ツイッターでちょっと話題になっていた「世界の辺境とハードボイルド室町時代」って本読んだんだけど
面白かったー

その中でつい20年くらい前だか30年前だかまでマルクス主義歴史観ってのが
日本の史学会にはびこっていて、一揆とかは常に民衆vs権力じゃないとならぬ
他の学説は認めぬって風潮だったらしい

その後、民衆vs民衆の場合もあるとか足軽はゲリラ的略奪部隊だったとか
新しい見方を発表した学者がいて、
マルクス主義歴史観が崩れていったそうな

生類憐れみの令を出したバカ将軍綱吉も
戦国時代を引きずってた愚連隊どもの犬食いをやめさせるため
また、あの法を盾に村々の猟銃を登録制にしたとか
また再び戦国時代に戻らぬよう「命は大事!」を浸透させる法令だったという説があって
おおっ!と思った

実はあの法令は日本人からカマクラソウルを抜くためのものだったのだね