Q8dsr+Tu776GF長官
2020/12/10(木) 00:48:42.89ID:Q8dsr+Tu777GF長官
2020/12/10(木) 00:50:10.83ID:Q8dsr+Tu >>776
「翌3日も機動部隊の行動海面は、終日天候が悪かった。
機動部隊は、雨のやんだ合間をみて1000時、昨日と同様に
零戦および艦攻を発艦させたが・・・」
またしても天候不良のため中止になり、空輸隊は帰投。
着艦時に零戦1機が海中に転落、失われています。
「翌3日も機動部隊の行動海面は、終日天候が悪かった。
機動部隊は、雨のやんだ合間をみて1000時、昨日と同様に
零戦および艦攻を発艦させたが・・・」
またしても天候不良のため中止になり、空輸隊は帰投。
着艦時に零戦1機が海中に転落、失われています。
778GF長官
2020/12/10(木) 00:54:14.06ID:Q8dsr+Tu >>777の続き
翌4日は、もともと第一次補給の予定日だったため、
いったん空輸作戦から離れて、洋上補給を実施することになった。
「いったん離れて」とある通り、まだラバウルへの空輸を
断念したわけではありません。
翌4日は、もともと第一次補給の予定日だったため、
いったん空輸作戦から離れて、洋上補給を実施することになった。
「いったん離れて」とある通り、まだラバウルへの空輸を
断念したわけではありません。
779名無し三等兵
2020/12/10(木) 21:13:39.88ID:yhvCn9U0 >>774
史実で負けた戦いどうしたら勝てた?とかみたいなタラレバネタは疲れるだけだからあまり興味湧かないけど、
とりあえず在ガ島の米陸上部隊が少なくしてたらいーんじゃね?
アメリカが師団規模を投入しようとせず、1〜2個連隊規模の部隊の投入にしてたら陸戦で負けてルンガ飛行場奪還される可能性高くなるから
史実で負けた戦いどうしたら勝てた?とかみたいなタラレバネタは疲れるだけだからあまり興味湧かないけど、
とりあえず在ガ島の米陸上部隊が少なくしてたらいーんじゃね?
アメリカが師団規模を投入しようとせず、1〜2個連隊規模の部隊の投入にしてたら陸戦で負けてルンガ飛行場奪還される可能性高くなるから
781GF長官
2020/12/11(金) 20:07:07.64ID:NHyWLK+J782GF長官
2020/12/11(金) 20:08:23.62ID:NHyWLK+J >>781の続き
そこでMO機動部隊指揮官である高木中将は、4日補給を終えた
翌5日に、
「敵の哨戒機に発見される恐れはあったが、ニューアイルランド島
とブカ島の間を通って、ラバウルに近接して空輸を行い、
不能なれば6日さらに実施し、7日ツラギ南西方に進出するように
行動予定を変更した」 (公刊戦史)p229
そこでMO機動部隊指揮官である高木中将は、4日補給を終えた
翌5日に、
「敵の哨戒機に発見される恐れはあったが、ニューアイルランド島
とブカ島の間を通って、ラバウルに近接して空輸を行い、
不能なれば6日さらに実施し、7日ツラギ南西方に進出するように
行動予定を変更した」 (公刊戦史)p229
783GF長官
2020/12/11(金) 20:09:11.11ID:NHyWLK+J784GF長官
2020/12/11(金) 20:10:06.38ID:NHyWLK+J >>783の続き
大規模な機動部隊で島々の間を抜けるのは、異例ともいえ、
戦闘になれば、身動きがとれなくなる危険もある。
それは船で悪天候地帯を通過してから、零戦を発艦させれば、
確実に空輸できるという意図からでしょう。
さらに5日もダメなら、6日も再実施すると言うのですから、
そこまで遅らせて大丈夫なの?と心配になりますよね。
大規模な機動部隊で島々の間を抜けるのは、異例ともいえ、
戦闘になれば、身動きがとれなくなる危険もある。
それは船で悪天候地帯を通過してから、零戦を発艦させれば、
確実に空輸できるという意図からでしょう。
さらに5日もダメなら、6日も再実施すると言うのですから、
そこまで遅らせて大丈夫なの?と心配になりますよね。
785GF長官
2020/12/11(金) 20:11:58.78ID:NHyWLK+J >>784の続き
当然、MO機動部隊側もそれを理解していたはずです。
「そこまでしてでも、やらないのといけないのか?」
と問われたならば、
そこまでしてでも、この空輸は成功させなければならない。
当時の切迫した状況がうかがえます。
当然、MO機動部隊側もそれを理解していたはずです。
「そこまでしてでも、やらないのといけないのか?」
と問われたならば、
そこまでしてでも、この空輸は成功させなければならない。
当時の切迫した状況がうかがえます。
786GF長官
2020/12/12(土) 21:15:27.35ID:WP82ZOgT787GF長官
2020/12/12(土) 21:16:34.87ID:WP82ZOgT >>786の続き
ポートモレスビー上陸作戦において、直接の脅威となるのは
敵基地航空兵力であり、それを事前に制圧しておかなければ
上陸自体が成立しなくなります。
それを任務とするのが、ラバウル航空隊であり、
特に航空撃滅戦の最先頭に立つ零戦の充足は不可欠だった。
ポートモレスビー上陸作戦において、直接の脅威となるのは
敵基地航空兵力であり、それを事前に制圧しておかなければ
上陸自体が成立しなくなります。
それを任務とするのが、ラバウル航空隊であり、
特に航空撃滅戦の最先頭に立つ零戦の充足は不可欠だった。
788GF長官
2020/12/12(土) 21:18:24.51ID:WP82ZOgT >>787の続き
MO機動部隊指揮官が行動予定を変更してまで零戦の空輸を
完遂しようとしたことは、
ミッドウエーで南雲長官が第二次攻撃隊の雷装を解いてまで
基地攻撃を優先させたことと共通する思想を感じます。
とかくミッドウエー基地の敵航空隊は無視されがちですからねぇ
MO機動部隊指揮官が行動予定を変更してまで零戦の空輸を
完遂しようとしたことは、
ミッドウエーで南雲長官が第二次攻撃隊の雷装を解いてまで
基地攻撃を優先させたことと共通する思想を感じます。
とかくミッドウエー基地の敵航空隊は無視されがちですからねぇ
789名無し三等兵
2020/12/12(土) 21:25:40.02ID:3MzuPTki 上陸部隊がミッドウエイに接近中なので飛行場を無視する
訳にはいかないからな。
更に南雲中将は近藤中将に対する指揮命令権は与えられて
いなかったし。
訳にはいかないからな。
更に南雲中将は近藤中将に対する指揮命令権は与えられて
いなかったし。
790名無し三等兵
2020/12/13(日) 21:33:14.48ID:VkMM7jeV >>786
空輸は重要ですよね。開戦時にも離島防衛強化のためエンタープライズとレキシントンで飛行機を輸送していましたし。
空輸は重要ですよね。開戦時にも離島防衛強化のためエンタープライズとレキシントンで飛行機を輸送していましたし。
791名無し三等兵
2020/12/13(日) 21:41:06.20ID:VkMM7jeV トラックからラバウルまで2000kmぐらいあるけど陸攻に誘導してもらって零戦は直接飛んでいくわけにはいかなかったのかな?
792名無し三等兵
2020/12/14(月) 21:53:05.96ID:uJEBciLK >>791
零戦の航続距離から言えば可能でしょう
ラバウルに進出する航空隊はその方法で直接飛んで行ったようですし
ただあくまでも輸送であればその後操縦していた搭乗員をトラックなり本土まで帰さないといけませんから
効率を考えるとどうなんでしょうね
零戦の航続距離から言えば可能でしょう
ラバウルに進出する航空隊はその方法で直接飛んで行ったようですし
ただあくまでも輸送であればその後操縦していた搭乗員をトラックなり本土まで帰さないといけませんから
効率を考えるとどうなんでしょうね
793GF長官
2020/12/14(月) 22:52:07.25ID:j8bwxFUp794GF長官
2020/12/14(月) 23:24:57.65ID:j8bwxFUp >>788の続き
振り返ってみるに、
アメリカ側は、日本側の攻略意図を察知し、暗号解読により
その参加兵力や日程も、ほぼ正確に把握し、ヨークタウンと
レキシントンの二空母を珊瑚海へ送り込み、万全の態勢を
整えていた。
対する日本側は、米海軍の動向がつかめずにいた。
この時点では、アメリカ側の優位で、ミッドウエーの時と同じく
待ち伏せされる危険もあった。
振り返ってみるに、
アメリカ側は、日本側の攻略意図を察知し、暗号解読により
その参加兵力や日程も、ほぼ正確に把握し、ヨークタウンと
レキシントンの二空母を珊瑚海へ送り込み、万全の態勢を
整えていた。
対する日本側は、米海軍の動向がつかめずにいた。
この時点では、アメリカ側の優位で、ミッドウエーの時と同じく
待ち伏せされる危険もあった。
795GF長官
2020/12/14(月) 23:27:06.02ID:j8bwxFUp >>794の続き
そこに彗星の如く!登場した我らが原少将は、知ってか知らずか
野生の勘が働いたのか、上陸作戦なのに上陸支援を行わない(意訳)
というトンデモ具申をして、なんと認めさせてしまった。
出現するかしないか分からない米空母撃滅に専念するなんて、
かなり不安が残る作戦進行だったのですが、なんとフレッチャー少将が
先走ってツラギを空襲をしたために、その所在を暴露することに!
そこに彗星の如く!登場した我らが原少将は、知ってか知らずか
野生の勘が働いたのか、上陸作戦なのに上陸支援を行わない(意訳)
というトンデモ具申をして、なんと認めさせてしまった。
出現するかしないか分からない米空母撃滅に専念するなんて、
かなり不安が残る作戦進行だったのですが、なんとフレッチャー少将が
先走ってツラギを空襲をしたために、その所在を暴露することに!
796GF長官
2020/12/14(月) 23:28:52.66ID:j8bwxFUp >>795の続き
これで流れは、一気に日本側に移った。
ヨークタウンがのんきに空襲をやっている間に、MO機動部隊が
珊瑚海へ進出し、その側背を突く態勢が出来上がっていたからです。
しかも、アメリカ側は日本空母の動きを全く把握していない。
一方的な攻撃で、これを撃破し、レキシントンは不利に追い込まれる
はずだった。
これで流れは、一気に日本側に移った。
ヨークタウンがのんきに空襲をやっている間に、MO機動部隊が
珊瑚海へ進出し、その側背を突く態勢が出来上がっていたからです。
しかも、アメリカ側は日本空母の動きを全く把握していない。
一方的な攻撃で、これを撃破し、レキシントンは不利に追い込まれる
はずだった。
797GF長官
2020/12/14(月) 23:31:10.27ID:j8bwxFUp >>796の続き
ところが!肝心なその時に、五航戦は珊瑚海に居なかった!
天候が味方せず、空輸作戦のために停滞していたからです。
戦女神さまは気まぐれで、一方だけには味方してくれない。
実に、戦史とは面白いものですね。
どうしたら気に入ってもらえるのかしら。
やっぱりイケメンがお好き?
ところが!肝心なその時に、五航戦は珊瑚海に居なかった!
天候が味方せず、空輸作戦のために停滞していたからです。
戦女神さまは気まぐれで、一方だけには味方してくれない。
実に、戦史とは面白いものですね。
どうしたら気に入ってもらえるのかしら。
やっぱりイケメンがお好き?
798名無し三等兵
2020/12/15(火) 10:32:36.46ID:ewh+8zq3 >>796
零戦空輸がうまく行きMO機動部隊が予定通りに珊瑚海へ進んでたら空襲中のヨークタウンはレキシントンとは相互支援ができない遠距離にいたの?
零戦空輸がうまく行きMO機動部隊が予定通りに珊瑚海へ進んでたら空襲中のヨークタウンはレキシントンとは相互支援ができない遠距離にいたの?
800GF長官
2020/12/16(水) 23:57:10.63ID:3lzf37xU801名無し三等兵
2020/12/19(土) 10:24:53.58ID:FXPRvp8O 有能度
南雲>>>栗田>>>小沢
南雲>>>栗田>>>小沢
803名無し三等兵
2020/12/19(土) 13:21:19.27ID:ETW3VTka 不等号の意味も知らないし、
そもそも本人は不等号として使ってない
に千ガダルカナル
そもそも本人は不等号として使ってない
に千ガダルカナル
804名無し三等兵
2020/12/19(土) 14:30:25.47ID:rJ+TVEnd805名無し三等兵
2020/12/19(土) 17:53:26.06ID:SBwepiA3807GF長官
2020/12/19(土) 20:16:12.04ID:C5l2B8gq808GF長官
2020/12/19(土) 20:17:59.11ID:C5l2B8gq >>804-806
それ奥宮参謀の話しか聞いたことないんですよねぇ>零勝七敗の名将
アメリカ人の心理って、
「敵は強かった!、でもその強い敵に勝った俺たち最強だぜ!」なので、
”いい思い”をさせてくれた小澤長官を悪く言うとは思えない。
本当に認めたくないのは、南雲長官で、
開戦半日で太平洋艦隊が壊滅させられ、多くの空母と飛行機を沈められた
ナグモこそ、”絶対に評価したくない相手”なんですよね。
それ奥宮参謀の話しか聞いたことないんですよねぇ>零勝七敗の名将
アメリカ人の心理って、
「敵は強かった!、でもその強い敵に勝った俺たち最強だぜ!」なので、
”いい思い”をさせてくれた小澤長官を悪く言うとは思えない。
本当に認めたくないのは、南雲長官で、
開戦半日で太平洋艦隊が壊滅させられ、多くの空母と飛行機を沈められた
ナグモこそ、”絶対に評価したくない相手”なんですよね。
809GF長官
2020/12/19(土) 20:22:26.34ID:C5l2B8gq ご無沙汰しております。
仕事の方が冬季攻勢に入りまして、上司閣下からは納期死守命令が出て、
課業が滞っております。
昨日は早く帰れたんですが、寝落ちしてしまいました。
ごめんぬ。
来週からは本気出します。
仕事の方が冬季攻勢に入りまして、上司閣下からは納期死守命令が出て、
課業が滞っております。
昨日は早く帰れたんですが、寝落ちしてしまいました。
ごめんぬ。
来週からは本気出します。
810GF長官
2020/12/19(土) 20:57:42.64ID:C5l2B8gq811GF長官
2020/12/19(土) 20:58:34.80ID:C5l2B8gq >>810の続き
瑞鶴飛行機隊戦闘行動調書(1)によると、
アジ歴レファレンスコード【C08051577600】
30/50頁
0630時に報告を受け、0800時に瑞鶴が艦攻6機を
索敵に発進させている。
進出距離250浬なので、ツラギまでも届きません。
結局、全機敵を発見しないまま帰投しています。
瑞鶴飛行機隊戦闘行動調書(1)によると、
アジ歴レファレンスコード【C08051577600】
30/50頁
0630時に報告を受け、0800時に瑞鶴が艦攻6機を
索敵に発進させている。
進出距離250浬なので、ツラギまでも届きません。
結局、全機敵を発見しないまま帰投しています。
812GF長官
2020/12/19(土) 20:59:34.46ID:C5l2B8gq >>811の続き
このとき、原少将は何を思ったでしょうか。
「想定外」という言い訳は通用しませんよね。
ミッドウエー海戦では、空襲当日の南雲長官の情勢判断について、
>敵空母ヲ基幹トスル有力部隊、附近海面ニ大挙行動中ト推定セズ
批判されますが、敵情が入らなかったのだから当然と言えますが、
MO機動部隊の場合は異なります。
このとき、原少将は何を思ったでしょうか。
「想定外」という言い訳は通用しませんよね。
ミッドウエー海戦では、空襲当日の南雲長官の情勢判断について、
>敵空母ヲ基幹トスル有力部隊、附近海面ニ大挙行動中ト推定セズ
批判されますが、敵情が入らなかったのだから当然と言えますが、
MO機動部隊の場合は異なります。
813GF長官
2020/12/19(土) 21:00:22.72ID:C5l2B8gq814GF長官
2020/12/21(月) 23:08:57.33ID:WC2u1dOv815GF長官
2020/12/21(月) 23:09:56.92ID:WC2u1dOv >>814の続き
もちろん、部隊の行動は指揮官が決めることですから、
南下を命じれば良いだけなのですが、
ポートモレスビーの敵航空兵力撃滅のためには、
ラバウル戦闘機隊の補充が不可欠だという
作戦面での意義の他に、
もしあっさり断念した場合、第四艦隊司令部や第五空襲部隊など、
友軍との信頼関係を損ねる懸念がありますね。
もちろん、部隊の行動は指揮官が決めることですから、
南下を命じれば良いだけなのですが、
ポートモレスビーの敵航空兵力撃滅のためには、
ラバウル戦闘機隊の補充が不可欠だという
作戦面での意義の他に、
もしあっさり断念した場合、第四艦隊司令部や第五空襲部隊など、
友軍との信頼関係を損ねる懸念がありますね。
816GF長官
2020/12/21(月) 23:12:47.75ID:WC2u1dOv >>815の続き
作戦遂行には、部隊間の連繋が重要であり、
仕事でも友人関係でも、困った時に助けてくれてこそ、絆は深まるというもの。
目に見える成果も重要ですが、組織の団結のためには
頑張っている”姿勢”を見せることが、案外大事だったりするものです。
作戦遂行には、部隊間の連繋が重要であり、
仕事でも友人関係でも、困った時に助けてくれてこそ、絆は深まるというもの。
目に見える成果も重要ですが、組織の団結のためには
頑張っている”姿勢”を見せることが、案外大事だったりするものです。
817GF長官
2020/12/22(火) 23:14:03.41ID:CAcdAcs+ >>816の続き
とはいえ、そんなことを言ってられるのも、
米空母が出現するまでのこと。
ミッドウエーのときも、南雲長官が兵装転換を決断したのは、
速やかに敵基地を制圧しなければ、上陸作戦に支障をきたす
と判断したからです。
しかし、ひとたび米空母が発見された後は、友軍船団のことなど
一切顧みることなく、全力で敵空母に向かっている。
とはいえ、そんなことを言ってられるのも、
米空母が出現するまでのこと。
ミッドウエーのときも、南雲長官が兵装転換を決断したのは、
速やかに敵基地を制圧しなければ、上陸作戦に支障をきたす
と判断したからです。
しかし、ひとたび米空母が発見された後は、友軍船団のことなど
一切顧みることなく、全力で敵空母に向かっている。
818GF長官
2020/12/22(火) 23:14:55.40ID:CAcdAcs+ >>817の続き
もしB−17の爆撃で、船団に被害が出たらどうするの?
