南雲忠一中将を再評価するスレ(46代)

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2022/11/06(日) 13:22:33.22ID:CaJiBy5N
南雲忠一中将はもっと再評価されるべき!(46代)

前スレ
[45代]南雲忠一中将を再評価するスレ(比)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1661053459/
>>236~ニミッツ長官考察の章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
302GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 00:22:23.68ID:tVWEaUVI
>>301の続き

これは明治海軍の藩閥人事(薩摩出身でないと出世できない)の
反省から生まれたもの。

たしか阿川弘之氏の『井上成美』の中で、
海兵時代に「仙台出身のお前なんか大佐で予備役がいいとこだ」と
教官に言われたという話が出てきたと思います。たぶん

戊辰戦争で会津に並ぶ”逆賊”だった仙台藩出身の井上生徒の将来は、
出世の見込みなし、ということです。
303GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 00:24:45.22ID:tVWEaUVI
>>302の続き

現代の学校教育でも学歴重視は軽視されがちで、
試験の成績だけ良くても自由な発想は生まれない云々と批判されますが、
とんでもない偏見ですね。

学歴主義は”平等な”制度なのです。
裕福でなくても、百姓の三男坊であっても勉強頑張ったら出世できるんだから。

よく対比される実力主義や成果主義が、いかに看板倒れの不平等であるかは、
この後の米海軍の空母任務部隊司令官人事で明らかにされるでしょう。
2022/12/30(金) 11:34:22.12ID:pgoUNQiP
学歴主義は平時ならペーパーテストでの選考で機能はする
305GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 23:07:16.56ID:tVWEaUVI
>>304
学歴主義は戦時は通用しないというのが定説ですが、本職は疑問ですね。
もちろん例外はありますけど
2022/12/30(金) 23:14:05.12ID:dzuit2m7
戦場で求められる決断力はペーパーテストでは選別出来ない
307GF長官
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2022/12/30(金) 23:35:25.64ID:tVWEaUVI
>>303の続き

そんなわけで、航空屋でありながら母艦航空戦隊司令官になれなかった
提督たち(>>295)は、もしかして成績が悪かったからでは・・・

検証してみましょう。

・桑原虎雄少将(海兵37期)125/179
・松永寿雄少将(海兵37期)43/179
・三並貞三少将(海兵37期)30/179
・別府明朋少将(海兵38期)122/149
・吉良俊一少将(海兵40期)62/144
・上野敬三少将(海兵41期)77/118
・草鹿龍之介少将(海兵41期)14/118
・酒巻宗孝少将(海兵41期)7/118
・山田定義少将(海兵42期)5/117
308GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 23:37:04.92ID:tVWEaUVI
>>307の続き

成績上位組となると、下三人になりますが、

草鹿少将は一航艦の参謀長
酒巻少将は航空本部教育部長として欧州出張
山田少将は開戦後に二十五航戦司令官

いずれも出世コースであり、
酒巻少将のように海軍中央でエリート街道を歩む場合もある。
309GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 23:37:41.35ID:tVWEaUVI
>>308の続き

一方、実際に母艦航空戦隊司令官を務めた人たちは、

<第一航空艦隊>昭和16年4月10日~
・第一航空戦隊司令官南雲忠一中将(海兵36期)8/191
・第二航空戦隊司令官山口多聞少将(海兵40期)2/144
・第五航空戦隊司令官原忠一少将(海兵39期)85/148

<第三艦隊>昭和17年7月14日~
・第一航空戦隊司令官南雲忠一中将(海兵36期)8/191
・第二航空戦隊司令官角田覚治少将(海兵39期)45/148
310GF長官
垢版 |
2022/12/30(金) 23:38:03.98ID:tVWEaUVI
>>309の続き

<第三艦隊>昭和17年11月1日~
・第一航空戦隊司令官小沢治三郎中将(海兵37期)45/179
・第二航空戦隊司令官城島高次少将(海兵40期)111/144
・第三航空戦隊司令官大林末雄少将(海兵43期)22/96
※マリアナ沖海戦時

必ずしも上位組だけでかためられたわけではない。
311GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:01:46.70ID:506W1A6P
>>306
その通説に疑問を抱いています。
そもそも海兵の成績はペーパーテストだけで決まるのか
312GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:32:40.36ID:506W1A6P
>>310の続き

何を言いたいのかというと、
人事評価は、ひとつの要素だけでは決まらないということ。

母艦航空戦隊司令官は、
パイロット出身から選ばれるのでもなく、
空母艦長経験者から選ばれるのでもなく、
海兵卒業上位者から選ばれるわけでもない。

あくまで総合評価なのです。
313GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:33:33.40ID:506W1A6P
>>312の続き

南雲長官を「水雷屋で航空には素人だから」と叩くひとたちは
自分の好みで批評しているだけであって、

その証拠に、
空母部隊指揮官にふさわしい人材の条件を示すことはできない。

なぜ二航戦司令官に山口少将、五航戦司令官に原少将が選ばれたのか。
”中の人”に聞くよりほかはないでしょう。
314GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:34:49.07ID:506W1A6P
>>313の続き

人事にまつわる批判は、先のW杯の日本代表森保一監督などがその典型で、

初戦のドイツに勝って名将と讃えられ、>>121
次戦のコスタリカに負けて「なんで先発メンバーを替えたんだ!」と叩かれ>>138
最終のスペインに勝って名将に返り咲き>>160

そこに一貫したサッカー理論?などは無く、
ただの結果論に過ぎません。
315GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:36:34.62ID:506W1A6P
>>314の続き

