>>209 つづき

もちろん、国内の技術力を備えた防衛産業企業が体系開発に参加するものとみられるが、このような種類のミサイル弾頭および
シーカー(弾頭部装着探索機)を開発した国内企業はまだない。

こうした事業方式の変更について防衛事業庁側は「国内業者でインフラが構築されており、ADDで少しだけ支援すれば開発できると判断した」とし
「今後、体系開発過程でリスク(失敗危険)管理を徹底的に行う」という立場だという。

KF-Xには空軍主力機のKF-16のように対空防御兵器制圧用のAGM-88B(HARM)を搭載することができる。
しかし射程距離は25キロにすぎない。 空軍はF-15K装着用タウラス長距離空対地ミサイル数百発を保有しているが、射程は500キロに達する。

ADDは「韓国型タウラス」を国内独自開発するという計画を立てた。

8千億ウォンを投じて200発の量産を目指した。 韓国型タウラスを国内で開発すれば、輸入や運用コストを減らし、
北東アジアで非対称兵器として象徴性を備えるという判断からだ。

政府も、KF-Xが量産されれば、長距離空対地ミサイルをパッケージにして輸出するという戦略だという。

政府関係者は「KF-Xに関心の高い国が長距離打撃ミサイルを共に希望している」と伝えた。