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■格納庫の面積について比較
資料(1)学研の太平洋戦史スペシャル決定版日本の航空母艦「日本の空母雑学コラム
資料(2)丸スペシャル 軍艦メカ 日本の空母[昭和56年8月]
資料(3)趣味で読み漁った米海軍の資料

          上段    下段     合計(平方メートル)
大鳳       150×18m 150x17m  5250 あ号作戦時54機、(建造計画時 彩雲6機、流星7機の13機は露天繋止、格納庫に48機の合計61機)
翔鶴       二段合計         5613 あ号作戦時77機
赤城       二段合計         8640 実際は三段だが、下部格納庫(補用機用)は含まない。上部格納庫の天井が低い。
加賀       二段合計        10060 実際は三段だが、下部格納庫(補用機用)は含まない。
信濃       一段            4860 戦艦として船体の工事がかなり進んでいたので二段格納庫は見送り。魚雷や爆弾格納庫も巨大さに比べ小さめ
改大鳳      二段合計         5450 飛行甲板は261.5mで大鳳より4m長い、格納庫は長さ5m増。計画した5隻はキャンセル。完成予定が1946〜1948年だった。
アークロイヤル 173.1×18.3 137.8×18.3 ・・・1941年に沈没した初代の方
レキシントン  一段129.2×20.7〜22.6 3114.9 格納庫の天井までの高さ6.1m。※2
ヨークタウン  一段            3440  エンタープライズ(1944年11月)戦闘機55機、爆撃機24機、アベンジャー19機=計98機
エセックス   一段 199.4×21.3m   4250 格納庫の天井までの高さ5.3m、飛行甲板の長さは262.9m
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※1 あ号作戦時の搭載機は資料により諸説あり

※2 レキシントンの常用の格納庫はヨークタウンより狭い
ただし、後部に修理工場(全長32,9m)と、その下部に予備機格納庫(全長39m、30機程度分解格納)あり
https://i.imgur.com/x4132RP.jpg

Hangar deckの上部空きスペースを利用して予備機を吊り下げ格納するように指示された記録がある。
いくつか写真もあるが、レンジャーやエンタープライズの格納庫と誤認しているサイトも多い。天井の梁の鉄骨の形状の違いでわかる。