>>678
どうする?と言われると、支援戦闘機がF-86やF-1時代であればチャフ・フレアすら持っていませんし、随伴する
戦術電子戦機もありません
Hi-Lo-Hiでレーダーかいくぐって低空進入して気合いで回避程度するぐらいしか出来ません、F-4EJ改になれば
ECMポッドぐらいは持てます。
F-2時代に入るとスタンドオフ兵器の配備と機体や電子装備の性能向上で多少マシになった程度でしょうか(さすが
にチャフ・フレアも標準装備です)。
そもそも自衛隊の(と言うか日本の)基本的な防衛構想としては着上陸阻止と水際撃破までであって、上陸に成功した
敵部隊が内陸に展開して野戦防空網を張る、そこを攻撃するなんて想定はしていませんし(それはつまり占領された
国内地域を自衛隊自らが爆撃すると言う事です、これは政治的に議論になりません)
自衛隊が戦うシナリオはかなり限定的で、装備もそれに沿ったものです(それ以上は米軍頼み)。
以前から敵基地攻撃能力の保有が議論になっておりますので、それが現実的になれば、その目的の為にSEADの
能力も将来的には持てるかもしれません(F/A-18Gの保有議論など)。