韓国航空宇宙産業、ロッキードマーチンに航空機1000機
6/13(月) 14:39配信

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韓国経済新聞

韓国航空宇宙産業、ロッキードマーチンに航空機1000機

韓国航空宇宙産業(KAI)が、米国防衛産業業者ロッキードマーチンとの戦略的協力を強化し、米国戦術入門機の受注に本格的に参入する。米政府は、2024~2025年に280台規模の空軍戦術訓練機と220台規模の海軍高等訓練機·戦術訓練機の導入を推進している。

KAIは9日、ロッキードマーチン社にT-50系列航空機1000台以上を販売する内容を盛り込んだ協力合意書(TA)に署名し、戦略的提携を強化することにしたと12日発表した。アン·ヒョンホKAI社長が、ロッキードマーチンのグレッグ·アルマー社長と会って協力合意書に署名した。T-50は、KAIとロッキードマーチンが1997年から2006年まで2兆ウォン(約2000億円)をかけて共同開発した高等訓練機だ。T-50は、韓国をはじめ5か国に200台以上販売された機種だ。KAIは、中欧·中東地域への輸出交渉のために航続距離を増やし、武装を強化する性能改良を推進中だ。

今回の合意を受け、両社は、米空軍と海軍に提示する改良型FA-50軽攻撃戦闘機の製作とマーケティング、設計、機体改良、工場新増設など、あらゆる分野で協力する戦略協議体実務委員会を常設稼動することにした。米国を含め、500台以上と推算される世界訓練機·軽攻撃機市場を共に攻略するために「ワンチーム」を構成するという戦略だ。

FA-50は、KAIがT-50を土台に国内技術で製作した最初の国産軽攻撃機だ。最大速度マッハ1.5に、空対空·空対地ミサイルなど基本武装に加え、合同精密直撃弾(JDAM)知能型拡散弾(SFW)などの精密誘導兵器を搭載できる。