>>112
>サイパン、ペリリュー、硫黄島、沖縄と

そうなんだが、その前に、精強な日本兵はどこで何をしていたのか? 

・ 戦争前半、山本長官・黒島参謀らの元で積極攻勢を続け、航空兵力・空母戦力に多大な損害を受ける

・ そこで戦線を縮小するため、大本営連絡会議により1943年9月30日に絶対国防圏の設定が決定された

・ 「戦線を縮小」といっても最前線の島々に送り込んだ兵や兵器資材を持ち帰るには多量の船舶が必要。引き上げ困難。

・ ただでさえ戦力物資の乏しい日本なのに、兵員は置き去り、資材は放置

海軍・軍令部次長
「後方に本防御圏を下げるといっても、海軍としては下げようがありません。海軍はもっている防御資材のほとんど九割をラバウル、ソロモン方面に注ぎ込んでしまっているのです。」

陸軍・参謀次長
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「海上護衛戦」大井篤著

日本は非常に効率の悪い戦い方をし、アメリカは最小限の犠牲で戦争を進めることができた