との批判も出るでしょうが、それは上陸支援を軽視したわけではなくて、
あくまで優先順位の問題ですね。
南雲機動部隊にとって、船団の直接護衛は任務ではありません。
もしB−17の爆撃で、船団に被害が出たらどうするの?
との批判も出るでしょうが、それは上陸支援を軽視したわけではなくて、
あくまで優先順位の問題ですね。
南雲機動部隊にとって、船団の直接護衛は任務ではありません。
819GF長官
2020/12/22(火) 23:18:02.51ID:CAcdAcs+820ゲショゲショ
2020/12/23(水) 20:03:24.64ID:/ycYh8Vg 当スレ、読み終えましたので合流。
相変わらずスレ主以下、奇人変人の巣窟ですな(ゲショゲショ)。
>>819
スプルーアンス提督と言えば、この比較は見た記憶が無いですね。
彼我の戦力比はほぼ同一での戦闘(敵駆逐艦1 VS 高速戦艦2、重巡2&圧倒的な空母戦力)で、
南雲長官:蘭印南方でエドソールを撃沈
スプルーアンス長官:トラック空襲で野分に逃走される
しかもスプルーアンス長官はわざわざ旗艦変更して自ら「直接指揮」していますからね。
一方、南雲長官は南方作戦等で近距離に発見した敵艦船攻撃は可能な限り三戦隊以下の水上部隊に任すよう下令し、
かつ自分が出張るようなことはしていませんね。
相変わらずスレ主以下、奇人変人の巣窟ですな(ゲショゲショ)。
>>819
スプルーアンス提督と言えば、この比較は見た記憶が無いですね。
彼我の戦力比はほぼ同一での戦闘(敵駆逐艦1 VS 高速戦艦2、重巡2&圧倒的な空母戦力)で、
南雲長官:蘭印南方でエドソールを撃沈
スプルーアンス長官:トラック空襲で野分に逃走される
しかもスプルーアンス長官はわざわざ旗艦変更して自ら「直接指揮」していますからね。
一方、南雲長官は南方作戦等で近距離に発見した敵艦船攻撃は可能な限り三戦隊以下の水上部隊に任すよう下令し、
かつ自分が出張るようなことはしていませんね。
821ゲショゲショ
2020/12/23(水) 20:42:37.70ID:/ycYh8Vg さて珊瑚海海戦編ですが、結構昔になりますが
「日本側が敵空母の存在を察知できる可能性があるのは、最速で『5月2日(午後)』。」
と私は述べています。
思い当たった人はいますかね?
当然ある情報の入手が必須ですが、筋道だった情勢判断を行えば“空母”と判断できなくても、
巡洋艦クラスが存在している可能性は判断できますし「その推定所在海域」から、
弱体な志摩ツラギ攻略部隊には十分な脅威である、と判断できたと私は考えます。
「日本側が敵空母の存在を察知できる可能性があるのは、最速で『5月2日(午後)』。」
と私は述べています。
思い当たった人はいますかね?
当然ある情報の入手が必須ですが、筋道だった情勢判断を行えば“空母”と判断できなくても、
巡洋艦クラスが存在している可能性は判断できますし「その推定所在海域」から、
弱体な志摩ツラギ攻略部隊には十分な脅威である、と判断できたと私は考えます。
822ゲショゲショ
2020/12/23(水) 21:02:57.33ID:/ycYh8Vg >>821の続き
もしMO機動部隊指揮官が南雲長官(ないしは同司令部)で、かつ当該情報を入手できたならば、
かなりの確率でツラギ空襲に現れたヨークタウンは“逆に待ち伏せ”されていたと私は判断します。
(その代わり、事後にレキシントンから側撃を突かれる可能性もありますが)
何故なら、数スレ前で紹介した『南雲機動部隊、蘭印南方海域“幻の敵空母”捜索撃滅作戦』とほぼ同じシチュエーションですので。
『5月2日(午後)』に何があったかは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』にちゃん記述がありますが、
戦史編纂官は深く考察せず軽く流していますね。
もしMO機動部隊指揮官が南雲長官(ないしは同司令部)で、かつ当該情報を入手できたならば、
かなりの確率でツラギ空襲に現れたヨークタウンは“逆に待ち伏せ”されていたと私は判断します。
(その代わり、事後にレキシントンから側撃を突かれる可能性もありますが)
何故なら、数スレ前で紹介した『南雲機動部隊、蘭印南方海域“幻の敵空母”捜索撃滅作戦』とほぼ同じシチュエーションですので。
『5月2日(午後)』に何があったかは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』にちゃん記述がありますが、
戦史編纂官は深く考察せず軽く流していますね。
823GF長官
2020/12/24(木) 21:06:07.20ID:IeBbIrpg824GF長官
2020/12/24(木) 21:40:04.89ID:IeBbIrpg >>819の続き
珊瑚海へ向かって急速南下する旗艦瑞鶴の艦橋で、
原少将の頭の中は、敵空母のことでいっぱいだったでしょう。
そしてこう考えていたに違いない。
「またしても、米空母にしてやられたか・・・」
この”またしても”というところが大事です。
珊瑚海へ向かって急速南下する旗艦瑞鶴の艦橋で、
原少将の頭の中は、敵空母のことでいっぱいだったでしょう。
そしてこう考えていたに違いない。
「またしても、米空母にしてやられたか・・・」
この”またしても”というところが大事です。
825GF長官
2020/12/24(木) 21:41:13.10ID:IeBbIrpg >>824の続き
これまで、米空母はヒットアンドアウェイと言われる、
日本軍基地に対する奇襲を繰り返してきました。
2月1日 マーシャル諸島(エンタープライズ、ヨークタウン)
2月20日 ラバウル(レキシントン)
→日本側の哨戒機に発見されたため中止
2月24日 ウエーク島(エンタープライズ)
これまで、米空母はヒットアンドアウェイと言われる、
日本軍基地に対する奇襲を繰り返してきました。
2月1日 マーシャル諸島(エンタープライズ、ヨークタウン)
2月20日 ラバウル(レキシントン)
→日本側の哨戒機に発見されたため中止
2月24日 ウエーク島(エンタープライズ)
826GF長官
2020/12/24(木) 21:41:54.68ID:IeBbIrpg828名無し三等兵
2020/12/25(金) 21:04:21.95ID:mgjXcEaw >>820
エドソールの件は遠距離で全速回避する敵艦にはそうそう当たらなくて当然なのか、日本海軍の砲戦技量に問題があるのかどちらなんだろうね?
エドソールの件は遠距離で全速回避する敵艦にはそうそう当たらなくて当然なのか、日本海軍の砲戦技量に問題があるのかどちらなんだろうね?
829GF長官
2020/12/25(金) 22:13:13.95ID:EPHnh3oW830GF長官
2020/12/25(金) 23:07:34.42ID:EPHnh3oW >>826の続き
五航戦に関係することで言えば、直前に参加していた4月の
印度洋機動作戦においても、
本来なら3月21日スターリング湾出撃の予定だったところ、
5日遅れて26日になりました。
その原因が、五航戦の遅参です。
五航戦に関係することで言えば、直前に参加していた4月の
印度洋機動作戦においても、
本来なら3月21日スターリング湾出撃の予定だったところ、
5日遅れて26日になりました。
その原因が、五航戦の遅参です。
831GF長官
2020/12/25(金) 23:09:21.38ID:EPHnh3oW832GF長官
2020/12/25(金) 23:15:14.05ID:EPHnh3oW833GF長官
2020/12/25(金) 23:15:54.90ID:EPHnh3oW >>832の続き
すなわち急速南下しつつも、心の中では「再び会敵することはない」
と諦めていたのかもしれません。
米空母がそのまま珊瑚海にとどまり、我が攻略作戦阻止に立ちはだかる
など、全くの想定外というわけですね。
すなわち急速南下しつつも、心の中では「再び会敵することはない」
と諦めていたのかもしれません。
米空母がそのまま珊瑚海にとどまり、我が攻略作戦阻止に立ちはだかる
など、全くの想定外というわけですね。
834名無し三等兵
2020/12/26(土) 01:22:19.34ID:quwBV8rv 米空母がヒットアンドアウェイで機動空襲にきたのか、こちらの攻略作戦を阻止すべく迎撃に来たとみるのかでは話が全然違うよね。
敵空母は引き上げた可能性はあるけどこちらが攻略作戦をやっている以上今までに増して警戒する必要あるな。
敵空母は引き上げた可能性はあるけどこちらが攻略作戦をやっている以上今までに増して警戒する必要あるな。
835名無し三等兵
2020/12/26(土) 01:28:35.01ID:quwBV8rv ツラギが敵艦載機の攻撃を受けたときにヨークタウンはガダルカナル島の南にいたわけだが、空襲された方は索敵機を出せなくても引き上げる敵機を見て来襲方向って分かるものだろうか?
だって攻撃側も母艦から最短距離で飛んだら方向を見破られるから攻撃目標の近くで大きく回り込んで東から飛んできたとフェイントをかけるぐらいやることもあるだろうし。
だって攻撃側も母艦から最短距離で飛んだら方向を見破られるから攻撃目標の近くで大きく回り込んで東から飛んできたとフェイントをかけるぐらいやることもあるだろうし。
837名無し三等兵
2020/12/26(土) 13:32:15.34ID:Qex4aXxR 夜間とは言え初月と野分を沈めるのに米艦隊が消費した砲弾
を思えば逃げ回る駆逐艦相手ではこんなものでしょ?
因みに野分を沈んだ時はハルゼーが指揮した唯一の水上砲戦
だったりするがハルゼーは沈めたのは駆逐艦と知らされると
「そんなはずはない!わしが沈めたのだぞ?少なくともアタゴ
クラスにちがいない!」と言い張ったという。
を思えば逃げ回る駆逐艦相手ではこんなものでしょ?
因みに野分を沈んだ時はハルゼーが指揮した唯一の水上砲戦
だったりするがハルゼーは沈めたのは駆逐艦と知らされると
「そんなはずはない!わしが沈めたのだぞ?少なくともアタゴ
クラスにちがいない!」と言い張ったという。
838GF長官
2020/12/26(土) 20:40:00.33ID:JX8XtEnF839GF長官
2020/12/26(土) 20:41:15.59ID:JX8XtEnF >>835
ツラギを奇襲した米空母機については、
「ツラギ在泊部隊は、突如北方から侵入してきた敵艦載機に襲われた」p231
大きく迂回して北側から入って来たようですね。
普通に考えれば、南方からの公算大ですが、2月20日のニューギニア沖海戦>>825
では、レキシントンはラバウルの東方350浬で発見されているので、北方からの
可能性がないわけでもない。
>>811で紹介した瑞鶴の索敵機の方位は記載されていませんが、
戦史叢書の付図第二(部隊行動図)には、南東に派出されたとあります。
その他、ツラギ攻略を支援した後、攻略部隊護衛に戻ろうとしていた
空母祥鳳もツラギ南西方面に索敵機を出そうとした(天候悪化により中止)
ので、日本側も、米空母はツラギ南方海面と正しく判断していたようです。
ツラギを奇襲した米空母機については、
「ツラギ在泊部隊は、突如北方から侵入してきた敵艦載機に襲われた」p231
大きく迂回して北側から入って来たようですね。
普通に考えれば、南方からの公算大ですが、2月20日のニューギニア沖海戦>>825
では、レキシントンはラバウルの東方350浬で発見されているので、北方からの
可能性がないわけでもない。
>>811で紹介した瑞鶴の索敵機の方位は記載されていませんが、
戦史叢書の付図第二(部隊行動図)には、南東に派出されたとあります。
その他、ツラギ攻略を支援した後、攻略部隊護衛に戻ろうとしていた
空母祥鳳もツラギ南西方面に索敵機を出そうとした(天候悪化により中止)
ので、日本側も、米空母はツラギ南方海面と正しく判断していたようです。
840GF長官
2020/12/26(土) 21:23:13.91ID:JX8XtEnF >>833の続き
幸いというべきか、三波の空襲を受けたツラギの被害は軽微でした。
沈没は駆逐艦菊月1隻、掃海艇2、輸送船1
旗艦の敷設艦沖島以下は、攻撃されたものの避退に成功している。
特に、当時ツラギに配備されていた大艇3機は、敵機来襲前に
哨戒飛行に出ていたために被害はなく、
この日の午後、ラバウルから到着した4機と合わせて、
翌朝からも予定通りの哨戒を実施できたことです。
幸いというべきか、三波の空襲を受けたツラギの被害は軽微でした。
沈没は駆逐艦菊月1隻、掃海艇2、輸送船1
旗艦の敷設艦沖島以下は、攻撃されたものの避退に成功している。
特に、当時ツラギに配備されていた大艇3機は、敵機来襲前に
哨戒飛行に出ていたために被害はなく、
この日の午後、ラバウルから到着した4機と合わせて、
翌朝からも予定通りの哨戒を実施できたことです。
841GF長官
2020/12/26(土) 21:24:05.65ID:JX8XtEnF842GF長官
2020/12/26(土) 21:25:18.83ID:JX8XtEnF >>841の続き
以上を総合すると、5月4日の日没時点で、
MO機動部隊は、ツラギ北方200浬を南下中であり、
@米空母1隻〜2隻が珊瑚海に所在するのは確実
AMO機動部隊は翌5日に珊瑚海へ進出予定だが、
米空母が一撃離脱のつもりなら、捕捉できる可能性は無し。
Bあるいは日本側のポートモレスビー攻略作戦をすでに察知しており、
再度奇襲を仕掛けてくる可能性は十分に考えられる。
Cアメリカ側は、MO機動部隊の所在を把握していないだろう。
以上を総合すると、5月4日の日没時点で、
MO機動部隊は、ツラギ北方200浬を南下中であり、
@米空母1隻〜2隻が珊瑚海に所在するのは確実
AMO機動部隊は翌5日に珊瑚海へ進出予定だが、
米空母が一撃離脱のつもりなら、捕捉できる可能性は無し。
Bあるいは日本側のポートモレスビー攻略作戦をすでに察知しており、
再度奇襲を仕掛けてくる可能性は十分に考えられる。
Cアメリカ側は、MO機動部隊の所在を把握していないだろう。
843GF長官
2020/12/26(土) 21:25:58.55ID:JX8XtEnF >>842の続き
どうでしょう?
