問題は、荒天下に耐えうるリグ建造と検証、そして運用のノウハウがまだ日本側にないところだな
実績がないというのはそこもおそらく含む、岩船沖油田だって固定式プラットフォームだし
何より、冬の日本海は優しくはないからな・・・

興味深い資料も見つけた、部分的にピックアップしてみるがこんな感じだな
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet1952/66/12/66_12_1215/_pdf
> 4.1風,波,潮流に抗して位置保持
> 船舶は通常荒天な海域を回避するが,石油掘削リグに限らず海洋構造物はその目的から荒天時も定位置に留まり厳しい外力に耐える必要がある.
> 4.2一般船舶と異なる従来にない構造様式
> 構造強度的に,必ずしも冗長度が十分とは言いがたい形式が存在する
> 4.3狭い部分に大荷重が集中する構造
> トラスあるいはラーメン構造で一般船舶と比較して非常に大きな荷重が一点に集中するような構造が多い
> 4.5厳しい腐食環境の存在
> 固定式のジャケットでは年間0.8 mmもの板厚衰耗が生じた例も報告されている