>>109
OQQ-21の評価ポイント。
元来曳航ソナーの領域であった低周波ソナーを艦底装備の長大なフランクアレイソナーとしている。
これによって曳航ソナーの弱点である曳航中の運動性の制約や、展開揚収に時間がかかること、
ソナーが蛇行してしまって方位精度が劣ることを克服した。
ソナーとしては船体ソナーだけで長距離探知から近距離探知まで対応出来るようになった。

しかし、その大きなフランクアレイソナーは搭載艦艇が大型で無ければ架装出来ず、
以後のOQQ-22では上記弱点を持つ曳航ソナーで代替、OQQ-23では
曳航ソナーも撤去して近距離探知のみ。
OQQ-24も曳航ソナーとせざるを得なかった。

つまりはOQQ-21は高性能だが大型艦にしか搭載出来ないソナー。
DDXが1万トン超級なら派生型が搭載されるかもね。