2021/05/22 09:45
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のジョー・バイデン大統領が21日(現地時間)、初の首脳会談で韓米ミサイル指針の解除に向けて意見のすり合わせを行い、
韓国は42年を経て「枷(かせ)」を解かれて完全なミサイル主権を確保する可能性が高まった。
「最大射程800キロ制限」がなくなることで、射程2000−3000キロの中距離ミサイルはもちろん、理論上は大陸間弾道ミサイル(ICBM。射程5500キロ以上)も開発できるのだ。
射程2000−3000キロになると日本全域はもちろん、中国内陸部にある戦略目標も大抵のものは打撃できる。
文在寅政権になってからはさらに2度の改正が行われた。
2017年11月、弾道ミサイルの最大射程を800キロに制限しつつ弾頭重量の制限を完全になくすという内容の第3次改正が実現した。
第3次改正に伴い、世界最大級の弾頭重量を持つ怪物ミサイル「玄武4」が開発された。
玄武4は射程800キロで2トン、射程醫300キロで4−5トン以上の弾頭を搭載できる。
たった1発で錦繍山太陽宮殿や柳京ホテル、サッカー場200個分の面積を焦土にできるといわれている。
昨年7月には第4次改正を通して、宇宙発射体に対する固体燃料の使用制限が撤廃された。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2021052280017