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米軍は砂漠地帯に日本家屋を作って何度も実験を行い、木造で脆弱な日本家屋の棒型の焼夷弾は容易に屋根を突き破り、家屋の床に刺さってそこで発火しやすいことを確認していた
日本政府は床まで落ちずに天井板で止まってそこで発火すると消火が困難になるとして、昭和19年の秋には天井板を外すようにという布告を出している

「この世界の片隅に」では昭和19年秋になるとすずの嫁いだ北條家の天井板が撤去されており、昭和20年春の呉空襲で家の屋根を突き破って土間に落下した焼夷弾をすずが濡らした布団を被せてなんとか消し止めるシーンがある