それほど悲観すべき状況でもないですよね。
原少将としては、
「敵さん、調子にのってもう一度出て来たら、その時は必ず捕捉して
ギッタンギッタンにしてやるぜ」
と手ぐすねを引いて待っていたのかもしれません。
どうでしょう?
それほど悲観すべき状況でもないですよね。
原少将としては、
「敵さん、調子にのってもう一度出て来たら、その時は必ず捕捉して
ギッタンギッタンにしてやるぜ」
と手ぐすねを引いて待っていたのかもしれません。
845名無し三等兵
2020/12/26(土) 22:57:14.90ID:quwBV8rv >>839
あらら。ヨークタウン機は大きく迂回して北側から攻撃かけてたのか。それでも敵の目はごまかせなかった。米空母は南にいると。
あらら。ヨークタウン機は大きく迂回して北側から攻撃かけてたのか。それでも敵の目はごまかせなかった。米空母は南にいると。
846GF長官
2020/12/27(日) 10:37:02.67ID:LDBmxt7f847名無し三等兵
2020/12/27(日) 17:53:33.00ID:n2iJCGW+ 万が一、珊瑚海で米空母2隻撃沈又は使用不能に追いこんでも
上陸作戦の支援ができるほどの戦力が残っていたとは思えない
当時のポートモレスビーの米陸軍航空隊が稼働機約40機程度だったらいしいが
後のガ島の状況から推測すると、空母の支援なき上陸作戦は失敗
例によって人員だけ上陸し重火器、食料なしのパターンもあり得る
守備についている豪軍は精鋭かつ屈強で戦術にたけるから全滅だろう
上陸作戦の支援ができるほどの戦力が残っていたとは思えない
当時のポートモレスビーの米陸軍航空隊が稼働機約40機程度だったらいしいが
後のガ島の状況から推測すると、空母の支援なき上陸作戦は失敗
例によって人員だけ上陸し重火器、食料なしのパターンもあり得る
守備についている豪軍は精鋭かつ屈強で戦術にたけるから全滅だろう
848名無し三等兵
2020/12/27(日) 18:11:05.58ID:N6bYQgI/ 南雲長官はもっと評価されるべき(39代目)
849名無し三等兵
2020/12/28(月) 11:54:09.33ID:S1uivwVM >>847
ヨークタウン撃沈は誤認だったが結果論でも史実でも米空母無力化には成功している。
ヨークタウンは命中こそ一発だったが至近弾で燃料タンクを破損して重油が漏れ出し、サモアの港に戻ったときには燃料ゼロになってた。
つまり飛行機の数ならまだ勝負できそうだが空母戦が無理だから撤退したわけで。
ヨークタウン撃沈は誤認だったが結果論でも史実でも米空母無力化には成功している。
ヨークタウンは命中こそ一発だったが至近弾で燃料タンクを破損して重油が漏れ出し、サモアの港に戻ったときには燃料ゼロになってた。
つまり飛行機の数ならまだ勝負できそうだが空母戦が無理だから撤退したわけで。
850GF長官
2020/12/28(月) 20:18:03.76ID:tm3ivJ0k851GF長官
2020/12/28(月) 20:37:18.01ID:tm3ivJ0k >>843の続き
それと比較すると、フレッチャー少将の行動は
やはり軽率だったというのが、本職の評価です。
日本側最大の関心事であった、米空母の所在について
自ら手の内を明かしてまで敵を利する必要はなかったかと。
乗員の士気は高揚できたんでしょうけど。
それと比較すると、フレッチャー少将の行動は
やはり軽率だったというのが、本職の評価です。
日本側最大の関心事であった、米空母の所在について
自ら手の内を明かしてまで敵を利する必要はなかったかと。
乗員の士気は高揚できたんでしょうけど。
852GF長官
2020/12/28(月) 20:40:09.59ID:tm3ivJ0k853GF長官
2020/12/28(月) 20:41:03.82ID:tm3ivJ0k >>852の続き
これはツラギが米空母機に空襲している最中のことですから、
南洋部隊指揮官の井上長官は、ツラギ被空襲により、
MO作戦を延期もしくは中止する気は、さらさらなかったとの
ことですね。
その理由について、
「敵機動部隊は我がMO機動部隊の進出によって、避退するか、
または捕捉撃滅されるのかのいずれかであり、計画の変更を
認めないと判断したためである」 (公刊戦史)p238
これはツラギが米空母機に空襲している最中のことですから、
南洋部隊指揮官の井上長官は、ツラギ被空襲により、
MO作戦を延期もしくは中止する気は、さらさらなかったとの
ことですね。
その理由について、
「敵機動部隊は我がMO機動部隊の進出によって、避退するか、
または捕捉撃滅されるのかのいずれかであり、計画の変更を
認めないと判断したためである」 (公刊戦史)p238
854GF長官
2020/12/28(月) 20:42:11.96ID:tm3ivJ0k >>853の続き
なんという自信!
どうでしょう?ミッドウエーなら慢心やら、勝利病やら
色々叩かれるところでしょうけど、
当時の南雲機動部隊に対する信頼というか、
彼らの”立ち位置”が想像できますよね。
まさに泣く子も黙る、ナグモタスクフォース
一たび姿を現せば、敵は尻尾をまいて逃げ出すであろう!
なんという自信!
どうでしょう?ミッドウエーなら慢心やら、勝利病やら
色々叩かれるところでしょうけど、
当時の南雲機動部隊に対する信頼というか、
彼らの”立ち位置”が想像できますよね。
まさに泣く子も黙る、ナグモタスクフォース
一たび姿を現せば、敵は尻尾をまいて逃げ出すであろう!
855名無し三等兵
2020/12/28(月) 22:29:58.65ID:VVyynOzc そりゃあ軍隊は基本的に戦力同等なら勝利を求められるというか勝てって考えが普通だから
そう書くとなんか変に誤解されそうだけど、投入戦力の考え方としては基本それ
同等でなく戦力優位ならもう言わずもがな
エンプラ、ホーネの第16任務部隊を後発で出しているとはいえ、
見積もり敵空母2隻なのに、レキシンとヨークタの空母2隻出しているのは同等なら勝てるやん(無論、引き分けではなく勝て)という理屈
アメリカ軍特有の考えじゃなく、日本軍もそういう理屈
そう書くとなんか変に誤解されそうだけど、投入戦力の考え方としては基本それ
同等でなく戦力優位ならもう言わずもがな
エンプラ、ホーネの第16任務部隊を後発で出しているとはいえ、
見積もり敵空母2隻なのに、レキシンとヨークタの空母2隻出しているのは同等なら勝てるやん(無論、引き分けではなく勝て)という理屈
アメリカ軍特有の考えじゃなく、日本軍もそういう理屈
856名無し三等兵
2020/12/29(火) 10:29:03.97ID:WFGApPyK そういえば、
今年のエメリッヒMIDWAYでは、
珊瑚海上で傾いて今にも沈みそうなヨークタウンの側までエンタープライズとホーネットが駆けつけて、艦橋でハルゼーが「くそっ!間に合わなかったか…」ってシーンがあるんだが、
史実には、艦が並ばないまでも、
珊瑚海にエンタやホーネが救援に行く話はあったの?
今年のエメリッヒMIDWAYでは、
珊瑚海上で傾いて今にも沈みそうなヨークタウンの側までエンタープライズとホーネットが駆けつけて、艦橋でハルゼーが「くそっ!間に合わなかったか…」ってシーンがあるんだが、
史実には、艦が並ばないまでも、
珊瑚海にエンタやホーネが救援に行く話はあったの?
857名無し三等兵
2020/12/29(火) 10:32:45.42ID:WFGApPyK858名無し三等兵
2020/12/29(火) 13:42:43.77ID:ZxC0UxW0 >>857
ヒント
ノンフィクション作品は史実を題材にしたフィクション作品
>で、ヨークタウンのとこまで一応行ったのは史実通り?
で、ヨークタウンの(居る珊瑚海あたりの)とこまで一応行ったのは史実通り
ヒント
ノンフィクション作品は史実を題材にしたフィクション作品
>で、ヨークタウンのとこまで一応行ったのは史実通り?
で、ヨークタウンの(居る珊瑚海あたりの)とこまで一応行ったのは史実通り
859GF長官
2020/12/30(水) 03:12:25.70ID:RXJKGImt860GF長官
2020/12/30(水) 03:25:03.75ID:RXJKGImt >>854の続き
四艦隊としても、
「敵の奇襲を許してしまったけれども、どうせ一撃離脱だから
攻略作戦に支障はないし、
仮に米空母が珊瑚海に残ったところで、我が機動部隊が
進出すれば鎧袖一触!」
こんな感じだったのかな。
四艦隊としても、
「敵の奇襲を許してしまったけれども、どうせ一撃離脱だから
攻略作戦に支障はないし、
仮に米空母が珊瑚海に残ったところで、我が機動部隊が
進出すれば鎧袖一触!」
こんな感じだったのかな。
861GF長官
2020/12/30(水) 03:28:09.11ID:RXJKGImt >>860の続き
その期待を一身に浴びたMO機動部隊にしても、
「おそらく米空母は、一撃離脱でもう出て来ないだろうけど、
もし残るつもりなら、5日以降に友軍の哨戒に引っかかるはず。
むしろそっちの方が好都合」
ツラギ被空襲によって、米空母の存在が明らかになったおかげで、
行動方針が明確に立てられるようになった。
その期待を一身に浴びたMO機動部隊にしても、
「おそらく米空母は、一撃離脱でもう出て来ないだろうけど、
もし残るつもりなら、5日以降に友軍の哨戒に引っかかるはず。
むしろそっちの方が好都合」
ツラギ被空襲によって、米空母の存在が明らかになったおかげで、
行動方針が明確に立てられるようになった。
862GF長官
2020/12/30(水) 03:28:51.43ID:RXJKGImt >>861の続き
横浜空の大艇による日施哨戒は、ラバウル、ショートランド、ツラギから
ほぼ珊瑚海全域をカバーしているので、米空母が攻略阻止のために
北上してくれば、間違いなく捕捉できるでしょう。
とはいえ珊瑚海へ進出するには、あと一日必要ですから、
索敵結果を待ちながら、粛々と南下するのみですね。
横浜空の大艇による日施哨戒は、ラバウル、ショートランド、ツラギから
ほぼ珊瑚海全域をカバーしているので、米空母が攻略阻止のために
北上してくれば、間違いなく捕捉できるでしょう。
とはいえ珊瑚海へ進出するには、あと一日必要ですから、
索敵結果を待ちながら、粛々と南下するのみですね。
863GF長官
2020/12/31(木) 00:10:31.20ID:+2T+xtYw >>862の続き
MO機動部隊は、5日、自身でも索敵を実施している。
瑞鶴飛行機隊戦闘行動調書(1)
アジ歴【レファレンスコード】C08051577600
31/50頁
両空母6機ずつの計12機(九七艦攻)
0400時(黎明)発進、進出距離300浬
※翔鶴の行動調書には記録無し
MO機動部隊は、5日、自身でも索敵を実施している。
瑞鶴飛行機隊戦闘行動調書(1)
アジ歴【レファレンスコード】C08051577600
31/50頁
両空母6機ずつの計12機(九七艦攻)
0400時(黎明)発進、進出距離300浬
※翔鶴の行動調書には記録無し
864GF長官
2020/12/31(木) 00:11:24.04ID:+2T+xtYw >>863の続き
戦史叢書の付図第二行動図によれば、
ツラギ東方海面から南方〜南東方面にかけて飛ばしています。
もう一日早ければ、ガダルカナル島南方のヨークタウンを確実に
捕捉できたはずですが、すでに南下して圏外に出た後でした。
そのため全機、敵を見ずに帰投しています。
戦史叢書の付図第二行動図によれば、
ツラギ東方海面から南方〜南東方面にかけて飛ばしています。
もう一日早ければ、ガダルカナル島南方のヨークタウンを確実に
捕捉できたはずですが、すでに南下して圏外に出た後でした。
そのため全機、敵を見ずに帰投しています。
865GF長官
2020/12/31(木) 00:17:40.03ID:+2T+xtYw >>864の続き
結局この日、敵艦隊を見つけることはできませんでした。
では今回のツラギ奇襲はやはり、”いつもの通り”の一撃離脱だったのか。
否、米空母はMO攻略作戦阻止のために、珊瑚海へ進出して来たのです。
どうして、そんなことが言えるのか。
「真実はいつもひとつ!」
結局この日、敵艦隊を見つけることはできませんでした。
では今回のツラギ奇襲はやはり、”いつもの通り”の一撃離脱だったのか。
否、米空母はMO攻略作戦阻止のために、珊瑚海へ進出して来たのです。
どうして、そんなことが言えるのか。
「真実はいつもひとつ!」
866GF長官
2020/12/31(木) 21:43:04.57ID:+2T+xtYw >>865の続き
そのヒントは、基地航空隊の九七大艇が与えてくれました。
5月5日、ショートランドから3機、ツラギから6機の大艇が
哨戒に飛び立っていますが、ショートランド発の1機だけが
未帰還となったのです。
そのヒントは、基地航空隊の九七大艇が与えてくれました。
5月5日、ショートランドから3機、ツラギから6機の大艇が
哨戒に飛び立っていますが、ショートランド発の1機だけが
未帰還となったのです。
867GF長官
2020/12/31(木) 21:43:59.94ID:+2T+xtYw >>866の続き
横浜空飛行機隊戦闘行動調書(2)
アジ歴レファレンスコード【C08051608900】
18/55頁
上記によると、0130時に3機が発進していますが、
D4哨区を担当した浦田清之助大尉機長の1機が
戻って来なかった。
横浜空飛行機隊戦闘行動調書(2)
アジ歴レファレンスコード【C08051608900】
18/55頁
上記によると、0130時に3機が発進していますが、
D4哨区を担当した浦田清之助大尉機長の1機が
戻って来なかった。
868GF長官
2020/12/31(木) 21:45:35.02ID:+2T+xtYw >>867の続き
当時の哨戒区については、公刊戦史にあります。
戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=049
120頁
挿図第13 第五空襲部隊哨戒区分にある通り、
ラバウルとツラギの中間地点にあるのがショートランドで、
そこから南方に向けて、@〜Cの区分けがされており、
D4哨区はその最も東側、ショートランドから見ると南東方位、
ちょうどレンネル島の南方海面を担当していたことが分かります。
当時の哨戒区については、公刊戦史にあります。
戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=049
120頁
挿図第13 第五空襲部隊哨戒区分にある通り、
ラバウルとツラギの中間地点にあるのがショートランドで、
そこから南方に向けて、@〜Cの区分けがされており、
D4哨区はその最も東側、ショートランドから見ると南東方位、
ちょうどレンネル島の南方海面を担当していたことが分かります。
869GF長官
2020/12/31(木) 21:46:31.69ID:+2T+xtYw >>868の続き
その浦田機が未帰還となったのですが、行動調書では
「前後の事情より判断するに、敵機動部隊と突然遭遇交戦後、
壮烈なる自爆をなせるものと認めらる」
もし故障や事故による未帰還なら、無電による救助要請が発信される
はずですから、音沙汰がないということは、敵に撃墜されたと考えるのが
妥当との判断ですね。
その浦田機が未帰還となったのですが、行動調書では
「前後の事情より判断するに、敵機動部隊と突然遭遇交戦後、
壮烈なる自爆をなせるものと認めらる」
もし故障や事故による未帰還なら、無電による救助要請が発信される
はずですから、音沙汰がないということは、敵に撃墜されたと考えるのが
妥当との判断ですね。
870GF長官
2020/12/31(木) 21:56:08.39ID:+2T+xtYw 今年も残り2時間余りとなりました。
変わらぬご愛顧に感謝すると共に、スレ納めとさせていただきます。
先の見えない世の中とは言われますが、
