航空主兵論者はことごとく当時の日本側パイロット育成機関と操縦技能取得者数、そして航空機使用産業の規模を無視する
航空主兵にしたら、大規模な民間需要があるがゆえに膨大な操縦技能取得者とその育成機関があるアメリカには必ず完敗する
日本の勝利確率が(航空主兵に比べて)高いのは、零戦と索敵・対潜哨戒用途の艦攻だけに絞り、防空側制空権を死守した状態で戦艦部隊をぶつける戦艦主体の艦隊決戦のみ
日本もアメリカも空母より戦艦は作りにくいし造船できる船渠・船台、そして戦艦乗組員を育成できる数は限られている

その戦艦でも、一番戦力が必要な時にトラックでホテル代わりにしていた運用と平賀派時代遅れ設計に欠点がある
日本側が新しく作った条約型戦艦(実基準排水量は超過した41000tクラス)を第三次ソロモン海戦へ投入しても、性能差と柔軟さで良くて相打ち・悪くて撃沈がいいとこ