>>14
>もちろんアメリカ側は、自軍の情報能力の優秀さを声高に喧伝するでしょうが、

ハワイのロシュフォート班が「日本海軍“作戦暗号”」の解読作業に着手したのが日米開戦後。
本来彼らに割当てられていた任務は「日本海軍“将官用暗号”」の解読で、
日本海軍作戦暗号の解読任務が割当てられていたのはキャビテ(フィリピン)の班です。

しかし将官用暗号は全く解けず、これに見切りをつけて作戦暗号解読に乗り換えたとのこと。
眼前の真珠湾奇襲の惨事も、この判断を後押ししたのかもしれません。
将官用暗号が解けなかったのは日本側の使用頻度が低かったとのことで、
おそらく情報資料の蓄積が進まなかったのでしょう。