まさか自由にキャバクラに行けない時代が来るとは・・・
来年は普通に居酒屋で飲み会がしたい。
というわけで休み中は酒に溺れたいと思います。
よいお年を〜ノシ
変わらぬご愛顧に感謝すると共に、スレ納めとさせていただきます。
先の見えない世の中とは言われますが、
まさか自由にキャバクラに行けない時代が来るとは・・・
来年は普通に居酒屋で飲み会がしたい。
というわけで休み中は酒に溺れたいと思います。
よいお年を〜ノシ
871GF長官
2021/01/04(月) 21:18:25.78ID:/YVy0xtg 迎春
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
うちの会社は明日まで休みですが、その後2日間在宅勤務なので、
今週は金曜日しか出社しません。
たぶん今週末まで正月気分・・・
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
うちの会社は明日まで休みですが、その後2日間在宅勤務なので、
今週は金曜日しか出社しません。
たぶん今週末まで正月気分・・・
872GF長官
2021/01/04(月) 21:19:42.58ID:/YVy0xtg >>871の続き
新年早々、緊急事態宣言発令模様ですが、4月の時のように
みんな律儀に守らないでしょうね。
ワクチンが普及するまでは、一人一人が少しずつ辛抱するしかないかと。
過去スレを見直しましたが、昨年始はゴーン逃亡事件とかあったのか。
10年も昔の話のようだ。
1940年の東京大会のように、2020年の東京五輪も延期になるとは
まさかまさかでしたねぇ
新年早々、緊急事態宣言発令模様ですが、4月の時のように
みんな律儀に守らないでしょうね。
ワクチンが普及するまでは、一人一人が少しずつ辛抱するしかないかと。
過去スレを見直しましたが、昨年始はゴーン逃亡事件とかあったのか。
10年も昔の話のようだ。
1940年の東京大会のように、2020年の東京五輪も延期になるとは
まさかまさかでしたねぇ
873GF長官
2021/01/04(月) 21:21:00.81ID:/YVy0xtg >>872の続き
本編は明日から再開として、今年の目標は珊瑚海海戦編完結ですね。
戦闘経過は一度過去スレで終えているので、
・両軍指揮官の作戦指導考察と
・レキシントン沈没を通して、ダメコン検証
に重点を置こうと思っています。
今年も、天祐ヲ確信シ全軍突撃セヨ
本編は明日から再開として、今年の目標は珊瑚海海戦編完結ですね。
戦闘経過は一度過去スレで終えているので、
・両軍指揮官の作戦指導考察と
・レキシントン沈没を通して、ダメコン検証
に重点を置こうと思っています。
今年も、天祐ヲ確信シ全軍突撃セヨ
874名無し三等兵
2021/01/05(火) 14:10:13.18ID:I3B3JJNF 珊瑚は5航の現場だから
南雲麾下ではないけど
スレタイ的には問題ないのかな
南雲麾下ではないけど
スレタイ的には問題ないのかな
875GF長官
2021/01/05(火) 21:26:46.30ID:0uW07IgL876GF長官
2021/01/05(火) 21:43:01.45ID:0uW07IgL877GF長官
2021/01/05(火) 21:45:08.24ID:0uW07IgL878GF長官
2021/01/05(火) 21:47:24.62ID:0uW07IgL >>877の続き
まず撃墜時刻ですが、日施哨戒の場合、1時間ごと(たぶん)に定時報告を
入れます。通常ならば「異常無し」と打電するだけ。
浦田機は当日0130時に発進して、0230時、0330時・・・と定時報告を
入れていたが、0930時の打電を最後に消息を絶った。
ここから、撃墜位置は0930〜1030の時間帯の飛行区域と予想できる。
まず撃墜時刻ですが、日施哨戒の場合、1時間ごと(たぶん)に定時報告を
入れます。通常ならば「異常無し」と打電するだけ。
浦田機は当日0130時に発進して、0230時、0330時・・・と定時報告を
入れていたが、0930時の打電を最後に消息を絶った。
ここから、撃墜位置は0930〜1030の時間帯の飛行区域と予想できる。
879GF長官
2021/01/06(水) 21:49:22.67ID:ZaPMiJz0 >>878の続き
次に、ショートランド発の哨戒経路ですが、
公刊戦史の付図第三によると、ツラギ発の大艇進出距離が650浬に
なっているので、それと同じとし、側程の記載はありませんが60浬とします。
根拠は航空偵察での視程がだいたい30浬(55km)なので、
これより側程を大きくすると、往路と復路でどちらからも漏れてしまう
”穴”が出来てしまうから。
次に、ショートランド発の哨戒経路ですが、
公刊戦史の付図第三によると、ツラギ発の大艇進出距離が650浬に
なっているので、それと同じとし、側程の記載はありませんが60浬とします。
根拠は航空偵察での視程がだいたい30浬(55km)なので、
これより側程を大きくすると、往路と復路でどちらからも漏れてしまう
”穴”が出来てしまうから。
880GF長官
2021/01/06(水) 21:51:29.01ID:ZaPMiJz0 >>879の続き
九七大艇の巡航速度は、wikiによると216km/hとあるので、
110ノット(204km/h)と設定。
所要時間は、往路650浬で6時間、側程60浬で30分、復路で6時間
計12時間半の行程。
行動調書によると、ショートランド基地を0130時発となっているので、
索敵線先端に到達するのが、0730頃
側程を経て復路に入るのが、0800頃
九七大艇の巡航速度は、wikiによると216km/hとあるので、
110ノット(204km/h)と設定。
所要時間は、往路650浬で6時間、側程60浬で30分、復路で6時間
計12時間半の行程。
行動調書によると、ショートランド基地を0130時発となっているので、
索敵線先端に到達するのが、0730頃
側程を経て復路に入るのが、0800頃
881GF長官
2021/01/06(水) 21:52:25.24ID:ZaPMiJz0882GF長官
2021/01/07(木) 20:12:53.91ID:Ce5dkSxJ >>881の続き
では、答え合わせといきましょう。
過去スレでも紹介しました、英語版wikiによると、
At 08:16 on 5 May, TF 17 rendezvoused with TF 11 and TF 44
at a predetermined point 320 nmi south of Guadalcanal (15°S 160°E).
At about the same time, four Grumman F4F Wildcat fighters from Yorktown
intercepted a Kawanishi H6K reconnaissance flying boat from the Yokohama
Air Group of the 25th Air Flotilla based at the Shortland Islands
and shot it down 11 nmi from TF 11.
では、答え合わせといきましょう。
過去スレでも紹介しました、英語版wikiによると、
At 08:16 on 5 May, TF 17 rendezvoused with TF 11 and TF 44
at a predetermined point 320 nmi south of Guadalcanal (15°S 160°E).
At about the same time, four Grumman F4F Wildcat fighters from Yorktown
intercepted a Kawanishi H6K reconnaissance flying boat from the Yokohama
Air Group of the 25th Air Flotilla based at the Shortland Islands
and shot it down 11 nmi from TF 11.
883GF長官
2021/01/07(木) 20:13:32.72ID:Ce5dkSxJ >>882の続き
「5月5日0816時、第17任務部隊(ヨークタウン)は、第11任務部隊(レキシントン)、
及び第44任務部隊(豪クレース少将の重巡部隊)と合同した。
位置は、ガダルカナル島の南方320浬(南緯15度・東経160度)
ほぼ同時刻に、ヨークタウンから発艦したF4Fが、ショートランドを発進した
日本軍(第二十五航空戦隊)の川西九七大艇を邀撃した。
撃墜地点は、第11任務部隊から11浬離れたところだった」
「5月5日0816時、第17任務部隊(ヨークタウン)は、第11任務部隊(レキシントン)、
及び第44任務部隊(豪クレース少将の重巡部隊)と合同した。
位置は、ガダルカナル島の南方320浬(南緯15度・東経160度)
ほぼ同時刻に、ヨークタウンから発艦したF4Fが、ショートランドを発進した
日本軍(第二十五航空戦隊)の川西九七大艇を邀撃した。
撃墜地点は、第11任務部隊から11浬離れたところだった」
884GF長官
2021/01/07(木) 20:14:59.52ID:Ce5dkSxJ885名無し三等兵
2021/01/08(金) 14:58:43.58ID:0kgOeYly 索敵に飛び立つ前に飛行計画書を出すだろうから、定時連絡がなかった時点で敵機動部隊に撃墜されたと判断できるよね。
ミッドの米側でもそうだが基地機の索敵情報を味方機動部隊に連絡するのはモールス符号を暗号に組んで電信で、になるのだろうか?
ミッドの米側でもそうだが基地機の索敵情報を味方機動部隊に連絡するのはモールス符号を暗号に組んで電信で、になるのだろうか?
886GF長官
2021/01/08(金) 22:44:03.26ID:D+Ln6wzT887GF長官
2021/01/08(金) 23:07:27.08ID:D+Ln6wzT >>884の続き
アメリカ側の記録によると、ヨークタウンのレーダーが日本機を捕捉し、
マコーマック大尉以下、F4Fが4機邀撃に向かった。
「我々はヨークタウンの方位275度25浬の地点で敵を発見した。
敵は高度600〜700フィート(182〜213メートル)
双尾翼の四発機、赤い日の丸が確認できた。
目標は照準の修正を必要としないほど、ゆっくりと飛んでいた。
一連射で左側エンジンから火を噴き、撃墜するまで30秒とかからなかった」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p89
アメリカ側の記録によると、ヨークタウンのレーダーが日本機を捕捉し、
マコーマック大尉以下、F4Fが4機邀撃に向かった。
「我々はヨークタウンの方位275度25浬の地点で敵を発見した。
敵は高度600〜700フィート(182〜213メートル)
双尾翼の四発機、赤い日の丸が確認できた。
目標は照準の修正を必要としないほど、ゆっくりと飛んでいた。
一連射で左側エンジンから火を噴き、撃墜するまで30秒とかからなかった」
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p89
888GF長官
2021/01/08(金) 23:09:25.67ID:D+Ln6wzT889GF長官
2021/01/08(金) 23:10:20.33ID:D+Ln6wzT890GF長官
2021/01/09(土) 20:10:07.62ID:lcycPqOm >>889の続き
前日、ヨークタウンはガダルカナル島の南方100浬付近で
ツラギ攻撃隊を出し、日本時間14時頃に攻撃を終了して
南方に避退した。
それから5日10時まで約20時間、
艦隊速力を24ノットだとすると、480浬移動できる計算です。
前日、ヨークタウンはガダルカナル島の南方100浬付近で
ツラギ攻撃隊を出し、日本時間14時頃に攻撃を終了して
南方に避退した。
それから5日10時まで約20時間、
艦隊速力を24ノットだとすると、480浬移動できる計算です。
891GF長官
2021/01/09(土) 20:12:02.87ID:lcycPqOm >>890の続き
ちなみに24ノットというのは、ミッドウエー作戦において
南雲機動部隊が敵哨戒圏に入った4日から、攻撃隊発進地点までの
移動速度です。
通常は経済速力である14ノット程度で航行しますが、
敵勢力圏では、燃費を無視して戦闘速力に上げないといけない。
24ノットならば、ガダルカナル島の南方600浬付近になり、
ショートランドからの大艇哨戒圏外に離脱が可能ですね。
ちなみに24ノットというのは、ミッドウエー作戦において
南雲機動部隊が敵哨戒圏に入った4日から、攻撃隊発進地点までの
移動速度です。
通常は経済速力である14ノット程度で航行しますが、
敵勢力圏では、燃費を無視して戦闘速力に上げないといけない。
24ノットならば、ガダルカナル島の南方600浬付近になり、
ショートランドからの大艇哨戒圏外に離脱が可能ですね。
892GF長官
2021/01/09(土) 20:13:51.36ID:lcycPqOm >>891の続き
ところが、実際はその半分の200浬程度しか南下していなかった。
>ガダルカナル島の南方320浬
このような奇襲攻撃を行う場合、敵の追撃から逃れるために
全速で離脱しそうなものですが・・・
ひとつには、ガダルカナル島の南方にはレンネル島があり、
まっすぐ南下はできず、南東方向へ迂回しないといけないので、
その分、移動距離が長くなることが考えられる。
また駆逐艦の燃料残量が厳しくて、速力を落とさざるを得なかったのかも。
ところが、実際はその半分の200浬程度しか南下していなかった。
>ガダルカナル島の南方320浬
このような奇襲攻撃を行う場合、敵の追撃から逃れるために
全速で離脱しそうなものですが・・・
ひとつには、ガダルカナル島の南方にはレンネル島があり、
まっすぐ南下はできず、南東方向へ迂回しないといけないので、
その分、移動距離が長くなることが考えられる。
また駆逐艦の燃料残量が厳しくて、速力を落とさざるを得なかったのかも。
893GF長官
2021/01/09(土) 20:15:04.97ID:lcycPqOm894名無し三等兵
2021/01/10(日) 02:36:58.67ID:tW1ylzoR なら何故そうしたのかという疑問が生まれるけどなあ
素直に考えれば米海軍はあの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれないってなりそうだけど
そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
日本海軍における空母の運用方法のことなのか
米海軍における空母の運用方法なのか
それとも、万国共通の空母とはこういう風に運用するものだとの虎の巻、みたいなもんでもあるんかね
素直に考えれば米海軍はあの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれないってなりそうだけど
そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
日本海軍における空母の運用方法のことなのか
米海軍における空母の運用方法なのか
それとも、万国共通の空母とはこういう風に運用するものだとの虎の巻、みたいなもんでもあるんかね
895GF長官
2021/01/10(日) 17:27:41.83ID:sJE/ehgA >>894
今年もよろしくお願いしますね。
>そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
これは運用云々以前の問題で、洋上補給という最も無防備な状態を
敵哨戒圏内で始めようとするなんて、何考えてんの?
