>>565の続き

米海軍の人事を決めるのは航海局の所管です。

彼らは、自分たちの”縄張り”を荒らすとしてモフェットやタワーズが
身内ばかり航空局に集めようとする動きをこころよくは思っておらず、
一時はモフェット航空局長を更迭しようとしたこともあるほどだった。

前年(1932年)11月の大統領選挙で民主党のルーズベルトが
共和党のフーバーに勝利し、1933年3月に第32代大統領に就任

モフェット少将の定年が半年後に迫った、この時点でも
航空局長後任は決まっておらず、
航海局では航空艦隊司令官ヤーネル少将(>>560)を推薦したが、
本人がそのまま海上勤務を希望したため流れた。