本職はあまりサッカーには興味ありませんが、
吉田主将の言葉が印象的でして、

(クロアチア戦で敗れた際に)PKで蹴る人を立候補で選んだ件で
メディアが「事前に決めておくべきだった」と批判していることに対して、

「(立候補制が)間違っていたとは思わない。
全く同じやり方で、(東京五輪の)ニュージーランド戦に勝っている。
その時は、そんなこと(事前に決めておくべき)は一言も出なかった。

全部結果論じゃないかなと思う」
316GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:36:58.33ID:506W1A6P
>>315の続き

はげしく同意!ですね。

南雲長官に浴びせられる”水雷屋”とは、
PK立候補制程度の中身の無い戯れ言なのです。
317GF長官
垢版 |
2022/12/31(土) 23:45:19.94ID:506W1A6P
さて、紅白も白組が勝利し、
あとは、ゆく年くる年を見ながら新年を待つだけですね。
氷川きよし、あんなことになってたのか・・・美川憲一やん

本年も住人の皆さまには大変お世話になりました。
来年は、スレタイのいろは四十七文字を使い切りそうですが、
早くミッドウェー海戦編に入るのが目標です。

良いお年を~ノシ
2023/01/01(日) 07:31:08.62ID:m75cNZuK
>>316
戯言じゃないな。寄せ集め艦隊の指揮が上手かったのは水雷屋ならではだし航空の素人なのは本人が自覚
2023/01/01(日) 08:26:25.83ID:5Vwbqrrc
>>317
あんなチョンに乗っ取られた番組なんか見たの?
アホ丸出しだね(笑)
2023/01/01(日) 09:20:19.39ID:AlA/fVxk
>>319
乗っ取られた訳ではありません起源です

あらゆる生物はC,H,O,Nの元素で構成されています
よって万物の起源はチョン
321名無し三等兵
垢版 |
2023/01/01(日) 19:35:15.66ID:bYhHV00r
会おや!魔、テル魔
↓↓
自衛隊の日の丸の旗が笑えるんだよゴミクズ組織

自分は良くて
他人は駄目

ダブルスタンダード犯罪組織



そばにいるね青山テルマwith JA
https://youtu.be/M80XXxMKFWw

↓↓
ひまわりの約束 秦基博
https://youtu.be/rKsQ-3N-Bks
2023/01/01(日) 20:28:49.60ID:AlA/fVxk
>>321
蕎麦煮るね
それは昨日の話だぁっ!
2023/01/03(火) 07:18:12.31ID:WRsFiVzH
>>313
南雲長官は一流の艦隊指揮官でその指揮能力には何も問題ない。ミッドウェーの件があまりに特殊で誰が指揮しても負ける。日本海軍の作戦計画に問題があったとか油断してたとか言うけどどう見ても太平洋艦隊の作戦勝ちじゃん。
2023/01/03(火) 09:26:36.37ID:FYFS2m2b
アメリカもまぐれ
325GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 20:54:11.85ID:Mzr4H7M0
>>318
南雲長官がどう思っていたかではなくて、通説における評価ですね>戯れ言

>>319
そうそう、まだ居るんかいくらい出てましたよねぇ
K-POPには詳しくないですが、見た目も曲調も似たようなのばかりで
複数出演する意味がよくわかりませんねぇ

>>320
定番ですね

ドイツ人が発明し、
イギリス人が資本を出し、
フランス人がブランド化し、
イタリア人がデザインし、
アメリカ人が量産化し、
日本人が小型高性能化し、
中国人がパクり、
韓国人が起源を主張する・・・

だったっけ
326GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 20:54:56.44ID:Mzr4H7M0
>>321
あけおめ!

>>322
ことよろ!

>>323
作戦勝ちはそうなんですけど、ちょっと苦しいですよね

>>324
同意です。
あれだけ恵まれた条件で戦闘を開始しながら苦戦するのは
作戦指導がお粗末すぎる
327GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 21:54:10.11ID:Mzr4H7M0
謹賀新年

旧年中はお世話になりました
本年もよろしくお願いします。

年始のニュースでやってましたが、
中国では一人っ子政策をやめた後も出生数が激減し続けて、
今年中にインドが人口世界一になるみたいですね。

本職は年末に発行される雑誌の「来年の大予想」を取っていて
一年後に答え合わせするのですが、予想が当たったためしがない。
今年はどんな年になるのでしょう。
328GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 21:54:55.67ID:Mzr4H7M0
本編は明日から再開ということで、

以前ゲショ氏から紹介された
『機動部隊の栄光~艦隊司令部信号員の太平洋海戦記~』橋本廣(光人社NF文庫)
読んでました。

真珠湾攻撃の引き揚げの場面を見ると、定番の
多聞丸からの「第二撃準備完了」や三川少将からの再攻撃要請が
出てこない。
329GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 21:55:45.42ID:Mzr4H7M0
>>328の続き

「敵の基地は覆滅し去ったとはいえ、まだ敵大型機の行動圏内にあり、
いつ出現するか予断を許さない状況である。

また外洋にある敵母艦部隊の動静も不明であり、
敵巡洋艦部隊が我を求めて行動を開始せりとの情報もある。

艦隊は飛行機隊収容後、一刻も早く戦場を離脱すべく北上した」(p87)

どちらかというと、著者は南雲司令部に批判的な立場なので、
これは意外でしたね。
330GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 21:57:25.17ID:Mzr4H7M0
>>329の続き

