弾がGPS信号の受信に対応していることと対地攻撃能力を持つことが同義ならば
12SSMとASM-3無印と17SSMはいずれも対地攻撃能力を持つことになる
しかし個別に見ていくと
・12SSMは試作時の公表資料にも試作完了後の量産仕様書にも対地攻撃能力についての記載がない
・ASM-3無印は試作仕様書にも開発要求書にも対地攻撃能力についての記載がない
・17SSMでは試作仕様書の時点ですでにGPS/INS誘導による対地攻撃能力についての記載がある
といった感じになる
つまり弾のGPS対応有無と対地攻撃能力の有無が同義だとは言えない
(それを言うとASM-2Bに対地攻撃能力があるって説も怪しいもんだが)

更に言うと一口にGPS対応と言っても(軍用高精度測位信号非対応の)民生品が載っているというオチもある
12SSMなんかはまさにこれ
ASM-3も開発中の試験弾では試験用機材として軍用GPS受信機を載せていたが量産化後だとどうなるかわからん

このあたりを混同するとあとあと恥ずかしい目に遭うからちゃんと区別しような