一方、「現代的な保守思想」というのは、リベラル系の「社会科学の破綻」により復興してきた「複雑系科学」がバックボーンにあります。
フリードリヒ・F・ハイエクやミルトンフリードマン。
軍事だと、ネオ・クラウゼヴィッツ派(核戦争絶対の相互確証破壊による共産主義との融和に反対/エスカレーションラダー重視)もこの流れ。
コリン・グレイやエドワード・ルトワック。

ただし、この「保守思想」も保守本流とリバータリアニズムに割れている。
そしてリバータリアニズムが担いでいるのがドナルド・トランプ。

こういう構造認識でだいたい「当たってる」と思う。
ところが、日本の保守派の議論でこういう全体構造の議論はほぼ見たことがない。残念ながら。
保守からリベラルから色々と喰い齧った現況認識が上記。