>>459
砲弾や銃弾は火薬の力で発射されるので空気抵抗が少なく、かつ砲身内の旋条で回転して方向を安定させるために細長く先細りの円筒形をしている
榴弾の場合弾殻は底部は火薬の燃焼ガスの圧力を受けるので分厚く、胴体部分はそれに比べて薄くなっており内部に火薬が充填され先端に信管がついている
信管が作動すると内部の火薬が爆発し、その圧力で弾殻は細かい破片になって飛散し、周囲に危害を与える
爆発エネルギーの多くは横方向に広がるので地面に着弾した時は水平方向に多くの破片が飛散する
空中で爆発した時は水平方向に飛散するだけでなく落下していた砲弾の運動エネルギーによって地面にも向かうので広い範囲で頭上から破片が高速で降り注いでくることになる

https://docplayer.net/49482213-105mm-lav-iii-artillery-weapon-system-light-lethal-and-deployable.html
榴弾の破片がどれだけ殺傷力や破壊力があるかはこのドキュメントの15枚め(105mmと155mm砲弾の破片があたった鋼板の画像)を見ればわかるだろう


手榴弾は楕円形なのは握って投げやすく、球形ではないので落下時に思わぬ所に転がりにくく、爆発時には周囲に均等に破片が飛散するから