宇宙監視網活用のミサイル防衛、日本と協議…米国防総省
読売新聞 7/25(土) 18:16配信

米国防総省ミサイル防衛局は24日、米軍が計画中の宇宙監視網「極超音速・弾道追跡宇宙センサー(HBTSS)」を活用した
ミサイル防衛のあり方について、日本政府と協議していることを認めた。

同局のマリア・ニョク報道官が読売新聞の取材に対し、
「米国と日本は、相互の防衛にとって極めて重要な問題について、これまでもそうだし、今後も協力を続けていく」とメールで回答した。

中国やロシアが開発した極超音速滑空兵器は、比較的低い高度を音速の5倍以上で敵のレーダー網を避けながら飛ぶため、
現在のミサイル防衛システムでは探知、迎撃が困難だ。

迎撃のための具体的な装備について、報道官は、
「ミサイル防衛局は、極超音速の脅威に対処するために必要な技術的要求を特定する初期的な段階にある」とするにとどめた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6507244f23d743e888fde4c7b97d798279f18054