>>354の続き

「機動部隊としては、これが最後の難関で、
ここで敵に発見されれば今までの苦労も水の泡となるものであった。
一同は警戒を厳にしながら、夜になるのを待ちわびて、
時計の針ばかりを眺め、その動きの遅いのにいらだっていた。

ようやく敵に発見されることなく、無事夜に入ったので、
乗員一同は、ひとまず安心することができた」