それ以外にも、司令部付きの信号員は、朝から休む間もなく疲労困憊だったと。
6隻の空母が発着艦のたびに風上に立って、行動がばらばらになるので、
発光信号で意思疎通するのが困難だったことが記されています。

特に飛龍に対しては、
何度発光信号を送っても、了解信が返って来ないため、
「受信者代ワレ」(飛龍の受信担当の信号員を交代させろ!)
と送ったところ、

向こうからも
「送信者代ワレ」(お前の送信が分かりにくいんじゃい!)※意訳
と喧嘩みたいになったとか。
331GF長官
垢版 |
2023/01/04(水) 21:57:53.09ID:Mzr4H7M0
>>330の続き

港湾施設や重油タンクに対する第二撃が、
さも戦術の上から当然かのように語られるますが、

いかにも後知恵であるのが分かりますねぇ
2023/01/04(水) 23:30:27.12ID:fdBiCCur
ミッドウェーではアホ南雲は基地攻撃に固執しているんだよな、
真珠湾と同様に敵空母への恐れを抱いていればさっさと基地攻撃を切り上げるはずなのに
アホ南雲らしく羹に懲りて膾を吹いたのか
2023/01/05(木) 00:39:59.98ID:Wg1YwMNC
>>331
そもそも再攻撃論は大戦果の報告にGF司令部が湧き上がるなか参謀たちが南雲司令に再攻撃を命じますか?山本長官が待て!だったような。目的を達成したからこそ必要ないのだが戦果拡大のチャンスという気持ちも分かる。
ただし作戦目的を達成し空母を無傷で持ち帰った南雲は誉められると思ったのに勝って兜の緒を締めよとのそっけない態度に不満。それなら敵損害を顧みず攻撃せよと命令すべきだったと思う。
2023/01/05(木) 06:29:26.32ID:OGc2GpmA
しかしよく帰路に米空母と遭遇しなかったな真珠湾攻撃時の南雲
335GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:12:15.19ID:oN7e/Gg8
>>332
一向に固執してませんな
利根電が入って雷装復旧を下令し、以降は敵空母攻撃一筋
基地再空襲は微塵も考えてない。

>>333
いえ、公刊戦史にも出てくるので(p343-344)具申があったのは確かでしょう。
無事戻ってきたら全員二階級特進の話もうやむやに・・・

>>334
太平洋艦隊司令部があわてふためいて、日本空母はオアフ島南方と誤報しましたからね
336GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:27:55.11ID:oN7e/Gg8
>>316の続き

年末まで、日本海軍における”航空屋”の実態を見て来ました。
ここでもう一度、総隊長のご登場です。

「戦争中われわれを畏怖させたアメリカ海軍第一線部隊の有名な指揮官は
そのほとんどすべてが航空出身将校だった。

前にも述べた通り、アメリカ海軍では航空部隊の作戦はもちろん、
いやしくも航空部隊をまじえる作戦については、
その指揮官は航空将校であり、やむを得ない場合でも、
その幕僚には、必ず航空代表を加えなければならないという原則を
立てていたのである。

第一線の作戦で、どこに航空部隊をまじえない作戦が存在しただろうか。
アメリカ海軍の著名な指揮官がすべて航空将校であったことに不思議はない」
               (『ミッドウェー』渕田美津雄・奥宮正武/共著)p396
337GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:28:37.55ID:oN7e/Gg8
>>336の続き

さすがはアメリカ様、
空母部隊の指揮官のほぼすべてが航空出身だったとは!

そりゃ、水雷屋の機動部隊指揮官や、
飛行士資格も空母艦長の経験もない航空戦隊司令官が集まった
日本海軍が勝てるわけがないですね!
338GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:29:12.90ID:oN7e/Gg8
>>337の続き

そんなわけで、次は米空母部隊指揮官の経歴を見て行きましょう。

ただし米海軍と日本海軍では組織も教育体系も異なります。
○○屋といった分類も、日本ほどはっきり分かれているわけではない。
同じ条件での比較は困難ですが、

航空出身の定義は日本海軍と同じく、>>22
>米空母艦長は操縦士か偵察員の資格を持つ者とされるところから、
>操縦もしくは偵察課程を修了したもの、とします。
339GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:53:40.03ID:oN7e/Gg8
>>338の続き

具体的には下記の6人
緒戦で空母任務部隊を率いた司令官たちです。
( )内はアナポリス海軍兵学校卒業年次

・ウィルソン・ブラウン中将(1902年卒)
 第11任務部隊司令官(空母レキシントン)
 1941年12月 ウェーク島支援作戦→中止
 1942年2月  ラバウル空襲→中止(ニューギニア沖海戦)
 1942年3月  ラエ・サラモア空襲
 健康状態悪化のため陸上勤務へ
 
340GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:54:28.39ID:oN7e/Gg8
>>339の続き

・ウイリアム・ハルゼー中将(1904年卒)
 第8任務部隊司令官(空母エンタープライズ)
 1941年12月 ウェーク島へ戦闘機輸送の帰路、真珠湾攻撃
 1942年2月  第16任務部隊司令官マーシャル諸島/ウェーク空襲
 1942年3月  南鳥島空襲
 1942年4月  ドゥーリットル隊東京空襲
 1942年5月  珊瑚海海戦増援→中止
 皮膚病悪化のため入院、ミッドウェー海戦に参加せず

・ジョン・ニュートン少将(1905年卒)
 第12任務部隊司令官(空母レキシントン)
 1941年12月 ミッドウェー島に戦闘機輸送の往路、真珠湾攻撃
 ブラウン中将に引き継ぐ
341GF長官
垢版 |
2023/01/05(木) 21:55:06.78ID:oN7e/Gg8
>>340の続き

