>>33
これは戦艦大和の有名な写真だけど
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2b/Japanese_battleship_Yamato_fitting_out_at_the_Kure_Naval_Base%2C_Japan%2C_20_September_1941_%28NH_63433%29.jpg
まだ艤装中(建造中)なので主砲の砲身基部にカバーが掛かっておらず、砲身の根本とその上に独立して穴の空いた板みたいな部品があるのがわかると思う。
これは砲身基部に被せるキャンバスカバーの(一種の)支柱で、これを上に跳ね上げた状態で上からキャンバスカバーが掛かってれば件のガリソニエール級の砲身基部みたいに見える。

艦船の砲塔式の砲身基部に被せる防水用キャンバスカバーは砲身の俯仰角が大きいと余裕のあるサイズのものが必要になる(でないと砲身大きく上げたりすると突っ張ってしまう)けど、そうなると今度は】砲身を水平や俯角にしたときなんかに垂れてしまう。
そうなると砲身の根本と砲塔の開口部に挟まったりするし、砲塔回転した時に下端を甲板に接触させて引きずってしまったりする。
それを防ぐために砲身とは独立した支えが必要で、砲身が水平なのに支えだけ上げてたりするとそういうふう(上に三角に出張る)に見える。