>>518
https://news.livedoor.com/article/detail/22256768/
>【お話を伺った人】防衛装備庁 航空装備研究所 エンジン技術研究部長 郄原雄児さん(現 防衛装備庁長官官房装備官)

>防衛技官、工学博士。ジェットエンジンの専門家。防衛省に入省後、エンジンの研究室に勤務。防衛省の研究職は予算取りなど、研究以外にゼネラルマネージャー的な仕事も多く、途中FSX(次期支援戦闘機、現在のF-2)の開発室に3年在籍。その後BMD(弾道ミサイル防衛)の開発室長も務める。XF9-1開発の佳境であった2年前に航空装備研究所に戻り、現職に就任。XF9-1のプロジェクトマネジメントと、技術検討会議を担当。

>大きいエンジンではステルスに不利
--まず初めに、XF9-1とはどのような目的で作られたのでしょうか?

>このエンジンの一番の目的は、戦闘機のエンジンを国産で造るための技術を蓄積することです。ですので、特定の戦闘機のために作ったエンジンではありません。しかし、将来的に日本が戦闘機を開発することになった際に、すぐ作れるだけの技術を持っていないといけない……ということで実証試験的に作られたのがXF9-1なんです。