・フランク・フレッチャー少将(1906年卒)
 第17任務部隊司令官(空母ヨークタウン)
 1942年2月 ギルバート諸島空襲
 1942年3月 ラエ・サラモア空襲
 1942年4月~5月 珊瑚海海戦
 1942年6月  ミッドウェー海戦

・オーブレイ・フィッチ少将(1906年卒)
 第11任務部隊司令官(空母レキシントン)
 1942年1月 空母サラトガ被雷→西海岸で修理
 1942年4月 ブラウン中将の後任として第11任務部隊司令官に
 1942年5月 珊瑚海海戦

・レイモンド・スプルーアンス少将(1907年卒)
 第16任務部隊司令官(空母エンタープライズ、ホーネット)
 1942年6月 ハルゼー中将の代理としてミッドウェー海戦
2023/01/06(金) 20:47:40.37ID:5glKu44V
日米開戦頃までの米海軍の水上勤務に関する人事制度を調べていたのですが、参考まで。

米海軍では巡洋艦以上の艦長(大佐)を経験して、次の戦隊司令官(少将)の道が開けます。
この上からが日本海軍と違い、特定のポストに階級が付与されます。
例として、
・合衆国艦隊司令長官(キング)、太平洋艦隊司令長官(ニミッツ):大将
・戦闘部隊司令官(戦艦群)(パイ)、偵察部隊司令官(重巡群)(ブラウン)、空母部隊司令官(ハルゼー):中将

つまり、これらのポストから外れると少将に戻るわけです。
例として日米開戦時の米第14海軍区(ハワイ防備)司令官はブロック少将ですが、彼は戦前の合衆国艦隊司令長官です。

開戦後は米海軍の人事制度(大将、中将等)も他国にならったものに変化していきます。
343GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 21:41:53.38ID:V5ZGW5sT
>>342
ありがとうございます。本職もよく分かっていないので助言ください。

>特定のポストに階級が付与されます。
ブラウン中将も任務部隊司令官から外れて少将に戻ってますね。
第一次世界大戦の頃からあったようで、ポストの数が不足するのを嫌ってのことでしょうか。
2023/01/06(金) 21:56:14.58ID:5glKu44V
>>342の続き
さて米海軍の戦闘部隊(戦艦群)、偵察部隊(重巡群)は常設の建制部隊で、日本海軍の第一艦隊、第二艦隊に相当します。
(作戦に応じてこれらから任務部隊(日本海軍の軍隊区分)が編成される。例、戦艦群はTF1等。)

米空母部隊は正式には戦闘部隊(戦艦群)に所属するが、WW2開戦前には事実上独立していたとのこと。
このときの空母部隊の編制は
第一空母戦隊:レキシントン、サラトガ、レンジャー
第二空母戦隊:ヨークタウン、エンタープライズ

WW2開戦後の大西洋危機により、レンジャー、ヨークタウンが順次回航され、
日米開戦時の実質的編制は、
第一空母戦隊:レキシントン、サラトガ(第一空母戦隊司令官フィッチ少将、サラトガ座乗)
第二空母戦隊:エンタープライズ(空母部隊兼第二空母戦隊司令官ハルゼー中将)
となっているようです。
2023/01/06(金) 21:57:32.81ID:5glKu44V
>>344
ちなみに、この米海軍空母部隊が単なる管理部隊なのか戦闘単位なのは不明でしたが、
1939年のカリブ海演習では空母部隊指揮官キング提督(当時ハルゼー少将は第二空母戦隊司令官)は、
空母4隻を用いて偵察部隊(米重巡群か?)を壊滅判定したとのこと。

空母を全て集中運用したのか、空母戦隊単位の運用なのか、全艦バラバラでの運用かは分かりませんが、仮想敵部隊に対して集中攻撃を行ったものと思われます。
346GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:12:18.02ID:V5ZGW5sT
>>341の続き

これら司令官たちのほとんどが航空出身なんて、
さすが米海軍ですな!

アーニャわくわく
347GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:13:38.46ID:V5ZGW5sT
>>346の続き

閑話休題

個々の検証に入る前に、
米海軍の空母編成の特徴を確認しておきましょう。

日本海軍では
・建制艦隊(書類上の正式な編成)と、
・作戦部隊(作戦ごとに必要な艦艇が集められて編成)とは
明確に区別されています。
348GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:14:24.52ID:V5ZGW5sT
>>347の続き

例えば、
第一航空艦隊が建制艦隊(一航戦、二航戦、三航戦、四航戦、五航戦)
ハワイ作戦機動部隊が作戦部隊(一航戦、二航戦、五航戦)

ただ作戦部隊といえども、航空戦隊の中身は固定で、
赤城と加賀、蒼龍と飛龍、翔鶴と瑞鶴は
いつも一緒の仲良し姉妹というわけです。
349GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:15:32.66ID:V5ZGW5sT
>>348の続き

米海軍も考え方は同じだったと思いますが、
建制艦隊がどうなっていたのかは、よく分かりません。

一応、戦史叢書ハワイ作戦を見ると、米太平洋艦隊では
・第1空母戦隊→空母レキシントン、サラトガ
・第2空母戦隊→空母エンタープライズ、ヨークタウン
と分かれていたようですが、

作戦計画(W.P.Pac-4)上は
・第1任務部隊(戦闘部隊)→空母サラトガ
・第2任務部隊(戦闘部隊航空機群)→空母エンタープライズ
・第3任務部隊(偵察部隊)→空母レキシントン
そして、ヨークタウンは大西洋艦隊
350GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:17:01.85ID:V5ZGW5sT
>>349の続き

