例えば、そうりゅう型1番艦を試験艦としてマイクロ炉に換装する。
そうりゅうは全長の半分から後ろが機関部で、半分から前に指令室や居住区や魚雷発射管とバッテリーがある。
機関部はAIP区画、ディーゼル発電区画、三相交流モーター区画がある
AIP区画は下に巨大な液酸タンク、上にスターリング機関とケロシンタンクがある。

換装する場合どのくらいまで換装するかだが…
ディーゼルなんか必要ないからAIPとディーゼル発電区画まで撤去して
空いたスペースの最大容量のマイクロ炉とCO2タービン発電機を積みたいところである。

水中ならそれでいいかもしれない。
問題は浮上時。通常潜は浮上時はディーゼルを全力運転させてその電力で航行する。
停泊時もディーゼル発電で電力をまかなっている。
ディーゼル発電機が無いと浮上時は15ノットで常時航行できなくなるだろう。

1つの案はセイルにガスタービン発電機を埋め込んで浮上時や停泊時にはそれで発電する。
IHIにはIM400という小型ガスタービン発電システムがあるのでこれを使う。3000kWぐらい
浮上航行時は、ガスタービン+マイクロ炉の発電で航行し、
潜航時には、ガスタービンを停止して吸排気口を閉じ、マイクロ炉の電力だけで航行
停泊時はマイクロ炉はスクラムし、ガスタービンで原子炉冷却