キ100というか、金星飛燕は川崎の生産力で九九双軽を置き換えてしまう、という意義もある

戦闘機というのは対戦闘機だけでなく、爆撃機の迎撃や対地攻撃も大事な任務
陸軍はそこを意識して規範化したし、それに先立って単発軽爆は隼、ついで疾風に吸収されて廃れた
仮に金星五〇型搭載の飛燕が隼と大差ない総合能力でも、この役割には乗れるから、その価値はすごく大きかった
軽爆や襲撃機が8割パワーの五式戦に置き換わると、生存性も上がるし、爆撃機程度ならやっつけてくれる

身軽さが一義の隼には戦闘機との制空戦闘に専念してもらうことができる