さらにウェーク島やミッドウェー島の海兵隊戦闘機増援のために
新たに任務部隊が編成され、

真珠湾攻撃後に司令官交代も加わって、さらに変更された。

同じ空母戦隊でも一緒に行動したことは一度も無いんじゃないかと
思うくらい変更が激しいですね。
351GF長官
垢版 |
2023/01/06(金) 22:19:47.69ID:V5ZGW5sT
>>344
もろにかぶってしまった。
ゲショ氏の方が分かりやすいですね。

要は米空母の原隊はどこなの?ってくらい分かりにくい
352GF長官
垢版 |
2023/01/07(土) 21:32:19.73ID:3UNNZSCO
>>350の続き

もうひとつは人物の方。

通説では、
日本海軍→年功序列の硬直した人事
米海軍→実力主義の柔軟な人事
で語られることが多いので、

なんとなく、米海軍提督の方が若手が登用されてる印象が強いですが、
実際は逆
353GF長官
垢版 |
2023/01/07(土) 21:33:25.07ID:3UNNZSCO
>>352の続き

>ウイリアム・ハルゼー中将(1904年卒)>>340
1904年=明治37年で日露戦争が始まった年です。
江田島でいうと、海兵32期
すなわち、山本五十六GF長官と同期なのです。

ちなみに、ニミッツ長官は一期後輩(1905年卒)なので
海兵33期。豊田副武GF長官と同期ですね。
354GF長官
垢版 |
2023/01/07(土) 21:34:43.74ID:3UNNZSCO
>>353の続き

>レイモンド・スプルーアンス少将(1907年卒)>>341
スプルーアンス少将というと若手のイメージですが、
海兵35期で近藤信竹中将(第二艦隊司令長官)と同期

南雲長官はその一期下(海兵36期=1908年卒)なので、
水陸両用部隊司令官として有名な”テリブル”ターナー少将や
レイテ沖海戦で第七艦隊を指揮したキンケード少将と同期
355GF長官
垢版 |
2023/01/07(土) 21:35:59.50ID:3UNNZSCO
>>354の続き

日米ミッドウェー同窓会でもやろうものなら、
南雲長官の方が、「スプー先輩、チーッス!」と
頭下げないといけないわけですね。

多聞丸なんか隅っこで、おとなしく飲んでなければなりませんよ
2023/01/08(日) 05:59:28.37ID:BQlOOVHt
多分アメリカ人はそんな感じじゃないな。同窓会(遺恨などはないとする)なら山口を隅っこで小さくさせとくわけないじゃん。むしろスピーチさせられる
2023/01/08(日) 10:27:30.06ID:0lxm+HyU
ロッカーに変な物入っていて仮装させられる
358GF長官
垢版 |
2023/01/08(日) 17:39:40.16ID:kykzveRI
>>356
アメリカ人はパーティ好きですからね。
大食い対決とかやらされるかも

>>357
おいタモン、コンビニでジャンプ買って来いや
やきそばパンも忘れるなよ

こんな感じですか?
359GF長官
垢版 |
2023/01/09(月) 22:39:57.64ID:+Zbcw+/E
>>355の続き

そんなわけで、古参のこの人から。
>ウィルソン・ブラウン中将(1902年卒)>>339

1902年卒というのは、日本海軍なら海兵30期で
山本五十六GF長官(海兵32期)よりも上で、

永野修身軍令部総長(海兵28期)や
米内光政海軍大臣(海兵29期)のすぐ下という、

どう見ても海上勤務に出る年齢ではありません。
360GF長官
垢版 |
2023/01/09(月) 22:40:37.73ID:+Zbcw+/E
>>359の続き

ブラウン中将は1882年生まれで、開戦時の年齢は59才。
南雲長官は1887年生まれで、開戦時は54才。
もはや還暦ですね。

アナポリス卒業席次は、44位/59人中で
かなり下の方。
361GF長官
垢版 |
2023/01/09(月) 22:41:16.34ID:+Zbcw+/E
>>360の続き

Wikiの経歴を見ると、

第一次世界大戦では、大西洋派遣艦隊の司令部付き
1918年、駆逐艦パーカー艦長
1920年、海軍大学校(少佐)
1929年、ニューロンドン潜水艦基地司令(中佐)
1932年、戦艦カリフォルニア艦長(大佐)
1936年、偵察艦隊訓練航空隊司令官(少将)
1938年、海軍兵学校校長
1941年、偵察艦隊司令官(中将)
362GF長官
垢版 |
2023/01/09(月) 22:41:46.61ID:+Zbcw+/E
>>361の続き

日本海軍のように、海兵を出た後、
例えば、水雷学校普通科→高等科といった教育を受けるわけではないので、
○○屋という分類は難しいと思いますが、

少なくとも、航空屋でないことは明らかですね。
飛行士の資格も持たないし、空母艦長の経験もない。

少将になって訓練航空隊の司令官になったのが
初めての航空関係の経歴と言えるでしょう。

まぁこの世代になると、日米ともに
生粋の航空出身司令官というのは難しいでしょうね。
363GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 00:31:53.71ID:h5auWXMq
>>362の続き

続いては、
>ウイリアム・ハルゼー中将(1904年卒)>>340
説明不要の有名人ですが、

>>353のとおり、山本GF長官と同期で
しかもブラウン中将と同じ1882年生まれなので、開戦時は59才

ブラウン中将も健康に問題をかかえ、
ハルゼー中将も皮膚病でミッドウェー海戦中に入院していましたが、
そもそも、海上勤務をこなすには体力的に厳しい年齢だった、
ということでしょう。
364GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 00:33:27.14ID:h5auWXMq
>>363の続き

