>482/483

そもそも日本における小規模な限定的な侵攻の過去定義。

第109回国会 内閣委員会 第6号 昭和六十二年八月二十七日(木曜日)
具体的に限定・小規模事態というのはどのくらいのもの、例えば何個師団がどこから来るかというお話であります。
(略)
そういうことを考えると、そういった現配置を前提として直ちに日本に指向し得るものということになると、
例えば師団で言えば三個師団か四個師団程度のものになってしまうのではないか。
それに機動的に運用できる例えば空挺師団であるとか空中機動旅団であるとかそういったものが
プラスアルファされる程度のものが恐らく小規模限定という事態では考えられるマキシマムではなかろうかというような思考をして、
我々としては周辺の状況を見ながら小規模・限定対処を考えるものであるというようにお答え申し上げたいと思います。


質問第一一号
「防衛計画の大綱」における「限定的かつ小規模な侵略」に関する質問主意書
八七年八月二七日衆議院内閣委員会における西廣防衛庁防衛局長答弁によると、
小規模・限定的な侵略において日本に指向される兵力はおおよそ三個から四個師団であり、
さらに空挺師団あるいは空中機動旅団が付け加えられたものが限定的・小規模な侵略の上限と想定している。