前日のツラギ奇襲で、日本軍の注意を引きつけておきながら、
ガダルカナル島南方海面の索敵強化が予想されるのに・・・ですよ。
どんだけ無理ゲーというか、ドM体質ですか、フレッチャーさん?
今年もよろしくお願いしますね。
>そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
これは運用云々以前の問題で、洋上補給という最も無防備な状態を
敵哨戒圏内で始めようとするなんて、何考えてんの?
前日のツラギ奇襲で、日本軍の注意を引きつけておきながら、
ガダルカナル島南方海面の索敵強化が予想されるのに・・・ですよ。
どんだけ無理ゲーというか、ドM体質ですか、フレッチャーさん?
896GF長官
2021/01/10(日) 17:30:03.27ID:sJE/ehgA >>895の続き
閑話休題
5日の米空母についての考察は、「合同」と「補給」とを分けるべき、
と考えています。
ツラギ奇襲は当初計画にない突発的な行動だったため、万一
敵の反撃を受けてヨークタウンが損傷した場合、すぐに僚艦の
救援を仰げるように、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
レキシントンとの合同地点を北側に寄せた、
と考えれば、十分に合理的な判断ですよね。
閑話休題
5日の米空母についての考察は、「合同」と「補給」とを分けるべき、
と考えています。
ツラギ奇襲は当初計画にない突発的な行動だったため、万一
敵の反撃を受けてヨークタウンが損傷した場合、すぐに僚艦の
救援を仰げるように、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
レキシントンとの合同地点を北側に寄せた、
と考えれば、十分に合理的な判断ですよね。
897GF長官
2021/01/10(日) 17:30:52.11ID:sJE/ehgA >>896の続き
幸いにも奇襲は成功したので、何事もなく合同に成功した。
ならば、さっさと南下離脱して圏外に出てから補給を始めれば
良かったのに、それすらしていないからドM(ry
となると、何かそう出来ない事情があったわけで、
>あの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれない
幸いにも奇襲は成功したので、何事もなく合同に成功した。
ならば、さっさと南下離脱して圏外に出てから補給を始めれば
良かったのに、それすらしていないからドM(ry
となると、何かそう出来ない事情があったわけで、
>あの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれない
899GF長官
2021/01/10(日) 17:32:43.34ID:sJE/ehgA900GF長官
2021/01/10(日) 17:34:13.12ID:sJE/ehgA >>899の続き
この事情をあれこれ考察するのが、戦史検証の醍醐味と言えますね。
日本側の行動方針が、まっすぐ南下しつつ索敵結果を待つ、という
単純明快だったのに対して、
アメリカ側は心配しないといけないことがたくさんあって複雑です。
そして指揮官の決断において、思考の分岐点が多ければ多いほど、
そこに錯誤が生じやすくなるのです。
この事情をあれこれ考察するのが、戦史検証の醍醐味と言えますね。
日本側の行動方針が、まっすぐ南下しつつ索敵結果を待つ、という
単純明快だったのに対して、
アメリカ側は心配しないといけないことがたくさんあって複雑です。
そして指揮官の決断において、思考の分岐点が多ければ多いほど、
そこに錯誤が生じやすくなるのです。
901GF長官
2021/01/10(日) 17:35:23.85ID:sJE/ehgA902GF長官
2021/01/10(日) 17:38:19.59ID:sJE/ehgA903ゲショゲショ
2021/01/10(日) 18:33:44.86ID:GDvDGMde >>860>>861
>ツラギ空襲は一撃離脱
私が確認した一次資料の範囲(ほんのちょっとですが)では、
日本側でツラギ空襲の当日中に
「敵空母は珊瑚海で活動を継続し、日本側へ攻撃を継続する可能性がある」
と判断した人・組織は少なくとも二者存在します。
一つは、過去スレで既に紹介している宇垣GF参謀長。
(『戦藻録』の当日の記述を参照。
ただし、山本GF司令部内の主流判断や、GF参謀長電等で何らかの作戦指導を行ったかは不明。)
もう一つは、6F司令部です。
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
何故か、上記の重要事項について『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』は全く触れていませんね。
>ツラギ空襲は一撃離脱
私が確認した一次資料の範囲(ほんのちょっとですが)では、
日本側でツラギ空襲の当日中に
「敵空母は珊瑚海で活動を継続し、日本側へ攻撃を継続する可能性がある」
と判断した人・組織は少なくとも二者存在します。
一つは、過去スレで既に紹介している宇垣GF参謀長。
(『戦藻録』の当日の記述を参照。
ただし、山本GF司令部内の主流判断や、GF参謀長電等で何らかの作戦指導を行ったかは不明。)
もう一つは、6F司令部です。
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
何故か、上記の重要事項について『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』は全く触れていませんね。
904GF長官
2021/01/11(月) 22:10:07.13ID:/gKL0Ndw >>903
迎春、です。今年もよろぴこー
>『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
なるほど、そちらでしたか。
第六艦隊戦時日誌
アジ歴【レファレンスコード】C08030020600
48/61頁
ツラギ空襲の後、
「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
とありますね。
確かに一撃離脱なら、また北上してくるはずがないですからね。
よくこんなの見つけて来ますねぇ
迎春、です。今年もよろぴこー
>『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
なるほど、そちらでしたか。
第六艦隊戦時日誌
アジ歴【レファレンスコード】C08030020600
48/61頁
ツラギ空襲の後、
「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
とありますね。
確かに一撃離脱なら、また北上してくるはずがないですからね。
よくこんなの見つけて来ますねぇ
905GF長官
2021/01/12(火) 22:07:42.44ID:dPgkyJhS >>893の続き
日曜のレスが本編みたいになってしまいましたが、
このフレッチャー少将の行動がいかに”大胆な”ものだったか、
ハワイ作戦の南雲機動部隊と比較してみましょう。
通常、作戦指導を評価する際、補給が俎上に載ることは
ほとんどありません。
しかし前線において、補給のタイミングこそ、指揮官を最も
悩ませる問題と言っても、過言ではないでしょう。
日曜のレスが本編みたいになってしまいましたが、
このフレッチャー少将の行動がいかに”大胆な”ものだったか、
ハワイ作戦の南雲機動部隊と比較してみましょう。
通常、作戦指導を評価する際、補給が俎上に載ることは
ほとんどありません。
しかし前線において、補給のタイミングこそ、指揮官を最も
悩ませる問題と言っても、過言ではないでしょう。
906GF長官
2021/01/12(火) 22:09:09.87ID:dPgkyJhS >>905の続き
補給にも色々ですが、洋上給油に限定して話を進めると、その課題は、
「補給には時間がかかる」
「補給中は敵の攻撃に対して無防備」
「駆逐艦の燃料搭載量」
作戦部隊には一隻ないし複数の給油艦を随伴しますが、
彼女たちは戦闘艦艇ではないので、そのまま前線まで
連れて行くわけにはいきません。
作戦海域に到着する前に分離して、安全圏へ退避させておき、
終了後に戻って来て補給を受けるという手順になります。
補給にも色々ですが、洋上給油に限定して話を進めると、その課題は、
「補給には時間がかかる」
「補給中は敵の攻撃に対して無防備」
「駆逐艦の燃料搭載量」
作戦部隊には一隻ないし複数の給油艦を随伴しますが、
彼女たちは戦闘艦艇ではないので、そのまま前線まで
連れて行くわけにはいきません。
作戦海域に到着する前に分離して、安全圏へ退避させておき、
終了後に戻って来て補給を受けるという手順になります。
907GF長官
2021/01/12(火) 22:10:13.88ID:dPgkyJhS >>906の続き
つまり、補給点まで戻って来ることができなければ、
最悪漂流することに・・・
中でも、空母や戦艦などの大型艦は搭載量も多く、
それほど心配もないのですが、駆逐艦はそもそも
船体が小さく、半分を機関部で占められているため、
航続力に不安を抱えていた。
世艦によると、
赤城:重油搭載量5770トン、航続距離16ノットで8200浬
比叡:重油搭載量6240トン、航続距離18ノットで9800浬
利根:重油搭載量2690トン、航続距離18ノットで8000浬
阿武隈:重油搭載量1260トン、航続距離14ノットで5000浬
陽炎:重油搭載量622トン、航続距離18ノットで5000浬
つまり、補給点まで戻って来ることができなければ、
最悪漂流することに・・・
中でも、空母や戦艦などの大型艦は搭載量も多く、
それほど心配もないのですが、駆逐艦はそもそも
船体が小さく、半分を機関部で占められているため、
航続力に不安を抱えていた。
世艦によると、
赤城:重油搭載量5770トン、航続距離16ノットで8200浬
比叡:重油搭載量6240トン、航続距離18ノットで9800浬
利根:重油搭載量2690トン、航続距離18ノットで8000浬
阿武隈:重油搭載量1260トン、航続距離14ノットで5000浬
陽炎:重油搭載量622トン、航続距離18ノットで5000浬
908GF長官
2021/01/12(火) 22:10:54.89ID:dPgkyJhS >>907の続き
駆逐艦の搭載量が極端に少ないのが目立ちますね。
諸元表の航続距離は、あくまで経済速力で航行した場合の目安で、
全速を発揮すると燃費が悪くなるのは車と一緒。
「陽炎型駆逐艦では、全速36ノットで航行すると、満載の燃料が
わずか30時間ほどで無くなってしまうため、燃料残量は常に
機関長の頭痛の種だった」 (『写真太平洋戦争』第二巻)p241
駆逐艦の搭載量が極端に少ないのが目立ちますね。
諸元表の航続距離は、あくまで経済速力で航行した場合の目安で、
全速を発揮すると燃費が悪くなるのは車と一緒。
「陽炎型駆逐艦では、全速36ノットで航行すると、満載の燃料が
わずか30時間ほどで無くなってしまうため、燃料残量は常に
機関長の頭痛の種だった」 (『写真太平洋戦争』第二巻)p241
910ゲショゲショ
2021/01/12(火) 23:20:47.89ID:qOAZEM5G >>904
>「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
いえ、これじゃないです(無常)。
これはその文章の2行くらい前を読めばわかりますが、
“5月6日”に敵空母が“再発見”された際のもので、
MO作戦に協力中の6F「東方先遣支隊(内潜水艦4隻で散開線を構成)」ついて、
井上4F長官が「E散開線」への配置変更要請を行い、小松6F長官がそれに応じた処置です。
こちらは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』P245に記述されています。
(これはこれで、同書が触れていない私の考察ネタが別にあったりしますが。)
>「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
いえ、これじゃないです(無常)。
これはその文章の2行くらい前を読めばわかりますが、
“5月6日”に敵空母が“再発見”された際のもので、
MO作戦に協力中の6F「東方先遣支隊(内潜水艦4隻で散開線を構成)」ついて、
井上4F長官が「E散開線」への配置変更要請を行い、小松6F長官がそれに応じた処置です。
こちらは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』P245に記述されています。
(これはこれで、同書が触れていない私の考察ネタが別にあったりしますが。)
911ゲショゲショ
2021/01/12(火) 23:23:06.69ID:qOAZEM5G >>910の続き
ちなみに、本題のツラギ空襲の当日“5月4日”の時点では、
上記の東方先遣支隊(潜水艦4隻)は当初計画のブリスベン北東方「A散開線」に向かう途上でちょうどソロモン諸島南方付近に達しており
(同戦史叢書P235によると、前日の5月3日時点ではガダルカナル島西方150〜250浬付近とのこと)、
ツラギ空襲を知った小松6F長官は敵空母の退路を断つため、「C散開線」次いで「D散開線」(いずれもレンネル島の南西方向)への配置を命じています。
つまりツラギ空襲時のヨークタウンの比較的近距離には日本潜水艦4隻が存在し、
また「D散開線」はルイジアード諸島の延長上に連なる線で、ソロモン海を封鎖する形となったわけです。
(同戦史叢書の付図第二を参照、各散開線が記されています)
しかしヨークタウン隊はレンネル島を時計回り(南東方向)に南下避退したため日本側の散開線に引っかからなかったわけです。
もし、フレッチャー少将がソロモン諸島北東方向に日本機動部隊が存在すると知っていたら、この避退針路を取らなかったのではないかと思います。
ちなみに、本題のツラギ空襲の当日“5月4日”の時点では、
上記の東方先遣支隊(潜水艦4隻)は当初計画のブリスベン北東方「A散開線」に向かう途上でちょうどソロモン諸島南方付近に達しており
(同戦史叢書P235によると、前日の5月3日時点ではガダルカナル島西方150〜250浬付近とのこと)、
