金属的な素性は大きく変わってなくて重量化は砲弾を長くすることでやっている
なのでコロラドのように揚弾、装填機構や弾薬庫等の改装を小規模で済ませたい場合は、
重量化にも限界があり、ノースカダコタのようにアイオワ級と同じMerk8は使えなかった。

それを考えればコロラド級の16インチMerk5は砲弾は50kgくらいの重量化、初速の低下にもかかわらず貫徹力の増大を達成しているのは、
被帽の改良と自国装甲への貫徹力最適化が進んだと見るべきかな
第一次大戦期まではイギリス流が基本で日米英仏は装甲も徹甲弾も同じものを手に入れて比較試験してるから、
各国の言う貫徹力はあてになるんだけど、その後の第2次大戦までの期間はどこも独自に改良してるから比較が難しい面はあるね