ブラウン中将と同い年にも関わらず、
ブラウン中将は1902年卒、
ハルゼー中将は1904年卒、

なぜ二年も開きがあるかというと、wikiの通り、
>海軍兵学校へ入学できる15歳が近づくと、入学に必要な指名を得るため、
>最初は1897年1月にウィリアム・マッキンリー大領領へ手紙を送ったものの返事は無く、
>その後も指名を得ようとしたものの得られなかった。

アナポリスに入るには、有力議員の推薦状が必要だったからで、
学力試験に合格するだけでは、入学できなかったからです。
365GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 00:34:41.71ID:h5auWXMq
>>364の続き

スプルーアンス少将の時も同様だったようで、

「入校生徒のほとんど全部が議会によって指名された者であった。
ニュージャージー州出身のスプルーアンスのように試験によって
選抜されて来た者もあったが、ほとんどが政治的な”つて”で
選ばれた者であった」
              (『提督スプルーアンス』ビュエル/著)p19

必然的に、政治家とのコネを持つ上流階級や、親戚に海軍関係者がいる
家庭の男子でないと入れないわけですね。
366GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 00:35:13.34ID:h5auWXMq
>>365の続き

どんな田舎の百姓の子供でも、体力壮健で頑張って勉強すれば
学費不要の江田島で学んで、お国に御奉公できる日本海軍の方が
よっぽど”実力主義”ですよねぇ
2023/01/11(水) 04:09:48.81ID:t80CGv4T
藩閥を克服した結果。元は薩摩閥ばかり
2023/01/11(水) 09:29:27.42ID:4n1TfnFs
>>366
Wikiによると海軍兵学校は結婚してると入学できないぞ
369GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 21:46:48.54ID:h5auWXMq
>>367
陸軍の方はどうだったんですかねぇ
明治は長州閥でしたが

>>368
士官の結婚は海軍大臣の許可が要るようですからね。
さすがに中高生の年齢で結婚してるような人は軍人は目指さない方が賢明かと
370GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 21:58:51.27ID:h5auWXMq
>>366の続き

ハルゼー提督の経歴です。

1906年、大白色艦隊で世界一周(日本にも寄港)
1909年、水雷艇デュポン艇長(大尉)
1912年、駆逐艦フラッサー艦長
1913年、駆逐艦ジャービス艦長
       第一次世界大戦では大西洋の哨戒任務
1918年、駆逐艦ヤーナル艦長(少佐)
1919年、駆逐隊司令
1921年、海軍情報局、駐独武官(中佐)
1924年、駆逐艦デイル艦長
1925年、駆逐艦オズボーン艦長、戦艦ワイオミング副長
1926年、巡洋艦レイナ・メルセデス艦長(大佐)
1930年、大西洋艦隊駆逐艦戦隊司令
1933年、海軍大学校、陸軍大学校(交換留学生)
371GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 21:59:30.94ID:h5auWXMq
>>370の続き

1934年、ペンサコラ飛行学校
1935年、空母サラトガ艦長
1936年、ペンサコラ海軍航空基地司令官、
1938年、第二空母戦隊司令官(少将)空母エンタープライズ、ヨークタウン
1939年、第一空母戦隊司令官(空母レキシントン、サラトガ)
1940年、航空戦闘部隊司令官(全空母の司令官)中将
1941年、第8任務部隊司令官
      ウェーク島に海兵隊戦闘機増援の帰路、真珠湾攻撃
372GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 22:18:43.54ID:h5auWXMq
>>371の続き

前半は、ほぼ駆逐艦の艦長一筋
日本海軍でで言うなら、生粋の水雷屋と言えるでしょう。

水雷屋の水雷屋たる所以は、
駆逐艦を手足のごとくあやつって敵戦艦に突撃する果敢さであって、

当然ながら操艦の名人がそろっており、
ハルゼーもまた、例外ではなかった。
373GF長官
垢版 |
2023/01/11(水) 22:19:47.67ID:h5auWXMq
>>372の続き

駆逐艦ベンハム艦長(1918年)だったとき、
副長ジュリアン・ホイラー大尉の回想によると、

「彼(ハルゼー艦長)は、私がこれまで見てきたうちで最高の操艦者だった。
彼がドック舷側に駆逐艦を横付けしようとする。
艦とドックの間に卵を置いたとしても、卵は割れなかっただろう。
彼の操艦は芸術品を見るようなものであった」
                      (『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p192

南雲長官との「操艦もらうぞ、操艦の名人は俺だ決定戦」
を見てみたいですね。
2023/01/11(水) 22:45:14.79ID:tihpY5xq
>>369
つまり実力があって結婚したいけど大臣の許可が出ないから海軍やーめたって人もいるってことでしょ?
2023/01/11(水) 23:37:11.90ID:DDeCoHYX
>>371
ずっと水上艦艇勤務だったのに34年から航空関係に転向したのはなんでだろ?
2023/01/12(木) 05:10:44.32ID:DLJtMSF5
>>369
奥羽越列藩同盟南部藩士の血筋の東條英機の出現
2023/01/12(木) 10:34:19.77ID:rD0PJglG
>>375
リチャードソンからの一本釣り
378GF長官
垢版 |
2023/01/13(金) 00:11:03.69ID:yFg7YtzT
>>374
そうですね、海軍には縁がなかったのでしょう。
で、それが何か?