ツラギ空襲を知った小松6F長官は敵空母の退路を断つため、「C散開線」次いで「D散開線」(いずれもレンネル島の南西方向)への配置を命じています。
つまりツラギ空襲時のヨークタウンの比較的近距離には日本潜水艦4隻が存在し、
また「D散開線」はルイジアード諸島の延長上に連なる線で、ソロモン海を封鎖する形となったわけです。
(同戦史叢書の付図第二を参照、各散開線が記されています)
しかしヨークタウン隊はレンネル島を時計回り(南東方向)に南下避退したため日本側の散開線に引っかからなかったわけです。
もし、フレッチャー少将がソロモン諸島北東方向に日本機動部隊が存在すると知っていたら、この避退針路を取らなかったのではないかと思います。
912ゲショゲショ
2021/01/13(水) 20:29:19.36ID:sPu3YlQe >>903で私が着目したのはこちらです。
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)
アジア歴史資料センター【レファレンスコード】C08030020600
44/61頁
(四)作戦指導
第一 五月初旬「マーシャル」北東方に於ける3SsB(イ68イ72欠)の作戦
(イ)状況
五月初旬以降、通信諜報に依れば「マーシャル」北東方に敵信を感受すること一再ならず。
加うるに「クエゼリン」方面「ミール」水道付近及び「キーヨ」水道外に敵潜を認めたると。
又一方、南洋部隊はMO作戦準備中にして、敵は之が情勢を探知し、
本土空襲の機動部隊を豪州新西蘭方面に転用する疑なしとせず。
従って其の途中「マーシャル」方面を奇襲し、MO作戦兵力を牽制するの挙に出ずる算ありと認めらる。
(ロ)右の如き情勢に即し5月4日1330、3SsB宛左記を下令す
(EB電令作第55号)
「通信諜報並びに数日来敵潜水艦出現の状況に徴し、敵機動部隊「マーシャル」諸島方面に来襲の算大なり。
3SsB(イ68イ72欠)は速やかにM散開線[地点ンハカ00より地点ンホス00に至る線(マーシャル北東約300浬)]に就き哨戒すべし。」
斯くて3SsB(イ68イ72欠)は5月6日より8日迄右散開線に在りて哨戒せるも得る所なし。
(以下、記載略)
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)
アジア歴史資料センター【レファレンスコード】C08030020600
44/61頁
(四)作戦指導
第一 五月初旬「マーシャル」北東方に於ける3SsB(イ68イ72欠)の作戦
(イ)状況
五月初旬以降、通信諜報に依れば「マーシャル」北東方に敵信を感受すること一再ならず。
加うるに「クエゼリン」方面「ミール」水道付近及び「キーヨ」水道外に敵潜を認めたると。
又一方、南洋部隊はMO作戦準備中にして、敵は之が情勢を探知し、
本土空襲の機動部隊を豪州新西蘭方面に転用する疑なしとせず。
従って其の途中「マーシャル」方面を奇襲し、MO作戦兵力を牽制するの挙に出ずる算ありと認めらる。
(ロ)右の如き情勢に即し5月4日1330、3SsB宛左記を下令す
(EB電令作第55号)
「通信諜報並びに数日来敵潜水艦出現の状況に徴し、敵機動部隊「マーシャル」諸島方面に来襲の算大なり。
3SsB(イ68イ72欠)は速やかにM散開線[地点ンハカ00より地点ンホス00に至る線(マーシャル北東約300浬)]に就き哨戒すべし。」
斯くて3SsB(イ68イ72欠)は5月6日より8日迄右散開線に在りて哨戒せるも得る所なし。
(以下、記載略)
913GF長官
2021/01/13(水) 22:50:25.85ID:qcnX2/qq914GF長官
2021/01/13(水) 23:09:27.57ID:qcnX2/qq >>908の続き
作戦指導において、いつ敵と交戦するかは分かりませんし、
それが何時間続くのかも、予想できません。
そして戦闘中は、燃費の良い経済速力で行動できるわけもなく、
機関全速を求められる機会が多くおとずれます。
艦隊司令長官は、駆逐艦の燃料残量にも気を配りながら、
次の補給まで、艦隊をどう動かすかを考えなければならないのです。
まさに頭痛の種、ですよねぇ
作戦指導において、いつ敵と交戦するかは分かりませんし、
それが何時間続くのかも、予想できません。
そして戦闘中は、燃費の良い経済速力で行動できるわけもなく、
機関全速を求められる機会が多くおとずれます。
艦隊司令長官は、駆逐艦の燃料残量にも気を配りながら、
次の補給まで、艦隊をどう動かすかを考えなければならないのです。
まさに頭痛の種、ですよねぇ
915GF長官
2021/01/13(水) 23:10:05.67ID:qcnX2/qq >>914の続き
さて、ハワイ作戦の補給はというと、
なんと「毎日補給」でした。
戦史叢書(10)ハワイ作戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=010
150頁
さて、ハワイ作戦の補給はというと、
なんと「毎日補給」でした。
戦史叢書(10)ハワイ作戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=010
150頁
916GF長官
2021/01/13(水) 23:11:14.06ID:qcnX2/qq >>915の続き
参加艦艇の補給実施日一覧表がありますが、
11月27日から12月7日までの間、
空母や戦艦の大型艦は2回、
巡洋艦は4回だったのに対し、
軽巡阿武隈と駆逐艦全艦は毎日補給を行っていた。
(12月3日と4日は荒天のため実施せず)
参加艦艇の補給実施日一覧表がありますが、
11月27日から12月7日までの間、
空母や戦艦の大型艦は2回、
巡洋艦は4回だったのに対し、
軽巡阿武隈と駆逐艦全艦は毎日補給を行っていた。
(12月3日と4日は荒天のため実施せず)
917GF長官
2021/01/13(水) 23:12:08.64ID:qcnX2/qq >>916の続き
いくら駆逐艦の燃料搭載量が少ないといっても、
最も燃費の良い14ノットで航行しているのだから、
毎日する必要はありません。
しかし南雲長官は、毎日正午に各艦の燃料残額を報告させ、
事前の補給計画にこだわることなく、可能ならば毎日実施
することにしたのです。
いくら駆逐艦の燃料搭載量が少ないといっても、
最も燃費の良い14ノットで航行しているのだから、
毎日する必要はありません。
しかし南雲長官は、毎日正午に各艦の燃料残額を報告させ、
事前の補給計画にこだわることなく、可能ならば毎日実施
することにしたのです。
918GF長官
2021/01/14(木) 21:11:04.88ID:fPyR6v2l919GF長官
2021/01/14(木) 21:11:57.58ID:fPyR6v2l >>918の続き
ここから高速で南下し、発進点に向かうわけですが、
空襲の詳細はさておき、南雲機動部隊は攻撃後、
どこで補給するつもりだったのでしょうか。
それがF点で、オアフ島の北方770浬付近。
すなわち、X+1日(空襲翌日=12月9日)には、
ここまで戻ってこなければならない。
ここから高速で南下し、発進点に向かうわけですが、
空襲の詳細はさておき、南雲機動部隊は攻撃後、
どこで補給するつもりだったのでしょうか。
それがF点で、オアフ島の北方770浬付近。
すなわち、X+1日(空襲翌日=12月9日)には、
ここまで戻ってこなければならない。
920GF長官
2021/01/14(木) 21:13:13.88ID:fPyR6v2l921GF長官
2021/01/14(木) 21:14:07.72ID:fPyR6v2l >>920の続き
本職が大好きなコピペなのですが、
「真珠湾攻撃を見ると、布哇から600浬で随伴タンカーから最後の補給を受けて
24ノットで接近(26ノットだと駆逐艦の燃料が持たない)
当日未明から加賀に合わせて28ノットを5時間
攻撃隊収容後は日没まで26ノット、以降一昼夜20ノット
離脱していたタンカーに追いつき補給となってます
本職が大好きなコピペなのですが、
「真珠湾攻撃を見ると、布哇から600浬で随伴タンカーから最後の補給を受けて
24ノットで接近(26ノットだと駆逐艦の燃料が持たない)
当日未明から加賀に合わせて28ノットを5時間
攻撃隊収容後は日没まで26ノット、以降一昼夜20ノット
離脱していたタンカーに追いつき補給となってます
922GF長官
2021/01/14(木) 21:14:44.38ID:fPyR6v2l >>921の続き
これを駆逐艦の時間あたり燃料消耗から計算すると約385t消費となります
(夕雲型の、下方修正した補給計画用の表をベース)
更に、荒天下だと駆逐艦は2ノット程度分回転数を上げるそうですから
燃料消費量は、+2ノットで考えるべきかもしれません
その場合ですと約520tの消費になり
第一水雷戦隊の朝潮型駆逐艦は夕雲・陽炎より約13%燃費が悪いので590t消費になります
朝潮のタンク容量は580tですから、ちょっと足りないです・・・
勿論、これは最悪ケースの下方修正ベースですけど、ギリギリです
これを駆逐艦の時間あたり燃料消耗から計算すると約385t消費となります
(夕雲型の、下方修正した補給計画用の表をベース)
更に、荒天下だと駆逐艦は2ノット程度分回転数を上げるそうですから
燃料消費量は、+2ノットで考えるべきかもしれません
その場合ですと約520tの消費になり
第一水雷戦隊の朝潮型駆逐艦は夕雲・陽炎より約13%燃費が悪いので590t消費になります
朝潮のタンク容量は580tですから、ちょっと足りないです・・・
勿論、これは最悪ケースの下方修正ベースですけど、ギリギリです
923GF長官
2021/01/14(木) 21:15:28.13ID:fPyR6v2l925名無し三等兵
2021/01/15(金) 21:27:18.23ID:aWWIn1I4 駆逐艦の航続力不足って空母戦の足を引っ張るな。そりゃ優れた対空装備で大後続力の秋月型が計画されるわけだ。
926名無し三等兵
2021/01/15(金) 21:34:30.32ID:aWWIn1I4 松型って船団護衛艦としては良いけど水上戦や空母戦では非力だな。量産優先で速度と航続力に目をつぶってあのスペックで妥協したのはもちろん知ってる。
ハイローミックスのハイとして速度32ノットに航続力8000海里の量産型駆逐艦欲しいなぁ。
ハイローミックスのハイとして速度32ノットに航続力8000海里の量産型駆逐艦欲しいなぁ。
927GF長官
2021/01/15(金) 21:52:29.76ID:ul8NbQ27928名無し三等兵
2021/01/15(金) 22:13:25.70ID:l8MwPJjw >>923
補給の問題があったという話は早く帰りたかった南雲艦隊首脳部の言い訳であって
実際は何の問題もなかったという論を張っている人はいるようですけどね
まあなんにせよ第二次攻撃となれば敵の哨戒圏内に相当長居することになるわけですし
基地施設の破壊にせよ空母の補足撃滅にしろ手を出す以上は無傷では済みそうもないですよね
仮に基地施設の破壊や敵空母の撃沈という戦果が挙げられたとして
母艦航空隊や艦艇に相当な被害を出した場合、日本とアメリカのどちらが先にその損害から復旧できるのか
考えてみれば自明のことのように思いますけどね
補給の問題があったという話は早く帰りたかった南雲艦隊首脳部の言い訳であって
実際は何の問題もなかったという論を張っている人はいるようですけどね
まあなんにせよ第二次攻撃となれば敵の哨戒圏内に相当長居することになるわけですし
基地施設の破壊にせよ空母の補足撃滅にしろ手を出す以上は無傷では済みそうもないですよね
仮に基地施設の破壊や敵空母の撃沈という戦果が挙げられたとして
母艦航空隊や艦艇に相当な被害を出した場合、日本とアメリカのどちらが先にその損害から復旧できるのか
考えてみれば自明のことのように思いますけどね
929GF長官
2021/01/15(金) 22:16:59.93ID:ul8NbQ27 >>923の続き
これらの事例から、南雲長官がいかに補給について心を砕いていたか、
よく分かるのではないでしょうか。
作戦全体を俯瞰して大局的な見地から判断するのが、艦隊司令長官の
仕事なのであって、目の前の大戦果に浮かれて、重油タンクのことしか
頭にない輩には、”ド素人”の称号を差し上げましょう!
君ら、空母戦を語るには百万年早いんじゃないの?
わろすわろす
これらの事例から、南雲長官がいかに補給について心を砕いていたか、
よく分かるのではないでしょうか。
作戦全体を俯瞰して大局的な見地から判断するのが、艦隊司令長官の
仕事なのであって、目の前の大戦果に浮かれて、重油タンクのことしか
頭にない輩には、”ド素人”の称号を差し上げましょう!
君ら、空母戦を語るには百万年早いんじゃないの?
わろすわろす
930GF長官
2021/01/15(金) 22:18:41.49ID:ul8NbQ27 >>929の続き
閑話休題
なぜ補給点を、ハワイから遠く離れた海域に設定したのかと言えば、
敵の哨戒圏外に出るためで、
日本海軍の場合、洋上補給は9ノットで航行しながら実施していた
ようですから、そんなところを敵に見つかったら・・・(お察しください)
閑話休題
なぜ補給点を、ハワイから遠く離れた海域に設定したのかと言えば、
敵の哨戒圏外に出るためで、
日本海軍の場合、洋上補給は9ノットで航行しながら実施していた
ようですから、そんなところを敵に見つかったら・・・(お察しください)
931GF長官
2021/01/15(金) 22:19:36.20ID:ul8NbQ27932GF長官
2021/01/15(金) 22:27:53.40ID:ul8NbQ27933GF長官
2021/01/15(金) 22:29:08.08ID:ul8NbQ27 >>928
まぁ、「何の問題もなかった」の根拠を伺いたいものですが・・・
例えば、燃料が足りなくなれば補給隊を呼び寄せればいい、
せっかくハワイまで遠征してきたのだから、徹底的に叩くべきだ!
というのも、ひとつの考え方ではあると思います。
しかしそれなら、想定されるリスクを計上して語るべきであって、
作戦のイロハも知らない素人が、史実の行動を安直に批判するのは
公正な評価とは言えないでしょう。
だから南雲長官は再評価されるべき、なのです。
まぁ、「何の問題もなかった」の根拠を伺いたいものですが・・・
例えば、燃料が足りなくなれば補給隊を呼び寄せればいい、
せっかくハワイまで遠征してきたのだから、徹底的に叩くべきだ!
