一回目の兵装転換は制空権のために必要な措置
二回目の兵装転換は古い考え方の艦隊決戦を求めた勇足、だと思う
二回目はやらず、済々と爆装艦攻は飛行場へ、艦爆隊は現装備(陸用、通常四分六分か五分五分くらい)のまま敵艦隊へ
ある意味で魚雷に積み替えてる場合ではない

飛行場を撃破しないと既に敵空母が放ってるであろう攻撃隊が(敵空母を撃沈破しても)それを活用して反復攻撃の危険もある
せっかく敵空母大量撃沈のチャンスなのに「それどころじゃない」という状況

こんなことになった大元の失敗は、第一次攻撃隊に回すべき攻撃力を空母攻撃に待機させたこと
だけど
その失敗をしてしまったという前提での弥縫の術としては、
「敵空母は撃破で満足、敵飛行場は5〜6時間の完全破壊(只今の在空敵機はみんな不時着喪失となる)」
とりあえずの制空権確保で、怒られるにせよ船団や艦隊の損害を減らさなくてはならない
船団が敵基地の攻撃圏内でなければ、北方に退避しつつ、艦攻を雷装に戻して(艦爆と二航戦の零戦〜11機はそのまま出す)やれる

上陸船団が基地の攻撃圏外ならば、索敵の結果を持って攻撃計画を立てられる
敵空母だけ撃破すれば船団の安全は確保されるので
艦隊決戦への集中が正解で、基地を攻撃するのはそのあと(または300〜450浬内に空母がいない場合)
ミッドウェーではそうではなかった。連合艦隊の作戦は稚拙過ぎた