>330
そのあたりを考察するに

「太平洋島嶼戦」瀬戸利春(作品社)

は必須と思いますが・・・読んでます?
なお、作戦術を旧陸海軍が理解していたら、もう少しうまく戦えた可能性はあると思います。

ただし、それで全面戦争として勝利や引き分けにはとてもじゃないですが持ち込めません。
しかし、最初から明確な講和ラインを想定したり、もうダメになってるのに無駄に戦争を続け被害拡大を避けたりできた可能性はあると思います。
(戦局の悪化速度を低下させ、米軍の損害も増加するので、ちゃんと停戦講和を認識していれば途中での手打ちの可能性が出てくるということ)

だがしかし、その場合は大日本帝国が存続し旧陸海軍が今も存在していたでしょうし、今のような日本が生まれることはなかった訳で・・・




それはそれで、嫌な話。
(ダメな部分も多いけど、なんだかんだで今の戦後日本が好きなので)
(それを維持するために過度な平和ボケはいかんけど、ある程度の平和ボケなら許容したい・・・が、こういうバランス感覚が日本人は歴史的に下手だからなぁ・・・すぐ極端に走るから)