というのも、ひとつの考え方ではあると思います。
しかしそれなら、想定されるリスクを計上して語るべきであって、
作戦のイロハも知らない素人が、史実の行動を安直に批判するのは
公正な評価とは言えないでしょう。
だから南雲長官は再評価されるべき、なのです。
934名無し三等兵
2021/01/15(金) 23:06:31.95ID:DwWZG36H935名無し三等兵
2021/01/15(金) 23:09:47.21ID:DwWZG36H936名無し三等兵
2021/01/15(金) 23:12:12.53ID:DwWZG36H937名無し三等兵
2021/01/16(土) 07:44:27.79ID:5ZTueRlv >>886
暗号というのは使えば使うだけ解読されやすくなるのでなるべく使わないほうがいいんだよ
海軍は重要じゃないことまで暗号を使っていたから短期間に見破られることになった
とプランゲ大先生がおおせだ
暗号というのは使えば使うだけ解読されやすくなるのでなるべく使わないほうがいいんだよ
海軍は重要じゃないことまで暗号を使っていたから短期間に見破られることになった
とプランゲ大先生がおおせだ
938名無し三等兵
2021/01/16(土) 15:36:34.94ID:y5iU5cR0 「AFは蒸留装置が故障!」
940名無し三等兵
2021/01/16(土) 18:00:11.77ID:aQQ427UM 何事も予定していなかったことを
十分な準備もせずに始めると失敗するよな
ラバウルすら当初の作戦計画になかった占領地なんだから
ラバウルを最前線に米豪軍と対峙すればよかったものを
ポートモレスビーを占領しても豪クックタウンの空軍基地から
B−17、B−24の空襲は受けるわけだし
十分な準備もせずに始めると失敗するよな
ラバウルすら当初の作戦計画になかった占領地なんだから
ラバウルを最前線に米豪軍と対峙すればよかったものを
ポートモレスビーを占領しても豪クックタウンの空軍基地から
B−17、B−24の空襲は受けるわけだし
941GF長官
2021/01/16(土) 19:46:34.58ID:O/tKLDG/942GF長官
2021/01/16(土) 19:48:15.59ID:O/tKLDG/943GF長官
2021/01/16(土) 20:42:31.83ID:O/tKLDG/944GF長官
2021/01/16(土) 20:43:05.31ID:O/tKLDG/ 「珊瑚海海戦」両軍兵力編制
第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将)
[第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将)
重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」
駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」
[第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将)
重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」
軽巡「ホバート」
駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」
[第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将)
空母「ヨークタウン」「レキシントン」
駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」
[第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐)
油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」
駆逐艦「シムス」「ウォーデン」
[第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐)
水上機母艦「タンジール」(PBY12機)
(註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗
この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。
第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将)
[第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将)
重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」
駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」
[第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将)
重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」
軽巡「ホバート」
駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」
[第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将)
空母「ヨークタウン」「レキシントン」
駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」
[第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐)
油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」
駆逐艦「シムス」「ウォーデン」
[第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐)
水上機母艦「タンジール」(PBY12機)
(註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗
この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。
945GF長官
2021/01/16(土) 20:44:07.39ID:O/tKLDG/ >>944の続き
もともと三つに分かれていた部隊が合同して編成されたもので、
TF−17(フレッチャー少将)空母ヨークタウン基幹
TF−11(フィッチ少将)空母レキシントン基幹
TF−44(クレース英少将)豪重巡2隻基幹
フレッチャー少将がその伝記
『Black Shoe Carrier Admira』(黒靴空母提督)の通り、
戦艦出身の将官だったのに対し、
フィッチ少将は、れっきとした飛行士の資格を持ち、
水上機母艦や空母の艦長を歴任、開戦前から空母部隊司令官を務め、
珊瑚海海戦の1ヶ月前(1942年4月)にウィルソン・ブラウン中将の後任として、
レキシントン任務部隊の司令官となった。
もともと三つに分かれていた部隊が合同して編成されたもので、
TF−17(フレッチャー少将)空母ヨークタウン基幹
TF−11(フィッチ少将)空母レキシントン基幹
TF−44(クレース英少将)豪重巡2隻基幹
フレッチャー少将がその伝記
『Black Shoe Carrier Admira』(黒靴空母提督)の通り、
戦艦出身の将官だったのに対し、
フィッチ少将は、れっきとした飛行士の資格を持ち、
水上機母艦や空母の艦長を歴任、開戦前から空母部隊司令官を務め、
珊瑚海海戦の1ヶ月前(1942年4月)にウィルソン・ブラウン中将の後任として、
レキシントン任務部隊の司令官となった。
946GF長官
2021/01/16(土) 20:44:59.93ID:O/tKLDG/ >>945の続き
ちなみにブラウン中将は、開戦以来ハルゼーと共に空母部隊を率い、
3月のラエ・サラモア空襲を指揮した提督ですが、
同書によると、
「彼は59歳という年齢の割には老けて見え、その臆病な態度は
若手士官から”Shaky”(こわがり)と呼ばれていた」p21
この交代も健康面の不安や体力不足によるものだったかもしれません。
ちなみにブラウン中将は、開戦以来ハルゼーと共に空母部隊を率い、
3月のラエ・サラモア空襲を指揮した提督ですが、
同書によると、
「彼は59歳という年齢の割には老けて見え、その臆病な態度は
若手士官から”Shaky”(こわがり)と呼ばれていた」p21
この交代も健康面の不安や体力不足によるものだったかもしれません。
947GF長官
2021/01/16(土) 20:46:38.12ID:O/tKLDG/ >>946の続き
そのあとを襲ったフィッチ少将ですが、フレッチャー少将と同期の
アナポリス1906年卒業生で、日本海軍で言うと海兵34期、
古賀GF長官と同期生ということになります。(山本長官は32期)
日本海軍=年功序列、米海軍=実力主義で、
アメリカ側の方が若手をどんどん起用している印象がありますが、
実際は逆で、南雲長官はフィッチ少将より4歳も若い。
南雲長官(海兵36期)は、1908年卒業なので、
ミッチャーやキンケイド、ターナーらと同期生になります。
南雲長官、意外と若いんです。
そのあとを襲ったフィッチ少将ですが、フレッチャー少将と同期の
アナポリス1906年卒業生で、日本海軍で言うと海兵34期、
古賀GF長官と同期生ということになります。(山本長官は32期)
日本海軍=年功序列、米海軍=実力主義で、
アメリカ側の方が若手をどんどん起用している印象がありますが、
実際は逆で、南雲長官はフィッチ少将より4歳も若い。
南雲長官(海兵36期)は、1908年卒業なので、
ミッチャーやキンケイド、ターナーらと同期生になります。
南雲長官、意外と若いんです。
948名無し三等兵
2021/01/16(土) 22:57:02.57ID:yhvVAyvZ >>940
モレスビーを占領して最前線基地にするのと史実通りラバウルで戦うのとどちらがマシな結果になるのだろうね。
モレスビー前線ならラバウルは後方基地になって安心、珊瑚海を越えてくる敵機を迎撃できて有利そうな反面、基地のキャパシティ能力およびニューギニア島を迂回して海路補給に苦労しそう。
モレスビーを占領して最前線基地にするのと史実通りラバウルで戦うのとどちらがマシな結果になるのだろうね。
モレスビー前線ならラバウルは後方基地になって安心、珊瑚海を越えてくる敵機を迎撃できて有利そうな反面、基地のキャパシティ能力およびニューギニア島を迂回して海路補給に苦労しそう。
950GF長官
2021/01/18(月) 23:25:26.34ID:gcSUrg7x >>947の続き
MO機動部隊の場合、高木中将と原少将ですから、
高木提督がMO機動部隊の指揮官になるのは当然と言えます。
しかし米空母部隊の場合、
フレッチャー少将とフィッチ少将は階級も同じ、同期生。
ならば、戦艦出身のフレッチャーではなく、生粋の航空屋である
フィッチこそ、その指揮官にふさわしいですよね。
MO機動部隊の場合、高木中将と原少将ですから、
高木提督がMO機動部隊の指揮官になるのは当然と言えます。
しかし米空母部隊の場合、
フレッチャー少将とフィッチ少将は階級も同じ、同期生。
ならば、戦艦出身のフレッチャーではなく、生粋の航空屋である
フィッチこそ、その指揮官にふさわしいですよね。
951GF長官
2021/01/18(月) 23:27:33.28ID:gcSUrg7x >>950の続き
ところが、第17任務部隊の指揮官はフレッチャー少将となった。
どうしてそうなった?
「二人はミネアポリス海軍兵学校の同級生で、兵学校の卒業成績は
フレッチャーが”中以上の好成績”、フィッチは”最下位に近かった”
ため、司令官昇進などフレッチャーが常に一歩先んじた」
(『暁の珊瑚海』)p58
ところが、第17任務部隊の指揮官はフレッチャー少将となった。
どうしてそうなった?
「二人はミネアポリス海軍兵学校の同級生で、兵学校の卒業成績は
フレッチャーが”中以上の好成績”、フィッチは”最下位に近かった”
ため、司令官昇進などフレッチャーが常に一歩先んじた」
(『暁の珊瑚海』)p58
952GF長官
2021/01/18(月) 23:28:05.22ID:gcSUrg7x953名無し三等兵
2021/01/19(火) 00:12:15.88ID:+aNadV3u その話はちゃんとソースはあるの?
森はふかしが多いから引用を根拠にするならせめて何を元にしてるのかまで書いてほしい
森はふかしが多いから引用を根拠にするならせめて何を元にしてるのかまで書いてほしい
954GF長官
2021/01/19(火) 20:54:49.41ID:eZnyasHr955GF長官
2021/01/19(火) 21:42:45.98ID:eZnyasHr956GF長官
2021/01/19(火) 21:44:13.38ID:eZnyasHr >>955の続き
ここでは、1942年2月に新設された海軍部隊の方です。
当時はまだシンガポール陥落前で、蘭印にはABDA艦隊が
残っていましたが、キング主導で豪州防衛のために編成され
英海軍からは空母ハーミス、
米海軍から重巡1隻、駆逐艦2隻
豪州・新西蘭海軍からは重巡2隻、軽巡3隻
が拠出されることになっていた。
(ハーミスは諸事情により実現せず)
ここでは、1942年2月に新設された海軍部隊の方です。
当時はまだシンガポール陥落前で、蘭印にはABDA艦隊が
残っていましたが、キング主導で豪州防衛のために編成され
英海軍からは空母ハーミス、
米海軍から重巡1隻、駆逐艦2隻
豪州・新西蘭海軍からは重巡2隻、軽巡3隻
が拠出されることになっていた。
(ハーミスは諸事情により実現せず)
957GF長官
2021/01/19(火) 21:45:21.43ID:eZnyasHr958GF長官
2021/01/19(火) 21:46:17.87ID:eZnyasHr >>957の続き
珊瑚海海戦は空母決戦となったので、重巡部隊に出番はなく、
決戦前に空母と分離、第五空襲部隊の陸攻と交戦して、
豪州に帰投。
帰途、友軍のB-17に誤爆され、
「アメリカ軍爆撃隊の技術が、数分前に行われた日本軍雷撃隊の
それに比べて著しく劣っていたおかげで助かった」
こういう皮肉は上手いですねぇ、さすがは紳士の国
珊瑚海海戦は空母決戦となったので、重巡部隊に出番はなく、
決戦前に空母と分離、第五空襲部隊の陸攻と交戦して、
豪州に帰投。
帰途、友軍のB-17に誤爆され、
「アメリカ軍爆撃隊の技術が、数分前に行われた日本軍雷撃隊の
それに比べて著しく劣っていたおかげで助かった」
こういう皮肉は上手いですねぇ、さすがは紳士の国
959GF長官
2021/01/20(水) 21:58:48.60ID:z4BOxoFs960GF長官
2021/01/20(水) 21:59:44.31ID:z4BOxoFs961GF長官
2021/01/20(水) 22:03:21.21ID:z4BOxoFs963GF長官
2021/01/21(木) 22:10:34.59ID:zd6IfGHA964GF長官
2021/01/21(木) 23:26:44.56ID:zd6IfGHA965GF長官
2021/01/21(木) 23:27:37.16ID:zd6IfGHA >>964の続き
同書を読むと、フレッチャー少将もまた、
艦隊の補給について、細心の注意を払っていたことが
伝わってきます。
我が国の戦記では、珊瑚海一日目に、
日本側の索敵機が、ネオショーを空母と誤認して
全攻撃隊を振り向けてしまったという”失敗談”が
語られますが、
あの戦闘で、ネオショーを撃破し、漂流の末、沈没させたことは
米空母部隊にとっては、大きな大きな痛手だったと言えます。
同書を読むと、フレッチャー少将もまた、
艦隊の補給について、細心の注意を払っていたことが
伝わってきます。
我が国の戦記では、珊瑚海一日目に、
日本側の索敵機が、ネオショーを空母と誤認して
全攻撃隊を振り向けてしまったという”失敗談”が
語られますが、
あの戦闘で、ネオショーを撃破し、漂流の末、沈没させたことは
米空母部隊にとっては、大きな大きな痛手だったと言えます。
966GF長官
2021/01/21(木) 23:41:35.72ID:zd6IfGHA >>965の続き
例えば、
He constantly worried about uncertain logistics and
preferred to keep a fast oiler with him until just before
going into action.
「彼(フレッチャー少将)は絶えず、安定しない補給を気にかけており、
戦闘に入る直前まで、高速給油艦を傍に置いておくことを選んだ」p141
例えば、
He constantly worried about uncertain logistics and
preferred to keep a fast oiler with him until just before
going into action.
「彼(フレッチャー少将)は絶えず、安定しない補給を気にかけており、
戦闘に入る直前まで、高速給油艦を傍に置いておくことを選んだ」p141
967GF長官
2021/01/21(木) 23:42:27.55ID:zd6IfGHA >>966の続き
すなわち低速のティッペカヌーは、足手まといとなりかねないため、
彼女から優先的に補給して、5月3日を目途に、空になったところで、
エファテ島に返す。
以降は、”高速給油艦”(ネオショー)から補給を行いつつ、
いつでも戦闘に移れるように態勢を整えておくというわけです。
すなわち低速のティッペカヌーは、足手まといとなりかねないため、
彼女から優先的に補給して、5月3日を目途に、空になったところで、
エファテ島に返す。
以降は、”高速給油艦”(ネオショー)から補給を行いつつ、
いつでも戦闘に移れるように態勢を整えておくというわけです。
968名無し三等兵
2021/01/22(金) 12:36:04.37ID:lbRGkPzv969GF長官
2021/01/22(金) 21:34:10.42ID:jOkIPA20 >>968
大本営発表を聞いて、ヒトラー総統からは祝辞が届き、
米海軍省からは「トーキョーの発表は信じるな」と通達
>米空母の無効化は成功している。
フレッチャー少将としては、せっかく安全圏に離脱させたはずなのに、
全くの想定外だったでしょう。
大本営発表を聞いて、ヒトラー総統からは祝辞が届き、
米海軍省からは「トーキョーの発表は信じるな」と通達
>米空母の無効化は成功している。
フレッチャー少将としては、せっかく安全圏に離脱させたはずなのに、
全くの想定外だったでしょう。
970GF長官
2021/01/22(金) 22:02:16.09ID:jOkIPA20971GF長官
2021/01/22(金) 22:06:16.24ID:jOkIPA20972GF長官
2021/01/22(金) 22:16:45.81ID:jOkIPA20973GF長官
2021/01/23(土) 20:11:01.60ID:LJNG3eB6 >>972の続き
そういうわけで、レキシントンの補給作業が遅れてしまったため、
ヨークタウンが”単独で”ツラギ奇襲に向かったのは既述の通り。
しかし、話はここでは終わりません。
Bates again faulted Fletcher for not keeping TF-17 and TF-11 together.
(『Black Shoe Carrier Admira』)p145
「ベイツ氏は再び、フレッチャー少将がTF-17とTF-11を別々に行動させた
ことを非難した」
そういうわけで、レキシントンの補給作業が遅れてしまったため、
ヨークタウンが”単独で”ツラギ奇襲に向かったのは既述の通り。
しかし、話はここでは終わりません。
Bates again faulted Fletcher for not keeping TF-17 and TF-11 together.
(『Black Shoe Carrier Admira』)p145
「ベイツ氏は再び、フレッチャー少将がTF-17とTF-11を別々に行動させた
ことを非難した」
974GF長官
2021/01/23(土) 20:12:31.78ID:LJNG3eB6975GF長官
2021/01/23(土) 20:13:47.22ID:LJNG3eB6 >>974の続き
しかしベイツ大佐の指摘は、もっと具体的というか、致命的な!内容でした。
Unknown to Fletcher, Fitch had finished refueling well ahead of schedule
and at 2000 was only sixty miles east of TF-17.
「フレッチャー少将は知らなかったが、フィッチ少将は予定より早く給油を終えており、
2000時(日本時間3日1800時)には、TF-17の東方わずか60浬の位置に居たのだ」
しかしベイツ大佐の指摘は、もっと具体的というか、致命的な!内容でした。
Unknown to Fletcher, Fitch had finished refueling well ahead of schedule
and at 2000 was only sixty miles east of TF-17.
「フレッチャー少将は知らなかったが、フィッチ少将は予定より早く給油を終えており、
2000時(日本時間3日1800時)には、TF-17の東方わずか60浬の位置に居たのだ」
976GF長官
2021/01/23(土) 20:14:37.17ID:LJNG3eB6977GF長官
2021/01/24(日) 18:20:27.19ID:lQSEMv6B978名無し三等兵
2021/01/24(日) 20:15:48.82ID:yiTORXp4 >>976
要するに指揮下のもう一隊の給油時間を把握していなかった(結果レキシントンの給油完了を知らずにヨークタウン単独で攻撃した)ことが失策だと言いたいことかな?
要するに指揮下のもう一隊の給油時間を把握していなかった(結果レキシントンの給油完了を知らずにヨークタウン単独で攻撃した)ことが失策だと言いたいことかな?
979GF長官
2021/01/24(日) 21:55:51.71ID:lQSEMv6B >>978
給油時間を把握してないのは仕方ないですよ。
「明日の昼までかかる」と言われたのだから、そう思って行動するのは当然でしょう。
問題は、何かあった場合のことを考えてなかった。
まさに、happy-go-lucky!
そういう人生も楽しそうではあるけれど
給油時間を把握してないのは仕方ないですよ。
「明日の昼までかかる」と言われたのだから、そう思って行動するのは当然でしょう。
問題は、何かあった場合のことを考えてなかった。
まさに、happy-go-lucky!
