>>547の続き

まず、都間大尉は重巡洋艦筑摩の飛行長であり、
新兵でもなければ、作戦の重要性を理解していなかったとも思えない。

森史朗氏などは、

「どうせ米空母部隊は出動してこないのだから、雲の下方ぎりぎりを
這うように捜索しても徒労に終わってしまうに違いないとの気休めがあった。

しかも、そんな勝手な行為をとがめる者は誰もいないのだ。

都間大尉に、警戒感が欠如していたことはまぎれもない事実である」
                       (『ミッドウェー海戦』第一部)p395