ハワイ作戦で残ったフィルムには露天繋止らしい機体があるが
作戦当日の保有機数は格納庫に収まる数のみで
加賀、赤城、蒼龍、飛龍でいうとMI作戦の時より少ない
しかも天候次第で駆逐艦や、6空母までもが往路に漂流しかねないというものだから
これは行って逃げてくるしかない
本当は戦艦攻撃用の艦攻を飛行場攻撃と索敵に回したい
航空優勢下でしか活動できない主力艦なんて撃破しても味方が優勢な南方作戦に影響ない、
南方作戦の妨害に来れるのは劣勢下でもスピードを活かして奇襲が出来る空母と巡洋艦、航空優勢を取りに行ける航空隊のみ
戦艦なんか、むしろノコノコと来てくれて方が撃沈しやすくていいじゃんかよ、と
開き直って仕舞えばより在ハワイ航空隊を撃破できたけれど
流石に連合艦隊、いや海軍ののアホさ加減を真っ向から指摘して独断専行は荷が重いか?
実際、南方作戦の支援になったのは、B-17の増援阻止だけで
29組もの搭乗員を失い、強大な空母部隊を一月も南方から引き離したことにより利敵行為となった

ハワイ作戦は司令官の能力を問うに適切な作戦ではない
作戦の目標を達成すると、単にアメリカを怒らせ、南方作戦における日本による掃討戦が正規空母の不在で1ヶ月も妨害され、多数の航空機を失う
巷で言われてる妄想はともかく、実利の面での作戦成功とは、なるべく犠牲を出さないことだから
二次攻撃をしなかったのは正しい