>>743
舷側甲帯が構造材に溶接されてるのって、アイオワだっけ。世艦によると。
舷側装甲は大和と同じく上と下で継いでるけども、その直線の甲帯を内と外の構造材で支えて溶接となると、修繕にテマ掛かりそうやね。

船殻と外板や船体内の水平/垂直隔壁に水中防御区は溶接となるドイツ艦にしても、舷側甲帯はバッシングウッドにボルト結合する一般的な方式だし。

>>744
艦尾舵機室の後端の装甲隔壁が強度部材の末端となるビスマルクは、その後ろの区画に浸水しており、そこへの被弾で舵機室の後ろから艦尾までのその最終区画がポロッと取れたと。
そういう仕様やね。

1940年に被雷したグナイゼナウの艦首は縦構造材と外板および水平甲板が艦首の脱落を防いでおり、横肋骨材鋲接方式ならまるっと艦首ごと脱落の可能性もあるとする文献もある。

まあ、ぶっ壊れ方や修繕のテマにそれぞれの方式も一長一短があるが、縦肋骨溶接方式の利点は強度の確保と重量軽減の両立やね。