>ワシントン会議

当時の日本戦艦は全25隻

内訳
 超弩級戦艦は長門型から金剛までの10隻
 準弩級の摂津ら5隻、巡戦生駒ら3隻、前弩級は三笠ら4隻、元ロシア艦の肥前ら3隻、計15隻

同アメリカ戦艦は全33隻で日米比は73パーセント。超弩級戦艦のみで比較するなら83パーセント
こうしたきちんとした数字で保有比率が決定されたなら太平洋は平和になったと思う

しかしアメリカには都合が悪い
 「日本は水雷戦隊、潜水艦による漸減作戦をとる・・・(米戦艦の損害により)米艦隊は小宣原諸島付近で壊滅するのほかない。
 「ルーズベルトと作戦部は強く七割説に反対し、空気は険悪となって来た。」
「軍縮の父・提督加藤友三郎の生涯」 豊田穣

米側の横暴な手法によりワシントン会議で日本は六割と決定された。

ちなみに陸奥の完成度が微妙という指摘もあったが、同時期の戦艦メリーランドも本当は未完成だった

事前交渉において米側は「メリーランドは実は90パーセントの完成度なので陸奥も廃棄して欲しい」と要求している
(もちろん本会議で米側はメリーランドは完全に完成していると言い張る)