[単独]防産業界、軽空母用の韓国型戦闘機「KFXネイビー」開発を検討
http://news.heraldcorp.com/view.php?ud=20201019000328

2033年に戦力化予定の韓国型軽空母に、米F-35B海兵隊用垂直離着陸ステルス戦闘機の選定が有力となっている中、
国内防衛産業界で軽空母に搭載する海軍用「韓国型戦闘機(KFX)のネイビー」開発を検討中であることが確認された。
KFXは2026年に開発が完了する予定で、派生型の「KFXネイビー」の開発も不可能ではないというのが業界と軍事専門家の判断だ。

業界と軍事専門家が19日に明らかにしたところによると、現在KFX開発と同時にKFX派生バージョンである「KFXネイビー」
などの開発が検討されている。 「予算や技術的側面でKFXのネイビーの勝算がある」という見通しまで出ている。

米国で開発された最新鋭ステルス戦闘機F35は、空軍バージョンがF35A、海兵隊用バージョンF35B(垂直離着陸機能追加)、
海軍バージョンF35C(翼折りたたみ機能追加)に分かれている。 「KFXのネイビー」はF-35のF-35Cに当たるわけだ。

「KFXネイビー」が開発された場合、韓国型軽空母艦載機(空母に搭載される戦闘機)の選定が有力なF-35Bとの競争構図になるものと予想される。

これに先立ち国防部は8月10日に「2021~25年国防中期計画」を発表し、F35B級搭載が可能な3万トン級の軽空母の開発を公式化した。
軍は、年末までに韓国型軽空母の概念設計を終え、来年から基本設計に着手し、2030年代初めに戦力化する計画だ。
韓国型軽空母は、米国の米国級強襲揚陸艦と外形が類似するものとみえる。

韓国型軽空母事業が巡航する場合、米F-35Bが艦載機に選定される可能性が高い。
海兵隊用として開発されたF-35Bに垂直離着陸機能があり、現存する戦闘機の中で唯一、軽空母の離着陸が可能なためだ。
韓国型軽空母には約10機のF35Bが搭載可能だという。