>>891
パレンバンの担当は陸軍
海軍が担当したのは蘭領ボルネオ、セレベス、ニューギニア
主な油田地帯はタラカン、バリクパパン、サンガサンガ、セラム
この内タラカン油は罐用燃料又は潜水艦用燃料として製油工程を経ずに産出そのままで使用可能
最初に進出したのはタラカンとバリクパパンだけど製油施設のほぼ全てを破壊されててかつ進出した101燃料廠は採油作業のための準備しかしてなかったので復旧のため第三作業班(後の102燃料廠)の進出を要請
またタラカンに進出した101燃料廠第二作業部も2月より破壊された油田の復旧に着手4月29日より積み出し開始
この間の3月3日第一作業班がサンガサンガ進出採油開始(自噴井日産1200竏)
第三作業班は3月28日先発隊が現地着、4月8日より復旧開始
5月末蒸瑠装置一機の復旧完了製油開始
7月末さらに一機復旧完了1日1500竏の原油処理能力獲得
これにより海軍の主な採油地帯であるサンガサンガ原油の生産量を凌駕したのでジャワ地区の陸軍の過剰原油をバリクパパン経由で処理することに決定
17年の101燃料廠の採油量は
サンガサンガ29万7000竏
タラカン15万8000竏
セラム300竏
ニューギニア0竏
この内102燃料廠で処理量は39万竏
そのうち生産品量は
航揮3万9000竏(以下単位略)
普揮7万
灯軽油7万
重油18万9000
航空潤滑2000
普通潤滑1万6000