>>139
つづき。開戦前の日本のプラン

・ 「日本は開戦後二ヶ年は貯備戦力と総動員にて・・・抗戦可能。」

・ 「此の間、輸入依存率が高く経済的に脆弱な英国を、インド洋おける制海権の護得、海上輸送遮断やアジア植民地攻撃によりまず屈服させる」

・ 「それにより米国の継戦意思を失わせしめる」

・ 「英、蘭等の植民地になっている南方圏(東南アジア)を自給自足圏として取り込み維持すベし」

・ 「正に時間との戦いであり、日本は脇目も振らずに南方圏そしてインド洋やインドを抑えるべし」

 杉山参謀総長ほか陸軍首脳部「戦争経済研究班の最終報告」より

こうした研究に基づいて「腹案」が作成された