Covid-19:インドネシアはカウンタートレードの選択肢を拡大しようとしている
https://www.janes.com/defence-news/news-detail/covid-19-indonesia-looks-to-expand-countertrade-options

インドネシア政府は、カウンタートレードを通じた調達を容易にするため、軍事サプライヤーとの機会を
模索していることを明らかにした。
このような方法に依存する動きは、コビッド19によって悪化した経済的制約を克服するのに役立つと考えられているという。

インドネシア貿易省は7月16日に発表した声明の中で、防衛購入における相殺貿易の適用拡大や、
防衛装備品と引き換えに国内で生産された産品を外国の軍事サプライヤーに移転することについて、
「複数の貿易相手国」と協議し、国防省と協力していると述べた。

貿易省によると、防衛目的の反貿易協定の対象となる国内産品は、
パーム油、ゴム、機械、コーヒー、ココア、繊維製品、茶、履物、魚、家具、果物、プラスチック、樹脂、紙、香辛料など。

インドネシアのスパルマント貿易相は声明で、「カウンタートレードを活用することで、
インドネシアの輸出商品は国内経済の成長を支えることができます。」と述べた。

貿易省は、防衛購入にカウンタートレードを適用することの利点を強調した。
同紙は、「[インドネシアを助けるカウンタートレード法]は、障害を克服し、輸出の制約を克服し、
市場領域と新製品のマーケティングを拡大する。」としている。

同社は、「また、為替を節約し、技術と知識の移転を促進し、貿易と支払いの平等なバランスを作り出す努力を支援し、
生産を増加させ、雇用機会を拡大する。」としている。