>>995の続き

このように、一般に兵力の分散は戦術的には愚策なのですが、
母艦航空戦の場合、索敵報告が多く入るほどかえって情勢判断に苦労するという、
わけのわからない状態になりがちなので、

意外に功を奏するわけですね。

実際、珊瑚海海戦一日目(5月7日)は、
日本側は索敵報告があり過ぎて、攻撃の優先順位を誤ってしまい、
クレース部隊の分派もそれに貢献することになるのです。