プーチンとウクライナの生存を懸けて戦うゼレンスキーが日本より中国を選ぶワケ
安全保障の枠組みに日本ではなく中国の参加を求める悲劇の民族ユダヤ人のリアル
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022040400006.html?page=2

米国に武器の供給を求めるウクライナにとって、中国とインドは当時から、米国がウクライナへの態度を変えた場合の代替国という意味合いがあったとされるが、それはゼレンスキー大統領にも引き継がれてきた。
実際、中印両国は、今回のウクライナ紛争でも米国やNATO陣営とは一線を画しており、最後の最後はどう転ぶのかわからないところがある。

有事では期待するところが大きい中国
ロシアの侵攻直後に米国からの国外脱出要請を拒否したゼレンスキー大統領が、二度も仲裁の労を頼んだ中国。
ウクライナ侵攻後、最も遅くまで、留学生を帰国させる特別便をウクライナ政府との合意で(病人などウクライナからの人道上の避難民を同乗させて)飛ばし続けたインド。外交は独立国の主権だとして、米国と一線を画すパキスタン。

これらの国は、欧米と一線を画しているからこそ、万一の場合は、独自の判断でウクライナ支援に回るかも知れない。逆から言えば、この三カ国、インド・パキスタン・中国が停戦を働きかければ、ロシアも動く可能性が高まる。