イギリスは開発中止どころかスタート前の段階
元々出資が開発に必要な出資が集まらなければスタートできない運命にあった

日本で言えば2018年12月以前の段階に過ぎない
日本だって2018年12月以前も将来戦闘機を想定した技術開発を行っている
その成果の代表がX-2実験機やXF9-1といった構成要素開発
ただ、それは政治的、防衛政策で将来戦闘機開発が決まっていたわけではない
2018年12月に防衛政策でF-2後継機開発及び開発方針が決まり
事業として2020年4月から正式スタートした

イギリスは将来戦闘機に向けての研究や準備はしているが
防衛政策としての戦闘機開発の方針が決まった訳ではない
あくまでもテンペストは将来戦闘機構想でしかない
それを実行するには、十分な海外からの出資が無いとスタートできないという条件が課せられていた
現時点でイギリスは十分な出資が得られそうもない
タイムリミットは2023末~2024年にかけてなのでプランBを考える必要が出てきた

そのプランBが日本の次期戦闘機を採用し、自国向けの改修や生産の権利を獲得しようとするもの
本命ではなかったが、本命ができそうもないから次善の策を採用しなくてはいけない状況