海軍でもその頃、本来母艦訓練部隊のはずだった四航戦司令だった角田少将が苦労している。
主力部隊護衛部隊(予定)だった三航戦と共に、配置予定の特設空母が他部隊に取り上げられたり、未熟な搭乗員を載せて単独出撃させられたりと訓練に専念出来ず。戦時でやむを得ずとは言え、この辺りの悪しき泥縄が徐々に響いてくる。