ロシア中銀、政策金利9.5%に引き上げ 8会合連続
2022年2月11日 22:45

【モスクワ=桑本太】
ロシア中央銀行は11日の金融政策決定会合で、政策金利を年8.5%から9.5%に引き上げると決めた。
14日から実施する。利上げは2021年3月から8会合連続となる。
エネルギーや食料品などの価格上昇が続いており、利上げでインフレの抑制を目指す。

会合で中銀は「インフレ率は従来予想を大幅に上回って推移している」と指摘した。
多くの産業で生産能力を上回る需要拡大が続いており、
外国人労働者の流入にもかかわらず、労働力が不足しているという。
1月時点のインフレ率は8.7%で、中銀が目標とする4%を大きく上回る。

利上げによる金融引き締めに伴い、中銀は2022年末のインフレ率は5.0〜6.0%に低下するとみている。
ロシア中銀のナビウリナ総裁は11日の記者会見で、
「もし昨春に利上げを始めていなかったら、現在のインフレ率は10%をはるかに超えていただろう」と述べた。

中銀は3月18日に開く次回の会合でも、一段の利上げを続ける可能性があるとの見解を示した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR113OM0R10C22A2000000/


インフレ率8.7%か
こんな状況で戦争して経済制裁食らうと政権もたないと思うんだが