>>29
島陰?
アメリカはシブヤン海で栗田艦隊が反転・再反転してサンベルナルジノ海峡へ向かっていたことや、いつもは消えている海峡の航海灯標がついていたことも夜間航空偵察で把握していた
小沢艦隊を発見してたから北に向かったが、サンベル出口でのアメリカのアンブッシュで咄嗟会敵にはならない
日本にとってはサプライズ

あとは、サマールで栗田艦隊との交戦の報を受けたニミッツからの全世界は知らんと欲すの電報で、リーの戦艦部隊を反転南下させる
この南下が間に合っていれば、サマールから帰投途中の栗田艦隊がサンベルナルジノ海峡に入る前に砲戦する可能性があった

更にもしこの反転南下がなければ、第3艦隊が小沢艦隊に追いつき、伊勢日向と米新戦艦6隻の砲戦の可能性もあった

つまり、レイテでは日米戦艦が砲戦するチャンスが下記の通り5つもあった
@栗田艦隊がサンベルナルジノ海峡を東に出たところで第3艦隊と
A栗田艦隊のレイテ湾突入で第7艦隊と
Bスリガオ
C第3艦隊と小沢艦隊の伊勢日向
D帰路の栗田艦隊と第3艦隊がサンベルナルジノ海峡東側で

実際に起きたのはBだけだが、多分CとDは日本側ボロ負け
Aは勝てるかもしれないがその後の燃料とか弾薬が心配
かつ、Aの帰路に空襲+Dになって全滅しそう

一番良い勝負ができそうなのは@だが、日本にとっては、待ち伏せされるので不意打ちになるのと、夜戦になるので命中弾を出せるかが問題