>>793
それは無いかな。専制政治は民主主義より脆い。

結局のところ専制政治は外交と軍事と内政の境目が曖昧で、いずれも王や独裁者の内的な動機や要請に従って執り行われる事になる。国民国家をある程度理解しておりり、リリーフを自認して最後は自ら退いたフランコ、トルコの民主化の為と割り切っていたケマル・アタテュルクのような例外もあるにはあるが、プーチンは同じように愛国者なのかもしれないが、大ロシア主義(ルーシズムでも大ユーラシア主義でも良いが)なりソ連またはロマノフ王朝の再来なんて妄想レベルの話を実現させようとした時点でもう未来はない。

「下部構造が上部構造を規定する」と言ったマルクスは正しいんやで。専制政治は、その逆を必ずやるから破綻する。中世〜近代はその繰り返しだった。