>>378の続き

モリソン博士には失礼ながら、MO機動部隊の行動は手抜かりではないし、
”実に驚くべき”という形容詞が必要なほど驚くことではありませんね。

彼我の距離が360浬。
ここから導き出される客観的な結論は、
敵が北上して相対速度最大で接近し、かつ索敵機が最速で敵を発見する
という超幸運にでも恵まれない限り、先に日没が来てしまいます。

すなわち、まず会敵な望めない、とするのが妥当な判断。
ならば、翌日の戦闘に備えて、敵艦隊の予測位置を精度良く見極め、
万全の準備を整えておくことの方が大事でしょう。