89が登場した当時つまり逆上陸を行う可能性や9.11以降の近接戦闘体系がなかった時代では
価格以外そこまで悪い小銃ではなかった

今はそうでもないが、じゃあ改修をしなかったのは悪いのかというと
しかし素のままでIRレーザーも暗視照準器も付けられるし、レールシステムは特に必須でもない、フォアグリもそうだ
OTSからハンドガード出てるが、付けてる例は少ない
伸縮銃床に関しても、伸縮機能を持たない小銃で近接戦闘してる国は今でも圧倒的多数派だ
陸自が官品としてこれらの追加を行わなかったことは、いうほど怠慢ではない。コスパも良いとはいえない
少なくとも豊和の意匠登録からしてレールシステムと伸縮銃床の試作は行ってる。その上で採用しなかった
切替レバーに関しては一応は改修したが根本的な解決は引金室全体の交換が必要だ

つまるところ、新造するまで89の欠陥を放置し続けたことは、結果としては悪い選択肢ではなかったということ