そういう人生も楽しそうではあるけれど
980GF長官
2021/01/25(月) 23:10:53.12ID:2KoYadZh >>976の続き
そう、ツラギ奇襲は空母2隻で可能だったはず、なのです。
兵力の分散が戦術の愚策なのは、いまさら言うまでも
ありませんが、
レキシントンが居るのと居ないのとでは、”安心感”が
まったく異なるのです。
そう、ツラギ奇襲は空母2隻で可能だったはず、なのです。
兵力の分散が戦術の愚策なのは、いまさら言うまでも
ありませんが、
レキシントンが居るのと居ないのとでは、”安心感”が
まったく異なるのです。
981GF長官
2021/01/25(月) 23:11:43.75ID:2KoYadZh >>980の続き
純粋にツラギを目標とするだけなら、ヨークタウン一隻分でも
反復攻撃すれば十分でしょう。
その間、レキシントンが周囲の索敵や上空警戒にあたれば
ヨークタウンも攻撃に専念できるし、
仮に天候悪化がなく、MO機動部隊が予定通り珊瑚海へ進出して
きたとしても、一方的にやられる最悪の事態にはならないでしょう。
純粋にツラギを目標とするだけなら、ヨークタウン一隻分でも
反復攻撃すれば十分でしょう。
その間、レキシントンが周囲の索敵や上空警戒にあたれば
ヨークタウンも攻撃に専念できるし、
仮に天候悪化がなく、MO機動部隊が予定通り珊瑚海へ進出して
きたとしても、一方的にやられる最悪の事態にはならないでしょう。
982GF長官
2021/01/25(月) 23:15:06.17ID:2KoYadZh >>981の続き
本職は基本的、ツラギ奇襲には反対の立場ですが、
あえてやるというのなら、徹底的にやるべきで、
両空母全力で攻撃すれば、ツラギの基地機能は破壊され
日本軍のポートモレスビー攻略阻止にも有効にはたらいたでしょう。
いずれにせよ、ヨークタウン一隻では中途半端なのです。
本職は基本的、ツラギ奇襲には反対の立場ですが、
あえてやるというのなら、徹底的にやるべきで、
両空母全力で攻撃すれば、ツラギの基地機能は破壊され
日本軍のポートモレスビー攻略阻止にも有効にはたらいたでしょう。
いずれにせよ、ヨークタウン一隻では中途半端なのです。
983GF長官
2021/01/26(火) 22:35:17.06ID:FkLDkrQx >>982の続き
どうしてこうなった・・・
Strict radio silence prevented either admiral from advising the other.
「厳重な無線封止により、両提督はお互いの意思疎通が難しかった」p145
ま、そりゃそうですよね。
作戦中に電波を出せないのは、最初から分かってたことですから。
どうしてこうなった・・・
Strict radio silence prevented either admiral from advising the other.
「厳重な無線封止により、両提督はお互いの意思疎通が難しかった」p145
ま、そりゃそうですよね。
作戦中に電波を出せないのは、最初から分かってたことですから。
984GF長官
2021/01/26(火) 22:37:06.03ID:FkLDkrQx985GF長官
2021/01/26(火) 22:38:27.81ID:FkLDkrQx >>984の続き
夜間に位置情報だけで見つけられるのかとか、
敵と間違えられて誤射されるかもとか、
色々な事情はあるでしょうが、
それは状況に合わせて次善三善の対応を考えれば良いのであって、
夜が明けてから連絡に向かっても良いわけです。
その結果、北上が数時間遅れるかもしれませんが、
午前中にはガダルカナル島沖で合同できるでしょう。
夜間に位置情報だけで見つけられるのかとか、
敵と間違えられて誤射されるかもとか、
色々な事情はあるでしょうが、
それは状況に合わせて次善三善の対応を考えれば良いのであって、
夜が明けてから連絡に向かっても良いわけです。
その結果、北上が数時間遅れるかもしれませんが、
午前中にはガダルカナル島沖で合同できるでしょう。
986GF長官
2021/01/26(火) 22:42:06.51ID:FkLDkrQx >>985の続き
問題は、そんな些末な事ではなく、
こういう事態を想定しないまま、各々が勝手気ままに補給作業を
始めてしまうという、米海軍の組織力の低さにあり、
これはミッドウェー海戦においても全く改善されていません。
こんな素人同然の相手となら、”楽勝”ではないですか?
問題は、そんな些末な事ではなく、
こういう事態を想定しないまま、各々が勝手気ままに補給作業を
始めてしまうという、米海軍の組織力の低さにあり、
これはミッドウェー海戦においても全く改善されていません。
こんな素人同然の相手となら、”楽勝”ではないですか?
987GF長官
2021/01/27(水) 23:09:19.30ID:b8IwYxE/ >>986の続き
こうして、フレッチャー少将はヨークタウン単独で北上し、
ツラギ奇襲を実施することになった。
本職は、もっと慎重であるべきだったという立場です。
「日本軍のポートモスレスビー攻略作戦を、すでにアメリカ側は察知し、
それを阻止するために、米空母が珊瑚海に進出している」
わざわざ「ただで」敵に情報提供するような、サービス精神は
不要でしょう。
こうして、フレッチャー少将はヨークタウン単独で北上し、
ツラギ奇襲を実施することになった。
本職は、もっと慎重であるべきだったという立場です。
「日本軍のポートモスレスビー攻略作戦を、すでにアメリカ側は察知し、
それを阻止するために、米空母が珊瑚海に進出している」
わざわざ「ただで」敵に情報提供するような、サービス精神は
不要でしょう。
988GF長官
2021/01/27(水) 23:10:30.32ID:b8IwYxE/989GF長官
2021/01/27(水) 23:12:31.13ID:b8IwYxE/ >>988の続き
ミッドウェーと同じく、米海軍は暗号解読により、
日本軍のMO作戦の概要を把握していた。
(1)4月下旬の時点で、日本空母部隊はトラックに集結
瑞鶴、翔鶴、龍鶴(祥鳳の誤認)の空母3隻を基幹とし、
重巡妙高、羽黒、駆逐艦他。
(2)ポートモレスビー攻略部隊はラバウルに集結、
4月28日にラバウルを出撃し、5月3日以降に
ポートモレスビーに上陸を開始する。
(3)作戦を指揮する第四艦隊司令部(旗艦鹿島)は、
ラバウルに進出
(4)攻略の側方支援として、ソロモン諸島南部攻略も
同時並行で進める。
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p57
よくもまぁ、ここまでしてやられたもんですよねぇ
ミッドウェーと同じく、米海軍は暗号解読により、
日本軍のMO作戦の概要を把握していた。
(1)4月下旬の時点で、日本空母部隊はトラックに集結
瑞鶴、翔鶴、龍鶴(祥鳳の誤認)の空母3隻を基幹とし、
重巡妙高、羽黒、駆逐艦他。
(2)ポートモレスビー攻略部隊はラバウルに集結、
4月28日にラバウルを出撃し、5月3日以降に
ポートモレスビーに上陸を開始する。
(3)作戦を指揮する第四艦隊司令部(旗艦鹿島)は、
ラバウルに進出
(4)攻略の側方支援として、ソロモン諸島南部攻略も
同時並行で進める。
(『暁の珊瑚海』森史朗/著)p57
よくもまぁ、ここまでしてやられたもんですよねぇ
990GF長官
2021/01/28(木) 23:45:02.46ID:Zm72pr6M >>989の続き
このままでは、ミッドウェーの焼き直しみたいなもので、
(時系列は逆ですが、)
米空母の待ち伏せによって、MO機動部隊が運命の五分間?で壊滅し、
攻略作戦は中止に・・・なる流れが目に浮かぶようですが、
そうはなりませんでした。
結果的にポートモレスビー攻略作戦は中止になりましたが、
それは「米空母の待ち伏せ」により、MO機動部隊が撃破されたから
ではないのです。
このままでは、ミッドウェーの焼き直しみたいなもので、
(時系列は逆ですが、)
米空母の待ち伏せによって、MO機動部隊が運命の五分間?で壊滅し、
攻略作戦は中止に・・・なる流れが目に浮かぶようですが、
そうはなりませんでした。
結果的にポートモレスビー攻略作戦は中止になりましたが、
それは「米空母の待ち伏せ」により、MO機動部隊が撃破されたから
ではないのです。
991GF長官
2021/01/28(木) 23:46:06.23ID:Zm72pr6M992GF長官
2021/01/28(木) 23:46:44.96ID:Zm72pr6M993名無し三等兵
2021/01/29(金) 02:45:48.75ID:DFQ3uC+d ここまで読まれていたらいくら歴史が変わったとしても史実のミッドウェー状態が起きる可能性が常時つきまとうよね。
日本海軍が太平洋戦争で善戦するには真珠湾攻撃成功しているうちに太平洋艦隊に艦隊決戦を強要させるしかないから。
日本海軍が太平洋戦争で善戦するには真珠湾攻撃成功しているうちに太平洋艦隊に艦隊決戦を強要させるしかないから。
995GF長官
2021/01/29(金) 23:14:58.94ID:AhhMigWP >>992の続き
ここで登場するのは、レイトンやロシュフォート、
ミッドウェーでも登場するお馴染みの面々ですが、答え合わせといきましょう。
Fletcher based his perception of the situation largely on
a series of Cicpac special intelligence message.
「フレッチャー少将は、情勢判断の大部分を、米太平洋艦隊司令部からの
一連の特別な情報提供に頼っていた」p155
これは米海軍に限ったことではなく、その国の海軍中央に敵情が集約
されるのだから、それを基礎にして作戦を組み立てるのは当然のことです。
ここで登場するのは、レイトンやロシュフォート、
ミッドウェーでも登場するお馴染みの面々ですが、答え合わせといきましょう。
Fletcher based his perception of the situation largely on
a series of Cicpac special intelligence message.
「フレッチャー少将は、情勢判断の大部分を、米太平洋艦隊司令部からの
一連の特別な情報提供に頼っていた」p155
これは米海軍に限ったことではなく、その国の海軍中央に敵情が集約
されるのだから、それを基礎にして作戦を組み立てるのは当然のことです。
996GF長官
2021/01/29(金) 23:15:37.85ID:AhhMigWP >>995の続き
では米海軍情報部は、日本海軍の企図をどのように分析していたのか。
The Japanese would operate to utmost to restrict enemy movements
by attacks on outlying units and various areas along north coast of Australia.
「日本軍は、豪州北岸に沿った区域やその外郭を攻撃することによって、
敵の動きを最大限に封じることを企図すると思われた」
They might even occupy Allied air bases to wipe out shore based aircraft.
「(豪州北岸は)連合国軍の基地で占められており、そこに配備されている
陸上基地航空隊を一掃することを目的とするだろう」
That carrier strikes against air bases was a high Japanese priority.
「空母によってこれらの航空基地を攻撃することが、日本軍にとって最優先目標となる」
おや、どこかで聞いたような・・・
では米海軍情報部は、日本海軍の企図をどのように分析していたのか。
The Japanese would operate to utmost to restrict enemy movements
by attacks on outlying units and various areas along north coast of Australia.
「日本軍は、豪州北岸に沿った区域やその外郭を攻撃することによって、
敵の動きを最大限に封じることを企図すると思われた」
They might even occupy Allied air bases to wipe out shore based aircraft.
「(豪州北岸は)連合国軍の基地で占められており、そこに配備されている
陸上基地航空隊を一掃することを目的とするだろう」
That carrier strikes against air bases was a high Japanese priority.
「空母によってこれらの航空基地を攻撃することが、日本軍にとって最優先目標となる」
おや、どこかで聞いたような・・・
997名無し三等兵
2021/01/30(土) 11:21:56.40ID:RUipEbes 豪北部の航空基地を機動部隊で空爆しようとしたらそのタイミングで敵空母が出現するなんて悪夢でしかないよね。
998GF長官
2021/01/30(土) 20:16:51.68ID:Yej0+ciF >>997
そうですね、米海軍もそれを狙っていたと思いますが、そうは問屋が卸さない。
我が海軍には名将チューイチ・ハラが居るのだ!
>>996の続き
そう、これは日本側の”当初”計画の通りでした。
>(2)有力ナル敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ、
> ナルベク速ヤカニ、タウンスビル方面ノ敵飛行場ヲ急襲、
> 所在敵航空兵力ヲ撃滅ス >>266
To keep our forces from interfering, the Japanese plan to raid
such as Cooktown, Townsville, and Horn Island.
「攻略部隊を敵の妨害から守るために、日本軍の作戦計画では、
クックタウン、タウンスビル、ホーン島などを襲撃することになっていた」
※ホーン島は豪州とポートモレスビーの間にある島で、実際に
ラバウル航空隊が攻撃に向かっています→>>703
ピタリ攻撃目標まで正確に読んでいますね、さすがはロシュフォートさん!
そうですね、米海軍もそれを狙っていたと思いますが、そうは問屋が卸さない。
我が海軍には名将チューイチ・ハラが居るのだ!
>>996の続き
そう、これは日本側の”当初”計画の通りでした。
>(2)有力ナル敵海上部隊の所在判明セザル場合ハ、
> ナルベク速ヤカニ、タウンスビル方面ノ敵飛行場ヲ急襲、
> 所在敵航空兵力ヲ撃滅ス >>266
To keep our forces from interfering, the Japanese plan to raid
such as Cooktown, Townsville, and Horn Island.
「攻略部隊を敵の妨害から守るために、日本軍の作戦計画では、
クックタウン、タウンスビル、ホーン島などを襲撃することになっていた」
※ホーン島は豪州とポートモレスビーの間にある島で、実際に
ラバウル航空隊が攻撃に向かっています→>>703
ピタリ攻撃目標まで正確に読んでいますね、さすがはロシュフォートさん!
999GF長官
2021/01/30(土) 20:17:56.06ID:Yej0+ciF >>998の続き
・・・と、ここまで持ち上げといてなんですが、
In truth Rochefort's message that assesment of the meaning of that message
was exactly the opposite of its true intent.
「ところが実際は、ロシュフォート中佐の日本海軍の暗号解読に基づいた予測は、
敵の企図と”全く正反対”だったのだ」
同書では、わざわざ「exactly the opposite」をイタリック体(斜め文字)にして
強調しているくらいですから、残念でした!
・・・と、ここまで持ち上げといてなんですが、
In truth Rochefort's message that assesment of the meaning of that message
was exactly the opposite of its true intent.
「ところが実際は、ロシュフォート中佐の日本海軍の暗号解読に基づいた予測は、
敵の企図と”全く正反対”だったのだ」
同書では、わざわざ「exactly the opposite」をイタリック体(斜め文字)にして
強調しているくらいですから、残念でした!
1000GF長官
2021/01/30(土) 20:19:10.06ID:Yej0+ciF >>999の続き
既述の通り、日本海軍はMO空母部隊の任務から、豪州基地空襲を外していたのです。
It was actually the 29 April signal in which Yamamoto called off carrier raids on Australia
and directed Takagi to be prepared to hunt down U.S. carriers.
「4月29日には、山本長官がMO機動部隊の豪州襲撃を中止する命令を発しており、
高木中将に対して米空母の捕捉撃滅に備えるように命じた」
ちなみに、called off「中止する」もイタリック体です。
hunt downという言葉もカッコイイですよね。
辞書によると、「追跡して捕らえる」という意味のようです。
暗号解読で余裕かましてる米空母には、教育が必要のようだ。
さぁ、狩りの時間の始まりです。
既述の通り、日本海軍はMO空母部隊の任務から、豪州基地空襲を外していたのです。
It was actually the 29 April signal in which Yamamoto called off carrier raids on Australia
and directed Takagi to be prepared to hunt down U.S. carriers.
「4月29日には、山本長官がMO機動部隊の豪州襲撃を中止する命令を発しており、
高木中将に対して米空母の捕捉撃滅に備えるように命じた」
ちなみに、called off「中止する」もイタリック体です。
hunt downという言葉もカッコイイですよね。
辞書によると、「追跡して捕らえる」という意味のようです。
暗号解読で余裕かましてる米空母には、教育が必要のようだ。
さぁ、狩りの時間の始まりです。
10011001
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