>>375
水雷一筋のように見えて、全く航空に縁がなかったわけではない。
人生おもしろいですねぇ
詳しくは今日の本編にて!

>>376
海軍だと及川古志郎海相や斉藤実首相など大物がいますね>岩手出身

>>377
視力検査ががが・・・
379GF長官
垢版 |
2023/01/13(金) 00:42:15.03ID:yFg7YtzT
>>373の続き

ハルゼー”大佐”が51才のとき、ペンサコラ飛行学校に入学して
自分の子供くらいの若い少尉たちにまじって訓練課程を修了し
飛行士の資格を取ったのは、よく知られています。

ただしこれは、最初からハルゼー望んでいたことではなかった。

彼は根っからの駆逐艦乗りですから、その目指すところは、
日本海軍でいうところの前進部隊指揮官(第二艦隊司令長官)、
すなわち偵察部隊(重巡洋艦基幹)の司令官だったと思われます。

旗艦の重巡に座乗して、麾下の水雷戦隊を縦横無尽に駆使して
日本聯合艦隊を血祭りに上げることを夢見ていたことでしょう!
380GF長官
垢版 |
2023/01/13(金) 00:43:53.58ID:yFg7YtzT
>>379の続き

その彼が航空の道を志したのは、当時航空局長だった
アーネスト・キング少将の推薦があったからと言われています。

どこかでハルゼーのうわさを耳にして目を付けていたらしく、
「空母サラトガの艦長職が空いてるんだけど興味ある?」
と持ち掛けた。

もちろん、空母の艦長になるには飛行士の資格が必要なので、
ペンサコラに入校して訓練を受けてもらわないといけないけど・・・

こんな話を聞いて、さすがの「ブル」もためらったようですが、
航海局長のウイリアム・リーヒ少将に相談して、最終的には承諾。
381GF長官
垢版 |
2023/01/13(金) 00:50:35.76ID:yFg7YtzT
>>380の続き

ただそれまで、全く航空と無縁だったわけではありません。
最初の出会いは、
>1926年、巡洋艦レイナ・メルセデス艦長(大佐)

同艦は米西戦争で拿捕した、スペイン海軍の巡洋艦で
改修された後、アナポリス兵学校に配属されていた。

ハルゼーは大佐になって初めて就任したのが、
この巡洋艦レイナ艦長だった。

といっても、少尉候補生などが訓練で使うわけではありません。
兵学校教官たちの宿舎として使われていただけで、
実際に動かすことはなかった。
2023/01/13(金) 17:44:16.71ID:YWGbaPfP
>>378
どんな百姓の子供でもOKって言ってたので結婚してるとダメよという反例を示しただけ
383GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 00:18:11.70ID:FeUfvRyD
>>382
やれやれ
「反例」という言葉まで出すんなら、前途有望な少年でありながら結婚していたために、
泣く泣く海兵を諦めた事例を二、三挙げてくださいな。
384GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 00:38:33.19ID:FeUfvRyD
>>381の続き

転機となったのは、翌1927年
アナポリスの兵学校内に、海軍航空隊分遣隊が新設され、
その指揮官にレイナ艦長のハルゼー大佐が任命されたことです。

「自分が知らないものに、責任をとることを嫌ったハルゼーは
教育してくれるようラムゼーに頼み込んだ」(p212)

※ラムゼーとは分遣隊担当士官のデビット・ラムゼー大尉

ちなみに、このときの分遣隊副長はクリフトン・スプレイグ大尉で
後のサマール沖海戦で栗田艦隊に追いかけられる米護衛空母群、
あのタフィ3司令官スプレイグ少将です。
385GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 00:39:39.03ID:FeUfvRyD
>>384の続き

おそらく分遣航空隊司令官になったのは、大佐の肩書があれば
誰であっても良く、単なる書類上の指揮官だったとは思いますが、

ハルゼーは、そういう”お飾り”にされるのが好みではなく、
自ら部下の輪の中に飛び込んでいってリーダーシップをとる
性格だったのでしょう。
386GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 00:40:05.48ID:FeUfvRyD
>>385の続き

その結果、ラムゼー大尉に同乗させてもらって飛行を始め、
やがて自分でも操縦できるようになった。

その話を聞いた、航海局長ジェームズ・リチャードソン少将が
「そこまで航空に関心があるなら、ペンサコラで本格的な飛行訓練を受けてみるか?」
ともちかけて、ハルゼー大佐も同意。

これが
>リチャードソンからの一本釣り>>377
387GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 00:40:32.44ID:FeUfvRyD
>>386の続き

ところがなんと視力検査に落ちて!入校できなかった。
なんてこったい

>>379の7年前のことです。
388GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 22:30:59.30ID:FeUfvRyD
>>387の続き

このままハルゼー大佐が航空の道をあきらめてくれたら、
スプレイグ少将も死ぬ思いをしなくて済んだのですが・・・

そんなわけで、再びペンサコラを目指すことになるのですが(>>380
そういえば、視力検査はどうなったのでしょうか。

「まだ視力に対する試験は合格していなかったが、彼はあえて変更した。
自伝の中で、彼はどのようにこの不正をしたのか、また誰が合格させてくれたのか、
あずかり知らないと慎重に告白している」(p219)

提督の名誉のため、これ以上は追及はすまい。
なにせ教官たちもハルゼー大佐より階級が下の者ばかりですからね。
389GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 22:32:01.11ID:FeUfvRyD
>>388の続き

