>>764
>"丸"なんかで、画期的な空母機動部隊と宣伝されるが、

これに関しては、現代でも日本側の認識が「過大評価」というか、
少なくとも「単純な意味でも日本空母部隊の集中建制化は“世界初”とは言い切れない」
ということには同意です。

私は未入手ですが、既に20年位前の『世界の艦船』記事で
「日本の第一航空艦隊(1941年(昭和16年)4月10日新編)の誕生前に、
米英でも空母を集中した演習、研究が行われており、実際の部隊編成も実施されている。」
という感じで紹介されているようですから。

英海軍については、私は詳しくないですが、
初戦のノルウェー作戦時(1940年4月〜6月)には同一指揮官の下で英空母3隻が行動しているとのこと。

有名なタラント空襲(1940年11月11日)も、当初は英空母はイラストリアスだけではなくイーグルも参加予定(事故等で参加不可)でしたし。

まあ、空母2隻前後を例えば“画期的な空母の集中運用”と言えるかは微妙ですが。
日本海軍の「空母航空戦隊」の構成は、それ以前から空母2隻前後が普通ですからね。