>>691の続き

重要なのは内容の是非ではなく、指揮官は決断しなければならない。

決断によって生じる結果の、すべてに責任を負うことを課せられる。
この重圧に耐えられる強い意志の持ち主だけが、艦隊司令長官の職責を担えるのです。

史実では、電波は敵に傍受されることなく、南雲機動部隊は、
米空母部隊や、米基地航空隊や、米潜水艦の妨害を受けずに、
作戦計画通り、6月5日黎明時に友永隊108機を発進させることができた。

これは「南雲長官の判断が正しかった」を意味するものではありません。
南雲長官は「運が良かった」のです。