>>484 >>488
>すべての水雷戦隊を集めて統一指揮する気はサラサラ無いでしょうねえ

いえ、当の日本海軍は少なくとも一時期は、本気で構想していたようですよ。
漸減邀撃作戦の変遷は激しいので、私も個別的な構想戦法は詳しくないですが。
ネット検索で該当する適当な説明を見つけられませんでしたが、
概要は前スレでも紹介されていますね。

夜戦部隊(第二艦隊)は高速戦艦の支援のもと米側前衛である米偵察部隊(重巡群)を突破した後、
米戦闘部隊(戦艦群)の大輪形陣(軽巡戦隊と駆逐艦多数)に対して、
四個水雷戦隊にそれぞれ重巡戦隊一個を附し、四方向から同時襲撃を行うというものです。
更に夜戦部隊の残存艦艇は、翌朝の主力決戦に参加することも求められています。

おそらくこの戦法を実施する際の直前は、日本主力部隊(第一艦隊)の直衛は、水雷戦隊司令部は不在となり最低限の駆逐隊のみになるかと思われます。

ちなみに全軍夜戦化の強力な推進者の一人である小沢提督は、
「むしろ戦艦部隊は夜戦部隊を全面支援すべきである。真の主力部隊は夜戦部隊である。」
という趣旨の主張をしているようです。