ただし訓練課程に関しては一切の忖度はなかったようです。
ペンサコラの慣例として、単独飛行が最後になった者を
同期生みんなで海に放り込むというならわしがあったが、

ためらっている同期生を見て、
ハルゼー訓練生は自分で海に飛び込んだとか。

そして全課程を修了してウイングマークを手に入れた。
晴れて空母艦長の資格を得たのです。
390GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 22:32:30.00ID:FeUfvRyD
>>389の続き

色々な批評はあると思いますが、その行動力は見事ですね。
51才と言えば、南雲長官なら海軍少将として第三戦隊司令官を
していた頃です。

その年で自分の子供くらいに年齢が離れた若者にまじって
訓練しようなんて普通は思わないでしょう。

そのまま水雷畑を進んでいれば出世が約束されているのに
”五十の手習い”で新人からやり直すなんて、
そこまで空母には魅力があったのでしょうか。
391GF長官
垢版 |
2023/01/14(土) 22:35:50.00ID:FeUfvRyD
>>390の続き

ただ飛行士の資格を得て、自分で操縦できるとはいえ、
実際に敵機と交戦したり、敵艦に向かって急降下爆撃した経験が
あるわけではない。

いわば”ペーパードライバー”のようなものですね。

この点が米海軍内で対立を生むことになります。
392GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 00:17:08.07ID:Ul1suukR
>>391の続き

>ジョン・ニュートン少将(1905年卒)>>340
ハルゼー中将の一期下で、ニミッツ長官と同期

日本語wikiにはありませんが、米海軍要職を務めています。
英語wikiによると、
393GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 00:17:34.43ID:Ul1suukR
>>392の続き

1910年、巡洋艦モンタナ乗り組み(中尉)
1915年、駆逐艦パターソン艦長(大尉)→欧州派遣
1918年、駆逐艦モーリー艦長(少佐)
1922年、輸送艦ヘンダーソン艦長
1924年、海軍大学校(中佐)
1927年、海軍作戦本部参謀
1931年、軽巡トレントン艦長(大佐)
1933年、海軍兵学校教官
1936年、第三駆逐艦戦隊司令官
1938年、少将昇進
1940年、第四巡洋艦戦隊司令官
1941年、第五巡洋艦戦隊司令官
1941年11月、第12任務部隊司令官(空母レキシントン)
          ミッドウェー島に海兵隊戦闘機増援の往路、真珠湾攻撃
1942年1月、海軍作戦本部
394GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 00:22:21.15ID:Ul1suukR
>>393の続き

ハルゼーと同じく、”水雷屋”といったところでしょう。

全く航空関係の経歴がなかったのに、
開戦直前にTF-12司令官となり、空母レキシントンを率いて、
海兵隊戦闘機をミッドウェー島へ運ぶ途中に真珠湾が攻撃され引き返した。

それも一か月だけで、陸上勤務に戻っています。
395GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 00:25:03.92ID:Ul1suukR
>>394の続き

ニュートン少将が、どのような経緯で空母部隊司令官に選ばれたのかは
謎ですが、次のフレッチャー少将の経緯も考え合わせると、

巡洋艦戦隊司令官の中から、空母任務部隊司令官を選んだのではないか、
と推察されますね。

偵察部隊の巡洋艦戦隊司令官は”水雷屋”の出世コースなので、
大部隊の艦隊運用には慣れているし、空母も動かせるだろう。
あれ・・・これ南雲長官が選ばれたのと同じ理屈では
2023/01/17(火) 20:10:40.53ID:GMe40D3J
>>395
巡洋艦も空母も迅速な決断を求められる海軍提督の一番の花形ポジションですよね。武器が大砲魚雷か飛行機だけの違いであって高度な艦隊指揮能力が求められる。
397GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 23:28:42.18ID:Ul1suukR
>>396
そうですね。
入出港は航海出身の方が上手そうだけど、やはり戦闘も含めると水雷屋ですかね
398GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 23:48:44.44ID:Ul1suukR
>>395の続き

続いて、
フランク・フレッチャー少将(1906年卒)>>341

本職は米海軍提督の中で一番好きです。
「最もナグモを知る男」
399GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 23:49:51.08ID:Ul1suukR
>>398の続き

日本ではスプルーアンスの名前ばかり出て来ますが、
英語wikiの紹介文には

Fletcher commanded five different task forces through WWII;
he was the operational task force commander at the pivotal battles of the Coral Sea
and Midway, which collectively resulted in the sinking of six Japanese fleet carriers.

「フレッチャー提督は第二次世界大戦中に五つの異なる任務部隊を率いた。
特に最も重要な戦いである珊瑚海海戦とミッドウェー海戦において、
空母部隊指揮官として、一気に6隻もの日本軍艦隊空母を沈めた」

全部フレッチャー少将の功績になっていますね。
ちょっと数が合わんけど
400GF長官
垢版 |
2023/01/17(火) 23:50:14.27ID:Ul1suukR
>>399の続き

そのフレッチャー少将も航空出身ではありません。
彼の伝記本のタイトルにそれが表れている。

『Black Shoe Carrier Admiral』
黒い靴を履いた空母部隊の提督

これは米海軍独特の言い回しで、
黒靴とは米海軍士官制服の靴のことですが、
米海軍パイロットの茶色の飛行靴と対比させて、

戦艦乗りの(飛行士の資格を持たないのに)空母部隊司令官だった提督
といったところでしょう。
2023/01/18(水) 05:18:43.20ID:P4KW3SnI
フレッチャーはミッドウェーじゃ実質指揮権剥奪なはず
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