戦車の同軸機銃はレチクルは主砲と機銃の切り替えが可能になっている
同軸とはいえ弾道弾速が違うから、仰角や見越角を切り替えて照準する

戦艦の外トウ砲はもちろん戦闘用ではないが、主砲と弾道が違う砲を同軸に配置して射撃演習に使うのは、弾道の違いを認識しながら近距離目標で遠距離主砲射撃を擬制する方法だから、戦車の同軸機銃と原理は同じ

海軍砲術史などの定番資料でも外トウ砲の情報は非常に少なく、どのように使われていたか判然としない
諸外国に例がないことからも効果的だったとは評価できない

上海陸戦隊が外トウ砲を砲架に装着して陸戦用に使っていたが、戦艦で使わなくなったものを仕方なく流用していたのかもしれない