高オクタン燃料の生産方法は教えてもボルネオみたいな油質が合う油田じゃないと作れないからな

42年1月に占領したダッチシェルの製油所でアルキレーション装置見つけて9月にやっと
高オクタンガソリンの量産ができるようになった
オランダ人技師の協力で航空潤滑油の生産ができるようになるのは43年1月からになってるな

パリックパパン製油所のアルキレーション装置は41年5月に稼働したばっかりの最新設備で
オクタン価95〜97の航空ガソリンを作ってたけど日本が占領後は残油を潜水艦用B重油に
加工するようになったらしい

自動車用ガソリンや灯油も作ったけど輸送は航空ガソリンと船舶油優先で運べなかったから
燃やしたり海に捨ててたっていう